【ブンデスリーガ移籍総括】“バイエルン化”したドルトムントが大型補強! 盟主や他クラブは微妙な夏に
2019.09.14 13:30 Sat
現地時間9月2日に今夏のヨーロッパ主要リーグの移籍市場が閉幕した。勤勉な国民性を移籍市場にも反映させるブンデスリーガではシーズン開幕に向けてほぼ全クラブが大体の陣容を固めた中、移籍市場終盤には負傷者や主力を引き抜かれたクラブの穴埋め補強に留まった影響だ。また、資金力で他リーグに劣ることもあり、国内での移動が目立った。
◆ドルトムントが“バイエルン化”!

今夏の移籍市場において最も成功を収めたのは国内のライバルクラブから主力クラスを相次いで引き抜いた昨季2位のドルトムントだ。ここ数年、無名の若手を青田買いして自慢の育成力を武器にブレイクさせる手法を取ってきたドルトムントだったが、今夏は宿敵バイエルンが得意とする、国内のライバルクラブから主力を引き抜く力業を見せた。
今年1月の時点でチェルシー行きが決定していたFWクリスチャン・プリシッチとパリ・サンジェルマン(PSG)にDFアブドゥ・ディアロを引き抜かれた以外、主力の流出を回避した中、DFマッツ・フンメルスをバイエルンから復帰させたほか、ホッフェンハイムからDFニコ・シュルツ、レバークーゼンからMFユリアン・ブラント、ボルシアMGからMFトルガン・アザールと、ライバルクラブの絶対的な主力の引き抜きに成功。手薄なポジションにテコ入れを図ったうえ、リーダーシップや攻撃のアクセントという現チームに欠けていた部分を見事に補完した。この積極補強に加えて、MFジェイドン・サンチョを中心とする若手が順調に成長を続ければ、悲願のマイスターシャーレ奪還は十二分に可能だ。
◆“ロベリ”の後釜確保に苦戦…

一方、昨季に前人未踏のブンデスリーガ7連覇を達成したバイエルンだが、その栄光を支えたFWアリエン・ロッベン(現役引退)、FWフランク・リベリ(フィオレンティーナ)の重鎮コンビと、前述のフンメルス、DFラフィーニャのベテラン4選手と、本人の希望で買い取りオプションを行使できなかったMFハメス・ロドリゲスが今夏に退団。そして、補強の最優先ポイントはその主力の穴埋めとなった。
移籍市場が本格化する前にDFリュカ・エルナンデス、DFバンジャマン・パヴァールをいずれも契約解除金を支払うことで確保した最終ラインに関しては、両選手がサイドバックとセンターバックの双方を高次元でプレーできることもあり、昨季よりもスケールアップしたと考えていいはずだ。また、MFフィリペ・コウチーニョを1億2000万ユーロの買い取りオプション付きのレンタル移籍、ボルシアMGでブレイクの兆しを見せたMFミカエル・キュイザンスを完全移籍で獲得した中盤に関してもMFヨシュア・キミッヒの中盤とサイドバックの併用によって賄えそうだ。
◆第2グループは主力引き抜き相次ぐ

その証拠に前述の2クラブに次ぐ第2グループでは、ドルトムントや他国リーグに多くの主力を引き抜かれることに。とりわけ。草刈り場となったのがフランクフルトで、FWルカ・ヨビッチがレアル・マドリー、FWアンテ・レビッチがミラン、FWセバスティアン・アラーがウェストハムに引き抜かれることに。また、レバークーゼンはブラント、ボルシアMGはT・アザール、ブレーメンはFWマックス・クルーゼ、ホッフェンハイムはFWジョエリントンの流出を余儀なくされた。また、その後釜の補強に関しては国内のライバルあるいは中堅クラブ、よりレベルの低いリーグからの補強に留まっている。
その第2グループの中でポジティブな夏を過ごしたのは、若手偏重という独自の補強プランを貫くRBライプツィヒだ。今夏の移籍市場ではエースFWティモ・ヴェルナーら主力の残留に成功したうえ、DFイーサン・アンパドゥ、MFハンネス・ヴォルフ、MFクリストファー・エンクンク、FWアデモラ・ルックマン、FWパトリック・シックと各国リーグから若手逸材を確保。ここに若き智将ナーゲルスマン新監督の多彩なアイデアが加われば、非常にエキサイティングなシーズンを過ごせるはずだ。
今夏のブンデスリーガ主な移籍の一覧は以下の通り。
【今夏のブンデスリーガ主な移籍】
※はレンタル移籍
◆バイエルン
【IN】
DFリュカ・エルナンデス←アトレティコ・マドリー(スペイン)
DFバンジャマン・パヴァール←シュツットガルト
