【プレミアリーグ移籍総括】ビッグ6は量より質の補強! 中堅&昇格組も目玉補強を敢行!

2019.09.13 20:00 Fri
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現地時間9月2日に今夏のヨーロッパ主要リーグの移籍市場が閉幕した。プレミアリーグでは昨年に続きリーグ開幕前日に合わせて国内市場が締め切られた中、ウィンドウ閉幕後の他リーグへの引き抜きに関して多くの指揮官が懸念を表明するなど、やや混乱に見舞われた。それでも、ヨーロッパ屈指の資金力を持つ金満リーグは今夏も市場の話題をさらった。
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◆ビッグ6は量より質の補強に
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昨シーズンはマンチェスター・シティが史上初の国内3冠、チャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)の決勝がいずれも同国対決となるなど、ヨーロッパのサッカー界を席巻したイングランド。今シーズンは更なる積極補強に打って出るかに思われたが、昨シーズンのCL王者リバプールに倣ってか、ビッグ6はいずれも量より質の補強となった。悲願のCL制覇こそ逃したものの、史上初の国内3冠に輝いた王者シティは、昨夏に続き手薄なポジションを埋める堅実な補強を見せた。DFバンジャマン・メンディ、DFカイル・ウォーカーのバックアッパーとしてプレースタイルが異なるDFアンヘリーニョ、DFジョアン・カンセロという実力者を迎え入れ、さらにベテランMFフェルナンジーニョへの依存が顕著だった守備的MFのポジションに、アトレティコ・マドリーのMFロドリゴ・エルナンデスを7000万ユーロで補強。これによって選手層が増した一方、主将DFヴァンサン・コンパニの退団によって元々手薄だったセンターバックに関しては、移籍市場閉幕後にDFアイメリック・ラポルテが長期離脱を強いられ、フェルナンジーニョをコンバートする緊急事態に。宿敵マンチェスター・ユナイテッドと競合となった中、撤退したDFハリー・マグワイア獲得失敗が響く格好となった。
一方、悲願のプレミア制覇に向けて更なる補強が見込まれた2位のリバプールは、補強禁止のチェルシーを除くビッグ6の中で最も静かな夏を過ごした。多くの主力の残留によって穴埋め補強の必要がなかった中、DFセップ・ファン・デン・ベルフ、MFハーヴェイ・エリオットという17歳、16歳の超逸材2人を獲得し、近未来への投資を行った。また、GKアリソン・ベッカーの控えにアドリアン、アンディ・ロナーガンと2人のベテランGKを確保した。

その異次元の2強を追うために補強が必要だった第2グループ。補強禁止処分を科された3位のチェルシーでは、今年1月に獲得済みのFWクリスチャン・プリシッチが唯一の純粋な新戦力となり、エースMFエデン・アザールやDFダビド・ルイスらが抜けた穴埋めに関してはフランク・ランパード新監督が信頼を置く自慢のアカデミー出身プレーヤーで埋めることになった。
4位のトッテナムはクラブ史上最高額の6000万ユーロをかけてリヨンからMFタンギ・エンドンベレを獲得し、約1年半ぶりの補強を実行。移籍市場最終日にはMFライアン・セセニョン、MFジョバニ・ロ・セルソと若手逸材2選手を確保。また、流出濃厚と見られたDFトビー・アルデルヴァイレルト、MFクリスティアン・エリクセンの2選手も紆余曲折を経て残留が決定。右サイドバックや控えFWフェルナンド・ジョレンテの後釜確保に失敗したが、やりくり上手のアルゼンチン人指揮官が何とかしてくれるはずだ。

トッテナムと同様にMFポール・ポグバに流出危機があったユナイテッドは強気な値段設定もあって、最終的に同選手の慰留に成功した。補強に関しては課題の最終ラインにDF史上最高額となる8000万ポンドを費やし、レスターDFハリー・マグワイアを補強。さらに、右サイドバックにDFアーロン・ワン=ビサカ、2列目にMFダニエル・ジェームズと英国産の逸材2選手を加えると、その2選手は早くもその才能を遺憾なく発揮している。また、FWロメル・ルカク、FWアレクシス・サンチェスを含む4選手をイタリアに送るなど、余剰人員の整理にも着手。ただ、開幕からのチームパフォーマンスは芳しくなく、急速な世代交代に不安を残す。

