元世界王者ザッカルド、サンマリノのトレ・フィオリ加入を明言

2019.02.02 21:40 Sat
Getty Images
元イタリア代表DFクリスティアン・ザッカルド(37)が、サンマリノのトレ・フィオリに移籍することを明らかにした。

ボローニャでプロキャリアをスタートしたザッカルドは、最終ラインの複数ポジションや守備的MFをカバーするユーティリティー性を武器に、パレルモやヴォルフスブルク、ミラン、パルマといったクラブで活躍。また、2006年のドイツ・ワールドカップではイタリア代表の一員として世界王者にも輝いていた。
直近では、2017年10月にマルタのハムルン・スパルタンズに移籍し、公式戦16試合に出場し3ゴール1アシストを記録。だが、昨年夏に退団して以降、無所属が続いていた。

そんな中、イタリアの各メディアがザッカルドのトレ・フィオリ行きを報道。本人もSNSを通じて肯定しており、3月末からプレーすることになるという。

『フットボール・イタリア』によると、ザッカルドは自身のフェイスブックで「自分の心に従って、トレ・フィオリからのオファーを受けることにしたよ」とコメント。また、「3月末に加入することになる。僕の情熱や経験がクラブにとって役立つことを願っている」とも伝えている。
トレ・フィオリはサンマリノリーグで最多7度の優勝回数を誇るクラブ。チャンピオンズリーグにも出場したこともある伝統的なクラブだが、2011年以降、リーグ優勝からは遠ざかっている。
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