【プレミアリーグ第4節プレビュー】今季一発目のノースロンドン・ダービー!

前節、開幕3連勝が懸かったリバプールvsアーセナルは、ホームのリバプールが3点を奪い完勝。今季も王者マンチェスター・シティに挑むのは我々だと言わんばかりの結果を見せつけた。また、チェルシーがランパード監督体制下初白星を手にした一方で、トッテナムとマンチェスター・ユナイテッドが格下相手に躓いてしまう一面も。

そんな中、今節にも重要な一戦が控えている。アーセナルとトッテナムによる今季一発目のノースロンドン・ダービーだ。

前節に初黒星を喫した両者。アーセナルは力の差を見せつけられたが初先発したペペがまずまずのパフォーマンスを披露。また、エジルが復帰間近になっており、攻撃のバリエーションが増えそうな予感。
一方のトッテナムは、逆に圧倒的に押し込みながらもニューカッスルの牙城を崩せず痛い敗戦に。出場禁止からソン・フンミンが戻ってきたが、エリクセンのいないその攻撃はやや迫力に欠けた印象だった。

そんな両者の対戦成績に目を向けると、1969年以降の9月の対戦はアーセナルが6勝4分け。しかし、プレミアリーグでのここ10試合の成績ではトッテナムが3勝5分け2敗で勝ち越している。だがその2敗はどちらもエミレーツ・スタジアム。ここまで決して調子がいいとは言えない両チーム。ノースロンドンの一戦が今後の行く末を占う。3勝目を目指すシティはホームでブライトンと対戦。第2節ではトッテナムに引き分けに持ち込まれながらも、前節のボーンマス戦はアグエロの2得点などできっちり勝利を収めた。そのアグエロはプレミアリーグのブライトン戦ここ3試合で得点を記録し、シティもブライトンとの過去全5試合で全勝している。チームとしても選手としても得意としている相手だ。

一つ抜け出した欧州王者リバプールの相手はバーンリー。アーセナル戦を含め開幕3戦は勝負強さも見せながら見事な3連勝を飾った。この試合で勝てばクラブ記録のリーグ戦13連勝となるが、相手のエース・バーンズは2019年に入って現在13得点。さらに昨季から続いてリーグ戦4試合連続ゴール中と絶好調。リバプールが最も警戒すべき選手だ。

2連勝を目指すチェルシーの相手は昇格組のシェフィールド・ユナイテッド。エイブラハムの前節の2ゴールやマウントの2戦連続弾など、若手の成長が著しい。ブレイズのような昇格組との対戦は、プレミアホームマッチでは80試合で敗れたのはわずかに3試合。さらに8月の対戦に限っては未だ負けたことがないという。

開幕節のチェルシー戦の快勝が嘘のように、ここ2試合元気のないユナイテッド。前節負傷したルーク・ショーに加えマルシャルも戦線離脱するなど嫌な雰囲気が漂う。その中で今節の相手はサウサンプトン。こちらは前節ゴールのレドモンドがミッドウィークのEFLカップで負傷。直近のプレミアリーグ4試合で3ゴール1アシストと好調だっただけに大きな痛手だ。吉田麻也も2試合ぶりの先発が期待される一戦。リーグ戦ここ15回の対戦では、ユナイテッドの7勝5分け3敗となっている。

▽8/31(土)
《20:30》
サウサンプトン vs マンチェスター・ユナイテッド
《23:00》
マンチェスター・シティ vs ブライトン
レスター・シティ vs ボーンマス
クリスタル・パレス vs アストン・ビラ
チェルシー vs シェフィールド・ユナイテッド
ウェストハム vs ノリッジ
ニューカッスル vs ワトフォード
《25:30》
バーンリー vs リバプール

▽9/1(日)
《22:00》
エバートン vs ウォルバーハンプトン
《24:30》
アーセナル vs トッテナム