Jクラブのサポーターはどう楽しんでいる? 新人レポーターが「サカつくRTW」Jリーグモードを現地調査
2019.02.28 08:45 Thu
どうも!超ワールドサッカー!新人レポーターのウッチーです!
皆さん、ついにJリーグ2019年シーズン開幕ですね。Jリーグ初心者の僕は今シーズン、しっかりJリーグを観て、勉強していきたいと思います。
そんな勉強の一環として、ついこの間『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(以下、「サカつくRTW」)の「Jリーグプロサッカークラブをつくろうモード」(以下、「Jリーグモード」)を始めた訳ですが、、、今更ながらドハマりしてしまっています(笑) いやぁ、ホントに「サカつくRTW」って奥深いです…(笑)
前編:Jリーグの知識は結果を左右するのか!? 編集部員とウッチーが対決!
後編:ビッグネームに惑わされ“あるある"の資金難に!? 編集部員vsウッチー
今回は、そんなファン待望の「Jリーグモード」が実装された『サカつく RTW』の魅力に更に迫るべく、Jリーグサポーターの中から『サカつく』のファンを探し、ゲームの魅力について色々伺ってみたいと思います!
◆『サカつく』の根強い人気を感じる!
意気揚々とインタビューに臨もうとした僕ですが、今回のインタビューには1つネックがあることに気がつきました…それは、見ただけでは『サカつくRTW』のユーザーかどうか判断できないということ!
そこで、今回はスタジアムにユニフォームで来ている方に片っ端から声をかけていくという怪しい客引きみたいなスタイルで挑みました(笑)
↑怪しすぎる…(笑)
一見、不審者の様にも見える僕でしたが、『サカつく』の素晴らしさを感じることに!サポーターのみなさんは『サカつく』の名を聞くと、「今Jリーグモードやってるよ!」と喜んでお話をしてくださったのです!とりあえず一安心。
さらに気づいたことは、Jリーグサポーターの中には、昔から『サカつく』のファンという方が多くいることが判明しました!
「PS2の時からやっていた!」という方も多かったですが、懐かしのゲーム機「セガサターン」時代からやっていたという人もちらほら!セガサターン…僕は平成○年生まれなので、名前だけギリギリ知っているくらいですから、だいぶ前から『サカつく』をやってらっしゃる方が多いようですね。『サカつく』というゲームの根強い人気を感じさせられました!
◆楽しみ方①:好きなチームを再現する人が大多数!
埼スタでは、様々な世代、様々なクラブのサポーターの方と「サカつく」についてお話をさせていただきました。その中で最も多い意見が「好きなチームをゲームでも再現してしまう」ということ!「好きなチーム再現派」と命名したいと思います!
『サカつく』シリーズは、ユーザーが主役になってクラブ経営をするというゲームなので、各プレーヤーの趣味嗜好が楽しみ方に色濃く出ているようです。選手集めはもちろん、戦術やシステムも好きなチームに似せてしまう方が多いみたいですね。
↑浦和サポーターのお2人。「サカつく」シリーズはセガサターン時代から!
こちらの浦和サポーターの方たちも「好きなチーム再現派」のユーザーさん!どんなチーム作りをしているか伺うと、「やっぱり浦和の選手を中心に集めてしまいますね」とコメント。また、「僕も基本は浦和。だけど、他のチームからも気になる選手を獲っていますね。例えば、たまたまですけど、現実世界で移籍する前から杉本健勇選手は獲得していました」とのこと。
『サカつくRTW』で自分が気になっていた選手を、実際に応援するチームが獲得するなんて、サポーターとしてはかなり嬉しいことなんじゃないでしょうか!
