残留争い直接対決は仙台に軍配! 名古屋は新体制未勝利が続く《J1》

2019.10.19 16:30 Sat
©超ワールドサッカー
明治安田生命J1リーグ第29節の名古屋グランパスvsベガルタ仙台が19日にパロマ瑞穂スタジアムで行われ、2-0で仙台が勝利した。
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マッシモ・フィッカデンティ体制に代わって2試合連続ドロー中の13位・名古屋(勝ち点33)。7試合ぶりの白星を目指す今節は、1-1で引き分けた前節の大分トリニータ戦からスタメンを1名入れ替え、和泉が2試合ぶりに先発に返り咲いた。一方、14位・仙台(勝ち点32)は前節、松本山雅FCとの残留争い直接対決で0-1の敗戦。3試合ぶりの勝利を目指す今節は、前節出場停止となっていたシマオ・マテがセンターバックの一角として戻ってきた。
残留争いの直接対決となった一戦は、仙台が先に均衡を破る。7分、永戸の左CKからボックス中央でフリーとなっていた平岡がヘディングシュート。これが、ゴールネットを揺らして、幸先よく先制に成功した。

仙台のペースに飲まれていた名古屋は37分、敵陣中央右サイドの吉田が供給したクロスの流れからボックス手前の前田が左足シュート。だが、GKヤクブ・スウォビィクの好セーブに遭い、試合を振り出しに戻すことはできない。
名古屋はその2分後にもガブリエル・シャビエルがボックス中央手前から左足で狙うも、わずかにゴール右外に外れ、枠を捉えられることができず。1点ビハインドで試合を折り返した。

後半に入り、ボールを保持する時間が長くなった名古屋は、54分にガブリエル・シャビエルに代えて赤崎、ジョアン・シミッチを下げてエドゥアルド・ネットを投入。攻撃の活性化を図る。

すると74分にボックス左外を突破した太田のクロスから赤崎が決定的なヘディングシュートをフリーで放つ。しかし、枠に飛ばすことができない。さらに77分にもジョーの落としから赤崎が至近距離でシュートまで持ち込むも、GKヤクブ・スウォビィクの好守に遭ってしまう。

我慢の時間が続いた仙台は84分、途中出場の阿部がボックス右で丸山に倒されてPKを獲得。このチャンスをハモン・ロペスが冷静にゴール左に蹴り込み、名古屋を突き放す。

その後も名古屋の攻撃をシャットアウトした仙台が2-0で勝利。3試合ぶりの勝利で11位に浮上し、残留に向けて前進した。一方、新体制で2分け1敗と未勝利が続く名古屋は14位に転落した。

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