【CLグループ第2節プレビュー②】グループFでバルサvsインテル! 伊東、南野&奥川が強豪と激突!
2019.10.02 18:00 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージの第2節が2日に開催される。ここではグループE~Hの第2節マッチプレビューを紹介していく。
★CLグループステージ第2節
▽10/02(水)
◆グループE
《25:55》
ヘンク vs ナポリ
《28:00》
リバプール vs ザルツブルク
◆グループF
《25:55》
スラビア・プラハ vs ドルトムント
《28:00》
バルセロナ vs インテル
◆グループG
《28:00》
RBライプツィヒ vs リヨン
ゼニト vs ベンフィカ
《28:00》
バレンシア vs アヤックス
リール vs チェルシー
◆グループE:伊東、南野&奥川が欧州屈指の強豪と激突!

ナポリと前大会王者リバプールのグループ本命対決、ザルツブルクFW南野拓実、MF奥川雅也とヘンクFW伊東純也の日本人対決となったグループE開幕節では、ナポリがいきなり前大会王者を破り、ザルツブルクがヘンクを6-2で粉砕といずれもホームチームが勝利している。迎える第2節では前述の南野&奥川と伊東が世界屈指の強豪に挑む構図となる。
前大会王者として臨んだナポリとの初戦を0-2で落とし今季の公式戦初黒星を喫したリバプールだが、絶好調のプレミアリーグでは開幕7連勝を達成。ナポリ戦後の公式戦3試合はいずれもアウェイゲームとなったが、チェルシー、MKドンズ、シェフィールド・ユナイテッド相手にいずれもやや苦戦を強いられたが、CL王者の貫禄か勝負強い戦いぶりで3連勝。そして、今節は約3週間ぶりとなるアンフィールドでグループ首位ザルツブルク撃破を目指す。なお、古巣初対戦となるFWマネの活躍にも注目だ。
一方、新星FWハーランドのCLデビュー戦ハットトリックの活躍で今大会白星発進となったザルツブルクは国内のリーグ戦とカップ戦でも無敗を継続。その中で南野と奥川は共に決定的な仕事を果たしている。格上中の格上であるリバプール戦では南野の先発は濃厚となっているが、ヘンク戦途中出場の奥川にもチャンスがありそうだ。
もう1つのカードでは開幕大敗スタートのヘンクがグループステージ連勝を目指すナポリをホームで迎え撃つ。ザルツブルク戦で先発出場しCL初出場を飾るも後半立ち上がりに交代となるホロ苦デビューとなった伊東だが、リーグ戦ではゴールこそないものの主力として活躍しており、今回のナポリ戦ではリベンジが期待される。対するナポリはリバプール戦後のセリエAでカリアリに敗れる波乱があったものの、アンチェロッティ監督の下で積極的なターンオーバーを行っており、チームのコンディションは良好だ。
◆グループF:初勝利懸かるバルサvsインテル!