MFミカエル・キュイザンス←ボルシアMG
MFフィリペ・コウチーニョ←バルセロナ(スペイン)※
FWイバン・ペリシッチ←インテル(イタリア)※
FWヤン=フィーテ・アルプ←ハンブルガーSV
【OUT】
DFマッツ・フンメルス→ドルトムント
DFラフィーニャ→フラメンゴ
MFレナト・サンチェス→リール(フランス)
MFハメス・ロドリゲス→レアル・マドリー(スペイン)
FWアリエン・ロッベン→現役引退
FWフランク・リベリ→フィオレンティーナ(イタリア)
◆ドルトムント
【IN】
DFマッツ・フンメルス←バイエルン
DFニコ・シュルツ←ホッフェンハイム
DFマテウ・モレイ←バルセロナ(スペイン)
MFユリアン・ブラント←レバークーゼン
MFトルガン・アザール←ボルシアMG
FWパコ・アルカセル←バルセロナ(スペイン)
【OUT】
DFアブドゥ・ディアロ→パリ・サンジェルマン(フランス)
DFオメル・トプラク→ブレーメン※
DFジェレミー・トルヤン→サッスオーロ(イタリア)※
MF香川真司→レアル・サラゴサ(スペイン)
FWクリスチャン・プリシッチ→チェルシー(イングランド)
FWマリウス・ヴォルフ→ヘルタ・ベルリン※
FWマキシミリアン・フィリップ→ディナモ・モスクワ(ロシア)
◆RBライプツィヒ
【IN】
DFイーサン・アンパドゥ←チェルシー(イングランド)※
DFルアン・カンジド←パルメイラス(ブラジル)
MFハンネス・ヴォルフ←ザルツブルク(オーストリア)
MFクリストファー・エンクンク←パリ・サンジェルマン(フランス)
FWアデモラ・ルックマン←エバートン(イングランド)
FWパトリック・シック←ローマ(イタリア)※
【OUT】
FWジャン=ケビン・オギュスタン→モナコ(フランス)※
FWブルマ→PSV(オランダ)
◆レバークーゼン
【IN】
DFダレイ・シンクラーフェン←アヤックス(オランダ)
MFケレム・デミルバイ←ホッフェンハイム
MFナディエム・アミリ←ホッフェンハイム
FWムサ・ディアビ←パリ・サンジェルマン(フランス)
【OUT】
DFティン・イェドバイ→アウグスブルク※
MFドミニク・コール→フランクフルト
MFユリアン・ブラント→ドルトムント
◆ボルシアMG
【IN】
DFステファン・ライナー←ザルツブルク(オーストリア)
DFレミ・ベンセバイニ←レンヌ(フランス)
FWマルクス・テュラム←ギャンガン(フランス)
FWブリール・エンボロ←シャルケ
【OUT】
DFミヒャエル・ラング→ブレーメン※
MFトルガン・アザール→ボルシアMG
MFミカエル・キュイザンス→バイエルン
FWヨシプ・ドルミッチ→ノリッジ(イングランド)
◆ヴォルフスブルク
【IN】
DFケビン・ムバブ←ヤング・ボーイズ(スイス)
MFザヴェル・シュラーガー←ザルツブルク(オーストリア)
FWルーカス・エンメチャ←マンチェスター・シティ(イングランド)
【OUT】
DFセバスティアン・ユング→ハノーファー
DFオイス・フェリックス・ウドゥオカイ→アウグスブルク※
FWビクター・オシムヘン→リール(フランス)
◆フランクフルト
【IN】
GKケビン・トラップ←パリ・サンジェルマン(フランス)
DFエリック・ドゥルム←ハダースフィールド(イングランド)
DFマルティン・ヒンテレッガー←アウグスブルク
MFジブリル・ソウ←ヤング・ボーイズ(スイス)
MFドミニク・コール←レバークーゼン
MFセバスティアン・ローデ←ドルトムント
FWアンドレ・シウバ←ミラン(イタリア)※
FWバス・ドスト←スポルティング(ポルトガル)
FWデヤン・ヨベリッチ←ツルヴェナ・ズヴェズダ(セルビア)
【OUT】
DFイェトロ・ヴィレムス→ニューカッスル(イングランド)※
FWルカ・ヨビッチ→レアル・マドリー(スペイン)
FWセバスティアン・アラー→ウェストハム(イングランド)
FWアンテ・レビッチ→ミラン(イタリア)※
◆ブレーメン
【IN】
DFミヒャエル・ラング←ボルシアMG※
DFオメル・トプラク←ドルトムント※
MFレオナルド・ビッテンコート←ホッフェンハイム※
FWニクラス・フュルクルク←ハノーファー
【OUT】
MFロベルト・バウアー→アルセナル(ロシア)
FWマルティン・ハルニク→ハンブルガーSV※
