【プレミアリーグ移籍総括】ビッグ6は量より質の補強! 中堅&昇格組も目玉補強を敢行!

2019.09.13 20:00 Fri
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現地時間9月2日に今夏のヨーロッパ主要リーグの移籍市場が閉幕した。プレミアリーグでは昨年に続きリーグ開幕前日に合わせて国内市場が締め切られた中、ウィンドウ閉幕後の他リーグへの引き抜きに関して多くの指揮官が懸念を表明するなど、やや混乱に見舞われた。それでも、ヨーロッパ屈指の資金力を持つ金満リーグは今夏も市場の話題をさらった。
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◆ビッグ6は量より質の補強に
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昨シーズンはマンチェスター・シティが史上初の国内3冠、チャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)の決勝がいずれも同国対決となるなど、ヨーロッパのサッカー界を席巻したイングランド。今シーズンは更なる積極補強に打って出るかに思われたが、昨シーズンのCL王者リバプールに倣ってか、ビッグ6はいずれも量より質の補強となった。
悲願のCL制覇こそ逃したものの、史上初の国内3冠に輝いた王者シティは、昨夏に続き手薄なポジションを埋める堅実な補強を見せた。DFバンジャマン・メンディ、DFカイル・ウォーカーのバックアッパーとしてプレースタイルが異なるDFアンヘリーニョ、DFジョアン・カンセロという実力者を迎え入れ、さらにベテランMFフェルナンジーニョへの依存が顕著だった守備的MFのポジションに、アトレティコ・マドリーのMFロドリゴ・エルナンデスを7000万ユーロで補強。これによって選手層が増した一方、主将DFヴァンサン・コンパニの退団によって元々手薄だったセンターバックに関しては、移籍市場閉幕後にDFアイメリック・ラポルテが長期離脱を強いられ、フェルナンジーニョをコンバートする緊急事態に。宿敵マンチェスター・ユナイテッドと競合となった中、撤退したDFハリー・マグワイア獲得失敗が響く格好となった。

一方、悲願のプレミア制覇に向けて更なる補強が見込まれた2位のリバプールは、補強禁止のチェルシーを除くビッグ6の中で最も静かな夏を過ごした。多くの主力の残留によって穴埋め補強の必要がなかった中、DFセップ・ファン・デン・ベルフ、MFハーヴェイ・エリオットという17歳、16歳の超逸材2人を獲得し、近未来への投資を行った。また、GKアリソン・ベッカーの控えにアドリアン、アンディ・ロナーガンと2人のベテランGKを確保した。

その異次元の2強を追うために補強が必要だった第2グループ。補強禁止処分を科された3位のチェルシーでは、今年1月に獲得済みのFWクリスチャン・プリシッチが唯一の純粋な新戦力となり、エースMFエデン・アザールやDFダビド・ルイスらが抜けた穴埋めに関してはフランク・ランパード新監督が信頼を置く自慢のアカデミー出身プレーヤーで埋めることになった。
4位のトッテナムはクラブ史上最高額の6000万ユーロをかけてリヨンからMFタンギ・エンドンベレを獲得し、約1年半ぶりの補強を実行。移籍市場最終日にはMFライアン・セセニョン、MFジョバニ・ロ・セルソと若手逸材2選手を確保。また、流出濃厚と見られたDFトビー・アルデルヴァイレルト、MFクリスティアン・エリクセンの2選手も紆余曲折を経て残留が決定。右サイドバックや控えFWフェルナンド・ジョレンテの後釜確保に失敗したが、やりくり上手のアルゼンチン人指揮官が何とかしてくれるはずだ。

トッテナムと同様にMFポール・ポグバに流出危機があったユナイテッドは強気な値段設定もあって、最終的に同選手の慰留に成功した。補強に関しては課題の最終ラインにDF史上最高額となる8000万ポンドを費やし、レスターDFハリー・マグワイアを補強。さらに、右サイドバックにDFアーロン・ワン=ビサカ、2列目にMFダニエル・ジェームズと英国産の逸材2選手を加えると、その2選手は早くもその才能を遺憾なく発揮している。また、FWロメル・ルカク、FWアレクシス・サンチェスを含む4選手をイタリアに送るなど、余剰人員の整理にも着手。ただ、開幕からのチームパフォーマンスは芳しくなく、急速な世代交代に不安を残す。

◆アーセナルが緊縮財政報道を覆す積極性
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昨季のリーグ5位、EL準優勝という期待外れの結果を受けて今夏は緊縮財政の可能性が盛んに報じられたアーセナルだったが、蓋を開けてみればビッグ6で最も積極的な補強を行った。

