レーティング:バルセロナ 2-0 インテル《CL》
2018.10.25 06:15 Thu
▽チャンピオンズリーグ(CL)グループB第3節、バルセロナvsインテルが24日にカンプ・ノウで行われ、ホームのバルセロナが2-0で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
▽バルセロナ採点
1 テア・シュテーゲン 6.0
ポリターノの際どいクロスを弾き出すなど安定したセービング。ただ、繋ぎの部分で少し危ない場面も散見
DF
20 セルジ・ロベルト 6.5
ペリシッチへの対応を意識しながら内と外の攻め上がりで攻撃に厚みを加えた
3 ピケ 6.0
良い意味で目立たず攻守に堅実な仕事を見せた
15 ラングレ 6.5
ハンダノビッチに2度の決定機を阻まれたが、守備では安定した仕事ぶり
相棒メッシ不在も抜群の飛び出しから攻撃の起点に。貴重な追加点に加え、守備でも危険察知能力を発揮
MF
4 ラキティッチ 7.0
絶妙なスルーパスで2点目をアシスト。ブスケッツとアルトゥールと共に中盤を制圧
5 ブスケッツ 7.0
相手の徹底マークを完全に無効化する圧巻の捌きでチームを優位に立たせた
8 アルトゥール 6.5
ポスト・チャビの評価に違わぬ抜群のキープ力と判断力、技術で相手を完全にいなした
(→ビダル 5.5)
アルトゥールとは異なるダイナミックなプレーで見せ場を作った
FW
12 ラフィーニャ 7.0
メッシの代役という重責を担い古巣相手に恩返し弾を記録。それ以外にも積極的なプレーが光った
(→N・セメド 5.5)
与えられた守備的な役目を完遂
9 スアレス 7.0
万能型ストライカーということを改めて知らしめる超絶クロスで先制点をアシスト。エース不在のチームを前線から攻守にけん引
7 コウチーニョ 6.5
ラフィーニャと同様に古巣相手に躍動。ボールを引き出す動きが秀逸でアルトゥールやラフィーニャとのコンビネーションも良好
(→ムニル -)
監督
バルベルデ 6.5
ラフィーニャ抜擢が完璧にハマってスコア以上の完勝。エース不在の不安を払しょくしていざクラシコへ
▽インテル採点
1 ハンダノビッチ 6.5
失点はいずれもノーチャンス。再三のビッグセーブがなければ、後半序盤に決着がついていたはず
DF
33 ダンブロージオ 5.0
守備では大きな穴を作らなかったが、アルバに押し込まれてほとんど攻撃に出られず
37 シュクリニアル 5.5
ミランダと密に連携を取りながらスアレスに何とか対応。要所で攻撃的な守備も仕掛けた
23 ミランダ 5.5
押し込まれる状況が続いた中、冷静にラインをコントロール
18 アサモア 5.5
攻守に最低限の仕事はこなしたが、なかなかオーバーラップのタイミングを掴めなかった
MF
87 カンドレーバ 5.0
アルバの対応に奔走。守備をこなすことが精いっぱいで攻撃への関与は皆無
(→ポリターノ 5.0)
投入直後に見せ場も以降はトーンダウン
8 ヴェシーノ 5.5
プレスがハマり切らない中でも献身的にプレスと球際の守備を続けた
20 ボルハ・バレロ 4.5
同胞ブスケッツに張り付くも守備の強度が足りず。攻撃でもリンクマンの役割を果たせず
(→L・マルティネス 5.0)
可能性の低いシュートにとどまり、攻撃を活性化できなかった
77 ブロゾビッチ 5.0
ヴェシーノ同様に攻守にハードワークをこなしたが、質が付いてこなかった
44 ペリシッチ 5.0
前半こそ鋭い仕掛けで見せ場は作ったが、全体的に存在感が希薄だった
(→ケイタ 5.0)
チームを助けるような無理の利くプレーは皆無
FW
9 イカルディ 4.5
古巣初対戦も前線で孤立する場面が目立ち決定的な仕事はできず
監督
スパレッティ 5.0
ハーフタイムの修正で流れを引き寄せかけたが、エース不在の相手に完敗…
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ブスケッツ(バルセロナ)
▽メッシの代役を担ったラフィーニャやスアレス、抜群の働きを見せた両インテリオールの活躍も見事だったが、徹底マークに遭った中で抜群の技術と判断力でチーム全体をスムーズに動かした天才ピボーテをMOMに選出。
バルセロナ 2-0 インテル
【バルセロナ】
ラフィーニャ(前32)
ジョルディ・アルバ(後38)
▽バルセロナ採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK1 テア・シュテーゲン 6.0
ポリターノの際どいクロスを弾き出すなど安定したセービング。ただ、繋ぎの部分で少し危ない場面も散見
DF
20 セルジ・ロベルト 6.5
ペリシッチへの対応を意識しながら内と外の攻め上がりで攻撃に厚みを加えた
良い意味で目立たず攻守に堅実な仕事を見せた
15 ラングレ 6.5
ハンダノビッチに2度の決定機を阻まれたが、守備では安定した仕事ぶり
