2トップ揃い踏みに守護神ハンダノビッチ活躍でインテルがバロテッリ擁するブレシアに逃げ切り勝利!暫定首位に《セリエA》
2019.10.30 06:54 Wed
インテルは29日、セリエA第10節でブレシアとのアウェイ戦に臨み、2-1で辛勝した。
3日前に行われた前節パルマ戦を2-2で引き分け、1ポイント差の首位ユベントスにお付き合いする形となった2位インテル(勝ち点22)は、パルマ戦のスタメンから2選手を変更。ビラギとバストーニに代えてデ・フライとアサモアを起用した。
18位ブレシア(勝ち点7)に対し、現状のベストメンバーで臨んだインテルは立ち上がり、ルカクが際どいヘディングシュートを浴びせる。
しかし、その後は敵陣でボールを動かすもブレシアの集中した守備の前にシュートシーンを生み出せない。それでも23分に先制した。L・マルティネスがルーズボールを拾い、ゴール正面からミドルシュート。DFにディフレクトして高く浮き上がったボールがGKの頭上を越えてゴールに吸い込まれた。
幸運な形で先制したインテルがハーフタイムにかけてもボールを持った中、慎重な試合運びでブレシアの反撃を許さず1点をリードして前半を終えた。
ブレシアの圧力を受けていたインテルだったが、63分に個人技で加点する。右サイドでボールを受けたルカクが持ち上がり、ボックス手前右から左足を一閃。強烈なシュートがゴール左に突き刺さった。
73分にはCKからバロテッリのヘディングシュートがゴールを捉えたが、これもGKハンダノビッチがゴールライン上で阻止し、失点を許さない。
しかし76分、直前に投入されていたエヌドイにボックス右からシュートを許すと、GKハンダノビッチがセーブしてディフレクトしたボールがシュクニアルに当たってゴールに吸い込まれた。
1点差に詰め寄られたインテルは終盤にかけて守勢を強いられるも、2-1で逃げ切り勝利。明日試合を行うユベントスを暫定ながらかわし、首位に立っている。
3日前に行われた前節パルマ戦を2-2で引き分け、1ポイント差の首位ユベントスにお付き合いする形となった2位インテル(勝ち点22)は、パルマ戦のスタメンから2選手を変更。ビラギとバストーニに代えてデ・フライとアサモアを起用した。
18位ブレシア(勝ち点7)に対し、現状のベストメンバーで臨んだインテルは立ち上がり、ルカクが際どいヘディングシュートを浴びせる。
幸運な形で先制したインテルがハーフタイムにかけてもボールを持った中、慎重な試合運びでブレシアの反撃を許さず1点をリードして前半を終えた。
迎えた後半開始2分、バロテッリにミドルシュートでゴールを脅かされたインテルだったが、GKハンダノビッチがファインセーブで阻止。続く49分にもCKの流れからA・ドンナルンマに決定的なシュートを打たれるも、ここもGKハンダノビッチがセーブした。
ブレシアの圧力を受けていたインテルだったが、63分に個人技で加点する。右サイドでボールを受けたルカクが持ち上がり、ボックス手前右から左足を一閃。強烈なシュートがゴール左に突き刺さった。
73分にはCKからバロテッリのヘディングシュートがゴールを捉えたが、これもGKハンダノビッチがゴールライン上で阻止し、失点を許さない。
しかし76分、直前に投入されていたエヌドイにボックス右からシュートを許すと、GKハンダノビッチがセーブしてディフレクトしたボールがシュクニアルに当たってゴールに吸い込まれた。
1点差に詰め寄られたインテルは終盤にかけて守勢を強いられるも、2-1で逃げ切り勝利。明日試合を行うユベントスを暫定ながらかわし、首位に立っている。
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