将来への投資という印象が強いFWガブリエウ・マルティネッリを除き、DFキーラン・ティアニ、DFダビド・ルイス、MFダニ・セバージョス、FWニコラ・ペペと各ポジションに4人の即戦力を補強。とりわけ、ビッグクラブとの争奪戦を制してクラブレコードの7200万ポンドで獲得したペペ、移籍市場最終日に宿敵チェルシーからD・ルイスを引き抜いた2つのオペレーションはクラブとしての野心を示すうえで強烈なインパクトを残した。

人員整理に関しては主将DFローラン・コシエルニーの後味が悪いボルドー移籍こそ想定外だったものの、世代交代を図る上で必要だったDFナチョ・モンレアルやMFヘンリク・ムヒタリアン、FWダニー・ウェルベックの放出、DFシュコドラン・ムスタフィを除く余剰人員の整理も進み、人件費の削減にも成功している。

◆中堅&昇格組も目玉補強を敢行!
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ビッグ6以外の中堅&昇格組のクラブもヨーロッパ最高の金満リーグに相応しい目玉補強を各クラブが行っている。

ウォルバーハンプトンではミランの俊英FWパトリック・クトローネ、エバートンはMFアレックス・イウォビ、FWモイゼ・ケアンとビッグクラブの若手の獲得に成功。また、レスターやウェストハム、ワトフォード、ニューカッスルらはドイツやフランスを中心に中堅クラブのエースクラスの実力者をクラブレコードの移籍金を支払って獲得している。

昇格組ではアストン・ビラが昨季のウルブスを彷彿とさせる積極補強を敢行。GKトム・ヒートンやDFタイロン・ミングス、FWウェズレイ、FWエル・ガジなどをいずれも完全移籍で補強している。

今夏のプレミアリーグ主な移籍の一覧は以下の通り。

【今夏のプレミアリーグ主な移籍】
※はレンタル移籍

◆マンチェスター・シティ
【IN】
GKスコット・カーソン←ダービー※
DFアンヘリーニョ←PSV(オランダ)
DFジョアン・カンセロ←ユベントス(イタリア)
MFロドリゴ・エルナンデス←アトレティコ・マドリー(スペイン)

【OUT】
GKアリジャネ・ムリッチ→ノッティンガム(イングランド)※
DFヴァンサン・コンパニ→アンデルレヒト(ベルギー)
DFフィリップス・サンドレル→アンデルレヒト(ベルギー)※
DFダニーロ→ユベントス(イタリア)
DFエリアキム・マンガラ→バレンシア(スペイン)
MFファビアン・デルフ→エバートン
MFドウグラス・ルイス→アストン・ビラ
FW食野亮太郎→ハーツ(スコットランド)※

◆リバプール
【IN】
GKアンディ・ロナーガン←ミドルズブラ
GKアドリアン←ウェストハム
DFセップ・ファン・デン・ベルフ←ズウォレ(オランダ)
MFハーヴェイ・エリオット←フルアム

【OUT】
GKシモン・ミニョレ→クラブ・ブルージュ(ベルギー)
DFアルベルト・モレノ→ビジャレアル(スペイン)
MFライアン・ケント→レンジャーズ(スコットランド)
MFベン・ウッドバーン→オックスフォード※
MFハリー・ウィルソン→ボーンマス※
FWダニエル・スタリッジ→トラブゾンスポル(トルコ)
FWダニー・イングス→サウサンプトン

◆チェルシー
【IN】
MFマテオ・コバチッチ←レアル・マドリー(スペイン)
FWクリスチャン・プリシッチ←ドルトムント(ドイツ)

【OUT】
GKロバート・グリーン→現役引退
DFギャリー・ケイヒル→クリスタル・パレス
DFダビド・ルイス→アーセナル
DFダビデ・ザッパコスタ→ローマ(イタリア)※
DFイーサン・アンパドゥ→RBライプツィヒ(ドイツ)※
MFダニー・ドリンクウォーター→バーンリー
MFティエムエ・バカヨコ→モナコ(フランス)※
MFエデン・アザール→レアル・マドリー(スペイン)
MFケネディ→ヘタフェ(スペイン)※

◆トッテナム
【IN】
MFタンギ・エンドンベレ←リヨン(フランス)
MFライアン・セセニョン←フルアム
MFジオバニ・ロ・セルソ←ベティス(スペイン)※

【OUT】
GKミシェル・フォルム→無所属
DFキーラン・トリッピアー→アトレティコ・マドリー(スペイン)
MFジョシュア・オノマー→フルアム
FWフェルナンド・ジョレンテ→ナポリ(イタリア)
FWフィンセント・ヤンセン→モンテレイ(メキシコ)
FWジョルジュ=ケビン・エンクドゥ→ベシクタシュ(トルコ)
FWジャック・クラーク→リーズ※

◆アーセナル
【IN】
DFキーラン・ティアニー←セルティック(スコットランド)
DFダビド・ルイス←チェルシー
MFダニ・セバージョス←レアル・マドリー(スペイン)※
FWニコラ・ペペ←リール(フランス)
FWガブリエウ・マルティネッリ←イトゥアノ(ブラジル)

