【プレミアプレビュー】今季最初のNLダービー! 公式戦18戦無敗vs無敗&連勝ストッパー《アーセナルvsトッテナム》
2018.12.02 12:00 Sun
▽プレミアリーグ第14節、アーセナルvsトッテナムによる“ノースロンドン・ダービー”が日本時間2日23:05にエミレーツ・スタジアムでキックオフされる。公式戦18戦無敗を継続する5位のアーセナル(勝ち点27)と、公式戦6連勝中で3位のトッテナム(勝ち点30)による今季最初のダービーだ。
▽マンチェスター・シティ、チェルシー相手に開幕2連敗を喫して以降、リバプール相手にドローに持ち込むなど、公式戦18戦無敗と好調を維持する新生アーセナル。そのリバプール戦から公式戦3戦連続ドローと勝ち切れない停滞期が続いたものの、前節のボーンマス戦、直近のヨーロッパリーグ(EL)のヴォルスクラ戦ではきっちり勝ち切って連勝。良い流れを取り戻してトッテナム、マンチェスター・ユナイテッドと続く重要な連戦を迎えることになった。相手より1日少ない中2日での過密日程となるが、すでにEL決勝トーナメント進出を果たしていたことで主力をロンドンに残し、より良好なコンディションで臨めるはずだ。
▽一方、前節公式戦18戦無敗のチェルシーに完勝し今季初黒星を与えたトッテナムは、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)でもインテルとの大一番を1-0で制し、グループステージ突破に望みを繋げた。公式戦6連勝と絶好調のポチェッティーノ監督率いるチームは、重要な3連戦の締めくくりとなる今回のダービーで勝ち点3奪取を目指す。8日間で強度の高い3試合を戦う中、ここ最近冴え渡る采配を見せるアルゼンチン人指揮官の用兵に注目が集まる。そして、無敗&連勝ストッパーとして宿敵の無敗記録に終止符を打てるか。
▽昨季の対戦ではアーセナルがエミレーツで2-0、トッテナムがウェンブリーで1-0といずれもホームチームが勝利している。なお、プレミアリーグで初対戦となるエメリ監督とポチェッティーノ監督だが、リーガ時代にバレンシア、エスパニョールの指揮官として対峙した際の戦績はエメリ監督の4勝2敗1分けとなっている。
▽アーセナル予想スタメン

DF:ベジェリン、ムスタフィ、パパスタソプーロス、コラシナツ
MF:トレイラ、ジャカ
MF:イウォビ、エジル、オーバメヤン
FW:ラカゼット
負傷者:DFマヴロパノス、モンレアル、FWラカゼット、ウェルベック
出場停止者:なし
▽システムに関しては前節のボーンマス戦で採用した[3-4-2-1]と通常の[4-2-3-1]のいずれかを採用する見込みだ。その中でコンディションに不安を抱えるラカゼットが先発起用可能であれば[4-2-3-1]、先発が難しい場合は[3-4-2-1]を採用することが想定される。
▽トッテナム予想スタメン
DF:オーリエ、アルデルヴァイレルト、ヴェルトンゲン、ベン・デイビス
MF:ムサ・シソコ、ダイアー、エリクセン
MF:デレ・アリ
FW:ソン・フンミン、ケイン
負傷者:DFトリッピアー、ダビンソン・サンチェス、MFデンベレ、ワニャマ、ラメラ
出場停止者:なし
▽出場停止者はいない。負傷者に関してはトリッピアー、ダビンソン・サンチェス、デンベレ、ワニャマの4選手の欠場が確定。また、太ももに軽傷を抱えるラメラに関しても欠場の可能性がある。一方、ローズとフォイスはコンディションが戻り起用可能な状態だ。
▽システムに関してはチェルシー戦で[4-3-1-2]、インテル戦で[4-2-3-1]を採用している。ケインの相棒を務めるソン・フンミン、ルーカス・モウラは本職のウイングに加えて2トップの一角でもプレー可能なため、相手の出方次第で試合中にシステムを変更する可能性も想定される。