◆アーセナルが緊縮財政報道を覆す積極性
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昨季のリーグ5位、EL準優勝という期待外れの結果を受けて今夏は緊縮財政の可能性が盛んに報じられたアーセナルだったが、蓋を開けてみればビッグ6で最も積極的な補強を行った。

将来への投資という印象が強いFWガブリエウ・マルティネッリを除き、DFキーラン・ティアニ、DFダビド・ルイス、MFダニ・セバージョス、FWニコラ・ペペと各ポジションに4人の即戦力を補強。とりわけ、ビッグクラブとの争奪戦を制してクラブレコードの7200万ポンドで獲得したペペ、移籍市場最終日に宿敵チェルシーからD・ルイスを引き抜いた2つのオペレーションはクラブとしての野心を示すうえで強烈なインパクトを残した。

人員整理に関しては主将DFローラン・コシエルニーの後味が悪いボルドー移籍こそ想定外だったものの、世代交代を図る上で必要だったDFナチョ・モンレアルやMFヘンリク・ムヒタリアン、FWダニー・ウェルベックの放出、DFシュコドラン・ムスタフィを除く余剰人員の整理も進み、人件費の削減にも成功している。

◆中堅&昇格組も目玉補強を敢行!
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ビッグ6以外の中堅&昇格組のクラブもヨーロッパ最高の金満リーグに相応しい目玉補強を各クラブが行っている。

ウォルバーハンプトンではミランの俊英FWパトリック・クトローネ、エバートンはMFアレックス・イウォビ、FWモイゼ・ケアンとビッグクラブの若手の獲得に成功。また、レスターやウェストハム、ワトフォード、ニューカッスルらはドイツやフランスを中心に中堅クラブのエースクラスの実力者をクラブレコードの移籍金を支払って獲得している。

昇格組ではアストン・ビラが昨季のウルブスを彷彿とさせる積極補強を敢行。GKトム・ヒートンやDFタイロン・ミングス、FWウェズレイ、FWエル・ガジなどをいずれも完全移籍で補強している。

今夏のプレミアリーグ主な移籍の一覧は以下の通り。

【今夏のプレミアリーグ主な移籍】
※はレンタル移籍

◆マンチェスター・シティ
【IN】
GKスコット・カーソン←ダービー※
DFアンヘリーニョ←PSV(オランダ)
DFジョアン・カンセロ←ユベントス(イタリア)
MFロドリゴ・エルナンデス←アトレティコ・マドリー(スペイン)

【OUT】
GKアリジャネ・ムリッチ→ノッティンガム(イングランド)※
DFヴァンサン・コンパニ→アンデルレヒト(ベルギー)
DFフィリップス・サンドレル→アンデルレヒト(ベルギー)※
DFダニーロ→ユベントス(イタリア)
DFエリアキム・マンガラ→バレンシア(スペイン)
MFファビアン・デルフ→エバートン
MFドウグラス・ルイス→アストン・ビラ
FW食野亮太郎→ハーツ(スコットランド)※

◆リバプール
【IN】
GKアンディ・ロナーガン←ミドルズブラ
GKアドリアン←ウェストハム
DFセップ・ファン・デン・ベルフ←ズウォレ(オランダ)
MFハーヴェイ・エリオット←フルアム

【OUT】
GKシモン・ミニョレ→クラブ・ブルージュ(ベルギー)
DFアルベルト・モレノ→ビジャレアル(スペイン)
MFライアン・ケント→レンジャーズ(スコットランド)
MFベン・ウッドバーン→オックスフォード※
MFハリー・ウィルソン→ボーンマス※
FWダニエル・スタリッジ→トラブゾンスポル(トルコ)
FWダニー・イングス→サウサンプトン

◆チェルシー
【IN】
MFマテオ・コバチッチ←レアル・マドリー(スペイン)
FWクリスチャン・プリシッチ←ドルトムント(ドイツ)

【OUT】
GKロバート・グリーン→現役引退
DFギャリー・ケイヒル→クリスタル・パレス
DFダビド・ルイス→アーセナル
DFダビデ・ザッパコスタ→ローマ(イタリア)※
DFイーサン・アンパドゥ→RBライプツィヒ(ドイツ)※
MFダニー・ドリンクウォーター→バーンリー
MFティエムエ・バカヨコ→モナコ(フランス)※
MFエデン・アザール→レアル・マドリー(スペイン)
MFケネディ→ヘタフェ(スペイン)※