【OUT】
GKペトル・チェフ→現役引退
DFシュテファン・リヒトシュタイナー→アウグスブルク(ドイツ)
DFローラン・コシエルニー→ボルドー(フランス)
DFナチョ・モンレアル→レアル・ソシエダ(スペイン)
DFウィリアム・サリバ→サンテチェンヌ※
DFカール・ジェンキンソン→ノッティンガム
MFクリスティアン・ビエリク→ダービー
MFアーロン・ラムジー→ユベントス(イタリア)
MFアレックス・イウォビ→エバートン
MFモハメド・エルネニー→ベシクタシュ(トルコ)※
MFヘンリク・ムヒタリアン→ローマ(イタリア)※
FWダニー・ウェルベック→ワトフォード
FWエディ・エンケティア→リーズ※
FW浅野拓磨→パルチザン(セルビア)

◆マンチェスター・ユナイテッド
【IN】
DFアーロン・ワン=ビサカ←クリスタル・パレス
DFハリー・マグワイア←レスター
MFダニエル・ジェームズ←スウォンジー

【OUT】
GKジョエル・ペレイラ→ハーツ(スコットランド)※
DFルイス・アントニオ・バレンシア→キト(エクアドル)
DFマッテオ・ダルミアン→パルマ(イタリア)
DFクリス・スモーリング→ローマ(イタリア)※
MFアンデル・エレーラ→パリ・サンジェルマン(フランス)
FWロメル・ルカク→インテル(イタリア)
FWアレクシス・サンチェス→インテル(イタリア)※

◆ウォルバーハンプトン
【IN】
DFヘスス・バジェホ←レアル・マドリー(スペイン)※
MFペドロ・ネト←ラツィオ(イタリア)
MFブルーノ・ジョルダン←ラツィオ(イタリア)
FWパトリック・クトローネ←ミラン(イタリア)

【OUT】
MFエウデル・コスタ→リーズ※
FWイバン・カバレイロ→フルアム※

◆エバートン
【IN】
GKヨナス・レッスル←ハダースフィールド
DFジブリル・シディベ←モナコ(フランス)※
MFジャン=フィリップ・グバミン←マインツ(ドイツ)
MFファビアン・デルフ←マンチェスター・シティ
MFアレックス・イウォビ←アーセナル
FWモイゼ・ケアン←ユベントス(イタリア)

【OUT】
DFフィル・ジャギエルカ→シェフィールド・ユナイテッド
MFイドリサ・グイエ→パリ・サンジェルマン(フランス)
MFモハメド・ベシッチ→シェフィールド・ユナイテッド※
MFジェームズ・マッカーシー→クリスタル・パレス
FWヘンリー・オニェクル→モナコ(フランス)
FWアデモラ・ルックマン→RBライプツィヒ(ドイツ)

◆レスター・シティ
【IN】
MFデニス・プラート←サンプドリア(イタリア)
FWアジョセ・ペレス←ニューカッスル

【OUT】
DFダニー・シンプソン→無所属
DFハリー・マグワイア→マンチェスター・ユナイテッド
MFラシド・ゲザル→フィオレンティーナ(イタリア)※
FW岡崎慎司→ウエスカ(スペイン)
FWイスラム・スリマニ→モナコ(フランス)※

◆ウェストハム
【IN】
GKロベルト・ヒメネス←エスパニョール(スペイン)
MFパブロ・フォルナルス←ビジャレアル(スペイン)
FWアルビアン・アイエティ←バーゼル(スイス)
FWセバスティアン・アラー←フランクフルト(ドイツ)

【OUT】
GKアドリアン→リバプール
MFサミル・ナスリ→アンデルレヒト(ベルギー)
MFペドロ・オビアン→サッスオーロ(イタリア)
FWアンディ・キャロル→ニューカッスル
FWルーカス・ペレス→アラベス(スペイン)
FWマルコ・アルナウトビッチ→上海上港(中国)
FWハビエル・エルナンデス→セビージャ(スペイン)

◆ワトフォード
【IN】
DFクレイグ・ドーソン←WBA
FWダニー・ウェルベック←アーセナル
FWイスマイラ・サール←レンヌ(フランス)

【OUT】
MFケン・セマ→ウディネーゼ(イタリア)※
FWアダルベルト・ペニャランダ→オイペン(ベルギー)※
FWクチョ・エルナンデス→マジョルカ(スペイン)※
FWドディ・ルケバキオ→ヘルタ・ベルリン(ドイツ)

◆クリスタル・パレス
【IN】
DFギャリー・ケイヒル←チェルシー
MFジェームズ・マッカーシー←エバートン
MFビクトル・カマラサ←ベティス(スペイン)
FWジョルダン・アイェウ←スウォンジー

【OUT】
DFアーロン・ワン=ビサカ→マンチェスター・ユナイテッド
MFバカリ・サコ→パフォス(キプロス)
MFジェイソン・パンチェオン→パフォス(キプロス)