今大会の最激戦区となったグループFでは最弱と目されたスラビア・プラハがインテル相手に健闘を見せたこともあり、開幕節2カードはいずれもドローという結果となった。今回の第2節では大本命のバルセロナとインテルの直接対決に注目が集まる。
バルセロナはドルトムントとの開幕節で終始押し込まれる苦しい展開となったが、守護神テア・シュテーゲンのPKストップの活躍もあり、最低限の勝ち点1を持ち帰った。国内リーグではドルトムント戦直後のグラナダ戦で完敗する屈辱を味わうも、ホームでビジャレアルに競り勝ち直近のヘタフェ戦では今季初のクリーンシートでアウェイ初勝利を挙げ、徐々に調子を取り戻す。また、今節に向けては離脱中のエースFWメッシとMFデンベレの復帰も見込まれる。
一方、スラビア・プラハとの初戦ではCLを苦手とするコンテ監督を含めCLでの経験不足を露呈したインテルだが、絶好調のセリエAではミランとのダービーに加え、難敵ラツィオ、サンプドリア相手にきっちり勝ち切って開幕6連勝を達成。ただ、この試合後にユベントスとのイタリア・ダービーを控えており、コンテ監督は難しいメンバー選考を強いられる。なお、直近のサンプドリア戦で初ゴールと共に初退場となったFWサンチェスはユベントス戦に出られないため、バルセロナとの古巣対戦で起用される見込みだ。
両チームの潰し合いに期待しつつ今大会初勝利を目指すドルトムントは、スラビア・プラハをホームで迎え撃つ。前述のバルセロナ戦では試合内容は圧倒もMFロイスのPK失敗が響き勝ち点2を逃す格好となった。また、国内リーグではフランクフルト、ブレーメン相手にいずれも追いつかれての2-2のドローと試合運びに難を抱えている。インテル戦でもタフに戦っていた曲者相手に今度こそ強豪らしい試合運びで勝ち切りたい。
◆グループG:連勝狙うライプツィヒはリヨン戦

前述のグループFとは異なり、本命不在という意味で最激戦区となっているグループGでは、開幕節でもその見方を裏付ける拮抗した戦いが繰り広げられた。その中でベンフィカを敵地で破ったRBライプツィヒが唯一の勝ち点3を手にした。今回の第2節では連勝を狙うライプツィヒがドロー発進のリヨンと対戦する。
ホッフェンハイム時代のCL経験を生かした若き知将ナーゲルスマン監督の下、欧州屈指の難所エスタディオ・ダ・ルスから勝ち点3を持ち帰ったライプツィヒは、直近のリーグ戦でシャルケ相手に1-3で敗れて今季初黒星と共に首位陥落となったが、それでもチーム状態は良好だ。一方、シウヴィーニョ新監督を迎えたリヨンはゼニトとの初戦を追いついてのドローと最低限の結果を手にした。だが、ライプツィヒと異なり、国内リーグでは6戦未勝利と厳しい状況が続いており、今回の一戦では公式戦8試合ぶりの白星を目指す。
共に今大会初勝利を目指すゼニトvsベンフィカ。ゼニトはリヨンとの初戦ではFWアズムンのゴールで先制しながらもPKによって追いつかれてドローとなった。その後の国内リーグでは直近のロコモティフ・モスクワ戦で敗れるなど、ここまで5位といまひとつ波に乗れない。対するベンフィカはやや得点力不足の感はあるものの、直近のリーグ戦2連勝で2位とまずまずの調子を維持している。
◆グループH:バレンシアvsアヤックスの首位攻防戦!

昨季ベスト4のアヤックスにヨーロッパ5大リーグの上位チームが揃ったグループHでは、本命のアヤックスがリール相手の初戦で貫録の3-0の勝利。一方、ランパード監督のCL初陣となったチェルシーは同じくセラーデス監督のCL初陣となったバレンシアにホームで競り負けた。第2節ではバレンシアとアヤックスの連勝を懸けた一戦に注目が集まる。
チェルシーとの開幕戦でセラーデス新体制初勝利を挙げたバレンシアはオーナーの独断によるマルセリーノ前監督の解任の余波が続いている中、直近のリーガではレガネス、ヘタフェ相手に連続ドローも、前節のアスレティック・ビルバオ戦ではFWチェリシェフのゴールで競り勝ってリーガでも新体制初勝利を手にした。なお、今季新加入のGKシレッセンはアヤックスで守護神を務めており、古巣対戦に意気込んでいるはずだ。
一方、FWプロメス、DFアルバレスと新戦力の活躍でリールとの初戦を制したアヤックスは、同試合直後に行われたPSVとの大一番をドローで終えるも、その後のフォルトゥナ・シッタート戦をプロメスのハットトリック、直近のフローニンヘン戦をFWフンテラールのゴールなどで連勝し、きっちり首位をキープしている。
開幕戦で敗れたチェルシーはリール相手のアウェイゲームでランパード体制でのCL初勝利を目指す。国内リーグではリバプール相手に敗戦も、その後のEFLカップでFWハドソン=オドイやDFリース・ジェームズが負傷から復帰すると、直近のブライトン戦では今季初のクリーンシートで勝利を飾るなど、調子は上向きだ。対するリールは直近のリーグ戦で1勝2分けとまずまずの状態だ。
★CLグループステージ第2節
▽10/02(水)
◆グループE
《25:55》
ヘンク vs ナポリ
《28:00》
リバプール vs ザルツブルク
《25:55》
スラビア・プラハ vs ドルトムント
《28:00》
バルセロナ vs インテル
◆グループG
《28:00》
RBライプツィヒ vs リヨン
ゼニト vs ベンフィカ
◆グループH
《28:00》
バレンシア vs アヤックス
リール vs チェルシー
◆グループE:伊東、南野&奥川が欧州屈指の強豪と激突!

