2022年カタールW杯、48カ国開催へ前進 UAEが協力表明

2019.02.27 13:50 Wed
Getty Images
UAE、クウェート、オマーンが、2022年カタール・ワールドカップ(W杯)の共催に協力する姿勢を見せている。マレーシア『TheStar』が報じた。

国際サッカー連盟(FIFA)は、アメリカ・メキシコ・カナダの共催が予定されている2026年W杯から出場国枠を48カ国に増加させることを、昨年4月に発表。しかし、同連盟のジャンニ・インファンティーノ会長はその計画を前倒しにする意向を示しており、2022年カタールW杯からの出場国増加が協議されてきた。

差し当たり実現に向けての障害とされてきたのは、カタールと周辺国家の緊張関係だ。単一国家での参加国拡大は困難と目されているが、サウジアラビアやUAEなどアラブ諸外国はイランとの対立の中でカタールとの国交も断絶。多くの空路が閉ざされ、カタールがW杯開催に向けて周辺国に協力を求めるのは困難とされてきた。
しかし、UAEのスポーツ大臣は26日、カタールが協力を求めるのであれば2022年W杯の共催に手を貸す可能性があるとコメント。クウェート、オマーンも中立に近い立場にあり、課題が全て解消されたわけではないが、大きな前進を見せた。

なお、FIFAは来月にカタールW杯を32カ国開催か48カ国拡大開催かの決定を下す見通し。もし48カ国開催となれば、アジアからの出場国枠が4.5枠から8.5枠に増加する可能性が、以前にインファンティーノ会長により示唆されている。

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