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相手のスパイクが太腿に…メキシコの“天才”ドス・サントスがエグい負傷
天才を悲劇が襲った。メキシコのクラブ・アメリカに所属するメキシコ代表FWジオバニ・ドス・サントスが、試合中に緊急搬送された。 事件が起こったのは28日。リーガMXの前期リーグ第12節のこと。クラブ・アメリカはホームにグアダラハラを迎えた。 スーペル・クラシコと呼ばれるナショナルダービーとなった一戦。両クラブの選手、サポーターが熱気をおびる中、ピッチ上で悲劇が起きた。 1-0でクラブ・アメリカがリードして迎えた37分、スローインの流れからルーズボールになると、これを納めにドス・サントスがダッシュ。すると、相手DFアントニオ・ブリセーニョも競りに来ると、スパイクがドス・サントスの太腿に接触した。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20191001_5_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> これにより、ドス・サントスの太腿がえぐれ、出血すると、倒れ込んだドス・サントスは痛みを我慢できない状態に。相手選手がドス・サントスを落ち着かせた一方で、クラブ・アメリカの選手は頭や顔を覆っていた。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20191001_5_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> また、クラブ・アメリカのメキシコ代表GKギジェルモ・オチョアは怒り心頭で、ブリセーニョへ猛抗議。主審が間に入ってなだめ、ブリセーニョは退場処分となった。なお、試合は4-1でクラブ・アメリカが勝利している。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20191001_5_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 思わぬ大怪我に病院へ緊急搬送されたドス・サントス。クラブの発表によると、ドス・サントスは最初のメディカルチェックを受け、右大腿四頭筋を損傷。すでに手術を受けており、全治は6週間とのことだ。 ドス・サントス自身もツイッター(@OficialGio)を更新。ベッド上で笑顔を見せ、「メッセージと祈りをありがとう!すべてがうまくいった。神に感謝します。強くなってすぐに戻ります」とメッセージを投稿している。 今年3月にメジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーを退団し、今年7月にクラブ・アメリカへと加入したドス・サントス。今シーズンはここまで4試合に出場し1ゴール1アシストを記録していたが、プロになってからキャリア初の母国でのプレーは痛いスタートとなった。 2019.10.01 09:30 Tue