★注目選手
◆アーセナル:GKベルント・レノ
▽レバークーゼンの守護神として豊富な経験を持ちメンタルの強さが売りの26歳だが、ビッグマッチでは思うようなパフォーマンスを見せられていない。今季のリバプール戦でも幾つかビッグセーブを見せた一方、クロスボールへの対応でミスが目立っていた。今回の試合ではエリクセンら精度の高いキックを誇る相手攻撃陣に対して冷静且つ大胆なプレーが求められる。なお、トッテナムとは2016-17シーズンのCLグループステージで対戦しており、2試合共にクリーンシートを記録した相性の良い相手だ。
◆トッテナム:MFムサ・シソコ
▽しかし、負傷者続出のチーム事情もあり今季もポチェッティーノ監督からチャンスを与え続けられた29歳はここに来てその才能を開花させつつある。第8節のカーディフ戦以降、リーグ戦全試合でスタメン起用されると持ち味の身体能力、無尽蔵のスタミナ、球際の強さ、積極的な持ち上がりを武器にサイドハーフ、セントラルMFで攻守両面でハイレベルのパフォーマンスを披露。課題の判断力に関しても難しいことをせず、シンプルなプレーに徹している様子が窺える。ここ最近の試合後にはサポーターから労いのチャントがスタジアムに鳴り響いており、それが原動力にもなっている。今回のダービーではスタートかベンチスタートか判断しかねるところだが、ひとたびピッチに立てばその豪快なプレーでアウェイサポーターを魅了するはずだ。
▽マンチェスター・シティ、チェルシー相手に開幕2連敗を喫して以降、リバプール相手にドローに持ち込むなど、公式戦18戦無敗と好調を維持する新生アーセナル。そのリバプール戦から公式戦3戦連続ドローと勝ち切れない停滞期が続いたものの、前節のボーンマス戦、直近のヨーロッパリーグ(EL)のヴォルスクラ戦ではきっちり勝ち切って連勝。良い流れを取り戻してトッテナム、マンチェスター・ユナイテッドと続く重要な連戦を迎えることになった。相手より1日少ない中2日での過密日程となるが、すでにEL決勝トーナメント進出を果たしていたことで主力をロンドンに残し、より良好なコンディションで臨めるはずだ。
▽一方、前節公式戦18戦無敗のチェルシーに完勝し今季初黒星を与えたトッテナムは、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)でもインテルとの大一番を1-0で制し、グループステージ突破に望みを繋げた。公式戦6連勝と絶好調のポチェッティーノ監督率いるチームは、重要な3連戦の締めくくりとなる今回のダービーで勝ち点3奪取を目指す。8日間で強度の高い3試合を戦う中、ここ最近冴え渡る采配を見せるアルゼンチン人指揮官の用兵に注目が集まる。そして、無敗&連勝ストッパーとして宿敵の無敗記録に終止符を打てるか。
◆アーセナル◆
【4-2-3-1】
【4-2-3-1】
▽アーセナル予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:レノDF:ベジェリン、ムスタフィ、パパスタソプーロス、コラシナツ
MF:トレイラ、ジャカ
MF:イウォビ、エジル、オーバメヤン
FW:ラカゼット
負傷者:DFマヴロパノス、モンレアル、FWラカゼット、ウェルベック
出場停止者:なし
▽出場停止者はいない。負傷者に関してはウェルベック、モンレアル、マヴロパノスの欠場が確定。練習復帰もマッチフィットネスに問題を抱えるコシエルニーも引き続き起用不可だ。直近の公式戦2試合を欠場しているラカゼットに関しては間に合う見込みだ。
▽システムに関しては前節のボーンマス戦で採用した[3-4-2-1]と通常の[4-2-3-1]のいずれかを採用する見込みだ。その中でコンディションに不安を抱えるラカゼットが先発起用可能であれば[4-2-3-1]、先発が難しい場合は[3-4-2-1]を採用することが想定される。
