【プレミアリーグ第24節プレビュー】1月最後は平日開催! トップ6は楽な相手に

前節のビッグ・ロンドン・ダービーでアーセナルが勝利したことで、俄然チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いが熾烈を極めてきたプレミアリーグ。一方で上位3チームは順当に勝利を収めたことで、4位以下との差がさらに大きくなった。

10日ぶりのリーグ戦だが、その間にビッグクラブのほとんどが国内カップ戦を戦っているため、チームによっては中2日の戦いが続く非常にシビアな日程となっている。そんな中迎える第24節ではトップ6は比較的楽な相手と対戦。ここを落としてしまえば今後の順位に響きかねない。

一足早く勝ち点60に到達した首位のリバプールはホームでレスター・シティと対戦。プレミアでのここ12回の対戦では11勝している相手だ。また、ホーム戦では32試合負けなしで23勝9分けとアンフィールドで無類の強さを誇っている。だが油断してはいけないのはヴァーディの存在。彼はリバプール戦で7ゴール奪っており、これはアンドリュー・コール(11得点)とティエリ・アンリ(8得点)に次ぐ数字だ。
リバプールを勝ち点差4で追うシティはリーグ戦22試合負けなしのニューカッスルとセント・ジェームズ・パークで激突。武藤がアジアカップで離脱中のニューカッスルは前節はカーディフに3-0で勝利。今季リーグ戦初めて3点を奪って勝利した。11月以来の連勝といきたいところだが、シティはアグエロがニューカッスル戦ここ12試合で14ゴール中。この男を抑えなければ勝ち目は薄い。

ワトフォードをホームに迎える3位のトッテナムは現在公式戦2連敗中。EFLカップではチェルシーにPK戦の末に敗れ、FAカップでもクリスタル・パレス相手に完敗。ケインら主力の離脱が大きく響いている。ワトフォードとはホームでは7戦無敗だが、昨年9月の対戦では1-2で敗北。連敗中のスパーズに対し、ホーネッツは公式戦6試合無敗ときている。一筋縄ではいかなそうだ。アーセナル戦敗戦後、EFLカップでトッテナム、FAカップでシェフィールド・ウェンズデイ相手に連勝を収めたチェルシー。アウェイとなるボーンマス戦に向けてアザールに大きな期待がかかる。ブルーズの10番はチェリーズとのここ8度の対戦で7ゴール1アシスト。この試合も勝利に導けるか。なお、新加入のイグアインはプレミアリーグデビューが期待されている。

勝ち点44のアーセナルはホームにカーディフを迎える。ベジェリンやパパスタソプーロス、ホールディグにコシエルニーなど守備陣に多くの負傷者を抱えているが、カーディフ戦はきっちり勝利を収めたい。ガナーズはプレミアのホーム戦では昇格チーム相手に2010年11月から23試合負けなしだ。

アーセナルと勝ち点で並ぶマンチェスター・ユナイテッドはバーンリーをホームに迎え撃つ。スールシャール監督就任以降、未だ負けなしのユナイテッドは直近のFAカップのアーセナル戦も3-1で勝利を収め、公式戦8連勝中だ。リーグ戦では6連勝中で、この試合に勝てばスールシャール監督は就任から7連勝を収めた3人目の指揮官になる。プレミアでは過去にはカルロ・アンチェロッティ(チェルシー)とジョゼップ・グアルディオラ(マンチェスター・シティ)しかいない。

▽1/29(火)
《28:45》
アーセナル - カーディフ
ウォルバーハンプトン - ウェストハム
ハダースフィールド - エバートン
フルアム - ブライトン
ボーンマス - チェルシー
《29:00》
ニューカッスル - マンチェスター・シティ
マンチェスター・ユナイテッド - バーンリー

▽1/30(水)
《28:45》
サウサンプトン - クリスタル・パレス
《29:00》
トッテナム - ワトフォード
リバプール - レスター・シティ