Getty Images
ナポリと前大会王者リバプールのグループ本命対決、ザルツブルクFW南野拓実、MF奥川雅也とヘンクFW伊東純也の日本人対決となったグループE開幕節では、ナポリがいきなり前大会王者を破り、ザルツブルクがヘンクを6-2で粉砕といずれもホームチームが勝利している。迎える第2節では前述の南野&奥川と伊東が世界屈指の強豪に挑む構図となる。
前大会王者として臨んだナポリとの初戦を0-2で落とし今季の公式戦初黒星を喫したリバプールだが、絶好調のプレミアリーグでは開幕7連勝を達成。ナポリ戦後の公式戦3試合はいずれもアウェイゲームとなったが、チェルシー、MKドンズ、シェフィールド・ユナイテッド相手にいずれもやや苦戦を強いられたが、CL王者の貫禄か勝負強い戦いぶりで3連勝。そして、今節は約3週間ぶりとなるアンフィールドでグループ首位ザルツブルク撃破を目指す。なお、古巣初対戦となるFWマネの活躍にも注目だ。
一方、新星FWハーランドのCLデビュー戦ハットトリックの活躍で今大会白星発進となったザルツブルクは国内のリーグ戦とカップ戦でも無敗を継続。その中で南野と奥川は共に決定的な仕事を果たしている。格上中の格上であるリバプール戦では南野の先発は濃厚となっているが、ヘンク戦途中出場の奥川にもチャンスがありそうだ。
もう1つのカードでは開幕大敗スタートのヘンクがグループステージ連勝を目指すナポリをホームで迎え撃つ。ザルツブルク戦で先発出場しCL初出場を飾るも後半立ち上がりに交代となるホロ苦デビューとなった伊東だが、リーグ戦ではゴールこそないものの主力として活躍しており、今回のナポリ戦ではリベンジが期待される。対するナポリはリバプール戦後のセリエAでカリアリに敗れる波乱があったものの、アンチェロッティ監督の下で積極的なターンオーバーを行っており、チームのコンディションは良好だ。
◆グループF:初勝利懸かるバルサvsインテル!