FWマックス・クルーゼ→フェネルバフチェ(トルコ)
◆ホッフェンハイム
【IN】
DFコスタス・スタフィリディス←アウグスブルク
MFセバスティアン・ルディ←シャルケ※
MFディアディエ・サマセク←ザルツブルク(オーストリア)
FWロバート・スコフ←コペンハーゲン(デンマーク)
FWイフラス・ベブ←ハノーファー
FWユルゲン・ロカディア←ブライトン(イングランド)※
【OUT】
DFニコ・シュルツ→ドルトムント
MFヴィンチェンツォ・グリフォ→フライブルク
MFケレム・デミルバイ→レバークーゼン
MFナディエム・アミリ→レバークーゼン
MFレオナルド・ビッテンコート→ブレーメン※
FWジョエリントン→ニューカッスル(イングランド)
FWアダム・サライ→マインツ
◆デュッセルドルフ
【IN】
GKザック・ステッフェン←マンチェスター・シティ(イングランド)※
DFマルクス・ズットナー←ブライトン(イングランド)
MFルイス・ベイカー←マンチェスター・シティ(イングランド)※
【OUT】
FWベニト・ラマン→シャルケ
◆ヘルタ・ベルリン
【IN】
DFデドリック・ボヤタ←セルティック(スコットランド)
FWドディ・ルケバキオ←ワトフォード(イングランド)
FWマリウス・ヴォルフ←ドルトムント※
【OUT】
MFヴァレンティーノ・ラザロ→インテル(イタリア)
MFファビアン・ルステンベルガー→ヤング・ボーイズ(スイス)
◆マインツ
【IN】
DFイェリー・サン・ユステ←フェイエノールト(オランダ)
MFエジミウソン・フェルナンデス←ウェストハム(イングランド)
FWアダム・サライ←ホッフェンハイム
FWチ・ドンウォン←アウグスブルク
【OUT】
MFジャン・フィリップ・グバミン→エバートン(イングランド)
FWアンソニー・ウジャー→ウニオン・ベルリン
◆フライブルク
【IN】
DFジョナタン・シュミット←アウグスブルク
MFヴィンチェンツォ・グリフォ←ホッフェンハイム
MFチョン・ウヨン←バイエルン
FWクォン・チャンフン←ディジョン(フランス)
【OUT】
DFケヴェン・シュローターベック→ウニオン・ベルリン※
FWフロリアン・ニーダーレヒナー→アウグスブルク
◆シャルケ
【IN】
DFフアン・ミランダ←バルセロナ(スペイン)※
DFジョンジョ・ケニー←エバートン(イングランド)※
DFオザン・カバク←シュツットガルト
FWベニト・ラマン←デュッセルドルフ
【OUT】
GKラルフ・フェールマン→ノリッジ(イングランド)
DFハムザ・メンディル→ディジョン(フランス)※
MFセバスティアン・ルディ→ホッフェンハイム※
FWイェフヘン・コノプリャンカ→シャフタール(ウクライナ)
FWブリール・エンボロ→ボルシアMG
◆アウグスブルク
【IN】
GKトマシュ・コウベク←レンヌ(フランス)
DFティン・イェドバイ←レバークーゼン※
DFシュテファン・リヒトシュタイナー←アーセナル(イングランド)
DFオイス・フェリックス・ウドゥオカイ←ヴォルフスブルク※
MFカルロス・グルエソ←FCダラス(アメリカ)
FWフロリアン・ニーダーレヒナー←フライブルク
【OUT】
DFマルティン・ヒンテレッガー→フランクフルト
DFジョナタン・シュミット→フライブルク
DFケビン・ダンソ→サウサンプトン(イングランド)※
DFコスタス・スタフィリディス→ホッフェンハイム
MFク・ジャチョル→アル・ガラファ(カタール)
FW宇佐美貴史→ガンバ大阪(日本)
FWチ・ドンウォン→マインツ
◆ケルン
【IN】
DFセバスティアン・ボルナウ←アンデルレヒト(ベルギー)
MFエリエス・スクヒリ←モンペリエ(フランス)
MFビルゲール・フェルストラエテ←ヘント(ベルギー)
【OUT】
MFヨハネス・ガイス→ニュルンベルク
FWセール・ギラシー→アミアン(フランス)
◆パーダーボルン
【IN】
MFリフェト・カピッチ←グラスホッパー(スイス)
MFゲリット・ホルトマン←マインツ(ドイツ)※
【OUT】
なし
◆ウニオン・ベルリン
【IN】
DFネヴェン・スボティッチ←サンテチェンヌ(フランス)
DFケヴェン・シュローターベック←フライブルク※
MFマヌエル・シュミーデバッハ←ハノーファー
FWアントニー・ウジャー←マインツ
【OUT】
なし
◆ドルトムントが“バイエルン化”!