お二人ともベースは好きな浦和レッズ!そこに思い思いのアレンジを加えていく方が多いようです。
ちなみに、写真の右の方はセガサターン時代からの『サカつく』ファンとのこと。「据え置きゲームでやっていた時期が長いだけに、スマホでできるようになったので、自分が暇な時、隙間の時間でちょいちょい進められるの便利に感じます」と、『サカつくRTW』ならではの楽しみ方を実践されていることがわかりました。
また、他のレッズサポーターの方に話を伺っていくと、「あるある」があることが判明!伝統的に3バックを採用しているレッズを応援しているせいか、ゲーム内でも3バックを採用してしまうパターンが多いそうです(笑)
『サカつくRTW」はスマートフォンアプリですが、「サカつく」シリーズ特有の資金繰りの難しさは健在!好きなクラブの選手を集めようとしても資金的に難しいとのこと。そこで、レッズサポーターの方からは、過去に所属していた元浦和DF田中マルクス闘莉王選手(現京都サンガF.C.)やFW田中達也選手(現アルビレックス新潟)をついつい獲得してしまうという声が多数聞かれました。
僕もウッチーだけに「内」が付く選手を集めるというテーマでチーム作りを始めましたが、難しく過ぎて、どんどん縛りを緩くしてしまった経緯があるので、ちょっと気持ちが分かります…(笑)
好きなクラブへの愛情なら川崎フロンターレサポーターの方も負けていません!
↑若い世代のフロンターレサポーターの方3人
こちらのフロンターレサポーターの方たちは、元々Jリーグで戦いたくて『サカつく』シリーズを始めたという方でしたが。そして、川崎フロンターレをゲーム内で完全に再現されているとのことです!
もちろん戦術もフロンターレに寄せていて、2012年に風間八宏監督(現名古屋グランパス監督)になった時は、新監督に合わせて自分のチームもパスサッカーに変えてみたりと、現実世界でのチームの変化を忠実にゲーム内に反映させていたそうです!
この他にも、『サカつくRTW』では、2019年1月から川崎フロンターレに加入した藤嶋栄介選手を早速獲得した!という方も。現実世界の移籍をゲーム内で反映させるのも、あるあるのようですね(笑)
◆楽しみ方②:好きな選手中心のチーム作り!
「好きなクラブ再現派」の次に多かったのが、好きな選手中心のチーム作りでした!このタイプのユーザーは「好きな選手中心派」と呼ぶことにしましょう。
中でも、選手への愛がすごかったのが、こちらの松本山雅FCサポーターの方!
↑スーパーカップはリーグをあげたお祭の為か、川崎と浦和以外のサポーターも埼玉スタジアムに来ていました!
守護神の守田達弥選手が大好きだそうで、「元々はアルビレックス新潟サポーターでしたが、松本山雅に移籍した守田達弥を追って山雅のファンになりました!」とのこと。選手の移籍で応援するクラブが変わってしまうとは、ものすごい選手愛です!
『サカつくRTW』をプレーする前から「サカつく」シリーズを経験されていたとのことで、「どんなに能力が高い選手がいようが、関係ない。守田選手は絶対にスタメンです!」と力強く語っていました。『サカつくRTW』になり、実名で守田選手が使えるようになったことにとても感謝されていました!
↑川崎サポーターになったきっかけは先輩の強引な誘いだそうです。
こちらの方は、フロンターレサポーターになりたてとのこと。スピード感溢れるプレーが特徴の車屋紳太郎選手が好きということで、「車屋選手中心のチーム作りをしてみたい(笑)」とおっしゃっていました。
ということはサイドアタック中心ということですね!本家の川崎フロンターレの中央攻撃とは少し異なりますが、「そこは別で考えている」とのこと。ゲーム内では自分が主役ですから、自由な遊び方、チーム作りができるのも「サカつく」シリーズのロマンの1つなのではないでしょうか。
「好きなチーム再現派」の方もそうですが、「好きな選手中心派」の方々は特に、『サカつくRTW』でJリーグの多くの選手が実名で使えるようになったことが「嬉しい!」「魅力的だ!」とおっしゃっていました。
◆楽しみ方③:地元のオリジナルチームでのJリーグに挑戦!