◆トッテナム
【IN】
MFタンギ・エンドンベレ←リヨン(フランス)
MFライアン・セセニョン←フルアム
MFジオバニ・ロ・セルソ←ベティス(スペイン)※

【OUT】
GKミシェル・フォルム→無所属
DFキーラン・トリッピアー→アトレティコ・マドリー(スペイン)
MFジョシュア・オノマー→フルアム
FWフェルナンド・ジョレンテ→ナポリ(イタリア)
FWフィンセント・ヤンセン→モンテレイ(メキシコ)
FWジョルジュ=ケビン・エンクドゥ→ベシクタシュ(トルコ)
FWジャック・クラーク→リーズ※

◆アーセナル
【IN】
DFキーラン・ティアニー←セルティック(スコットランド)
DFダビド・ルイス←チェルシー
MFダニ・セバージョス←レアル・マドリー(スペイン)※
FWニコラ・ペペ←リール(フランス)
FWガブリエウ・マルティネッリ←イトゥアノ(ブラジル)

【OUT】
GKペトル・チェフ→現役引退
DFシュテファン・リヒトシュタイナー→アウグスブルク(ドイツ)
DFローラン・コシエルニー→ボルドー(フランス)
DFナチョ・モンレアル→レアル・ソシエダ(スペイン)
DFウィリアム・サリバ→サンテチェンヌ※
DFカール・ジェンキンソン→ノッティンガム
MFクリスティアン・ビエリク→ダービー
MFアーロン・ラムジー→ユベントス(イタリア)
MFアレックス・イウォビ→エバートン
MFモハメド・エルネニー→ベシクタシュ(トルコ)※
MFヘンリク・ムヒタリアン→ローマ(イタリア)※
FWダニー・ウェルベック→ワトフォード
FWエディ・エンケティア→リーズ※
FW浅野拓磨→パルチザン(セルビア)

◆マンチェスター・ユナイテッド
【IN】
DFアーロン・ワン=ビサカ←クリスタル・パレス
DFハリー・マグワイア←レスター
MFダニエル・ジェームズ←スウォンジー

【OUT】
GKジョエル・ペレイラ→ハーツ(スコットランド)※
DFルイス・アントニオ・バレンシア→キト(エクアドル)
DFマッテオ・ダルミアン→パルマ(イタリア)
DFクリス・スモーリング→ローマ(イタリア)※
MFアンデル・エレーラ→パリ・サンジェルマン(フランス)
FWロメル・ルカク→インテル(イタリア)
FWアレクシス・サンチェス→インテル(イタリア)※

◆ウォルバーハンプトン
【IN】
DFヘスス・バジェホ←レアル・マドリー(スペイン)※
MFペドロ・ネト←ラツィオ(イタリア)
MFブルーノ・ジョルダン←ラツィオ(イタリア)
FWパトリック・クトローネ←ミラン(イタリア)

【OUT】
MFエウデル・コスタ→リーズ※
FWイバン・カバレイロ→フルアム※

◆エバートン
【IN】
GKヨナス・レッスル←ハダースフィールド
DFジブリル・シディベ←モナコ(フランス)※
MFジャン=フィリップ・グバミン←マインツ(ドイツ)
MFファビアン・デルフ←マンチェスター・シティ
MFアレックス・イウォビ←アーセナル
FWモイゼ・ケアン←ユベントス(イタリア)

【OUT】
DFフィル・ジャギエルカ→シェフィールド・ユナイテッド
MFイドリサ・グイエ→パリ・サンジェルマン(フランス)
MFモハメド・ベシッチ→シェフィールド・ユナイテッド※
MFジェームズ・マッカーシー→クリスタル・パレス
FWヘンリー・オニェクル→モナコ(フランス)
FWアデモラ・ルックマン→RBライプツィヒ(ドイツ)

◆レスター・シティ
【IN】
MFデニス・プラート←サンプドリア(イタリア)
FWアジョセ・ペレス←ニューカッスル

【OUT】
DFダニー・シンプソン→無所属
DFハリー・マグワイア→マンチェスター・ユナイテッド
MFラシド・ゲザル→フィオレンティーナ(イタリア)※
FW岡崎慎司→ウエスカ(スペイン)
FWイスラム・スリマニ→モナコ(フランス)※

