ソシエダのスペイン代表DF巡り” マージーサイド・ダービー”勃発か

2019.03.08 16:44 Fri
Getty Images
リバプールエバートンが、レアル・ソシエダに所属するスペイン代表DFディエゴ・ジョレンテ(25)の獲得に関心を示しているようだ。スペイン『noticiasdegipuzkoa』の情報を引用してイギリス『リバプール・エコー』が伝えている。
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レアル・マドリー下部組織出身のジョレンテは、本職のセンターバックに加え、右サイドバック、守備的MFでもプレー可能な足下の技術を持つビルドアップでも貢献可能な現代型のDFだ。2012年にトップチームデビューを果たした当初、十分な出場機会を得ることはできなかったが、ラージョ、マラガへのレンタル移籍を経て2017年にソシエダに完全移籍で加入。すると、定位置を確保し、今シーズンは公式戦18試合に出場している。そして、成長する万能型DFに目を光らせているのが、マージーサイドの2クラブだ。リバプールは、DFデヤン・ロブレン(29)の度重なる負傷に苦しめられており、本来アンカーのMFファビーニョ(25)をセンターバックで起用する試合も。駒不足解消のために新戦力を求めている。
一方のエバートンは、長らくキャプテンを務めてきたDFフィル・ジャギエルカ(36)が今夏で契約満了。加えて、レンタルで加入しているDFクルト・ズマ(25)も、所属元のチェルシーが2回の補強禁止処分を受けた影響で、来シーズンもエバートンに残れる可能性は低い。

そして、センターバックの獲得を目指す両クラブの熱い目線は、奇しくもライバルと同じ選手のもとへ。リバプールに関しては、既に2500万ポンド(約36億円)前後の移籍金を用意しているようだ。ジョレンテには4280万ポンド(約62億円) の契約解除金が設定されているが、ソシエダがこの額を下回る金額でのオファーも受け入れる可能性はあると伝えられている。


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