「好きなチーム再現派」、「好きな選手中心派」と2つのタイプが出て来ましたが、実在のチームをベースにしない、オリジナルチームでJリーグ制覇を目指す!という楽しみ方のユーザーさんもいました。
その中でも特に気になる楽しみ方だったのがこのレッズサポーターの方。
↑学生時代から「サカつく」ファンとのこと。
ご本人は浦和レッズのサポーターながら、ゲーム内ではレッズとは全く別のチームを作るとのこと。その理由をお伺いすると「自分の地元のオリジナルのチームで、自分の好きなチームと戦って勝ちたいから!」と、新しいクラブ愛を感じることができました。
これは、今までになかった視点です…!でもさすがに選手はレッズの選手を集めてしまうのかな?と思いきや、逆に浦和の選手は出来るだけ獲得しないそうです。その理由は「そのままの浦和と戦いたいから!」とのこと。何だか崇高な楽しみ方ですね…!すごい!
さらに、「サカつく」シリーズの魅力について気になることをおっしゃっていました。
「最初は全然勝てない。そこがリアルで面白いんです。そこで試行錯誤をして、苦労して強くなっていくというところに、チーム作りのロマンを感じます」
厳しい戦い、難しい挑戦、選手が獲れない、試合に勝てない、資金が足りない…「サカつく」ならではの困難を乗り越えるからこそ、面白いんですね…!深い!
◆まとめ:「サカつく」の魅力は“難しさ"!?
新旧様々な世代の「サカつく」ユーザーの方に、『サカつくRTW』の楽しみ方についてお話をお伺いしましたが、楽しみ方はまさに十人十色!色々な楽しみができるということが分かりました。
その中でも、インタビューをしていて必ずといって良いほど出てくるワードが、「難しい」、「苦労した」、「上手くいかない」でした。
しかし、そんなネガティブな言葉が出てくるにもかかわらず、お話しているユーザーさんの顔は不思議と楽しそうでした。
今作の『サカつくRTW』が初めて「サカつく」シリーズをプレーしたというフロンターレサポーターの方もこんなことを。
「操作を自分で出来ない分、難しさや歯がゆさを感じることもありますね。だから、ゲーム内のダイジェストの試合に感情移入しちゃって…(笑) ゴールしたら叫んだり、逆に負けるとスマホ投げちゃったりしました(笑) そこがまた面白いんですけどね」
これ、個人的にとても分かります!(笑) 思えば自分もJ1、J2の壁に当たってボコボコにされ続けた時ほど、色々と工夫をして熱中してしまっていました(笑)
やはり「育成」や「資金繰り」、試合に勝つために試行錯誤するという「リアルな難しさ」が、「サカつく」シリーズがファンから長く愛されている秘訣の1つなのではないでしょうか。そして『サカつくRTW』にも、その魅力がしっかりと反映されているのです。
◆「サカつく」ユーザーと話して学んだこと:Jリーグの魅力
『サカつくRTW』だけでなく、過去の「サカつく」シリーズをプレーされてきたたくさんのJリーグサポーターの方々とお話をさせていただいた今回の企画でしたが、スタジアムでの取材を終えて、学んだことが「サカつく」以外にもあります。
それは、Jリーグのスタジアム観戦の魅力です!
取材当日は朝早く(といっても9時頃からですが…)から埼玉スタジアム周辺をウロウロしていましたが、実際にファンの方と触れ合って感じたのは、サポーターコミュニティの温かさです。
試合が始まるずっと前(川崎Fvs浦和は13時35分キックオフ)から、家族やサポーター仲間と集まり、待機列や原っぱで食事やおしゃべり、当然ゲームをプレーしている方もいましたが、その姿はとても楽しそうで、何だか自分もこのコミュニティの一員になった気がしました。
↑スタグルを堪能するウッチー
普段は画面越しに海外サッカーを観ている僕ですが、試合や結果とは別に、こんな風に楽しめるというのは、シンプルにいいなぁと思います。それが、地元のクラブであれば、ホームゲームが待ち遠しくなり、現実世界だけでなくゲームの中でも好きなクラブを再現したくなることにつながるんだなと感じました。まだまだ触れていないサポーターの方にも取材したいと思います。
以上、今シーズンは仕事と関係なくスタジアムに観戦に行ってみたいなと思った、新人レポーターのウッチーでした。スタジアムでお会いした際にはよろしくお願いします!