◆ウェストハム
【IN】
GKロベルト・ヒメネス←エスパニョール(スペイン)
MFパブロ・フォルナルス←ビジャレアル(スペイン)
FWアルビアン・アイエティ←バーゼル(スイス)
FWセバスティアン・アラー←フランクフルト(ドイツ)

【OUT】
GKアドリアン→リバプール
MFサミル・ナスリ→アンデルレヒト(ベルギー)
MFペドロ・オビアン→サッスオーロ(イタリア)
FWアンディ・キャロル→ニューカッスル
FWルーカス・ペレス→アラベス(スペイン)
FWマルコ・アルナウトビッチ→上海上港(中国)
FWハビエル・エルナンデス→セビージャ(スペイン)

◆ワトフォード
【IN】
DFクレイグ・ドーソン←WBA
FWダニー・ウェルベック←アーセナル
FWイスマイラ・サール←レンヌ(フランス)

【OUT】
MFケン・セマ→ウディネーゼ(イタリア)※
FWアダルベルト・ペニャランダ→オイペン(ベルギー)※
FWクチョ・エルナンデス→マジョルカ(スペイン)※
FWドディ・ルケバキオ→ヘルタ・ベルリン(ドイツ)

◆クリスタル・パレス
【IN】
DFギャリー・ケイヒル←チェルシー
MFジェームズ・マッカーシー←エバートン
MFビクトル・カマラサ←ベティス(スペイン)
FWジョルダン・アイェウ←スウォンジー

【OUT】
DFアーロン・ワン=ビサカ→マンチェスター・ユナイテッド
MFバカリ・サコ→パフォス(キプロス)
MFジェイソン・パンチェオン→パフォス(キプロス)

◆ニューカッスル
【IN】
DFイェトロ・ヴィレムス←フランクフルト(ドイツ)※
DFエミル・クラフト←アミアン(フランス)
FWアンディ・キャロル←ウェストハム
FWジョエリントン←ホッフェンハイム(ドイツ)
FWアラン・サン=マクシマン←ニース(フランス)

【OUT】
MFモハメド・ディアメ→アル・アハリ(カタール)
FWアジョセ・ペレス→レスター
FWホセル→アラベス(スペイン)

◆ボーンマス
【IN】
DFロイド・ケリー←ブリストル
MFハリー・ウィルソン←リバプール※
MFフィリップ・ビリング←ハダースフィールド
FWアルノー・ダンジュマ←クラブ・ブルージュ(ベルギー)

【OUT】
GKアスミル・ベゴビッチ→カラバフ(アゼルバイジャン)※
DFタイロン・ミングス→アストン・ビラ
MFハリー・アーター→フルアム※
FWリス・ムセ→シェフィールド・ユナイテッド

◆バーンリー
【IN】
DFエリック・ピーテルス←ストーク
MFダニー・ドリンクウォーター←チェルシー※
FWジェイ・ロドリゲス←WBA

【OUT】
GKアンデルス・リンデゴーア→ヘルシンボリ(スウェーデン)
GKトム・ヒートン→アストン・ビラ
MFスティーブン・デフール→アントワープ(ベルギー)
FWピーター・クラウチ→現役引退

◆サウサンプトン
【IN】
DFケビン・ダンソ←アウグスブルク(ドイツ)※
FWチェ・アダムズ←バーミンガム
FWムサ・ジェネポ←スタンダール・リエージュ(ベルギー)
FWダニー・イングス←リバプール

【OUT】
GKフレイザー・フォースター→セルティック(スコットランド)※
DFマット・ターゲット→アストン・ビラ
MFマリオ・レミナ→ガラタサライ(トルコ)※
MFスティーブン・デイビス→レンジャーズ(スコットランド)
FWモハメド・エルヨナッシ→セルティック(スコットランド)※
FWチャーリー・オースティン→WBA

◆ブライトン&ホーヴ・アルビオン
【IN】
DFアダム・ウェブスター←ブリストル
MFレアンドロ・トロサール←ヘンク(ベルギー)
MFアーロン・ムーイ←ハダースフィールド※
FWネアル・マウペイ←ブレントフォード

