ブルガリア代表監督がサポーターの人種差別行為を謝罪
2019.10.16 18:30 Wed
ブルガリア代表のクラシミール・バラコフ監督が、自国のサポーターがイングランド代表に対して人種差別をしたことを認め、謝罪した。『フランス・フットボール』が伝えている。
さらに試合後、バラコフ監督が「もし事実だったら申し訳ないが、チャントは聞こえなかった。それはブルガリアサポーターだけでなくイングランドサポーターにもあったのではないか」とコメントしたことがイングランド側の火に油を注ぎ、DFトレント・アレクサンダー=アーノルドがSNSで反論するまでに至っていた。
だが同監督は、16日付の記事でブルガリアサポーターに人種差別行為があったことを認め、イングランドに謝罪の言葉を残した。
なお、今回の件に関してUEFA(欧州サッカー連盟)はブルガリアに何らかの処分を与えることを発表している。
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14日のユーロ2020予選、ブルガリアvsイングランドで問題となった人種差別。ホームのヴァシル・レフスキ・スタジアムに集まった一部の過激なサポーターが、試合中にイングランドの選手らに対しモンキーチャントなどの人種差別行為を行い、2度の中断を余儀なくされる事態となった。ブルガリアサポーターは今年6月のコソボ代表戦でも同様の行為を行ったことが問題視されており、今回の試合前に懸念されていたことだった。だが同監督は、16日付の記事でブルガリアサポーターに人種差別行為があったことを認め、イングランドに謝罪の言葉を残した。
「それは絶対に根絶しなければならない過去の偏見だ。私ははっきりと言いたい。あそこにはイングランドに対する侮蔑があった。代表監督として、イングランドの選手、そして傷ついた者たちに謝罪する」
なお、今回の件に関してUEFA(欧州サッカー連盟)はブルガリアに何らかの処分を与えることを発表している。
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