モラタ退場もダービー控えるアトレティコが2トップ揃い踏みで3試合ぶり勝利! 久保は初のフル出場でポスト直撃のシュート《リーガエスパニョーラ》

2019.09.26 03:58 Thu
Getty Images
リーガエスパニョーラ第6節、マジョルカvsアトレティコ・マドリーが25日に行われ、0-2でアトレティコが勝利した。マジョルカのMF久保建英はフル出場している。

3日前に行われた前節ヘタフェ戦で久保がリーガ初アシストを記録したものの、2-4と完敗して1勝1分け3敗スタートとなったマジョルカは、久保が右MFで移籍後初スタメンとなった。

一方、4日前に行われた前節セルタ戦を優勢に進めながらゴールレスドローに終わったアトレティコは、3勝1分け1敗スタートとなり、3日後にレアル・マドリーとのマドリッド・ダービーを控える中、セルタ戦のスタメンから4選手を変更。ホセ・ヒメネスやトリッピアー、コレアらに代えてトーマスやビトロ、サビッチらがスタメンとなった。
共にフラットな[4-4-2]で臨んだ一戦。アトレティコがややポゼッションで上回る中、マジョルカは14分にセビージャの直接FKでGKオブラクを強襲。

静かな序盤を経て、引き続きアトレティコがボールを握る中、久保は守備に専念する。20分を過ぎた辺りから久保が左サイドに移った中、アトレティコは26分に押し切る。右CKの流れからコケのクロスをジエゴ・コスタがヘディングで押し込んだ。
ジエゴ・コスタの今季初ゴールで先制したアトレティコは続く30分、ボックス内のフェリックスがバイシクルシュートを狙うと、相手DFの手に当たってPKと判定されるも、VARの末、その前にフェリックスにハンドがあったとしてPK判定が覆った。

助かったマジョルカが前がかる中、36分にアトレティコはアリアスがボックス右に侵入して左ポストを掠めるシュートを浴びせた。さらに45分、フェリックスのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKマノロ・レイナがファインセーブで凌いだ。

迎えた後半開始2分、久保にリーガ初ゴールのチャンスが訪れる。ボックス右でスルーパスを受けた久保が右足でシュート。だが、DFに微かに触ったボールは右ポストを直撃した。

久保がゴールに迫ったマジョルカが後半は良い入りを見せていたが、守備に徹していたアトレティコが65分に突き放した。ボックス右でルーズボールを拾ったフェリックスが反転から左足を振り抜くと、DFに当たってディフレクトしたボールがゴールに吸い込まれた。

2点を追う展開となったマジョルカは70分に久保の右クロスからアブドンのヘディングシュートが枠を捉えるも、GKの正面を突いてしまう。

その後、78分に途中出場のモラタが相手との小競り合いで2枚目のイエローカードを受けて退場となったアトレティコだったが、2-0で逃げ切り。リーグ戦3試合ぶりの勝利を飾り、ダービーに弾みを付けている。

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