【OUT】
FWユルゲン・ロカディア→ホッフェンハイム(ドイツ)※
FWフロリン・アンドネ→ガラタサライ(トルコ)※
FWアントニー・ノッカール→フルアム※

◆ノリッジ
【IN】
GKラルフ・フェールマン←シャルケ(ドイツ)※
DFサム・バイラム←ウェストハム
MFパトリック・ロバーツ←マンチェスター・シティ※
MFイブラヒム・アマドゥ←セビージャ(スペイン)※
FWヨシプ・ドルミッチ←ボルシアMG(ドイツ)

【OUT】
MFマット・ジャービス→無所属

◆シェフィールド・ユナイテッド
【IN】
GKディーン・ヘンダーソン←マンチェスター・ユナイテッド※
DFフィル・ジャギエルカ←エバートン
MFモハメド・べシッチ←エバートン※
MFラヴェル・モリソン←エステルンド(ノルウェー)
FWカラム・ロビンソン←プレストン
FWリス・ムセ←ボーンマス※
FWオリヴァー・マクバーニー←スウォンジー

【OUT】
なし

◆アストン・ビラ
【IN】
GKトム・ヒートン←バーンリー
DFタイロン・ミングス←ボーンマス
DFマット・ターゲット←サウサンプトン
MFトレゼゲ←カスムパシャ(トルコ)
MFドウグラス・ルイス←マンチェスター・シティ
MFマーヴェラス・ナカンバ←クラブ・ブルージュ(ベルギー)
FWウェズレイ←クラブ・ブルージュ(ベルギー)
FWエル・ガジ←リール(フランス)※

【OUT】
DFマイカー・リチャーズ→現役引退
DFアラン・ハットン→無所属
MFミル・ジェディナク→無所属
MFビルキル・ビャルナソン→無所属
MFグレン・ウィーラン→ハーツ(スコットランド)

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シティが難敵フォレスト撃破で決勝進出! 今季唯一タイトル懸けてC・パレスとのファイナルへ【FAカップ】

FAカップ準決勝、ノッティンガム・フォレストvsマンチェスター・シティが27日にウェンブリー・スタジアムで行われ、0-2で勝利したシティが決勝進出を決めた。 下部カテゴリーの3チーム、準々決勝ではボーンマスに競り勝って準決勝進出を決めたシティ。今季唯一獲得可能なタイトル制覇を目指すチームは、プレミアリーグで熾烈なトップ5争いを繰り広げるフォレストと対戦。 グアルディオラ監督は2-1で劇的勝利を飾ったミッドウィークのアストン・ビラ戦から先発3人を変更。ギュンドアン、デ・ブライネ、マカティーに代えてリコ・ルイス、サヴィオ、グリーリッシュを起用した。 クリスタル・パレスが待つファイナル進出を懸けた一戦は開始早々に動く。2分、中央での細かい繋ぎからバイタルエリアでボールを持ったコバチッチが得意の仕掛けでスイッチを入れると、ペナルティアーク内で足元にパスを受けたルイスがすかさず右足グラウンダーシュートをゴール左隅に突き刺した。 2セントラルMFの一角での起用となったルイスがいきなり決定的な仕事を果たし、最高の滑り出しとなったシティ。失点後の相手の出方を窺いつつ、以降は圧倒的にボールを保持してゲームをコントロールしていく。 先制後は決定機には至らずも、前半半ば過ぎの27分には絶好調のオライリーが鋭い左足のミドルシュートでスタジアムを沸かせる。 一方、2失点目回避を優先した後ろ重心の戦いを継続したフォレストも徐々に前からボールを奪いに行く姿勢を見せ始める。また、自陣でボールを奪った際にはハドソン=オドイらのスピードを活かしたロングカウンターでチャンスを窺うが、最後の精度を欠いてスムーズな攻めに至らず。結局、決定機はおろかシュート1本さえも打てずに前半を終えることになった。 迎えた後半、フォレストはダニーロを下げてエランガをハーフタイム明けに投入。すると、後半キックオフ直後には左サイドで完璧に背後を取ったハドソン=オドイがゴール前のスペースに流し込んだボールにそのエランガが反応。だが、ゴール前での絶好機でシュートを枠の左に外してしまい、チームファーストシュートでの同点ゴールとはならず。 一方、このピンチを凌いだシティは直後にルイス、マテウス・ヌネス、コバチッチの連続シュートでゴールへ迫る。ここはGKセルスのビッグセーブに阻まれたが、この流れで得た51分の左CKの場面でキッカーのマーモウシュが右足インスウィングで滞空時間の長いボールを入れると、グヴァルディオルが打点の高いヘディングで合わせた。 前半同様に立ち上がりのゴールによって待望の追加点を手にしたシティ。相手がより前に出てきたなかで、冷静にいなしながらゲームをコントロールしていく。 一方、ここから腹をくくって前がかるフォレストは背番号10が存在感を示す。65分にはエランガの左クロスをギブス=ホワイトが見事な左足ボレーで合わすが、これは惜しくも枠を叩く。さらに、70分にも決定的なシュートを放つが、今度は左ポストに阻まれてゴールとはならず。 後半終盤を迎えて両ベンチが慌ただしく交代カードを切っていくと、試合はよりオープンな展開に。シティはマーモウシュを起点に3点目に迫れば、フォレストもアウォニイがゴールに迫ったが、三度枠に嫌われた。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、DF登録2人のゴールに枠やポストの活躍にも助けられたシティが難敵撃破で決勝進出。 今季唯一のタイトルが懸かる5月17日の決勝ではクリスタル・パレスと対戦する。 ノッティンガム・フォレスト 0-2 マンチェスター・シティ 【マンチェスター・C】 リコ・ルイス(前2) ヨシュコ・グヴァルディオル(後6) 2025.04.28 02:47 Mon
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来季刷新のシティがガラタサライMFに関心? イングランド経験もある25歳