Getty Images
今大会の最激戦区となったグループFでは最弱と目されたスラビア・プラハがインテル相手に健闘を見せたこともあり、開幕節2カードはいずれもドローという結果となった。今回の第2節では大本命のバルセロナとインテルの直接対決に注目が集まる。
バルセロナはドルトムントとの開幕節で終始押し込まれる苦しい展開となったが、守護神テア・シュテーゲンのPKストップの活躍もあり、最低限の勝ち点1を持ち帰った。国内リーグではドルトムント戦直後のグラナダ戦で完敗する屈辱を味わうも、ホームでビジャレアルに競り勝ち直近のヘタフェ戦では今季初のクリーンシートでアウェイ初勝利を挙げ、徐々に調子を取り戻す。また、今節に向けては離脱中のエースFWメッシとMFデンベレの復帰も見込まれる。
一方、スラビア・プラハとの初戦ではCLを苦手とするコンテ監督を含めCLでの経験不足を露呈したインテルだが、絶好調のセリエAではミランとのダービーに加え、難敵ラツィオ、サンプドリア相手にきっちり勝ち切って開幕6連勝を達成。ただ、この試合後にユベントスとのイタリア・ダービーを控えており、コンテ監督は難しいメンバー選考を強いられる。なお、直近のサンプドリア戦で初ゴールと共に初退場となったFWサンチェスはユベントス戦に出られないため、バルセロナとの古巣対戦で起用される見込みだ。
両チームの潰し合いに期待しつつ今大会初勝利を目指すドルトムントは、スラビア・プラハをホームで迎え撃つ。前述のバルセロナ戦では試合内容は圧倒もMFロイスのPK失敗が響き勝ち点2を逃す格好となった。また、国内リーグではフランクフルト、ブレーメン相手にいずれも追いつかれての2-2のドローと試合運びに難を抱えている。インテル戦でもタフに戦っていた曲者相手に今度こそ強豪らしい試合運びで勝ち切りたい。
◆グループG:連勝狙うライプツィヒはリヨン戦

Getty Images
前述のグループFとは異なり、本命不在という意味で最激戦区となっているグループGでは、開幕節でもその見方を裏付ける拮抗した戦いが繰り広げられた。その中でベンフィカを敵地で破ったRBライプツィヒが唯一の勝ち点3を手にした。今回の第2節では連勝を狙うライプツィヒがドロー発進のリヨンと対戦する。
ホッフェンハイム時代のCL経験を生かした若き知将ナーゲルスマン監督の下、欧州屈指の難所エスタディオ・ダ・ルスから勝ち点3を持ち帰ったライプツィヒは、直近のリーグ戦でシャルケ相手に1-3で敗れて今季初黒星と共に首位陥落となったが、それでもチーム状態は良好だ。一方、シウヴィーニョ新監督を迎えたリヨンはゼニトとの初戦を追いついてのドローと最低限の結果を手にした。だが、ライプツィヒと異なり、国内リーグでは6戦未勝利と厳しい状況が続いており、今回の一戦では公式戦8試合ぶりの白星を目指す。
共に今大会初勝利を目指すゼニトvsベンフィカ。ゼニトはリヨンとの初戦ではFWアズムンのゴールで先制しながらもPKによって追いつかれてドローとなった。その後の国内リーグでは直近のロコモティフ・モスクワ戦で敗れるなど、ここまで5位といまひとつ波に乗れない。対するベンフィカはやや得点力不足の感はあるものの、直近のリーグ戦2連勝で2位とまずまずの調子を維持している。
◆グループH:バレンシアvsアヤックスの首位攻防戦!

Getty Images
昨季ベスト4のアヤックスにヨーロッパ5大リーグの上位チームが揃ったグループHでは、本命のアヤックスがリール相手の初戦で貫録の3-0の勝利。一方、ランパード監督のCL初陣となったチェルシーは同じくセラーデス監督のCL初陣となったバレンシアにホームで競り負けた。第2節ではバレンシアとアヤックスの連勝を懸けた一戦に注目が集まる。
チェルシーとの開幕戦でセラーデス新体制初勝利を挙げたバレンシアはオーナーの独断によるマルセリーノ前監督の解任の余波が続いている中、直近のリーガではレガネス、ヘタフェ相手に連続ドローも、前節のアスレティック・ビルバオ戦ではFWチェリシェフのゴールで競り勝ってリーガでも新体制初勝利を手にした。なお、今季新加入のGKシレッセンはアヤックスで守護神を務めており、古巣対戦に意気込んでいるはずだ。
一方、FWプロメス、DFアルバレスと新戦力の活躍でリールとの初戦を制したアヤックスは、同試合直後に行われたPSVとの大一番をドローで終えるも、その後のフォルトゥナ・シッタート戦をプロメスのハットトリック、直近のフローニンヘン戦をFWフンテラールのゴールなどで連勝し、きっちり首位をキープしている。
開幕戦で敗れたチェルシーはリール相手のアウェイゲームでランパード体制でのCL初勝利を目指す。国内リーグではリバプール相手に敗戦も、その後のEFLカップでFWハドソン=オドイやDFリース・ジェームズが負傷から復帰すると、直近のブライトン戦では今季初のクリーンシートで勝利を飾るなど、調子は上向きだ。対するリールは直近のリーグ戦で1勝2分けとまずまずの状態だ。
