ユーベに首位陥落の危機…ディバラ投入で盛り返すもホームで格下相手にドロー《セリエA》

2019.12.01 22:56 Sun
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Getty Images
セリエA第14節、ユベントスvsサッスオーロが1日にアリアンツ・スタジアムで行われ、2-2のドローに終わった。

開幕から唯一無敗を続ける首位のユベントスは、直近に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のアトレティコ・マドリー戦をディバラの圧巻の直接FKによるゴールで勝ち切って公式戦6連勝。

CLグループステージ首位通過を決めて勢いづくサッリ監督率いるチームは、15位のサッスオーロを迎えたホームゲームで大幅なターンオーバーを敢行。GKにブッフォンを起用したほか、負傷明けのアレックス・サンドロやジャンなど6選手を入れ替え、前線はトップ下にベルナルデスキ、2トップにクリスティアーノ・ロナウドとイグアインが並んだ。

立ち上がりからボールの主導権を握って相手を押し込むユベントスは10分手前に続けて決定機を創出。まずは7分、右サイドに流れたイグアインからの絶妙なクロスにゴール前のジャンが反応も右足をうまく合わせられない。続く8分にはそのジャンが強烈なミドルシュートを枠に飛ばすが、ここはGKの好守に遭う。

それでも、圧倒的な個の力で勝るセリエA王者は20分、右サイドで起点を作ってボックス付近のベンタンクールが後方から攻撃参加を見せたボヌッチに丁寧な横パスを入れると、ボヌッチの地を這う鋭いミドルシュートがゴール左下隅の完璧なコースに決まった。

ここから一気にユベントスペースかに思われたが、序盤から不用意なボールロストや切り替えの部分で緩さが目立つホームチームはすぐさまリードを吐き出すことに。23分、相手のロングカウンターを一度は遅らせることに成功したが、ボックス内でカプートとパス交換したボガに簡単にゴール右に抜け出される。そして、GKブッフォンが遅れ気味に飛び出すも見事なループシュートで頭上を抜かれて同点ゴールを決められた。

これで再びパワーを使ってゴールを奪う必要に迫られたホームチームはピャニッチ、イグアインを起点に相手を押し込んでいく。しかし、C・ロナウドやベルナルデスキらが効果的に攻撃へ絡めず、徐々にフィニッシュまで持ち込めなくなる。逆に、追いついて勢いづくサッスオーロに度々自陣深くまで侵攻を許し、ハメド・トラオレに際どいシュートを打たれるなど五分五分の展開に持ち込まれて前半を終えた。

すると、迎えた後半の立ち上がりに信じがたいミスの連続から逆転を許す。47分、最終ラインでのビルドアップの場面で相手のプレスに嵌められてクアドラード、デ・リフトと苦し紛れの横パスを最終的にボックス手前のカプートに引っかけられると、そのまま右足のボレーシュートを打たれる。これはGKブッフォンの守備範囲に飛んだが、味方のミスに引きずられる形で止めきれず、ボールはネットに吸い込まれた。

王者らしくない形の失点で試合を引っくり返されたユベントスはすぐさま反撃を開始。失点直後にはC・ロナウドの直接FK、ジャンやイグアインのボックス内でのシュートで相手ゴールに迫るが、若手GKトゥラティのビッグセーブに阻止される。

攻勢を強めたいユベントスベンチは54分、精彩を欠いたベルナルデスキ、ジャンを下げてマティディ、切り札のディバラを同時投入。すると、絶好調のディバラを起点に見違えるような攻撃を見せ始めたホームチームは再三の決定機を作り出す。

そして、67分にはボックス内でのディバラの仕掛けからPKを獲得。これをキッカーのC・ロナウドがきっちり決めて良い時間帯に同点に追いついた。

この失点で気落ちしたか、全体的に動きが重くなり始めたアウェイチームに対して畳み掛ける攻めを見せるユベントス。相手を押し込んでボックス付近でのプレースキックが増えていく中、ディバラ、ピャニッチと左右の名手が直接狙うが、いずれも枠を捉え切れない。

何とか押し切りたいユベントスは試合終盤にかけても猛攻に打って出たが、後半アディショナルタイムに訪れたボックス内での3度のシュートチャンスをエースのC・ロナウドがいずれも枠に飛ばせず、試合は2-2のままタイムアップ。

ディバラ投入以降は本来の輝きを放ったものの、格下相手に精彩を欠いたユベントスはホームで痛恨のドロー。公式戦の連勝が「6」でストップすると共に、2位インテルの結果次第で首位陥落の可能性が出てきた。
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