◆ニューカッスル
【IN】
DFイェトロ・ヴィレムス←フランクフルト(ドイツ)※
DFエミル・クラフト←アミアン(フランス)
FWアンディ・キャロル←ウェストハム
FWジョエリントン←ホッフェンハイム(ドイツ)
FWアラン・サン=マクシマン←ニース(フランス)

【OUT】
MFモハメド・ディアメ→アル・アハリ(カタール)
FWアジョセ・ペレス→レスター
FWホセル→アラベス(スペイン)

◆ボーンマス
【IN】
DFロイド・ケリー←ブリストル
MFハリー・ウィルソン←リバプール※
MFフィリップ・ビリング←ハダースフィールド
FWアルノー・ダンジュマ←クラブ・ブルージュ(ベルギー)

【OUT】
GKアスミル・ベゴビッチ→カラバフ(アゼルバイジャン)※
DFタイロン・ミングス→アストン・ビラ
MFハリー・アーター→フルアム※
FWリス・ムセ→シェフィールド・ユナイテッド

◆バーンリー
【IN】
DFエリック・ピーテルス←ストーク
MFダニー・ドリンクウォーター←チェルシー※
FWジェイ・ロドリゲス←WBA

【OUT】
GKアンデルス・リンデゴーア→ヘルシンボリ(スウェーデン)
GKトム・ヒートン→アストン・ビラ
MFスティーブン・デフール→アントワープ(ベルギー)
FWピーター・クラウチ→現役引退

◆サウサンプトン
【IN】
DFケビン・ダンソ←アウグスブルク(ドイツ)※
FWチェ・アダムズ←バーミンガム
FWムサ・ジェネポ←スタンダール・リエージュ(ベルギー)
FWダニー・イングス←リバプール

【OUT】
GKフレイザー・フォースター→セルティック(スコットランド)※
DFマット・ターゲット→アストン・ビラ
MFマリオ・レミナ→ガラタサライ(トルコ)※
MFスティーブン・デイビス→レンジャーズ(スコットランド)
FWモハメド・エルヨナッシ→セルティック(スコットランド)※
FWチャーリー・オースティン→WBA

◆ブライトン&ホーヴ・アルビオン
【IN】
DFアダム・ウェブスター←ブリストル
MFレアンドロ・トロサール←ヘンク(ベルギー)
MFアーロン・ムーイ←ハダースフィールド※
FWネアル・マウペイ←ブレントフォード

【OUT】
FWユルゲン・ロカディア→ホッフェンハイム(ドイツ)※
FWフロリン・アンドネ→ガラタサライ(トルコ)※
FWアントニー・ノッカール→フルアム※

◆ノリッジ
【IN】
GKラルフ・フェールマン←シャルケ(ドイツ)※
DFサム・バイラム←ウェストハム
MFパトリック・ロバーツ←マンチェスター・シティ※
MFイブラヒム・アマドゥ←セビージャ(スペイン)※
FWヨシプ・ドルミッチ←ボルシアMG(ドイツ)

【OUT】
MFマット・ジャービス→無所属

◆シェフィールド・ユナイテッド
【IN】
GKディーン・ヘンダーソン←マンチェスター・ユナイテッド※
DFフィル・ジャギエルカ←エバートン
MFモハメド・べシッチ←エバートン※
MFラヴェル・モリソン←エステルンド(ノルウェー)
FWカラム・ロビンソン←プレストン
FWリス・ムセ←ボーンマス※
FWオリヴァー・マクバーニー←スウォンジー

【OUT】
なし

◆アストン・ビラ
【IN】
GKトム・ヒートン←バーンリー
DFタイロン・ミングス←ボーンマス
DFマット・ターゲット←サウサンプトン
MFトレゼゲ←カスムパシャ(トルコ)
MFドウグラス・ルイス←マンチェスター・シティ
MFマーヴェラス・ナカンバ←クラブ・ブルージュ(ベルギー)
FWウェズレイ←クラブ・ブルージュ(ベルギー)
FWエル・ガジ←リール(フランス)※

【OUT】
DFマイカー・リチャーズ→現役引退
DFアラン・ハットン→無所属
MFミル・ジェディナク→無所属
MFビルキル・ビャルナソン→無所属
MFグレン・ウィーラン→ハーツ(スコットランド)