皆さん、ついにJリーグ2019年シーズン開幕ですね。Jリーグ初心者の僕は今シーズン、しっかりJリーグを観て、勉強していきたいと思います。
そんな勉強の一環として、ついこの間『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(以下、「サカつくRTW」)の「Jリーグプロサッカークラブをつくろうモード」(以下、「Jリーグモード」)を始めた訳ですが、、、今更ながらドハマりしてしまっています(笑) いやぁ、ホントに「サカつくRTW」って奥深いです…(笑)
後編:ビッグネームに惑わされ“あるある"の資金難に!? 編集部員vsウッチー
今回は、そんなファン待望の「Jリーグモード」が実装された『サカつく RTW』の魅力に更に迫るべく、Jリーグサポーターの中から『サカつく』のファンを探し、ゲームの魅力について色々伺ってみたいと思います!
ということで、僕ウッチーは、2月16日(土)にFUJI XEROX SUPER CUP 2019 川崎フロンターレvs浦和レッズが行われた埼玉スタジアム2002にお邪魔してきました!
◆『サカつく』の根強い人気を感じる!
意気揚々とインタビューに臨もうとした僕ですが、今回のインタビューには1つネックがあることに気がつきました…それは、見ただけでは『サカつくRTW』のユーザーかどうか判断できないということ!
そこで、今回はスタジアムにユニフォームで来ている方に片っ端から声をかけていくという怪しい客引きみたいなスタイルで挑みました(笑)

一見、不審者の様にも見える僕でしたが、『サカつく』の素晴らしさを感じることに!サポーターのみなさんは『サカつく』の名を聞くと、「今Jリーグモードやってるよ!」と喜んでお話をしてくださったのです!とりあえず一安心。
さらに気づいたことは、Jリーグサポーターの中には、昔から『サカつく』のファンという方が多くいることが判明しました!
「PS2の時からやっていた!」という方も多かったですが、懐かしのゲーム機「セガサターン」時代からやっていたという人もちらほら!セガサターン…僕は平成○年生まれなので、名前だけギリギリ知っているくらいですから、だいぶ前から『サカつく』をやってらっしゃる方が多いようですね。『サカつく』というゲームの根強い人気を感じさせられました!
◆楽しみ方①:好きなチームを再現する人が大多数!
埼スタでは、様々な世代、様々なクラブのサポーターの方と「サカつく」についてお話をさせていただきました。その中で最も多い意見が「好きなチームをゲームでも再現してしまう」ということ!「好きなチーム再現派」と命名したいと思います!
『サカつく』シリーズは、ユーザーが主役になってクラブ経営をするというゲームなので、各プレーヤーの趣味嗜好が楽しみ方に色濃く出ているようです。選手集めはもちろん、戦術やシステムも好きなチームに似せてしまう方が多いみたいですね。

こちらの浦和サポーターの方たちも「好きなチーム再現派」のユーザーさん!どんなチーム作りをしているか伺うと、「やっぱり浦和の選手を中心に集めてしまいますね」とコメント。また、「僕も基本は浦和。だけど、他のチームからも気になる選手を獲っていますね。例えば、たまたまですけど、現実世界で移籍する前から杉本健勇選手は獲得していました」とのこと。
『サカつくRTW』で自分が気になっていた選手を、実際に応援するチームが獲得するなんて、サポーターとしてはかなり嬉しいことなんじゃないでしょうか!