インテルの関連記事
UEFAチャンピオンズリーグの関連記事
|
|
インテルの人気記事ランキング
1
10年前、当時21歳のベイルがCLで覚醒…!インテル相手に記録した衝撃のハットトリック【CL名場面プレイバック】
20日、遂に新シーズンの幕が上がったチャンピオンズリーグ(CL)。今まで数多くの名場面が生まれてきたが、その中でも選りすぐりの名場面を振り返る。今回は、トッテナム時代のウェールズ代表FWガレス・ベイルが今から10年前に見せた驚愕のハットトリックだ。 育成の名門サウサンプトンで育ったベイルは2007年夏にトッテナムに加入。当初は左サイドバックとしてプレーしていたが、2010-11シーズンに一列前で起用されるようになると、その攻撃力が爆発した。 <div id="cws_ad">◆10年前、伝説となったベイルのサン・シーロでの夜<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJiUGM1dHM4WSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> ベイルがその才能を覚醒させるきっかけの1つとなった試合が、2010年10月20日にサン・シーロで行われたCLグループリーグのインテル戦だった。 試合は開始2分でインテルが先制すると、その後8分にはトッテナムのGKエウレリョ・ゴメスが一発退場。10人になったトッテナムは前半だけで4失点と数的不利を背負うという絶望的な状況に置かれた。 しかし後半、ベイルが覚醒する。52分に自陣でボールを持ったベイルがドリブルを開始。相手を寄せ付けない高速ドリブルでぐんぐん加速し、あっという間にボックス左に侵入すると、そのまま左足を振りぬいてシュートを放つ。ゴール右下の完璧なコースに鋭いシュートを突き刺して1点を返した。 その後は膠着状態が続いたものの90分、左サイドのスペースで味方からのボールを得たベイルが、またも高速ドリブルでボックス左に侵入。1点目とほぼ同じ位置からシュートを放つと、再びゴール右下のコースにシュートを突き刺して2点目を奪った。 直後の92分、中央突破に成功したMFアーロン・レノンがペナルティアーク内までボールを運ぶと、ボックス内のベイルにパスを送る。このパスを受けたベイルが再びゴール右下にシュートを突き刺し、1点差に迫る3点目を記録した。 トッテナムの反撃もここまでとなり、試合は4-3でインテルが制したが、当時世界最高のサイドバックの一人であった元ブラジル代表DFマイコンの守るインテルの右サイドを完全に圧倒してのハットトリックは世界に衝撃を与えた。 その後、天職とも言えるポジションを手にしたベイルは、トッテナムの攻撃を牽引し、ワールドクラスのアタッカーへと成長を遂げる。2013年夏にレアル・マドリーへ巨額の移籍金で加入し、数々のタイトルを勝ち取ったベイルは、今シーズンからブレイクを果たしたトッテナムに復帰した。ベイル擁するトッテナムは今季、CL出場を逃しているものの、チームを再びCLの舞台に導く活躍に期待だ。 2020.10.21 20:15 Wed2
【2024-25セリエA前半戦ベストイレブン】アタランタとインテルから3選手を選出
2024-25シーズンのセリエAの折り返しとなる第19節が5日に終了しました。本稿では今季のセリエA前半戦ベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 GKダビド・デ・ヘア(34歳/フィオレンティーナ) 出場試合数:15(先発回数:15)/失点数:15/出場時間:1350分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 1年のブランクを経て元スペイン代表GKがイタリアの地で真価を発揮。衰えを感じさせないセービング能力で幾度もビッグセーブを連発し、好調フィオレンティーナを最後尾で支えた。 DFアンドレア・カンビアーゾ(24歳/ユベントス) 出場試合数:17(先発回数:14)/得点数:2/出場時間:1240分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 決して派手さはないものの、ユベントスらしい実に気の利いた好選手。両サイドバックをこなせ、モッタ監督が求める偽サイドバックの動きもそつなくこなす。堅実なユベントスに相応しいここまでの活躍から選出。 DFアミル・ラフマニ(30歳/ナポリ) 出場試合数:19(先発回数:19)/得点数:1/出場時間:1710分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> コンテ監督が掲げる堅守を体現する存在。