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2024シーズンの明治安田J1リーグが23日からいよいよ開幕する。今季からは20チーム制となり、降格も3つに増枠しての争いに。ここでは新シーズンの幕開けに先駆け、J1リーグ全チームをピックアップし、横浜F・マリノスを紹介していく。 【直近3シーズンの成績】 2023シーズン:2位(19勝7分け8敗) 2022シーズン:優勝(20勝8分け6敗) 2021シーズン:2位(24勝7分け7敗) 【昨季チーム得点王】 アンデルソン・ロペス 22ゴール 【今季ノルマ】 優勝 【編集部イチオシ】 FW植中朝日 昨季J1:9試合3ゴール <span class="paragraph-subtitle">◆夏場以降の失速が響いた昨季</span> 2022シーズンのJ1王者・横浜FM。昨季連覇を目指した彼らは順調に歩みを進めるも、ケガ人も続出し始めた夏場以降に失速し、最後はヴィッセル神戸が初優勝…シーズン終了後にはケヴィン・マスカット監督が退任、最後にACLこそグループステージ突破も、悔しさの残る1年となった。 <span class="paragraph-subtitle">◆あのキューウェルが日本で指揮官に</span> 新監督は現役時代にリバプールで欧州制覇を成し遂げ、2006年ドイツW杯のオーストラリア代表メンバーでもあるハリー・キューウェル氏。引退後はイングランドで指導者キャリアを開始し、昨年までセルティックでコーチを務めていた45歳…アンジェ・ポステコグルーの下で経験を積み、“師”がかつて率いた横浜FMの王座奪還を託された。 <span class="paragraph-subtitle">◆主力が軒並み残留</span> そのキューウェル新監督は、昨季の主力が概ね残留していることを頼もしく思うだろう。西村拓真や角田涼太朗が退団も、得点王アンデルソン・ロペス、エウベル、ヤン・マテウスという前線ブラジル人トリオの全員キープに成功し、また中盤・最終ラインに目を向けても顔ぶれは大きく変わらず。また、昨季は吉尾海夏、山根陸、植中朝日といった脇を固める“役者”たちの成長・突き上げが明るい兆しだった。強いて挙げれば1番手GK一森純がガンバ大阪へ復帰も、FC町田ゼルビアのJ2優勝に守護神として貢献したGKポープ・ウィリアムの獲得に成功している。 <span class="paragraph-subtitle">◆派手な補強はせずとも</span> 新戦力に目を向ければ、経験豊富な34歳・山村和也を獲得できたことは大きい。昨季は最終ラインを中心にケガ人続出…センターバックとボランチを遜色なくこなせるベテランはバックアッパーとしてスタンバイするだろう。3年ぶり復帰の32歳・天野純はもちろん主力級の働きが期待できるし、途中投入なら“違い”を生み出す存在にもなれる。したがって、王座奪還へカギを握るは、やはり「キューウェル新監督の采配」といったところか。ワクワクドキドキのシーズンがもうすぐ始まる。 <span class="paragraph-subtitle">◆2024年冬移籍情報</span> 【IN】 GKポープ・ウィリアム(29)→FC町田ゼルビア/完全移籍 GK寺門陸(21)→レノファ山口FC/期限付き移籍より復帰 DF加藤蓮(24)→東京ヴェルディ/完全移籍 DF渡邊泰基(24)→アルビレックス新潟/完全移籍 DF吉田真那斗(22)→鹿屋体育大学/新加入 MF山村和也(34)→川崎フロンターレ/完全移籍 MF天野純(32)→全北現代モータース(韓国)/期限付き移籍より復帰 MF植田啓太(21)→栃木SC/期限付き移籍より復帰 【OUT】 GK一森純(32)→ガンバ大阪/期限付き移籍終了 GKオビ・パウエル・オビンナ(26)→ヴィッセル神戸/完全移籍 DF角田涼太朗(24)→カーディフ・シティ(イングランド)/完全移籍 DF平井駿助(21)→レイラック滋賀FC/完全移籍 MF木村卓斗(23)→ヴァンフォーレ甲府/期限付き移籍 MF南拓都(21)→レイラック滋賀FC/完全移籍 FW西村拓真(27)→セルヴェット(スイス)/期限付き移籍 FW杉本健勇(31)→ジュビロ磐田/期限付き移籍終了 FW津久井匠海(21)→アスルクラロ沼津/完全移籍 2024.02.16 18:15 Fri