お二人ともベースは好きな浦和レッズ!そこに思い思いのアレンジを加えていく方が多いようです。
ちなみに、写真の右の方はセガサターン時代からの『サカつく』ファンとのこと。「据え置きゲームでやっていた時期が長いだけに、スマホでできるようになったので、自分が暇な時、隙間の時間でちょいちょい進められるの便利に感じます」と、『サカつくRTW』ならではの楽しみ方を実践されていることがわかりました。
また、他のレッズサポーターの方に話を伺っていくと、「あるある」があることが判明!伝統的に3バックを採用しているレッズを応援しているせいか、ゲーム内でも3バックを採用してしまうパターンが多いそうです(笑)
『サカつくRTW」はスマートフォンアプリですが、「サカつく」シリーズ特有の資金繰りの難しさは健在!好きなクラブの選手を集めようとしても資金的に難しいとのこと。そこで、レッズサポーターの方からは、過去に所属していた元浦和DF田中マルクス闘莉王選手(現京都サンガF.C.)やFW田中達也選手(現アルビレックス新潟)をついつい獲得してしまうという声が多数聞かれました。
僕もウッチーだけに「内」が付く選手を集めるというテーマでチーム作りを始めましたが、難しく過ぎて、どんどん縛りを緩くしてしまった経緯があるので、ちょっと気持ちが分かります…(笑)
好きなクラブへの愛情なら川崎フロンターレサポーターの方も負けていません!

こちらのフロンターレサポーターの方たちは、元々Jリーグで戦いたくて『サカつく』シリーズを始めたという方でしたが。そして、川崎フロンターレをゲーム内で完全に再現されているとのことです!
もちろん戦術もフロンターレに寄せていて、2012年に風間八宏監督(現名古屋グランパス監督)になった時は、新監督に合わせて自分のチームもパスサッカーに変えてみたりと、現実世界でのチームの変化を忠実にゲーム内に反映させていたそうです!
この他にも、『サカつくRTW』では、2019年1月から川崎フロンターレに加入した藤嶋栄介選手を早速獲得した!という方も。現実世界の移籍をゲーム内で反映させるのも、あるあるのようですね(笑)
◆楽しみ方②:好きな選手中心のチーム作り!
「好きなクラブ再現派」の次に多かったのが、好きな選手中心のチーム作りでした!このタイプのユーザーは「好きな選手中心派」と呼ぶことにしましょう。
中でも、選手への愛がすごかったのが、こちらの松本山雅FCサポーターの方!

守護神の守田達弥選手が大好きだそうで、「元々はアルビレックス新潟サポーターでしたが、松本山雅に移籍した守田達弥を追って山雅のファンになりました!」とのこと。選手の移籍で応援するクラブが変わってしまうとは、ものすごい選手愛です!
『サカつくRTW』をプレーする前から「サカつく」シリーズを経験されていたとのことで、「どんなに能力が高い選手がいようが、関係ない。守田選手は絶対にスタメンです!」と力強く語っていました。『サカつくRTW』になり、実名で守田選手が使えるようになったことにとても感謝されていました!

こちらの方は、フロンターレサポーターになりたてとのこと。スピード感溢れるプレーが特徴の車屋紳太郎選手が好きということで、「車屋選手中心のチーム作りをしてみたい(笑)」とおっしゃっていました。
ということはサイドアタック中心ということですね!本家の川崎フロンターレの中央攻撃とは少し異なりますが、「そこは別で考えている」とのこと。ゲーム内では自分が主役ですから、自由な遊び方、チーム作りができるのも「サカつく」シリーズのロマンの1つなのではないでしょうか。
「好きなチーム再現派」の方もそうですが、「好きな選手中心派」の方々は特に、『サカつくRTW』でJリーグの多くの選手が実名で使えるようになったことが「嬉しい!」「魅力的だ!」とおっしゃっていました。
◆楽しみ方③:地元のオリジナルチームでのJリーグに挑戦!