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今夏の移籍市場において最も成功を収めたのは国内のライバルクラブから主力クラスを相次いで引き抜いた昨季2位のドルトムントだ。ここ数年、無名の若手を青田買いして自慢の育成力を武器にブレイクさせる手法を取ってきたドルトムントだったが、今夏は宿敵バイエルンが得意とする、国内のライバルクラブから主力を引き抜く力業を見せた。
今年1月の時点でチェルシー行きが決定していたFWクリスチャン・プリシッチとパリ・サンジェルマン(PSG)にDFアブドゥ・ディアロを引き抜かれた以外、主力の流出を回避した中、DFマッツ・フンメルスをバイエルンから復帰させたほか、ホッフェンハイムからDFニコ・シュルツ、レバークーゼンからMFユリアン・ブラント、ボルシアMGからMFトルガン・アザールと、ライバルクラブの絶対的な主力の引き抜きに成功。手薄なポジションにテコ入れを図ったうえ、リーダーシップや攻撃のアクセントという現チームに欠けていた部分を見事に補完した。この積極補強に加えて、MFジェイドン・サンチョを中心とする若手が順調に成長を続ければ、悲願のマイスターシャーレ奪還は十二分に可能だ。

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一方、昨季に前人未踏のブンデスリーガ7連覇を達成したバイエルンだが、その栄光を支えたFWアリエン・ロッベン(現役引退)、FWフランク・リベリ(フィオレンティーナ)の重鎮コンビと、前述のフンメルス、DFラフィーニャのベテラン4選手と、本人の希望で買い取りオプションを行使できなかったMFハメス・ロドリゲスが今夏に退団。そして、補強の最優先ポイントはその主力の穴埋めとなった。
移籍市場が本格化する前にDFリュカ・エルナンデス、DFバンジャマン・パヴァールをいずれも契約解除金を支払うことで確保した最終ラインに関しては、両選手がサイドバックとセンターバックの双方を高次元でプレーできることもあり、昨季よりもスケールアップしたと考えていいはずだ。また、MFフィリペ・コウチーニョを1億2000万ユーロの買い取りオプション付きのレンタル移籍、ボルシアMGでブレイクの兆しを見せたMFミカエル・キュイザンスを完全移籍で獲得した中盤に関してもMFヨシュア・キミッヒの中盤とサイドバックの併用によって賄えそうだ。
ただ、シーズンを通しての懸念材料となりそうなのが、“ロベリ”の後釜問題だ。両選手の退団を受けて、バイエルンはチェルシーMFカラム・ハドソン=オドイ、マンチェスター・シティのMFレロイ・ザネの若手2選手をトップターゲットに掲げるも相手クラブからの徹底抗戦、選手の負傷という2つの障壁に阻まれ、獲得に漕ぎ付けられず。そして、最終的に獲得できたウイングプレーヤーはインテルで構想外となったFWイバン・ペリシッチのみに。現在はFWキングスレー・コマン、FWセルジュ・ニャブリの2選手が健在も、両選手共に負傷離脱が多いだけに、今回の“ロベリ”後釜獲得失敗は大きな痛手となりそうだ。
◆第2グループは主力引き抜き相次ぐ

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一時はUEFAカントリーランキングで3位にまで浮上したドイツだが、近年はバイエルンやドルトムントを始めヨーロッパの舞台でなかなか結果を残すことができないこともあり、移籍市場においても競争力を失っている。その証拠に前述の2クラブに次ぐ第2グループでは、ドルトムントや他国リーグに多くの主力を引き抜かれることに。とりわけ。草刈り場となったのがフランクフルトで、FWルカ・ヨビッチがレアル・マドリー、FWアンテ・レビッチがミラン、FWセバスティアン・アラーがウェストハムに引き抜かれることに。また、レバークーゼンはブラント、ボルシアMGはT・アザール、ブレーメンはFWマックス・クルーゼ、ホッフェンハイムはFWジョエリントンの流出を余儀なくされた。また、その後釜の補強に関しては国内のライバルあるいは中堅クラブ、よりレベルの低いリーグからの補強に留まっている。
その第2グループの中でポジティブな夏を過ごしたのは、若手偏重という独自の補強プランを貫くRBライプツィヒだ。今夏の移籍市場ではエースFWティモ・ヴェルナーら主力の残留に成功したうえ、DFイーサン・アンパドゥ、MFハンネス・ヴォルフ、MFクリストファー・エンクンク、FWアデモラ・ルックマン、FWパトリック・シックと各国リーグから若手逸材を確保。ここに若き智将ナーゲルスマン新監督の多彩なアイデアが加われば、非常にエキサイティングなシーズンを過ごせるはずだ。
今夏のブンデスリーガ主な移籍の一覧は以下の通り。
【今夏のブンデスリーガ主な移籍】
※はレンタル移籍
◆バイエルン
【IN】
DFリュカ・エルナンデス←アトレティコ・マドリー(スペイン)
DFバンジャマン・パヴァール←シュツットガルト
MFミカエル・キュイザンス←ボルシアMG
MFフィリペ・コウチーニョ←バルセロナ(スペイン)※
FWイバン・ペリシッチ←インテル(イタリア)※
FWヤン=フィーテ・アルプ←ハンブルガーSV
【OUT】
DFマッツ・フンメルス→ドルトムント
DFラフィーニャ→フラメンゴ
MFレナト・サンチェス→リール(フランス)
MFハメス・ロドリゲス→レアル・マドリー(スペイン)
FWアリエン・ロッベン→現役引退
FWフランク・リベリ→フィオレンティーナ(イタリア)
◆ドルトムント
【IN】
DFマッツ・フンメルス←バイエルン
DFニコ・シュルツ←ホッフェンハイム
DFマテウ・モレイ←バルセロナ(スペイン)
MFユリアン・ブラント←レバークーゼン
MFトルガン・アザール←ボルシアMG
FWパコ・アルカセル←バルセロナ(スペイン)
【OUT】
DFアブドゥ・ディアロ→パリ・サンジェルマン(フランス)
DFオメル・トプラク→ブレーメン※
DFジェレミー・トルヤン→サッスオーロ(イタリア)※
MF香川真司→レアル・サラゴサ(スペイン)
FWクリスチャン・プリシッチ→チェルシー(イングランド)
FWマリウス・ヴォルフ→ヘルタ・ベルリン※
FWマキシミリアン・フィリップ→ディナモ・モスクワ(ロシア)
◆RBライプツィヒ
【IN】
DFイーサン・アンパドゥ←チェルシー(イングランド)※
DFルアン・カンジド←パルメイラス(ブラジル)
MFハンネス・ヴォルフ←ザルツブルク(オーストリア)
MFクリストファー・エンクンク←パリ・サンジェルマン(フランス)
FWアデモラ・ルックマン←エバートン(イングランド)
FWパトリック・シック←ローマ(イタリア)※
【OUT】
FWジャン=ケビン・オギュスタン→モナコ(フランス)※
FWブルマ→PSV(オランダ)
◆レバークーゼン
【IN】
DFダレイ・シンクラーフェン←アヤックス(オランダ)
MFケレム・デミルバイ←ホッフェンハイム
MFナディエム・アミリ←ホッフェンハイム
FWムサ・ディアビ←パリ・サンジェルマン(フランス)
【OUT】
DFティン・イェドバイ→アウグスブルク※
MFドミニク・コール→フランクフルト
MFユリアン・ブラント→ドルトムント
◆ボルシアMG
【IN】
DFステファン・ライナー←ザルツブルク(オーストリア)
DFレミ・ベンセバイニ←レンヌ(フランス)
FWマルクス・テュラム←ギャンガン(フランス)
FWブリール・エンボロ←シャルケ
【OUT】
DFミヒャエル・ラング→ブレーメン※
MFトルガン・アザール→ボルシアMG
MFミカエル・キュイザンス→バイエルン
FWヨシプ・ドルミッチ→ノリッジ(イングランド)
◆ヴォルフスブルク
【IN】
DFケビン・ムバブ←ヤング・ボーイズ(スイス)
MFザヴェル・シュラーガー←ザルツブルク(オーストリア)
FWルーカス・エンメチャ←マンチェスター・シティ(イングランド)
【OUT】
DFセバスティアン・ユング→ハノーファー
DFオイス・フェリックス・ウドゥオカイ→アウグスブルク※
FWビクター・オシムヘン→リール(フランス)
◆フランクフルト
【IN】
GKケビン・トラップ←パリ・サンジェルマン(フランス)
DFエリック・ドゥルム←ハダースフィールド(イングランド)
DFマルティン・ヒンテレッガー←アウグスブルク
MFジブリル・ソウ←ヤング・ボーイズ(スイス)
MFドミニク・コール←レバークーゼン
MFセバスティアン・ローデ←ドルトムント
FWアンドレ・シウバ←ミラン(イタリア)※
FWバス・ドスト←スポルティング(ポルトガル)
FWデヤン・ヨベリッチ←ツルヴェナ・ズヴェズダ(セルビア)
【OUT】
DFイェトロ・ヴィレムス→ニューカッスル(イングランド)※
FWルカ・ヨビッチ→レアル・マドリー(スペイン)
FWセバスティアン・アラー→ウェストハム(イングランド)
FWアンテ・レビッチ→ミラン(イタリア)※
◆ブレーメン
【IN】
DFミヒャエル・ラング←ボルシアMG※
DFオメル・トプラク←ドルトムント※
MFレオナルド・ビッテンコート←ホッフェンハイム※
FWニクラス・フュルクルク←ハノーファー
【OUT】
MFロベルト・バウアー→アルセナル(ロシア)
FWマルティン・ハルニク→ハンブルガーSV※
FWマックス・クルーゼ→フェネルバフチェ(トルコ)
◆ホッフェンハイム
【IN】
DFコスタス・スタフィリディス←アウグスブルク
MFセバスティアン・ルディ←シャルケ※
MFディアディエ・サマセク←ザルツブルク(オーストリア)
FWロバート・スコフ←コペンハーゲン(デンマーク)
FWイフラス・ベブ←ハノーファー
FWユルゲン・ロカディア←ブライトン(イングランド)※
【OUT】
DFニコ・シュルツ→ドルトムント
MFヴィンチェンツォ・グリフォ→フライブルク
MFケレム・デミルバイ→レバークーゼン
MFナディエム・アミリ→レバークーゼン
MFレオナルド・ビッテンコート→ブレーメン※
FWジョエリントン→ニューカッスル(イングランド)
FWアダム・サライ→マインツ
◆デュッセルドルフ
【IN】
GKザック・ステッフェン←マンチェスター・シティ(イングランド)※
DFマルクス・ズットナー←ブライトン(イングランド)
MFルイス・ベイカー←マンチェスター・シティ(イングランド)※
【OUT】
FWベニト・ラマン→シャルケ
◆ヘルタ・ベルリン
【IN】
DFデドリック・ボヤタ←セルティック(スコットランド)
FWドディ・ルケバキオ←ワトフォード(イングランド)
FWマリウス・ヴォルフ←ドルトムント※
【OUT】
MFヴァレンティーノ・ラザロ→インテル(イタリア)
MFファビアン・ルステンベルガー→ヤング・ボーイズ(スイス)
◆マインツ
【IN】
DFイェリー・サン・ユステ←フェイエノールト(オランダ)
MFエジミウソン・フェルナンデス←ウェストハム(イングランド)
FWアダム・サライ←ホッフェンハイム
FWチ・ドンウォン←アウグスブルク
【OUT】
MFジャン・フィリップ・グバミン→エバートン(イングランド)
FWアンソニー・ウジャー→ウニオン・ベルリン
◆フライブルク
【IN】
DFジョナタン・シュミット←アウグスブルク
MFヴィンチェンツォ・グリフォ←ホッフェンハイム
MFチョン・ウヨン←バイエルン
FWクォン・チャンフン←ディジョン(フランス)
【OUT】
DFケヴェン・シュローターベック→ウニオン・ベルリン※
FWフロリアン・ニーダーレヒナー→アウグスブルク
◆シャルケ
【IN】
DFフアン・ミランダ←バルセロナ(スペイン)※
DFジョンジョ・ケニー←エバートン(イングランド)※
DFオザン・カバク←シュツットガルト
FWベニト・ラマン←デュッセルドルフ
【OUT】
GKラルフ・フェールマン→ノリッジ(イングランド)
DFハムザ・メンディル→ディジョン(フランス)※
MFセバスティアン・ルディ→ホッフェンハイム※
FWイェフヘン・コノプリャンカ→シャフタール(ウクライナ)
FWブリール・エンボロ→ボルシアMG
◆アウグスブルク
【IN】
GKトマシュ・コウベク←レンヌ(フランス)
DFティン・イェドバイ←レバークーゼン※
DFシュテファン・リヒトシュタイナー←アーセナル(イングランド)
DFオイス・フェリックス・ウドゥオカイ←ヴォルフスブルク※
MFカルロス・グルエソ←FCダラス(アメリカ)
FWフロリアン・ニーダーレヒナー←フライブルク
【OUT】
DFマルティン・ヒンテレッガー→フランクフルト
DFジョナタン・シュミット→フライブルク
DFケビン・ダンソ→サウサンプトン(イングランド)※
DFコスタス・スタフィリディス→ホッフェンハイム
MFク・ジャチョル→アル・ガラファ(カタール)
FW宇佐美貴史→ガンバ大阪(日本)
FWチ・ドンウォン→マインツ
◆ケルン
【IN】
DFセバスティアン・ボルナウ←アンデルレヒト(ベルギー)
MFエリエス・スクヒリ←モンペリエ(フランス)
MFビルゲール・フェルストラエテ←ヘント(ベルギー)
【OUT】
MFヨハネス・ガイス→ニュルンベルク
FWセール・ギラシー→アミアン(フランス)
◆パーダーボルン
【IN】
MFリフェト・カピッチ←グラスホッパー(スイス)
MFゲリット・ホルトマン←マインツ(ドイツ)※
【OUT】
なし
◆ウニオン・ベルリン
【IN】
DFネヴェン・スボティッチ←サンテチェンヌ(フランス)
DFケヴェン・シュローターベック←フライブルク※