プレーでも結果でも感動を、J1復帰3年目は「強く超える」飛躍のシーズンに【J1開幕直前ガイド|京都サンガF.C.】

2024シーズンの明治安田J1リーグが23日からいよいよ開幕する。今季からは20チーム制となり、降格も3つに増枠しての争いに。ここでは新シーズンの幕開けに先駆け、J1リーグ全チームをピックアップし、京都サンガF.C.を紹介していく。 【直近3シーズンの成績】 2023シーズン:13位(12勝4分け18敗) 2022シーズン:16位(8勝14分け12敗) 2021シーズン:J2・2位(24勝6分け12敗) 【昨季チーム得点王】 パトリック、豊川雄太 10ゴール 【今季ノルマ】 中位 【編集部イチオシ】 FW原大智 昨季J1:13試合出場/7ゴール <span class="paragraph-subtitle">◆2年目のJ1で改善</span> 曺貴裁監督が率いて3年目、J1に昇格して2年目のシーズンとなった2023シーズンは順位を上げて13位でフィニッシュ。継続路線でハードワークを続けて前進していくスタイルを継続した。一定の成果を得たシーズンだったと言えるが、ゴールに向かっていくワクワクさせるフットボールは見せられたとは言い難い。主導権を握り続ける戦いを目指したいところだ。 <span class="paragraph-subtitle">◆目標は高く設定、ハードな1年に</span> チームとしての目標は勝ち点60。2023シーズンに照らし合わせるとトップ3を争える成績。通常のシーズンでも5位以内に入ることができる数字を目標に掲げた。 それ以上の注目は得点を「60」に設定したこと。2023年は40得点、2022年は30得点と10得点は増えたが、今まで以上にゴールへの意欲を高める必要がある。感動、ワクワクを与えるサッカーを目指す中で、得点力向上は重要。昨季のチーム得点王のパトリックが去ったことは大きいが、新戦力のマルコ・トゥーリオ、昨季途中加入の原大智に懸かる期待は大きくなる。 失点は「45」と2023年と同じ数字を保ちたいという目標だが、守備陣には鈴木義宜を補強して浦和レッズへ移籍した井上黎生人の代役を確保。さらに湘南ベルマーレ時代の教え子である鈴木冬一をスイスから戻し、サイドにも厚みを持たせることにも成功した。中盤にもハードなプレーが得意で対人プレーが得意な塚川孝輝もFC東京から獲得。退団選手もいる中で、チームに必要な人材を揃えたと言える。 <span class="paragraph-subtitle">◆軸を定められるか</span> 京都として気になるのは、チームの軸になっている選手が少ないこと。2023シーズンから残る選手で先発出場を20試合以上達成したのは4名だけ。良く言えば実力が拮抗していると言えるが、悪く取れば固定できるほどのハイパフォーマンスを出し続けた選手がいなかったとも言える。自動降格が3チームになる今季は早くチームを波に乗せることが重要になる。目標に掲げた勝ち点60を達成するためにも任せられる軸になる選手が多く出ることは必要になるだろう。 【IN】 GKク・ソンユン(29)←北海道コンサドーレ札幌/期限付き移籍→完全移籍 GKファンティーニ燦(25)←福島ユナイテッドFC/完全移籍 DF飯田陸斗(18)←京都サンガF.C.U-18/昇格 DF喜多壱成(18)←京都サンガ.C.U-18/昇格 DF松田佳大(23)←水戸ホーリーホック/完全移籍 DF鈴木義宜(31)←清水エスパルス/完全移籍 DF鈴木冬一(23)←ローザンヌ・スポルト(スイス)/完全移籍 DF宮本優太(24)←浦和レッズ/期限付き移籍 MF安齋悠人(18)←尚志高校/新加入 MF塚川孝輝(29)←FC東京/期限付き移籍 FWマルコ・トゥーリオ(25)←セントラルコースト・マリナーズ(オーストラリア)/完全移籍 【OUT】 GK若原智哉(24)→V・ファーレン長崎/期限付き移籍 GKマイケル・ウッド(25)→未定 DF井上黎生人(26)→浦和レッズ/完全移籍 DF植田悠太(19)→大宮アルディージャ/期限付き移籍 DFイヨハ理ヘンリー(25)→サンフレッチェ広島/期限付き移籍満了 DF飯田貴敬(29)→ヴァンフォーレ甲府/期限付き移籍 MF三沢直人(28)→ヴァンフォーレ甲府/完全移籍 MF荒木大吾(29)→FC岐阜/完全移籍 MF山田楓喜(22)→東京ヴェルディ/期限付き移籍 FWパトリック(36)→名古屋グランパス/完全移籍 FW木下康介(29)→柏レイソル/完全移籍 FW木村勇大(22)→東京ヴェルディ/期限付き移籍 FW田中和樹(24)→ジェフユナイテッド千葉/期限付き移籍→完全移籍 FWイスマイラ(25)→栃木SC/期限付き移籍→完全移籍 2024.02.15 18:45 Thu