「好きなチーム再現派」、「好きな選手中心派」と2つのタイプが出て来ましたが、実在のチームをベースにしない、オリジナルチームでJリーグ制覇を目指す!という楽しみ方のユーザーさんもいました。
その中でも特に気になる楽しみ方だったのがこのレッズサポーターの方。

ご本人は浦和レッズのサポーターながら、ゲーム内ではレッズとは全く別のチームを作るとのこと。その理由をお伺いすると「自分の地元のオリジナルのチームで、自分の好きなチームと戦って勝ちたいから!」と、新しいクラブ愛を感じることができました。
これは、今までになかった視点です…!でもさすがに選手はレッズの選手を集めてしまうのかな?と思いきや、逆に浦和の選手は出来るだけ獲得しないそうです。その理由は「そのままの浦和と戦いたいから!」とのこと。何だか崇高な楽しみ方ですね…!すごい!
さらに、「サカつく」シリーズの魅力について気になることをおっしゃっていました。
「最初は全然勝てない。そこがリアルで面白いんです。そこで試行錯誤をして、苦労して強くなっていくというところに、チーム作りのロマンを感じます」
厳しい戦い、難しい挑戦、選手が獲れない、試合に勝てない、資金が足りない…「サカつく」ならではの困難を乗り越えるからこそ、面白いんですね…!深い!
◆まとめ:「サカつく」の魅力は“難しさ"!?
新旧様々な世代の「サカつく」ユーザーの方に、『サカつくRTW』の楽しみ方についてお話をお伺いしましたが、楽しみ方はまさに十人十色!色々な楽しみができるということが分かりました。
その中でも、インタビューをしていて必ずといって良いほど出てくるワードが、「難しい」、「苦労した」、「上手くいかない」でした。
しかし、そんなネガティブな言葉が出てくるにもかかわらず、お話しているユーザーさんの顔は不思議と楽しそうでした。
今作の『サカつくRTW』が初めて「サカつく」シリーズをプレーしたというフロンターレサポーターの方もこんなことを。
「操作を自分で出来ない分、難しさや歯がゆさを感じることもありますね。だから、ゲーム内のダイジェストの試合に感情移入しちゃって…(笑) ゴールしたら叫んだり、逆に負けるとスマホ投げちゃったりしました(笑) そこがまた面白いんですけどね」
これ、個人的にとても分かります!(笑) 思えば自分もJ1、J2の壁に当たってボコボコにされ続けた時ほど、色々と工夫をして熱中してしまっていました(笑)
やはり「育成」や「資金繰り」、試合に勝つために試行錯誤するという「リアルな難しさ」が、「サカつく」シリーズがファンから長く愛されている秘訣の1つなのではないでしょうか。そして『サカつくRTW』にも、その魅力がしっかりと反映されているのです。
◆「サカつく」ユーザーと話して学んだこと:Jリーグの魅力
『サカつくRTW』だけでなく、過去の「サカつく」シリーズをプレーされてきたたくさんのJリーグサポーターの方々とお話をさせていただいた今回の企画でしたが、スタジアムでの取材を終えて、学んだことが「サカつく」以外にもあります。
それは、Jリーグのスタジアム観戦の魅力です!
取材当日は朝早く(といっても9時頃からですが…)から埼玉スタジアム周辺をウロウロしていましたが、実際にファンの方と触れ合って感じたのは、サポーターコミュニティの温かさです。
試合が始まるずっと前(川崎Fvs浦和は13時35分キックオフ)から、家族やサポーター仲間と集まり、待機列や原っぱで食事やおしゃべり、当然ゲームをプレーしている方もいましたが、その姿はとても楽しそうで、何だか自分もこのコミュニティの一員になった気がしました。

普段は画面越しに海外サッカーを観ている僕ですが、試合や結果とは別に、こんな風に楽しめるというのは、シンプルにいいなぁと思います。それが、地元のクラブであれば、ホームゲームが待ち遠しくなり、現実世界だけでなくゲームの中でも好きなクラブを再現したくなることにつながるんだなと感じました。まだまだ触れていないサポーターの方にも取材したいと思います。
以上、今シーズンは仕事と関係なくスタジアムに観戦に行ってみたいなと思った、新人レポーターのウッチーでした。スタジアムでお会いした際にはよろしくお願いします!
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