一昨季、DFキム・ミンジェと共にナポリをスクデットに導いたセンターバックは、今季輝きを取り戻し抜群の安定感を誇った。フルタイム出場。 DFイサク・ヒエン(25歳/アタランタ) 出場試合数:15(先発回数:14)/得点数:0/出場時間:1080 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨冬にアタランタに加入して以降、3バックの中央で頼もしいディフェンスリーダーとなった。対人の強さ、統率力と申し分なく今やリーグ屈指のセンターバックの評価を獲得。来夏のインテル行きが噂されている。 DFフェデリコ・ディマルコ(27歳/インテル) 出場試合数:16(先発回数:16)/得点数:3/出場時間:1267分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> セリエA屈指の左サイドプレーヤーから世界でも指折りのクロッサーとなった。正確無比な鋭いキックでチャンスを創出。後方のバストーニと形成する左サイドは攻守に隙がない。 MFニコロ・バレッラ(27歳/インテル) 出場試合数:14(先発回数:14)/得点数:3/出場時間:1101分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ムヒタリアン、チャルハノールと共にセリエA最強の中盤を形成。右サイドに流れての正確なアーリークロスはバレッラのトレードマークとなった。ここまで3ゴール4アシストと攻撃にもよく絡んでいる。 MFエデルソン(25歳/アタランタ) 出場試合数:18(先発回数:17)/得点数:2/出場時間:1514 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アタランタのタイトなマンツーマンを実現させているダイナモ。広範囲をカバーできる正にボックス・トゥ・ボックスの体現者は、攻守に質の高いプレーでアタランタのクオリティを担保する存在。何をやらせてもハイレベルなエデルソン抜きに現在のアタランタは語れない。 MFタイアニ・ラインデルス(26歳/ミラン) 出場試合数:16(先発回数:15)/得点数:5/出場時間:1273分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チームとしてまとまりのないミランにおいて一貫してハイレベルなプレーを続けていたラインデルスを選出。今季加入のMFフォファナと良好な縦関係を築き、攻撃面でとりわけ大きなインパクトを残した。 FWマルクス・テュラム(27歳/インテル) 出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:12/出場時間:1367分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季セリエAに活躍の場を移して以降、飛躍を続けるフランス代表FW。厳しいと噂される父リリアンに見守られ、生まれ故郷イタリアでの進化が続く。ここまで12ゴール6アシスト。 FWモイゼ・ケアン(24歳/フィオレンティーナ) 出場試合数:17(先発回数:16)/得点数:11/出場時間:1398分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ユベントスで燻っていたストライカーがフィオレンティーナで花開いた。前半戦を終えて11ゴール。元ストライカーのパッラディーノ監督の下、フィオレンティーナで決定力が開花。古巣相手に恩返し弾も決めるなど、華々しい活躍が続いている。 FWアデモラ・ルックマン(27歳/アタランタ) 出場試合数:15(先発回数:13)/得点数:9/出場時間:1036分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw12.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> デ・ケテラエル、レテギと共に魅惑のアタッキングメロディーを奏でた。とりわけ個での打開が光るルックマンは局面をこじ開ける際のキーマンとなっており、欠かせないピースとなっている。 2025.01.09 18:01 Thu3
元ブラジル代表DFルシオ氏が家庭内の事故で緊急入院…現在はICUで経過観察
