初先発の後藤が期待に応える1G1A! 大分、大南退場の磐田撃破で今季2勝目《J1》
2019.03.09 17:01 Sat
明治安田生命J1リーグ第3節のジュビロ磐田vs大分トリニータが9日にヤマハスタジアム(磐田)で行われ、2-1で大分が勝利した。
2連続ドローで16位に位置する磐田(勝ち点2)と、1勝1敗で7位につける大分(勝ち点4)の一戦。今シーズン初勝利を目指す磐田は、ゴールレスドローで終わった前節のサンフレッチェ広島戦から先発メンバーを2人変更した。高橋と上原に代えて小川とムサエフを起用した。古巣対決の松本は、右サイドバックに入った。
一方、同じ昇格組である松本山雅FCに0-1で敗れた大分は、同試合から先発メンバーを1人のみ変更。伊藤に代えて後藤を起用した。
J2で激突した2015年以来の対戦となった同カード。序盤はホームの磐田が大分を押し込む。3分、敵陣中央左でボールを持った大久保が山田とのパス交換からミドルシュート。しかし、ここは川崎F時代の同僚GK高木に軍配が上がる。さらに8分、右サイド敵陣深い位置から松本がクロス。GKの前で川又が頭で合わせるも、枠を捉えることができない。
立ち上がりを経過し、徐々に大分が反撃。すると13分、カウンターから松本のパスに反応した後藤が右サイドを抜け出して深い位置から右足クロス。これをニアサイドに走り込んでいた藤本が右足で合わせ、ゴールネットを揺らした。
反撃に出たい磐田だったが30分、大分の後藤のスルーパスで藤本に最終ラインを突破されると、大南がたまらずファウル。決定機阻止で一発レッドが提示され、磐田は1人少ない状況を強いられてしまう。この状況に名波監督は、ロドリゲスを下げて櫻内を投入して対応を図る。
嫌な雰囲気が漂う磐田。しかし41分、ボックス内まで顔を出したムサエフのパスを川又がシュートを放つ。これは相手DFに当たったが、ゴール前左に高く飛んだこぼれ球をアダイウトンがオーバーヘッドでゴール右へと蹴り込んだ。数的不利の状況ながら磐田が1-1の同点に追いつく。
リードを守り切れなかった大分。しかし、後半開始から攻勢を強めると、リーグ初先発の男が監督の期待に応える。55分、左サイドでボールを受けた福森が左足でアーリークロスを供給。これを巧みな動き出しでフリーとなった後藤がファーサイドで右足をうまく合わせてゴールネットを揺らした。大分が2-1で勝ち越しに成功する。
勝ち越しを許した磐田は62分、大久保に代えて中野を投入し、攻撃の活性化を図る。しかし、数的不利や大分の組織的な守備に苦戦してシュートまで結びつけず。攻撃も単調となってしまう。
その後、スコアは動かず試合は終盤に。トドメを刺したい大分は88分、左サイドの攻撃から最後は前田のパスを受けた後藤が左足を振り抜いたが、GKカミンスキーの正面。それでも1点のリードを最後まで守り切って試合終了。大分が2勝目を挙げた。
2連続ドローで16位に位置する磐田(勝ち点2)と、1勝1敗で7位につける大分(勝ち点4)の一戦。今シーズン初勝利を目指す磐田は、ゴールレスドローで終わった前節のサンフレッチェ広島戦から先発メンバーを2人変更した。高橋と上原に代えて小川とムサエフを起用した。古巣対決の松本は、右サイドバックに入った。
一方、同じ昇格組である松本山雅FCに0-1で敗れた大分は、同試合から先発メンバーを1人のみ変更。伊藤に代えて後藤を起用した。
立ち上がりを経過し、徐々に大分が反撃。すると13分、カウンターから松本のパスに反応した後藤が右サイドを抜け出して深い位置から右足クロス。これをニアサイドに走り込んでいた藤本が右足で合わせ、ゴールネットを揺らした。
先制点を奪った大分は完全にペースを引き寄せる。28分には連動したパスワークから左サイドから高山がクロス。ファーサイドから走り込んだ後藤が左足を合わせたが、これはゴール左へと外れる。
反撃に出たい磐田だったが30分、大分の後藤のスルーパスで藤本に最終ラインを突破されると、大南がたまらずファウル。決定機阻止で一発レッドが提示され、磐田は1人少ない状況を強いられてしまう。この状況に名波監督は、ロドリゲスを下げて櫻内を投入して対応を図る。
嫌な雰囲気が漂う磐田。しかし41分、ボックス内まで顔を出したムサエフのパスを川又がシュートを放つ。これは相手DFに当たったが、ゴール前左に高く飛んだこぼれ球をアダイウトンがオーバーヘッドでゴール右へと蹴り込んだ。数的不利の状況ながら磐田が1-1の同点に追いつく。
リードを守り切れなかった大分。しかし、後半開始から攻勢を強めると、リーグ初先発の男が監督の期待に応える。55分、左サイドでボールを受けた福森が左足でアーリークロスを供給。これを巧みな動き出しでフリーとなった後藤がファーサイドで右足をうまく合わせてゴールネットを揺らした。大分が2-1で勝ち越しに成功する。
勝ち越しを許した磐田は62分、大久保に代えて中野を投入し、攻撃の活性化を図る。しかし、数的不利や大分の組織的な守備に苦戦してシュートまで結びつけず。攻撃も単調となってしまう。
その後、スコアは動かず試合は終盤に。トドメを刺したい大分は88分、左サイドの攻撃から最後は前田のパスを受けた後藤が左足を振り抜いたが、GKカミンスキーの正面。それでも1点のリードを最後まで守り切って試合終了。大分が2勝目を挙げた。
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