18 ジョルディ・アルバ 7.0
相棒メッシ不在も抜群の飛び出しから攻撃の起点に。貴重な追加点に加え、守備でも危険察知能力を発揮
MF
4 ラキティッチ 7.0
絶妙なスルーパスで2点目をアシスト。ブスケッツとアルトゥールと共に中盤を制圧
5 ブスケッツ 7.0
相手の徹底マークを完全に無効化する圧巻の捌きでチームを優位に立たせた
8 アルトゥール 6.5
ポスト・チャビの評価に違わぬ抜群のキープ力と判断力、技術で相手を完全にいなした
(→ビダル 5.5)
アルトゥールとは異なるダイナミックなプレーで見せ場を作った
FW
12 ラフィーニャ 7.0
メッシの代役という重責を担い古巣相手に恩返し弾を記録。それ以外にも積極的なプレーが光った
(→N・セメド 5.5)
与えられた守備的な役目を完遂
9 スアレス 7.0
万能型ストライカーということを改めて知らしめる超絶クロスで先制点をアシスト。エース不在のチームを前線から攻守にけん引
7 コウチーニョ 6.5
ラフィーニャと同様に古巣相手に躍動。ボールを引き出す動きが秀逸でアルトゥールやラフィーニャとのコンビネーションも良好
(→ムニル -)
監督
バルベルデ 6.5
ラフィーニャ抜擢が完璧にハマってスコア以上の完勝。エース不在の不安を払しょくしていざクラシコへ
▽インテル採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK1 ハンダノビッチ 6.5
失点はいずれもノーチャンス。再三のビッグセーブがなければ、後半序盤に決着がついていたはず
DF
33 ダンブロージオ 5.0
守備では大きな穴を作らなかったが、アルバに押し込まれてほとんど攻撃に出られず
37 シュクリニアル 5.5
ミランダと密に連携を取りながらスアレスに何とか対応。要所で攻撃的な守備も仕掛けた
23 ミランダ 5.5
押し込まれる状況が続いた中、冷静にラインをコントロール
18 アサモア 5.5
攻守に最低限の仕事はこなしたが、なかなかオーバーラップのタイミングを掴めなかった
MF
87 カンドレーバ 5.0
アルバの対応に奔走。守備をこなすことが精いっぱいで攻撃への関与は皆無
(→ポリターノ 5.0)
投入直後に見せ場も以降はトーンダウン
8 ヴェシーノ 5.5
プレスがハマり切らない中でも献身的にプレスと球際の守備を続けた
20 ボルハ・バレロ 4.5
同胞ブスケッツに張り付くも守備の強度が足りず。攻撃でもリンクマンの役割を果たせず
(→L・マルティネス 5.0)
可能性の低いシュートにとどまり、攻撃を活性化できなかった
77 ブロゾビッチ 5.0
ヴェシーノ同様に攻守にハードワークをこなしたが、質が付いてこなかった
44 ペリシッチ 5.0
前半こそ鋭い仕掛けで見せ場は作ったが、全体的に存在感が希薄だった
(→ケイタ 5.0)
チームを助けるような無理の利くプレーは皆無
FW
9 イカルディ 4.5
古巣初対戦も前線で孤立する場面が目立ち決定的な仕事はできず
監督
スパレッティ 5.0
ハーフタイムの修正で流れを引き寄せかけたが、エース不在の相手に完敗…
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ブスケッツ(バルセロナ)
▽メッシの代役を担ったラフィーニャやスアレス、抜群の働きを見せた両インテリオールの活躍も見事だったが、徹底マークに遭った中で抜群の技術と判断力でチーム全体をスムーズに動かした天才ピボーテをMOMに選出。
バルセロナ 2-0 インテル
【バルセロナ】
ラフィーニャ(前32)
ジョルディ・アルバ(後38)
バルセロナの関連記事
UEFAチャンピオンズリーグの関連記事
|
|
バルセロナの人気記事ランキング
1
「ほぼバルサの同窓会」「5人もいるのすごい」インテル・マイアミ来日パーティーに集まった豪華面々にファン興奮「これは夢ですか?」
6日、来日しているインテル・マイアミの来日記念パーティーが開催。集まった豪華メンバーに注目が集まっている。 元イングランド代表MFのデイビッド・ベッカム氏が共同オーナーを務めるメジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミ。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシをはじめ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツ、DFジョルディ・アルバと元バルセロナの選手が多く所属している。 そのインテル・マイアミは、2024シーズンの開幕を前にプレシーズンツアーを実施。アル・ヒラル、アル・ナスルのサウジアラビア勢と戦った後、4日に香港選抜チームと対戦。7日には「Inter Miami in Tokyo 2024」にて国立競技場でヴィッセル神戸と対戦することとなっている。 