井原正巳監督がシーズン初めから指揮、天皇杯決勝の戦いを足がかりに【J1開幕直前ガイド|柏レイソル】

2024シーズンの明治安田J1リーグが23日からいよいよ開幕する。今季からは20チーム制となり、降格も3つに増枠しての争いに。ここでは新シーズンの幕開けに先駆け、J1リーグ全チームをピックアップし、柏レイソルを紹介していく。 【直近3シーズンの成績】 2023シーズン:17位(6勝15分け13敗) 2022シーズン:7位(13勝8分け13敗) 2021シーズン:15位(12勝5分け21敗) 【昨季チーム得点王】 細谷真大 14ゴール 【今季ノルマ】 残留 【編集部イチオシ】 FW細谷真大 昨季J1:34試合出場/14ゴール <span class="paragraph-subtitle">◆ギリギリの残留</span> 昨季は天皇杯で11年ぶりの決勝進出とタイトルにもう一歩のところまで迫ったが、リーグ戦はというと、前年の7位から大きく落としての17位に。ネルシーニョ監督の後任として井原正巳監督が指揮するようになってからも課題が少なかったわけではなかったが、最下位のみが降格というレギュレーションにも希望を見いだしつつ、犬飼智也の夏加入や守備整備で勝ち点を着実に積み上げ、残留を決めた。 <span class="paragraph-subtitle">◆補強は…</span> J1優勝の過去を持つチームであるのを考えると、到底満足できるものではなく、この冬のチーム整備から力を入れていきたいところだったが、補強はレンタルバックとJ2からのステップアップが中心に。昨年もJ1クラブでプレーした新戦力は木下康介に限られており、ほかの新顔では野田裕喜や白井永地、島村拓弥といった個人昇格者が占める。 <span class="paragraph-subtitle">◆細谷真大の残留は朗報だが</span> 一方、主力からの退団者では椎橋慧也、仙頭啓矢、山田康太がそれぞれ新たなチャレンジを選択。武者修行先の徳島ヴォルティスで昨季13ゴールとブレイクの森海渡は横浜FCによもやの完全移籍を決断した。昨季14ゴールのエース、細谷真大に冬の海外移籍がなさそうな情勢というのは朗報だが、チーム力は現時点でIN&OUTの動向からしてダウン感が強い。 <span class="paragraph-subtitle">◆若手の成長度合いでチーム力が変化も</span> ほかでは守備の立て直しにひと役を買った犬飼の完全移籍移行も良い知らせではあったが、現時点ではJ1経験の乏しい選手がどこまで戦力として独り立ちしていけるかどうかといったところ。修行でひと回り大きくなって戻った鵜木郁哉をはじめ、ポテンシャルを秘めた若手も多く、そこから何選手が台頭を遂げるかでチーム力も変わってくる。 <span class="paragraph-subtitle">◆シーズンを通じて天皇杯決勝の戦いを</span> 攻守にわたって多くの課題を持ち越しての今季だが、天皇杯決勝では川崎フロンターレを相手に前線からのプレッシングと組織としての守りで相手のパスワークに制限をかけ、PK戦にもつれる死闘。川崎Fを大いに苦しめたあのスタイルは可能性を感じさせ、今季の初めから打ち出していければ楽しみだ。井原監督も続投。17位に沈んだ昨季からの巻き返しを期す。 <span class="paragraph-subtitle">◆2024年冬移籍情報</span> 【IN】 DF野田裕喜(26)←モンテディオ山形/完全移籍 DF関根大輝(21)←拓殖大学/新加入 DF犬飼智也(30)←浦和レッズ/完全移籍移行 MF島村拓弥(24)←ロアッソ熊本/完全移籍 MF白井永地(28)←徳島ヴォルティス/完全移籍 MF熊坂光希(22)←東京国際大学/新加入 MF鵜木郁哉(22)←水戸ホーリーホック/期限付きより復帰 FW木下康介(29)←京都サンガF.C./完全移籍 FW升掛友護(20)←愛媛FC/期限付きより復帰 【OUT】 DFブエノ(28)→未定 DF岩下航(24)→期限付き移籍 DF田中隼人(20)→V・ファーレン長崎/期限付き移籍 DF大嶽拓馬(21)→EDO ALL UNITED/完全移籍 DFエメルソン・サントス(28)→インテルナシオナウ(ブラジル)/完全移籍 MF三原雅俊(35)→未定 MF椎橋慧也(26)→名古屋グランパス/完全移籍 MF山田康太(24)→ガンバ大阪/完全移籍 MF仙頭啓矢(29)→FC町田ゼルビア/完全移籍 MF落合陸(24)→水戸ホーリーホック/期限付き移籍 MF加藤匠人(24)→福島ユナイテッドFC/期限付き移籍 FWドウグラス(36)→未定 FWアンジェロッティ(25)→FC今治/完全移籍 FW森海渡(23)→横浜FC/完全移籍 2024.02.15 18:15 Thu