◆トッテナム◆
【4-3-1-2】
【4-3-1-2】
▽トッテナム予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:ロリスDF:オーリエ、アルデルヴァイレルト、ヴェルトンゲン、ベン・デイビス
MF:ムサ・シソコ、ダイアー、エリクセン
MF:デレ・アリ
FW:ソン・フンミン、ケイン
負傷者:DFトリッピアー、ダビンソン・サンチェス、MFデンベレ、ワニャマ、ラメラ
出場停止者:なし
▽出場停止者はいない。負傷者に関してはトリッピアー、ダビンソン・サンチェス、デンベレ、ワニャマの4選手の欠場が確定。また、太ももに軽傷を抱えるラメラに関しても欠場の可能性がある。一方、ローズとフォイスはコンディションが戻り起用可能な状態だ。
▽システムに関してはチェルシー戦で[4-3-1-2]、インテル戦で[4-2-3-1]を採用している。ケインの相棒を務めるソン・フンミン、ルーカス・モウラは本職のウイングに加えて2トップの一角でもプレー可能なため、相手の出方次第で試合中にシステムを変更する可能性も想定される。
★注目選手
◆アーセナル:GKベルント・レノ

Getty Images
▽アーセナルの注目プレーヤーはダービー初登場のレノだ。今夏レバークーゼンから加入したドイツ代表GKはポジション争いのライバルであるチェフの負傷を受け、第8節のフルアム戦からスターターを務めている。ただ、そこからのリーグ戦6試合で一度もクリーンシートを記録できておらず、その間の戦績も3勝3分けと実力でポジションを奪ったとは言い難い状況だ。そのため、今回のダービーではフル出場で初のリーグ戦クリーンシートを達成し、ガナーズの新守護神に名乗りを上げたいところだ。▽レバークーゼンの守護神として豊富な経験を持ちメンタルの強さが売りの26歳だが、ビッグマッチでは思うようなパフォーマンスを見せられていない。今季のリバプール戦でも幾つかビッグセーブを見せた一方、クロスボールへの対応でミスが目立っていた。今回の試合ではエリクセンら精度の高いキックを誇る相手攻撃陣に対して冷静且つ大胆なプレーが求められる。なお、トッテナムとは2016-17シーズンのCLグループステージで対戦しており、2試合共にクリーンシートを記録した相性の良い相手だ。
◆トッテナム:MFムサ・シソコ

Getty Images
▽トッテナムの注目プレーヤーは加入3年目で完全覚醒のムサ・シソコだ。2016年夏の移籍市場最終日にエバートンを蹴ってスパーズに加入した同選手だが、フランス代表として臨んだユーロ2016での印象的なパフォーマンスを期待するサポーターの気持ちとは裏腹にここまでの2シーズンは攻守両面でのプレー精度、判断の悪さばかりが目立ちブーイングや批判の対象となっていた。▽しかし、負傷者続出のチーム事情もあり今季もポチェッティーノ監督からチャンスを与え続けられた29歳はここに来てその才能を開花させつつある。第8節のカーディフ戦以降、リーグ戦全試合でスタメン起用されると持ち味の身体能力、無尽蔵のスタミナ、球際の強さ、積極的な持ち上がりを武器にサイドハーフ、セントラルMFで攻守両面でハイレベルのパフォーマンスを披露。課題の判断力に関しても難しいことをせず、シンプルなプレーに徹している様子が窺える。ここ最近の試合後にはサポーターから労いのチャントがスタジアムに鳴り響いており、それが原動力にもなっている。今回のダービーではスタートかベンチスタートか判断しかねるところだが、ひとたびピッチに立てばその豪快なプレーでアウェイサポーターを魅了するはずだ。
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