消息不明サラの捜索打ち切り…同胞メッシやマラドーナも「捜索を続けて」と主張

2019.01.26 19:30 Sat
ナントからカーディフへの移籍が決まったアルゼンチン人ストライカー、エミリアーノ・サラは、搭乗した飛行機が21日に消息を絶った。

それから数日が経過し、ガーンジー島沿岸警備隊は、サラとパイロットのデイビッド・イボットソンの捜索を打ち切るなど、その消息をつかむ見通しも立っていない。

カーディフのチーム幹部、ケン・チョー氏はメディアに対してサラの捜索を再開するよう、悲痛な面持ちで要求した。

「捜索が中止になったという報道は我々を失望させるものだった。彼が無事に戻ってこられるまで、動きを止めるべきではない」

「カーディフのスタッフやファンのみんなは、彼が無事にこの地を踏むことを願っている。みんなが祈りを捧げているよ」

また、サラがアルゼンチン出身ということもあり、同国の英雄ディエゴ・マラドーナも自身のSNSで「私もなんとか彼を支えることができないかと思っている。サラの家族と、友人たちに祈りを」とのメッセージを発信。同胞リオネル・メッシも「可能性が少しでもある限り、希望は捨てるべきではない。エミリアーノを探し続けてほしい。お願いします」という言葉を公表している。

セルヒオ・アグエロも「捜索を中止しないでもらいたい」というハッシュタグをSNSで用いて、サラの無事を祈った。

21日にフランスのナントからウェールズのカーディフを目指し、小型飛行機で飛び立ったサラ。イギリス海峡のチャンネル諸島付近で消息不明となり、現地警察も「生存の可能性は限りなく低い」という声明を発表しているが、引き続きその動向が注目される。


提供:goal.com

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