小川航基がデビュー戦でハットの大活躍! 先発全員変更の日本が香港一蹴で次節日韓戦へ《E-1選手権》
2019.12.14 21:41 Sat
日本代表は14日、E-1サッカー選手権2019第2戦の香港代表を戦い、5-0で圧勝した。2013年大会以来の優勝を目指す日本は、10日に行われた中国代表との初戦を鈴木と三浦の代表初ゴールによって2-1で勝利。
連勝を狙う今節に向けては初戦から先発全員を変更。GKに大迫、最終ラインに右から渡辺、田中駿、古賀とA代表デビューの3選手を並べ、両ウイングバックに相馬とA代表デビューとなる菅。ダブルボランチは大島とA代表デビュー田中碧の川崎Fコンビ、2シャドーに田川、今シーズンJ1の得点王&MVPに輝き、A代表デビューとなる仲川、最前線に東京オリンピック世代のストライカー、小川がA代表デビューを飾った。
スタメン11人の内、7名がA代表デビューということもあり、ややバタ付く入りとなった日本。それでも、キャプテンマークを巻く大島を起点に徐々に落ち着いてボールを動かし始めると、ここからゴールショーの幕開けとなる。
その口火を切ったのは、今季の札幌で進境著しい活躍を見せた菅だった。8分、ボックス右で仲川が仕掛けた流れからボックス左で相手のクリアボールに反応した菅が左足を一閃。力の抜けた見事なダイレクトボレーがゴール右隅に決まった。
菅に続いて田川にもA代表初ゴールが生まれた日本は大島と田中碧のコンビでボールを動かしながら、サイドで高い位置を取る菅や相馬が縦への仕掛けやアーリークロスで幾度もチャンスを創出。すると、26分にはペナルティアーク付近で横パスを収めた小川が鋭い反転から強烈な右足のミドルシュートをゴール左下隅に突き刺し、前述の2選手に負けじと代表初ゴールでアピール。
さらに、前半終了間際のアディショナルタイム1分には右サイド深くをえぐった相馬のグラウンダークロスを、ファーの菅がダイレクトシュート。これが味方に当たってゴール前にこぼれると、うまく収めた小川が窮屈な体勢をモノともしないテクニカルな右足トゥーキックで自身2点目とした。
若き新たな力の躍動でによって大量リードで試合を折り返した日本は、ハーフタイム明けに2枚替えを敢行した香港相手に反撃を許すが、失点は許さない。
すると、58分にはセットプレーの二次攻撃から左サイドの深くへ抜け出した大島が絶妙な左足のクロスを入れると、ゴール前で良いポジションを取っていた小川が丁寧に頭で合わせ、平山相太以来9年ぶり、日本代表史上3人目となるデビュー戦でのハットトリックを達成した。
この5点目で香港の心を折った日本は次節の韓国代表戦を睨んでやや省エネモードにシフト。67分には田中碧を下げて畠中を投入し、田中駿がポジションを1つ上げてボランチに移った。
その後も主導権をがっちり握る中、84分には殊勲の小川を下げて上田を投入。森保監督にアピールしたい若手選手は積極的にゴールを目指したが、試合はこのまま5-0のスコアでタイムアップ。
実力差は大きかったものの、東京五輪世代の若きアタッカー陣がいずれもA代表初ゴールを記録する活躍をみせたフレッシュな日本代表が大会2連勝。2013年大会以来の優勝に王手をかけると共に、18日に行われる韓国との最終戦に向けて大きな弾みを付けた。
連勝を狙う今節に向けては初戦から先発全員を変更。GKに大迫、最終ラインに右から渡辺、田中駿、古賀とA代表デビューの3選手を並べ、両ウイングバックに相馬とA代表デビューとなる菅。ダブルボランチは大島とA代表デビュー田中碧の川崎Fコンビ、2シャドーに田川、今シーズンJ1の得点王&MVPに輝き、A代表デビューとなる仲川、最前線に東京オリンピック世代のストライカー、小川がA代表デビューを飾った。
その口火を切ったのは、今季の札幌で進境著しい活躍を見せた菅だった。8分、ボックス右で仲川が仕掛けた流れからボックス左で相手のクリアボールに反応した菅が左足を一閃。力の抜けた見事なダイレクトボレーがゴール右隅に決まった。
菅のデビュー戦デビューゴールで均衡を破った日本は畳み掛ける攻めを見せる。14分、左CKの場面でキッカーの大島が絶妙なボールをゴール前に入れると、バックステップでDFを外した田川がバックヘッド気味に合わせ、ゴール右隅に流し込んだ。
菅に続いて田川にもA代表初ゴールが生まれた日本は大島と田中碧のコンビでボールを動かしながら、サイドで高い位置を取る菅や相馬が縦への仕掛けやアーリークロスで幾度もチャンスを創出。すると、26分にはペナルティアーク付近で横パスを収めた小川が鋭い反転から強烈な右足のミドルシュートをゴール左下隅に突き刺し、前述の2選手に負けじと代表初ゴールでアピール。
さらに、前半終了間際のアディショナルタイム1分には右サイド深くをえぐった相馬のグラウンダークロスを、ファーの菅がダイレクトシュート。これが味方に当たってゴール前にこぼれると、うまく収めた小川が窮屈な体勢をモノともしないテクニカルな右足トゥーキックで自身2点目とした。
若き新たな力の躍動でによって大量リードで試合を折り返した日本は、ハーフタイム明けに2枚替えを敢行した香港相手に反撃を許すが、失点は許さない。