マンチェスター・シティが、ガラタサライのブラジル人MFガブリエウ・サラ(25)に関心を示しているようだ。フランス『フットメルカート』が報じている。 プレミアリーグ5連覇の夢が潰え、決勝へ進出したFAカップを除き全コンペティションから敗退したシティ。捲土重来を期す新シーズンに向けては各ポジションで大幅な刷新が見込まれる。 そのなかでよりメンバーの入れ替えが想定される中盤では複数候補がすでにリストアップされており、新たな候補として浮上しているのが元ノリッジ・シティMFだ。 ブラジルの名門サンパウロの下部組織で育ちでファーストチームデビューを飾ったサラは、2022年夏にチャンピオンシップ(イングランド2部)のノリッジへ完全移籍。加入初年度からセントラルMFとして定位置を確保。2023-24シーズンは絶対的主力として、リーグ全試合に出場し13ゴール12アシストを記録。この活躍が評価され、昨夏トルコ屈指の名門へステップアップを遂げた。 その新天地ではここまで公式戦41試合に出場し、2ゴール8アシストを記録。高精度の左足を活かした配球力に加え、豊富な運動量と球際の強さを武器に攻守両面で存在感を放っている。 報道によると、シティはサラの代理人サイドとすでに接触しており、獲得に向けた初期段階にあるようだ。 2025.04.30 16:35 Wed
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デ・ブライネの新天地最有力候補はシカゴ・ファイアー? インテル・マイアミは厳しい状況

マンチェスター・シティを退団するベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ(33)だが、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のシカゴ・ファイアーが新天地の最有力候補だという。『The Athletic』が伝えた。 10シーズンを過ごし、数々のタイトル獲得に貢献してきたデ・ブライネ。しかし、クラブからの契約延長の話はなく、契約満了を迎える今シーズン終了後に退団することが決定した。 世界屈指のゲームメーカーであるデ・ブライネだが、移籍先の有力候補はMLSのクラブに絞られている状況。当初は、インテル・マイアミがディスカバリー権(優先交渉権)を保有していた。 しかし、サラリーキャップ外で獲得できるデジグネイティッド・プレーヤー(DP)の3枠がリオネル・メッシ、セルヒオ・ブスケッツ、ジョルディ・アルバで埋まっている状況だ。 一方で、シカゴ・ファイアーはDCユナイテッド、ニューヨーク・シティFCとともに獲得に関心を持っているとされているクラブの1つ。関係者によれば、交渉権を握っているようだ。 シカゴ・ファイアーは、元アメリカ代表監督でもあるグレッグ・バーハルター監督の指揮下でチーム刷新を進めている状況。かつてはバイエルンやマンチェスター・ユナイテッドでプレーした元ドイツ代表MFバスティアン・シュヴァインシュタイガーも所属したことがあり、直近ではバイエルンやリバプールでプレーした元スイス代表MFジェルダン・シャキリもプレーしていた。 2025.05.02 12:40 Fri

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