セビージャ指揮官が白血病を告白
2019.04.08 13:26 Mon
セビージャのホアキン・カパロス監督(63)が白血病であることを明かした。スペイン『マルカ』が伝えている。
セビージャは7日、リーガエスパニョーラ第31節でバジャドリーに2-0で勝利した。その試合後の会見でカパロス監督が、数週間前に白血病と診断されたことを明かした。
「慢性白血病だ。だが普通の生活を送ることが出来る。私は監督業を楽しみたい。治療などは受けていない。クラブには監督を続けさせてもらえて感謝している」
このように語る通り、今後もセビージャでの指揮を続けていく決意を示したカパロス監督。先月15日に前任のパブロ・マチン監督の後を継いで就任。2000年から2005年、昨季途中にも監督としてセビージャと長く関わってきた名将は、今季は就任からリーグ戦4試合で3勝1敗という成績を収めている。
セビージャは7日、リーガエスパニョーラ第31節でバジャドリーに2-0で勝利した。その試合後の会見でカパロス監督が、数週間前に白血病と診断されたことを明かした。
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