すると、58分にはセットプレーの二次攻撃から左サイドの深くへ抜け出した大島が絶妙な左足のクロスを入れると、ゴール前で良いポジションを取っていた小川が丁寧に頭で合わせ、平山相太以来9年ぶり、日本代表史上3人目となるデビュー戦でのハットトリックを達成した。
この5点目で香港の心を折った日本は次節の韓国代表戦を睨んでやや省エネモードにシフト。67分には田中碧を下げて畠中を投入し、田中駿がポジションを1つ上げてボランチに移った。
その後も主導権をがっちり握る中、84分には殊勲の小川を下げて上田を投入。森保監督にアピールしたい若手選手は積極的にゴールを目指したが、試合はこのまま5-0のスコアでタイムアップ。
実力差は大きかったものの、東京五輪世代の若きアタッカー陣がいずれもA代表初ゴールを記録する活躍をみせたフレッシュな日本代表が大会2連勝。2013年大会以来の優勝に王手をかけると共に、18日に行われる韓国との最終戦に向けて大きな弾みを付けた。
日本の関連記事
EAFF E-1選手権の関連記事
|
|
日本の人気記事ランキング
1
日本代表が離脱の南野拓実の代役にオナイウ阿道を追加招集、フランス2部で現在2試合連続ゴール中で背番号は南野の「10」に
日本サッカー協会(JFA)は4日、トゥールーズのFWオナイウ阿道を日本代表に追加招集することを発表した。背番号は「10」を付ける。 日本代表は2日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオマーン代表戦で0-1と敗戦。中国代表戦を戦うため、カタールへと移動した。 オマーン戦を負傷欠場していたMF南野拓実(リバプール)がケガのためそのまま離脱。攻撃陣が手薄となっていた。 なお、DF板倉滉(シャルケ)、DF酒井宏樹(浦和レッズ)に続いて3人目の離脱となっていた。 オナイウは今シーズンの明治安田生命J1リーグで20試合に出場し12得点を記録。夏にリーグ・ドゥ(フランス2部)のトゥールーズへと完全移籍すると、6試合で2ゴールを記録。2試合連続ゴール中と好調を維持していた。 2021.09.04 22:05 Sat2
「まさに死闘ってカンジ」歴史に残るバーレーンとの4-3の激闘!2004年大会プレイバックに反響「このゴールで中澤佑二に惚れた」
31日、日本代表はアジアカップ2023のラウンド16でバーレーン代表と対戦する。 過去の対戦成績は日本の8勝2敗となっているが、アジアカップの舞台で最後に対戦したのは2004年の中国大会での準決勝。記憶に残る激闘だった。 MF小野伸二、FW高原直泰ら当時の主力選手が欠場していた当時の日本は、開催国の中国サポーターにブーイングを浴びせられながらも決勝トーナメントに進出すると、準々決勝ではPK戦途中でのサイド変更とGK川口能活の神がかり的なセーブが印象深いヨルダン代表戦に勝利し、準決勝でバーレーンと対戦した。 しかし、バーレーン戦では開始6分に先制ゴールを許すと、40分にはMF遠藤保仁が不可解な判定で一発退場。日本はビハインドの状況で数的不利を負ってしまった。 数的不利の状況でもMF中田浩二とFW玉田圭司のゴールで逆転した日本だったが、その後2失点。2-3と1点ビハインドで試合終盤を迎えた。 それでも日本は最後まで諦めず。DFも攻めあがって同点ゴールを狙うと、90分にDF中澤佑二が値千金の同点ゴール。不屈の精神で同点に追いつくと、延長前半には玉田の独走ゴールが決まり、4-3で激闘を制していた。 なんとか決勝に進出した日本は、決勝で中国代表を撃破。見事に大会連覇を成し遂げていた。 久しぶりの対戦を前に『DAZN』は当時の試合映像をプレイバック。SNS上のファンも「このゴールで中澤佑二に惚れた」、「バーレーン戦といえばこの試合よな」、「痺れたね、玉田」、「まさに「死闘」ってカンジだった!」、「2004の大会は激熱だった」と当時を思い返している。 ベスト8を懸けた一戦は、31日の20時30分にキックオフ。『DAZN』で視聴が可能だ。 <span class="paragraph-title">【動画】当時の記憶が蘇る!2004年大会でのバーレーンとの激闘ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>「バーレーンvs日本」<br>過去対戦をプレイバック<br>\<br><br>アジアカップ2004年大会で起きた<br>奇跡の大逆転劇<br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/AFC%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#AFCアジアカップ</a> ラウンド16<br>バーレーン×日本<br>1/31(水)20:30(19:45配信開始)<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 独占配信<br>出演:水沼貴史/小野伸二/佐藤寿人/下田恒幸/桑原学 <a href="https://t.co/x7Sals8iKu">pic.twitter.com/x7Sals8iKu</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1752609401201189348?ref_src=twsrc%5Etfw">January 31, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.31 18:45 Wed3
「公式がこれは泣けるよ」W杯を終えた日本代表、JFA公開の映像がイナズマイレブンの楽曲含め大反響「4年後も期待」
日本サッカー協会(JFA)の公開したショートムービーに注目が集まっている。 7大会連続7回目となるワールドカップ(W杯)に臨んだサッカー日本代表。カタールではグループステージでドイツ代表、スペイン代表を逆転で下す快挙を達成し、決勝トーナメント進出を決めた。 史上初のベスト8進出を目指した5日のラウンド16では難敵・クロアチア代表と対戦。1-1で120分を終了し、PK戦までもつれ込んだが、残念ながら涙をのむこととなった。 激闘を終えた日本代表。7日にはJFAの公式TikTokアカウントが改めてラウンド16のシーンを振り返る映像を公開すると、これに大きな反響が寄せられた。 「この大会で得た自信も、この大会で流した涙も、夢の力に変える。 たくさんの応援、本当にありがとうございました」 BGMにはイナズマイレブンで使用された楽曲、T-Pistonz+KMCの『GOODキター!』が採用されており、締めくくりの折り鶴と相まって琴線に触れるとの声が相次いだ。 「公式がイナズマイレブンは泣けるのよ」、「4年後もイナズマイレブンの曲使ってくださるの期待してます」、「世代すぎて泣ける」など、選曲への賛辞が送られるとともに、「こんなに熱くなれたのは日本代表のおかげ!感動をありがとう」、「まじ公式ありがとう。日本代表もありがとう!」日本代表への労いのメッセージが多数届いている。 目標としていたベスト8進出とはならなかったが、国内のみならず世界中に大きな感動を与えた日本。4年後こそは新しい景色を期待せずにはいられない。 <span class="paragraph-title">【動画】楽曲含め大きな反響を呼んでいるJFA公開のショートムービー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="tiktok-embed" cite="https://www.tiktok.com/@jfa_samuraiblue/video/7174331420096138498" data-video-id="7174331420096138498" style="max-width: 605px;min-width: 325px;" > <section> <a target="_blank" title="@jfa_samuraiblue" href="https://www.tiktok.com/@jfa_samuraiblue?refer=embed">@jfa_samuraiblue</a> この大会で得た自信も、この大会で流した涙も、夢の力に変える。 たくさんの応援、本当にありがとうございました。 <a title="サッカー日本代表" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?refer=embed">#サッカー日本代表</a> <a title="worldcup2022" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/worldcup2022?refer=embed">#worldcup2022</a> <a title="fifaworldcup" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/fifaworldcup?refer=embed">#fifaworldcup</a> <a target="_blank" title="♬ オリジナル楽曲 - サッカー日本代表/JFA" href="https://www.tiktok.com/music/オリジナル楽曲-サッカー日本代表JFA-7174331431253379842?refer=embed">♬ オリジナル楽曲 - サッカー日本代表/JFA</a> </section> </blockquote> <script async src="https://www.tiktok.com/embed.js"></script> 2022.12.08 20:05 Thu4
日本代表、南野拓実がケガで離脱…代替選手は決定次第発表
日本サッカー協会(JFA)は4日、MF南野拓実が日本代表から離脱することを発表した。 現在、カタール・ワールドカップ(W杯)に向けたアジア最終予選に臨んでいる日本代表。2日に行われた初戦のオマーン代表戦は、相手のインテンシティの高さに為す術なく敗戦を喫した。 7日にカタールのドーハで行われる中国代表戦に向けて調整中の日本だが、南野はケガのため離脱することが報告された。オマーン戦も左太ももの問題でベンチ入りも出場していなかった。 なお、JFAは追加招集選手に関しては決定次第知らせると伝えている。 今回の活動では、すでにMF板倉滉(シャルケ)とDF酒井宏樹(浦和)が離脱しており、南野で3人目となった。 2021.09.04 15:11 Sat5