攻撃陣は多士済々、2年目のクラモフスキー体制は真価を発揮できるか【J1開幕直前ガイド|FC東京】

2024シーズンの明治安田J1リーグが23日からいよいよ開幕する。今季からは20チーム制となり、降格も3つに増枠しての争いに。ここでは新シーズンの幕開けに先駆け、J1リーグ全チームをピックアップし、FC東京を紹介していく。 【直近3シーズンの成績】 2023シーズン:11位(12勝7分け15敗) 2022シーズン:6位(14勝7分け13敗) 2021シーズン:9位(15勝8分け15敗) 【昨季チーム得点王】 ディエゴ・オリヴェイラ 15ゴール 【今季ノルマ】 上位 【編集部イチオシ】 MF松木玖生 昨季J1:22試合出場/1ゴール <span class="paragraph-subtitle">◆不完全燃焼に終わった昨シーズン</span> アルベル監督の下で2年目を迎えた2023シーズン。タイトル争いを目標としながら開幕から成績が安定せず、6月にリーグ戦3連敗を喫して12位にまで沈み、アルベル監督解任の決断を下した。後任にピーター・クラモフスキー監督が就任してからも劇的な改善はなく、パフォーマンスも低調に。最終的にはリーグ11位、3シーズン無冠の結果に終わり、誰にとっても不満の残る1年となった。 <span class="paragraph-subtitle">◆即戦力を補強し攻撃陣は多士済々</span> 思うような結果を残せなかった昨シーズンからの巻き返しを目指し、即戦力の補強に成功した。主だったところでは北海道コンサドーレ札幌から小柏剛、アルビレックス新潟から高宇洋、鹿島アントラーズから荒木遼太郎を獲得。さらに、ウニオン・ベルリンからは遠藤渓太が加わり、アタッカーの選択肢が豊富になったことは頼もしい。一方で、守備陣についてはユースからの昇格や大卒の加入など、最小限にとどまった。 <span class="paragraph-subtitle">◆クラモフスキー監督にとって勝負の年に</span> 即戦力の補強に成功し、渡邊凌磨こそ去ったもののディエゴ・オリヴェイラ、松木玖生、小泉慶ら多くの主力は残留。上位を争える戦力は十分揃っているだけに、就任2シーズン目を迎えるクラモフスキー監督の手腕が問われることになるだろう。昨シーズンは途中就任の難しさもあり、最後まで説得力のあるサッカーは見せられず。前クラブのモンテディオ山形でも2シーズン目に成績を上げJ1参入プレーオフにチームを導いているだけに、指揮官がどのような采配を振るうかは注目だ。 <span class="paragraph-subtitle">◆新時代に向けた第一歩を踏み出せるか</span> ここ最近はタイトル争いに絡めず、もどかしい想いを抱くファンも少なくない。そんな中で、クラブは創設25周年を契機にエンブレムを一新。ここから新しい歴史を築いていく決意を新たにした。今シーズンは東京ヴェルディやFC町田ゼルビアの昇格により、にわかに首都が熱気を帯びているが、そんな中で長年J1を戦ってきた矜持を示し、ファンを熱狂させるサッカーが見せられるか、クラブの真価が問われる。 <span class="paragraph-subtitle">◆2024年冬移籍情報</span> 【IN】 GK小林将天(18)←FC東京U-18/昇格 GK波多野豪(25)←V・ファーレン長崎/期限付き移籍より復帰 DF岡哲平(22)←明治大学/新加入 DFペク・インファン(18)←チョナンジェイル高校(韓国)/新加入 DF東廉太(19)←SC相模原/期限付き移籍より復帰 MF高宇洋(25)←アルビレックス新潟/完全移籍 MF安斎颯馬(21)←早稲田大学/新加入 MF荒木遼太郎(22)←鹿島アントラーズ/期限付き移籍 MF遠藤渓太(26)←ウニオン・ベルリン(ドイツ)/期限付き移籍 MF安田虎士朗(20)←栃木SC/期限付き移籍より復帰 MF品田愛斗(24)←ヴァンフォーレ甲府/期限付き移籍より復帰 MF原川力(30)←セレッソ大阪/完全移籍移行 FW小柏剛(25)←北海道コンサドーレ札幌/完全移籍 FW野澤零温(20)←松本山雅FC/期限付き移籍より復帰 【OUT】 GKヤクブ・スウォビィク(32)→コンヤスポル(トルコ)/完全移籍 DF木村誠二(22)→サガン鳥栖/期限付き移籍 DFペク・インファン(18)→ツエーゲン金沢/期限付き移籍 DF大森理生(21)→いわきFC/期限付き移籍 DF蓮川壮大(25)→清水エスパルス/期限付き移籍 DF岡庭愁人(24)→ジェフユナイテッド千葉/期限付き移籍 MF渡邊凌磨(27)→浦和レッズ/完全移籍 MF青木拓矢(34)→未定/契約満了 MF塚川孝輝(29)→京都サンガF.C./期限付き移籍 MFアルトゥール・シルバ(28)→大宮アルディージャ/完全移籍 MF西堂久俊(22)→鹿児島ユナイテッドFC/期限付き移籍 MF梶浦勇輝(20)→ツエーゲン金沢/育成型期限付き移籍延長 MF内田宅哉(25)→名古屋グランパス/完全移籍移行 FWアダイウトン(33)→ヴァンフォーレ甲府/完全移籍 FW熊田直紀(19)→ヘンク(ベルギー)/期限付き移籍 FWペロッチ(26)→シャペコエンセ(ブラジル)/期限付き移籍満了 2024.02.14 19:00 Wed
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