デ・リフト移籍後初弾のユーベがトリノ・ダービーを制して首位キープ!《セリエA》

セリエA第11節、トリノvsユベントスのトリノ・ダービーが2日に行われ、0-1でユベントスが勝利した。

前節ジェノア戦を10人となった相手に攻めあぐねながらラストプレーのPK弾で辛勝し、首位をキープしたユベントス(勝ち点26)。内容の伴わない試合が続く中、ジェノア戦のスタメンから4選手を変更。アレックス・サンドロやGKブッフォンらに代えてデ・リフトやピャニッチ、GKシュチェスニーが先発に戻った。

5試合勝利のない13位トリノ(勝ち点11)に対し、引き続き[4-3-1-2]で臨んだユベントスは2トップにC・ロナウドとディバラ、トップ下にベルナルデスキを据えた。
一進一退の展開で立ち上がった中、9分にディバラがミドルシュートでゴールに迫ったユベントスだったが、11分にデ・リフトがボックス内でハンドを犯し、あわやPKというシーンが。ここはノーファウルで助かると、19分にC・ロナウドがヘディングシュートで牽制した。

しかし、その後も主導権を握るには至らず、拮抗した展開が続く。そんな中32分、ボックス内で仕掛けたディバラがGKを強襲するシュートを浴びせた。ハーフタイムにかけても一進一退の攻防が続いた中、前半終盤に2つユベントスにチャンスが訪れる。まずは45分、FKからボヌッチが際どいヘディングシュートを放てば、直後にはCKの流れからデ・リフトが枠内シュートを放つも、GKシリグのファインセーブに阻まれ、ゴールレスで前半を終えた。

迎えた後半も拮抗した展開が続いた中、57分にユベントスに決定機。カウンターの流れからディバラのラストパスを受けたボックス右のC・ロナウドがシュート。枠の左を捉えたが、再びGKシリグの好セーブに阻まれた。

その後、ディバラに代えてイグアインを、ベルナルデスキに代えてラムジーを投入したユベントスは70分にFKからイグアインが強烈なボレーシュートを浴びせるも、GKシリグのセーブに阻まれた。

しかし直後に先制する。左CKからファーサイドのイグアインがダイレクトで丁寧に折り返すと、ゴール前でフリーのデ・リフトがボレーで押し込んだ。

デ・リフトの移籍後初弾が生まれた直後、アンサルディに決定的なシュートを許すもGKシュチェスニーがセーブしたユベントスは終盤にかけてもリードを保っていく。

追加タイム4分にCKの流れからブレメルがネットを揺らしたトリノだったがオフサイドに阻まれ、ユベントスが逃げ切り。ダービーを制し、首位キープに成功している。