現行方式継続のクラブW杯はカタールでの連続開催! 『AP通信』が報道

2019.06.03 21:26 Mon
Getty Images
2019年と2020年のFIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)がカタールで連続開催となることがわかった。『AP通信』が3日に伝えた。

『AP通信』が伝えるところによれば、国際サッカー連盟(FIFA)は3日にパリで理事会を開催し、この場で2019年と2020年のCWCに関してカタールでの連続開催を承認する予定だという。

さらに、現行の12月開催、6つの大陸王者+開催国の計7チームがトーナメント方式で激突する現行方式の継続も承認されるようだ。
『AP通信』によると、今回の決定に関しては初めて冬季開催(11月中旬~12月中旬)となる2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)のテストイベントにしたいという思惑があるようだ。

仮に、今回の案が承認された場合、2019年のCWCの現時点での出場チームは、ヨーロッパ王者のリバプール(イングランド)、アフリカ王者のエスペランス(チュニジア)、北中米カリブ海王者のモンテレイ(メキシコ)、オセアニア王者のイヤンゲヌ(ニューカレドニア)、開催国王者として来季からチャビ・エルナンデスの新監督就任が決まっているアル・サッド(カタール)の5チームだ。
ここに南米王者、Jリーグ勢の勝ち上がりも期待されるアジア王者が加わることになる。

なお、国際サッカー連盟(FIFA)は今年3月に2021年からのCWCのレギュレーション改定承認を発表。この改定に伴い、開催が4年に1度となり、参加枠もヨーロッパ→「8」、南アメリカ→「6」、アフリカ、アジア、北中米カリブ海→「3」、オセアニア→「1」に変更となる。

また、トーナメント方式のフォーマットにおいても、3つのクラブを8つの組に振り分けたグループステージ勝ち上がり方式に変更。日程については現時点で不確定だが、6月17日~7月4日の18日間で行う案が出ている。

FIFAクラブ・ワールドカップの関連記事

アルゼンチンのパトリシア・ブルリッチ治安相は12日、ブエノスアイレスのアメリカ大使館に対し、6月のFIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)の期間中、スタジアムへの入場を禁止される暴力的なフットボールファン1万5000人以上のリストを提出した。『ロイター通信』が報じている。 6月14日から7月13日までアメリカで開 2025.05.13 17:45 Tue
クラブ・ワールドカップ(W杯)の出場権を手にしながらも、国際サッカー連盟(FIFA)の規則により除外されることとなったメキシコのクラブ・レオン。マルチオーナークラブが複数出場することができない中、パチューカはスターの獲得を考えていないとした。『ESPN』が伝えた。 クラブ・レオンとパチューカは同一オーナーが保有す 2025.05.11 23:10 Sun
国際サッカー連盟(FIFA)は6日、FIFAクラブ・ワールドカップ(W杯))2025にておいて、プレーオフの開催を発表した。 6月14日から新フォーマットのクラブW杯が開幕。出場クラブが大幅に拡大されている今大会だったが、同一オーナークラブが出場できない規定があり、メキシコのパチューカとクラブ・レオンが抵触。FI 2025.05.07 12:50 Wed
6月にアメリカで行われる新フォーマットのクラブ・ワールドカップ(W杯)だが、出場権を剥奪されたクラブ・レオンの訴えは実らなかったようだ。 2023年のCONCACAFチャンピオンズリーグを制覇し、6月14日に開幕する新CWCの出場権を獲得したクラブ・レオン。しかし、開幕まで3カ月を切った3月下旬に国際サッカー連盟 2025.05.07 07:45 Wed
マンチェスター・シティは3月31日、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが左足首を負傷したことを発表した。全治に関しては専門医の検査を今後受けて判明するとのことだ。 ただ、シティは声明にて「今夏のFIFAクラブ・ワールドカップを含む今季の残り試合に間に合うよう回復することが期待される」とし、軽傷ではないことを 2025.04.01 07:00 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly