【プレミアプレビュー】崖っぷちのシチズンズ、開幕戦で圧倒したライバル相手にリバウンドメンタリティ見せられるか《マンチェスター・シティvsアーセナル》

2019.02.03 12:00 Sun
Getty Images
プレミアリーグ第25節、マンチェスター・シティvsアーセナルが日本時間3日25:30にエティハド・スタジアムでキックオフされる。逆転優勝に向けて取りこぼしが許されない2位のシティ(勝ち点56)と、2連勝で4位に浮上したアーセナル(勝ち点47)による注目の上位対決だ。

2018年最終戦となったサウサンプトン以降、リーグ戦4連勝を含む公式戦8連勝で安定飛行を続けて首位リバプールを追走してきたシティ。だが、ミッドウィークに行われた前節のニューカッスル戦では格下相手に覇気のないプレーに終始し、痛恨の逆転負けを喫した。同節にリバプールが引き分けたため、勝ち点5差で収まったものの、逆転での連覇に向けてはこれ以上の取りこぼしは許されない。そして、バウンスバックが求められる今回のホームゲームでは熾烈なトップ4争いの真っただ中にいる難敵ガナーズを迎え撃つ。

一方、FAカップでは好調マンチェスター・ユナイテッドに完敗したアーセナルだが、リーグ戦ではチェルシーとのダービーで会心の勝利を収めると、直近のカーディフ戦では乏しい内容ながらもFWラカゼットとFWオーバメヤンの2トップ揃い踏みの活躍で勝ち切って連勝。チェルシーと勝ち点、得失点差で並んだものの総得点で上回り、久々の4位浮上となった。しかし、上り調子のチームが今節対戦するのは昨季王者のシティ。今節の結果次第ではチェルシー、勝ち点2差の6位ユナイテッドにかわされるタフな状況だ。そのため、敵地といえども勝ち点3を奪いに行く勇敢な戦いが求められるところだ。
なお、今季開幕戦となった前回対戦では攻守両面で完成度の差を見せつけたシティがスターリングとベルナルド・シウバのゴールによってアウェイで2-0の快勝を収めている。アーセナルとしては約半年間でその差をどこまで埋めることができたか、試金石の一戦となる。

※2月1日時点の情報をもとに展望
◆マンチェスター・シティ◆
【4-3-3】

▽マンチェスター・シティ予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:エデルソン
DF:ウォーカー、ストーンズ、ラポルテ、ダニーロ
MF:デ・ブライネ、フェルナンジーニョ、シルバ
FW:ベルナルド・シウバ、アグエロ、スターリング
負傷者:GKブラーボ、エデルソン、DFコンパニ、マンガラ、メンディ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関しては打撲のコンパニがブラーボと共に欠場する。また、ニューカッスル戦で足を痛めたエデルソンとマッチフィットネスに問題を抱えるメンディの2選手に関しては両選手共にスタートから起用できる見込みだ。

過密日程とニューカッスル戦での低調なパフォーマンスを受けてグアルディオラ監督が各ポジションにテコ入れを図る可能性がありそうだ。サイドバックに関しては負傷明けのメンディとデルフ、前線に関してはマフレズ、ガブリエウ・ジェズスの起用も想定される。

◆アーセナル◆
【4-3-1-2】

▽アーセナル予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:レノ
DF:ナイルズ、ムスタフィ、コシエルニー、コラシナツ
MF:トレイラ、ジャカ、ラムジー、グエンドウジ
FW:ラカゼット、オーバメヤン
負傷者:DFベジェリン、ホールディング、パパスタソプーロス、コシエルニー、MFムヒタリアン、ナイルズ、FWウェルベック
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関しては最終ラインでベジェリン、ホールディング、パパスタソプーロスの欠場が確定。前線に関してはムヒアリアンとウェルベックが引き続き起用不可能だ。その一方で、顎の骨折を免れたコシエルニーとヒザに軽傷を抱えるナイルズに関しては起用できる見込みだ。

システムに関しては直近のカーディフ戦でも採用した[4-3-1-2]を継続する見込みだ。ただ、格上との対戦を考慮してエジルをベンチに置き相手の起点となるフェルナンジーニョにラムジーをぶつけるチェルシー戦と似たようなアプローチが想定される。なお、今冬の移籍市場最終日にバルセロナから加入が決定した古巣対戦のデニス・スアレスに関してはベンチスタートが濃厚だ。

★注目選手
◆マンチェスター・シティ:MFダビド・シルバ
Getty Images
シティの注目プレーヤーは司令塔のシルバだ。今季ここまでリーグ戦20試合に出場し6ゴールを挙げる活躍を見せている33歳だが、後半戦に入って疲労の影響かややパフォーマンスを落としている印象だ。直近のニューカッスル戦では先制点をアシストしたものの、持ち味であるゲームメークの部分で緩慢なチームにスイッチを入れるプレーを見せられず、それが敗戦の一因となった感もある。

今回のアーセナル戦では本来のパフォーマンスを取り戻し、トレイラやラムジー、グエンドウジと高いインテンシティを特長とする相手の中盤に対して巧さと賢さを生かしたプレーで翻弄したい。ここ最近、相手の狙いどころになっているフェルナンジーニョをビルドアップでサポートしつつ、持ち味のチャンスメーク、フィニッシュに絡むプレーでチームを勝利に導く活躍ができるか。

◆アーセナル:FWアレクサンドル・ラカゼット
Getty Images
アーセナルの注目プレーヤーはプレミア2桁ゴールに王手をかけるラカゼットだ。今季途中投入や途中交代が多いフランス代表だが、得点ランキングトップに立つ相棒のオーバメヤンよりも全体的な貢献度は高い。試合を通して消える時間が長い相棒に対して、中盤まで下りてきての起点作りや味方の攻め上がりを促すキープ力、献身的な守備と数字に表れない貢献でチームを支える。さらに、直近のリーグ戦ではいずれも決勝点を記録するなど、絶対的なエースに君臨してきたリヨン時代の勝負強さも健在だ。

相手にボールを握られて押し込まれる展開が予想される今回のシティ戦では消えがちなオーバメヤン、エジルらに代わってラムジーと共に攻守両面でより多くのタスクを担うことになる。その中で相棒を輝かせつつ勝敗を左右する決定的な仕事をこなしたい。

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