PSV行き噂の堂安律、移籍の意思表示!?…所属先は移籍金15億超を求む

2019.08.20 16:30 Tue
Getty Images
オランダ『Telegraaf』がフローニンヘンに所属する日本代表MF堂安律(21)の去就動向を報じた。

今夏の移籍市場が閉幕に差し迫るなか、ナポリ行きが秒読み段階とされるメキシコ代表FWイルビング・ロサーノの穴埋め候補として、PSV移籍報道が加熱する堂安。18日に敵地で行われたエールディビジ第3節のAZ戦をウォーミングアップ中の体調不良で急きょ欠場した。
これがPSV移籍に紐づく動きとして取り沙汰された堂安だが、フローニンヘンのダニー・バイス監督は欠場理由を「頭痛」だと説明。この件に関して、堂安本人も頭痛による欠場を認め、移籍に向けた動きと関係がないことを強調したという。

ただ、堂安は「ステップアップしたい。PSVは間違いなくそれにあたるクラブになる。PSVは僕を長く追ってくれていて、6年前に初めてコンタクトしてくれた。クラブの間で解決してもらえたら」とも述べ、移籍を否定しなかった模様だ。

その『Telegraaf』いわく、今年1月にCSKAモスクワやシャフタールから堂安に届いた移籍金800万ユーロ(約9億4000万円)のオファーを断ったフローニンヘンは今夏、およそ1350万ユーロ(約15億9000万円)を要求しているとみられる。
ただ、現時点でPSVに同額の支払いに応じる姿勢はない様子。仮に堂安を獲得できない場合に備えて数名の代替候補を立てており、シュツットガルトに所属するアルゼンチン人FWニコラス・ゴンサレス(21)のシフトする可能性があるとのことだ。
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