【ACLプレビュー】勝てばグループ突破の可能性も緊急事態発生!鹿島は苦境を乗り越えられるか《鹿島アントラーズvs慶南FC》

2019.04.24 12:10 Wed
twitterfacebookhatenalinegplus
photo
Getty Images
24日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2019のグループステージ第4節が開催。ディフェンディングチャンピオンの鹿島アントラーズはホームに慶南FC(韓国)を迎える。

◆グループステージ突破目前も不安材料が

ここまで2勝1分けと順調なスタートを切った王者・鹿島は、第3節でも対戦した慶南FCと対戦する。首位の鹿島は勝ち点7、2位の山東魯能は勝ち点5、3位の慶南FCは勝ち点2、4位のジョホール・ダルル・タクジムが勝ち点0となっており、この試合で鹿島が勝利し山東魯能が引き分け以上の結果であれば、鹿島のグループステージ突破が決定する。

アウェイでも粘り強く勝利している鹿島だが、緊急事態が発生している。シーズン当初から手薄と見られていたセンターバック陣だが、リーグ戦、ACLと全試合に先発出場していた犬飼智也が前節の退場で出場停止、またここまで10試合で先発してきた町田浩樹が累積警告で出場停止となり、レギュラー不在が確定。さらに、ブエノが左鎖骨を骨折し全治10週間と戦線離脱となり、ACLのメンバーには登録されておらず。韓国代表DFチョン・スンヒョンも負傷からの復帰を目指している途中だ。

本職をセンターバックとする選手は、流通経済大学柏高校から今シーズン加入した関川郁万だけ。このポジションに誰が入るのかは気になるところだ。

◆2分けスタート
Getty Images
対する慶南FCは、ここまで2分け1敗で勝ち点2の3位につけている。鹿島に敗れるとグループステージ敗退の可能性も出てくるため、なんとしても勝利を目指してくるだろう。

直近のKリーグ1では、水原三星ブルーウィングスとホームで対戦し、3-3のドロー。今シーズンは結果を残せておらず、直近の5試合でも1勝2分け2敗と波に乗れていない状況だ。

チームの中心となっているのは、日本人FWの邦本宜裕だ。水原三星戦でもPKでのゴールと1アシストを記録。前回の鹿島戦でも攻撃のアクセントをつける役割を担い、鹿島を苦しめていた。

苦境に置かれているチームの中で期待が集まる選手だけに、日本凱旋となるこの試合では結果を残したいところ。鹿島の脅威となる可能性は高い。

◆鹿島アントラーズ予想スタメン

GK:クォン・スンテ
DF:小田逸稀、三竿健斗、関川郁万、安西幸輝
MF:遠藤康、永木亮太、名古新太郎、レアンドロ
FW:セルジーニョ、金森健志
監督:大岩剛
出場停止:犬飼智也、町田浩樹

ケガ人や出場停止者の影響で、スクランブル体制が予想される。まず、右サイドバックには前節のベガルタ仙台戦でもプレーした小田逸稀が起用されると予想。そして注目のセンターバックには、高卒ルーキーの関川郁万が起用され、デビューすると予想する。

韓国代表の活動で負傷したチョン・スンヒョンはトレーニングに復帰したものの、関川の起用は避けられない状況か。そして、チョン・スンヒョンの復帰が難しいと考え、本職ではない三竿健斗を起用すると予想する。

中盤はボランチに名古新太郎、左にレアンドロと予想。2トップはセルジーニョと金森健志が入ると予想する。

◆注目選手
GKクォン・スンテ(34)
Getty Images

鹿島の注目選手は、守護神のGKクォン・スンテをピックアップ。最終ラインがスクランブル状態となるため、ゴールを守るベテランGKの力が必要不可欠だ。

前回対戦では、相手選手に足首を踏まれGK曽ヶ端準と負傷交代。チームは勝利したものの、最後までピッチに立っていなかった悔しさはあるはずだ。

ACLを3度も制覇しているクォン・スンテが、急造最終ラインをどのようにまとめるのか。最後尾でチームを支える守護神の活躍で、グループステージ突破に大きく前進したいところだ。
コメント