MFマヌエル・シュミーデバッハ←ハノーファー
FWアントニー・ウジャー←マインツ
【OUT】
なし
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レ・ブルー初招集オリーズが母国イングランドではなくフランスでのプレー理由説明…同僚バデが意外な特技も明かす
レ・ブルー初招集となったバイエルンMFマイケル・オリーズが、母国イングランドではなくフランス代表でのプレーを決断した理由を明かした。フランス『レキップ』が伝えている。 ナイジェリア人の父親とアルジェリア系フランス人の母親の元、イングランドのロンドンで生まれ育ったオリーズ。アカデミー年代ではアーセナル、チェルシー、マンチェスター・シティという名門を渡り歩き、レディングでプロキャリアをスタート。その後、2021年夏にクリスタル・パレスへステップアップを遂げると、今夏はビッグクラブの争奪戦の中でバイエルンへ完全移籍した。 バイエルン移籍までイングランド一筋のクラブキャリアを歩んできた左利きの攻撃的MFだが、U-18チームから母親の母国フランスの代表チームでもプレーを選択。先のパリ・オリンピックではU-23フランス代表の一員として銀メダル獲得に貢献した。 そして、今回のインターナショナルマッチウィークではディディエ・デシャン監督から招集がかかり、レ・ブルー初選出となった。 3日、同じくA代表デビューが期待されるローマMFマヌ・コネ、セビージャDFロイク・バデとパリ五輪のチームメイトと共に公式会見に出席したオリーズは、ややたどたどしいフランス語で生まれ故郷のイングランドではなく、フランスでのプレーを決断した背景を説明。 明確な理由について言及は避けたが、「母はフランス出身で、僕は子供の頃にここに来たことがある。フランス代表チームとの繋がりがあったし、フランスでプレーしているんだ」と語った。 また、レ・ブルーのロールモデルに関して問われると、母と同じアルジェリア系フランス人のジネディーヌ・ジダン氏とパリ五輪で指導を受け、現在も連絡を取り合っているティエリ・アンリ氏の2人のレジェンドの名前を挙げた。 今回の会見の様子やフランス語が不得手という部分で、少し内向的な性格も窺わせたオリーズ。 そういったこともあり、会見ではチームメイトであるバデにオリーズの人となりに関する質問が飛ぶと、「とてもいいヤツだよ」という言葉と共に意外な特技が明かされた。 「マイケルはとてもいいヤツだよ。僕らは(パリ五輪の期間に)2カ月間一緒に過ごしていたけど、彼は本当にいいヤツなんだ。彼は人狼ゲーム(カードゲーム)がとても得意で、人を操る人間だね(笑)」 また、現状では右ウイングを主戦場とする可能性が高い中、右サイドバックとしてコンビを組む可能性が高いバルセロナDFジュール・クンデは、ピッチ内外での適応をサポートしたいと語った。 「ここには他の人よりも社交的な人間がたくさんいるし、とても歓迎的なグループだ。彼が馴染みのに問題はないよ」 「彼に時間を与える必要があるけど、僕はまったく心配していないよ。彼はとてもアンバランスなアタッカーで、左足が本当に得意だ。だけど、静かに落ち着かせてほしい。新しい人に時間を与えるのは良いことだからね」 2024.09.04 16:00 Wed2
「ピッチ上で最もおしゃれな選手」バイエルンMFのスパイクコーデが話題に! 7年前発売モデルをユニフォームに合わせて着用「いつも完璧にマッチ」
バイエルンのフランス代表MFマイケル・オリーズのスパイク選びが注目を集めている。 今夏クリスタル・パレスからバイエルンへ移籍したオリーズ。ブンデスリーガやチャンピオンズリーグ(CL)に初挑戦のシーズンとなっているが、ここまで公式戦12試合で7ゴール3アシストと好パフォーマンスを見せている。 そんななか、注目を集めているのがオリーズの足元。ユニフォーム情報やギア情報を扱うメディア『Footy Headlines』は、22歳ウインガーがユニフォームとスパイクの色を合わせていると紹介した。 オリーズはスパイク契約を結んでいないため、好きなものを履くことが可能。2017年に15色展開で発売されたナイキのハイパーヴェノム3を好み、バイエルンのホームユニフォームには赤、アウェイユニフォームには黒、サードユニフォームには白を合わせている。 また、パレス時代にもユニフォームの色と合ったスパイクを選択。水色と白のキットに、こちらも水色と白の2色でカラーリングされたハイパーヴェノム3を着用した。 