チーム状態に心配の声も…ポルト指揮官はローマ戦に自信「準々決勝進出以上のモチベーションはない」
2019.03.06 15:45 Wed
ポルトのセルジオ・コンセイソン監督は、1点ビハインドで迎えるホームでのローマ戦に向けて意気込みを語った。
2月12日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグで敵地でローマに1-2で敗れたポルト。逆転を目指して6日にホームでのセカンドレグを戦う同チームだが、2日に行われたベンフィカとの天王山に敗れて首位の座を明け渡すなどチーム状態に心配の声が上がっている。しかし、コンセイソン監督は選手たちがこの状況を乗り越えてCLベスト8行きを掴んでくれるはずだと語った。
「選手たちはこの試合の重要性を理解しているから、私からチームに対して言葉を送ったりすることは必要ではない。チャンピオンズリーグ準々決勝にコマを進めること以上のモチベーションなどないはずだ。我々にはファンで埋め尽くされたスタジアムがある。それに彼らも我々を助けてくれるだろうし、我々も彼ら助けたい。ファンにチームが勝てると思ってもらうために特別な何かが必要だ」
また、ベンフィカ戦の手痛い敗戦があったものの、この試合で成功を手にするために我慢が必要になると強調した。「試合に勝つ必要があるが、焦る必要はない。まずは良いディフェンスから入らなければならない。ローマはセリエAで3番目にベストの攻撃陣を擁し、良い選手たちが揃っている」
「ただし、勝利を手にするためにはバランスが不可欠だ。今いる選手たちはとても重要だが、常に決定的な仕事ができるわけではない。だからこそ、効果的な攻撃や守備をする必要がある」
提供:goal.com
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