6日の昼には、神戸戦に向けた記者会見も実施されていたなか、夜には来日記念パーティーが開催。「Inter Miami in Tokyo 2024」の公式X(旧ツイッター)がその様子を伝えている。 最高額は1人300万円というスペシャル・エクスペリエンス・シートのチケットを持っている一般の参加者もいる中、パーティーには、インテル・マイアミの選手だけでなく、メッシらとバルセロナでも一緒にプレーし、神戸でもプレーしていた元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(現エミレーツ・クラブ)や神戸の三木谷浩史代表取締役会長の姿もあった。 豪華メンバーの集まりには、ファンも「ほぼバルサの同窓会じゃん」、「これは夢ですか?」、「当時のスタメン5人が式典に居るって凄いです」、「メンツえぐすぎる」とコメント。3冠達成を果たした2014-2015シーズンなどバルセロナの黄金期の主力を担った選手たちの再会に喜びの声を寄せている。 <span class="paragraph-title">【写真】来日パーティーにバルサ黄金期のメンバーが集結!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">来日パーティー、始まりました<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%B7?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#メッシ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%96%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%84?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ブスケツ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B9%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#スアレス</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#アルバ</a> そして対戦相手の <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%AB%E7%A5%9E%E6%88%B8?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ヴィッセル神戸</a> で昨年までプレーした <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A4%E3%83%8B%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%82%BF?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#イニエスタ</a> と、<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ヴィッセル</a> のオーナーである <a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%B8%89%E6%9C%A8%E8%B0%B7%E6%B5%A9%E5%8F%B2?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#三木谷浩史</a> 会長にも出席いただいております<a href="https://twitter.com/InterMiamiCF?ref_src=twsrc%5Etfw">@InterMiamiCF</a> <a href="https://twitter.com/andresiniesta8?ref_src=twsrc%5Etfw">@andresiniesta8</a> <a href="https://t.co/iDlHv7q76K">pic.twitter.com/iDlHv7q76K</a></p>— 【公式】Inter Miami in TOKYO 2024 (@IM_Tokyo2024) <a href="https://twitter.com/IM_Tokyo2024/status/1754835689357930802?ref_src=twsrc%5Etfw">February 6, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.02.07 11:05 Wed2
浦和がバルサ、リバプールと並ぶ!! 『世界の熱狂的なサポーター5選』に浦和サポーターが選出!