『ESPN』もオリーズのスパイクに注目し、画像をSNSに投稿。「ファッショニスタ」「ピッチ上で最もおしゃれなサッカー選手」「彼はファッションとボールをよく理解している」「いつも完璧にマッチしている」と好意的な反応が寄せられた。 <span class="paragraph-title">【写真】ユニフォームと同色のスパイク! オリーズのコーデ4種</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Michael Olise matching his boots with his kits <a href="https://t.co/WXsWwM8VCt">pic.twitter.com/WXsWwM8VCt</a></p>— ESPN UK (@ESPNUK) <a href="https://twitter.com/ESPNUK/status/1851625103865372708?ref_src=twsrc%5Etfw">October 30, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.31 19:30 Thu3
伝説のGKカーンが語る意外な後悔「あそこに移籍すれば良かった」
▽フットボール界のレジェンドである元ドイツ代表GKオリバー・カーン氏が、キャリアにおける後悔として、「マンチェスター・ユナイテッドへの移籍」を挙げた。 ▽カーン氏は現役時代、1994年にカールスルーエから加入したバイエルンで14シーズンにわたって守護神として活躍し、8度のブンデスリーガや2000-01シーズンのチャンピオンズリーグ制覇を経験した。また、ドイツ代表としては86試合に出場し、1996年のユーロ優勝や2002年の日韓ワールドカップ準優勝を経験した。 ▽ドイツ『スポーツ・ビルト』のインタビューに応じたカーン氏は、海外移籍に挑戦してみたかったという思いを吐露し、当時アレックス・ファーガソン氏が率いていたユナイテッドへの移籍についての後悔を口にした。 「アレックス・ファーガソンは未だに私に怒っているんじゃないかな。2003年か2004年、彼は私がユナイテッドに移籍すると思っていただろうからね。でもバイエルンで締めくくることが私にとってより重要だった」 「振り返ってみれば、移籍してみるべきだったと思う。私にとっていい挑戦になったはずだ」 ▽当時ユナイテッドは、2005年にGKエドウィン・ファン・デル・サールが加わるまでGKに確固たる存在を立てることができずにいた時代が続いていた。ファン・デル・サールと共に2007-08シーズンには欧州王者に君臨したユナイテッドだが、カーンが加わっていたらまた大きな違いが生まれていたことだろう。 2017.12.15 14:09 Fri4
浦和でも活躍したルンメニゲのアクロバティックなアウトサイドボレー【スーパーゴール図鑑/バイエルン編】
【得点者プロフィール】 ミヒャエル・ルンメニゲ(当時20歳) 国籍:ドイツ 所属:バイエルン ポジション:MF 身長:176cm カール=ハインツ・ルンメニゲ氏の実の弟であるミヒャエル・ルンメニゲ氏。バイエルンとドルトムントで活躍した後、1993年からは浦和レッズでも活躍していた。 【試合詳細】 日程:1984年4月21日 大会:ブンデスリーガ第22節 対戦相手:ブレーメン 時間:後半5分(0-2) <div id="cws_ad">◆ルンメニゲ弟のアクロバティックなゴール<br/><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJ2OG02SmV2aSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 0-2と2点ビハインドで迎えた50分、バイエルンは敵陣左サイドでDFベルント・デュルンベルガーがボールを持つ。ボックス内に侵入し、マークを引き付けると、ボックス中央にいたミヒャエル・ルンメニゲに向かって浮き球のパスを送る。パスは少し高くなり、ベルトの高さくらいであったが、ミヒャエル・ルンメニゲはジャンプしながら右足のアウトサイドで上手く合わせると、絶妙なボレーとなりゴールネットを揺らした。 この試合では兄のカール=ハインツ・ルンメニゲ氏もゴールを挙げ、兄弟でのアベックゴールを記録している。 2021.01.16 18:00 Sat5