元ブラジル代表DFルシオ氏(47)がブラジリア市内の病院に入院しており、集中治療室(ICU)で治療を受けているようだ。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、ルシオ氏は15日に自宅で起きた事故により、体の様々な部分に火傷を負ったとのこと。 なお、入院先の病院は「ルシオ氏の容体は安定していて意識もはっきりしている。しばらくはICUで経過を観察する」との声明を発表している。 ブラジル代表として通算105キャップを誇るルシオ氏は、1998年にインテルナシオナウでプロデビュー後、2000年1月にレバークーゼン移籍。2004年夏に加入したバイエルンで4度のブンデスリーガ制覇を経験すると、2009年夏からインテルに移り、2009-10シーズンの3冠(セリエA、コッパ・イタリア、チャンピオンズリーグ)達成に寄与した。 その後、2012年夏のユベントス移籍を経て、2013年1月のサンパウロ入りを機に母国復帰。インドで過ごす時期もあったが、ブラジル国内を中心にプレーを続け、2019年10月にブラジリエンセFCを退団以降はフリーの状態が続き、2020年1月に現役引退を発表していた。 2025.05.17 20:50 Sat4
長友の元同僚グアリン、自殺未遂と現在の生活を明かす「飛び降りれば解放される」
かつてインテルなどで活躍した元コロンビア代表MFフレディ・グアリン氏(38)は現在、リハビリ施設で生活しているのだという。 かつてポルトやインテル、またボカ・ジュニアーズや上海申花などに在籍したグアリン氏。インテル時代は同い年の日本代表DF長友佑都と共にプレーし、コロンビア代表としては、2014年W杯の日本戦にフル出場した経験を持つ。 氏は母国クラブに在籍していた2021年4月、泥酔状態で家族に暴行を加えたとして逮捕。7月にクラブを退団して以降は引退状態となり、翌年にはアルコール依存症を公表した。 ブラジル時代の2020年初頭に待ち受けていた妻との別居により、人生の歯車が狂ってしまった…と打ち明けているなか、このたびコロンビア『Radio Caracol』では、同時期に自殺を図ったことも明らかにしている。 「ファヴェーラ(スラム街)へ行き、避妊具なしにあらゆる女性と関係を持った。丸10日間、酒に酔っている状態だったと言える。リスクを自ら探し、アドレナリン、武器を見つけようと本気だったんだ。自分自身を図るものさしは持ち合わせていなかった」 そんななか、世界はコロナパンデミックへ。 「そして、リオデジャネイロで住んでいたアパートの17階だけが居場所となり、そこ以外の全てから切り離された人生になってしまった。飛び降りれば解放される…とね」 「けっきょく、飛び降りた。幸い、バルコニーには透明な転落防止スクリーンが付いていたことを、その時初めて知ったんだ」 2024年現在、グアリンはコロンビアのリハビリテーションクリニックで生活中。アルコール依存症治療の一環として、馬の世話などをしているという。また、アスリート向けのメンタルヘルスキャンペーンの米国大使に就任することも決定しているそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】懐かしきグアリン砲</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="und" dir="ltr">Fredy Guarín! <br><br> <a href="https://twitter.com/hashtag/OTD?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#OTD</a> in 2012, Guarín joined <a href="https://twitter.com/Inter?ref_src=twsrc%5Etfw">@Inter</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/UEL?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#UEL</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/FlashbackFriday?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#FlashbackFriday</a> <a href="https://t.co/O2tgVla9yq">pic.twitter.com/O2tgVla9yq</a></p>— UEFA Europa League (@EuropaLeague) <a href="https://twitter.com/EuropaLeague/status/1223211112038129667?ref_src=twsrc%5Etfw">January 31, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.19 13:35 Tue5