▽世界各国のフットボールシーンにおいて、熱狂的なサポーターを抱えることで知られるクラブがいくつかある。日本を代表する熱狂的なサポーターと言えば、浦和レッズサポーターだが、『Fox Sports』が選ぶ『世界の熱狂的なサポーター5選』に見事選ばれた。 ▽浦和が選ばれた『世界の熱狂的なサポーター5選』には、リーベル・プレート(アルゼンチン)、ガラタサライ(トルコ)、リバプール(イングランド)、バルセロナ(スペイン)が入っており、浦和サポーターは世界でも“熱狂的”なファンで知られるクラブと肩を並べることとなった。 ▽浦和については「Jリーグの20シーズン中、14シーズンで最高の平均入場者数を誇り、サポーターが作る最高のコレオグラフィーがある」と紹介。「次東京に行く際は、埼玉スタジアムでの試合を観て欲しい」と、観戦を勧めている。以下、4クラブのサポーターの特徴を紹介。 ◆リーベル・プレート(アルゼンチン) ▽リーベル・プレートは、アルゼンチンで最もサポーターが多いクラブの1つで、ボカ・ジュニアーズとの激しいライバル関係は有名だ。ロス・ミジョナリオス(億万長者)の愛称でも知られ、ボカ・ジュニアーズとのダービーは、死人が出るほどの激しい試合になるとも言われている。 ◆ガラタサライ(トルコ) ▽ガラタサライは、ファンの大声援が地響きを起こすとも称されるほど。悪名高い「Wellcome to Hell(地獄へようこそ)」というバナーは広く知られている。1993年のマンチェスター・ユナイテッド戦、2001年のパリ・サンジェルマン戦ではサポーターが衝突し、まさに“地獄”となってしまった。 ◆リバプール(イングランド) ▽サポーターを「12人目の男」と考えるリバプール。「You'll Never Walk Alone」の大合唱は有名であり、スタジアムが素晴らしい雰囲気で包まれる。2005年のチャンピオンズリーグ決勝のミラン戦では、ビハインドで迎える後半にサポーターの大声援が選手の背中を後押しし、逆転での優勝に繋がったとも。 ◆バルセロナ(スペイン) ▽かつては「ソシオ」がチームを支えるほど、サポーターとの関係が重要視されているバルセロナ。近年、胸スポンサーを入れるようになったが、それまではサポーターの会員費と入場料収入でクラブは運営されていた。かつて、レアル・マドリーへ禁断の移籍をしたルイス・フィーゴが凱旋した時には、豚の頭が投げ込まれるほど熱狂的だ。 2017.10.12 22:45 Thu3
バルセロナの新監督!初めて欧州王者に導いた立役者、ロナルド・クーマンの神業FK集【ビューティフル・フリーキック】
サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。 この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。 今回は、一つのFKではなく、バルセロナの指揮官に就任したロナルド・クーマン氏のFK集だ。 <div id="cws_ad">◆新監督クーマン氏のバルセロナを初めて欧州王者に導く一撃!<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJKdDRPeEJNRyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> フローニンヘン、アヤックス、PSVとオランダ国内のクラブで結果を残した後、1989年に当時ヨハン・クライフ氏が率いていたバルセロナへ移籍したクーマン氏。最終ラインを牽引するだけでなく、大砲とも称されたその右足のキックの精度と威力を買われ、PKを含めたセットプレーのキッカーも任された。 1995年にフェイエノールトに移籍するまでの6年間で、公式戦254試合に出場し83ゴールというDF離れした数字を残し、ラ・リーガ通算67ゴールは、2020年6月にレアル・マドリーのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスに抜かれるまで、ディフェンダー登録選手としてリーガ史上最多記録であった。(なお、67ゴール中46ゴールがPKによるもの) 在籍中には“エル・ドリームチーム”と呼ばれたチームの最終ラインを統率。中でも圧巻だったのは1991-92シーズンだった。 リーグ戦では35試合に出場し、16ゴールを記録。PKは11本蹴って、1度も失敗することがなかった。そして、サンプドリアとのチャンピオンズリーグ(CL)決勝。バルセロナは、93年の歴史で一度も欧州王者に輝いたことがなかった。 試合は、バルセロナが再三のチャンスを逸するなど押し気味に進めたが、サンプドリアも鋭いカウンターで得点を狙う。そして、ゴールレスのまま延長戦へ。延長戦でも得点が生まれずに後半に入ると、勝負はPK戦に持ち込まれるかと思われた。 しかし延長後半6分、ゴール正面の約27m地点でフリーキックを獲得すると、大黒柱のオランダ人DFが魅せる。クーマンが右足から放った鋭い弾道のシュートが、サンプドリアのゴールネットに突き刺さり、ついにバルセロナが試合の均衡を破った。結局、このクーマンのゴールを決勝点としたバルセロナが初のCL戴冠。クーマンはバルセロナを初めて欧州王者に導いた立役者として歴史に名を残すことになった。 動画では、サンプドリア戦の一撃を含め、バルセロナ時代の珠玉のFK集をまとめている。 2020.08.21 16:00 Fri4
