壮絶な乱打戦はホッフェンハイムがジョエリントンの後半AT弾で同点に持ち込む《CL》

2018.10.24 06:26 Wed
Getty Images
▽チャンピオンズリーグ(CL)グループF第3節のホッフェンハイムvsリヨンが23日に行われ、3-3の引き分けに終わった。
PR
▽ここまで1分け1敗でグループ最下位のホッフェンハイムが、グループ首位に立つリヨンを本拠地ライン・ネッカー・アレーナに迎えた一戦。試合は開始早々にリヨンが決定機を迎える。3分、右サイドからダイアゴナルに切り込んだトラオレがエンドンベレとのパス交換でゴール前まで侵入したが、シュートは枠の右に外れた。
▽対するホッフェンハイムは20分、クラマリッチのスルーパスでボックス左深くまで侵入したサライの折り返しをニアに走り込んだベルフォディルが左足で合わせたが、こちらもシュートは枠を外れる。

▽ピンチを凌いだリヨンは、27分にスコアを動かす。GKバウマンからのパスを受けたフォクトにトラオレが素早くプレスをかけると、パスミスを誘発。このボール奪ったトラオレが飛び出した相手GKをかわし、無人のゴールにシュートを流し込んだ。

▽先制を許したホッフェンハイムだが、33分に反撃。グリリッチュの左クロスをファーサイドに走り込んだカデラベクが頭で折り返すと、デナイヤーのクリアミスをゴール左で拾ったクラマリッチが胸トラップから右足でゴール左隅に叩き込んだ。
▽1-1で迎えた後半、ホッフェンハイムは開始早々に勝ち越しゴールを奪う。47分、右サイドからのスローインの落としを受けたデミルバイが右クロスを供給。これをゴール左で受けたクラマリッチが胸トラップからハーフボレーでゴール左に流し込んだ。

▽勝ち越しを許したリヨンだが、59分に反撃に転じる。テテのスルーパスでボックス右深くまで侵入したエンドンベレが強烈なシュート。これが、GKバウマン左腕に当たりそのままゴールに吸い込まれた。

▽試合を振り出しに戻したリヨンは66分、自陣でのパスカットからカウンターを仕掛ける。アワールのロングフィードが相手DFのクリアミスを誘うと、これで抜け出したデパイがボックス左まで侵攻し、シュートをゴール右隅に流し込んだ。

▽試合はリヨンの1点リードで後半アディショナルタイムに突入。このまま終わるかに思われたが92分、デミルバイのパスをボックス左手前で受けたクラマリッチが縦にパスを送ると、オーバーラップしたN・シュルツの折り返しを最後は途中出場のジョエリントンがゴールに押し込んでホッフェンハイムが土壇場で同点とした。

▽結局、試合はそのまま終了。終了間際の劇的被弾で勝ち点3を逃したリヨンは、2位に転落。一方、勝ち点1を積み重ねたホッフェンハイムは3位に浮上している。

PR
関連ニュース

鈴木唯人が5戦3ゴール4アシストで大暴れ、シティやリバプールなど12クラブが視察し今夏ステップアップか?

デンマークで躍動するU-23日本代表MF鈴木唯人(22)が今夏ビッグクラブに狙われることになるようだ。 2022-23シーズンはストラスブールに半年間レンタル移籍した中、今シーズンは清水エスパルスから完全移籍でブレンビーに加入した。 すると、デンマークで躍動。スーペルリーガのレギュラーシーズンでは16試合で5ゴール2アシストを記録したが、優勝を争うチャンピオンシップラウンドに入るとさらに凄みが増し、5試合で3ゴール4アシストとチームのタイトル争いで大きな貢献を見せている。 特に、優勝を争っているミッティラン戦(4/21)では2ゴールで勝利に貢献。28日のノアシェラン戦でもゴールを決め、チャンピオンシップラウンドでは5試合連続でゴールとアシストで得点に絡んでいる。 出色の活躍を見せている鈴木には多くの注目が集まっているとのこと。デンマーク『bold』によると、ミッティラン戦にはマンチェスター・シティ、リバプール、トッテナム、ナント、アヤックス、シュツットガルト、ウニオン・ベルリン、レアル・ソシエダ、ホッフェンハイム、ヘンク、ヴォルフスブルク、パルマと12クラブが視察に来ていたようだ。 また、あるクラブはフットボールディレクターが訪れていたとのこと。ブレンビーのフットボールディレクターを務めるカルステン・V・イェンセン氏はコメントした。 「彼らがどこからその情報を入手したのかはわからない。ただ、もちろん私はブレンビーを訪れるクラブを見てきたし、そこにいるクラブのいくつかは見覚えのあるものだ」 「しかし、それとは関係なく、鈴木は日常では見られない才能を持った熟練した選手だ」 「我々は彼を残留させたいと思っているが、この業界では絶対にないとは言えない。もちろん目標は、次に移籍する前にもう少し長くブレンビーに残ってもらうことだ。来シーズンもブレンビーでプレーしてもらいたい」 鈴木はブレンビーと2027年6月30日までの契約を結んでいる状況。市場価値も上昇しているが、自身もプレーしたU-23日本代表はパリ・オリンピック出場決定に王手をかけた状況。五輪本大会に出場し活躍したとなれば、さらに価値は向上し、より獲得レースは激しくなりそうだ。 2024.04.29 21:45 Mon

浅野途中出場のボーフム、ホッフェンハイムの反撃を凌ぎ9戦ぶり勝利【ブンデスリーガ】

ボーフムは26日、ブンデスリーガ第31節でホッフェンハイムをホームに迎え、3-2で逃げ切った。ボーフムのFW浅野拓磨は76分からプレーしている。 前節ヴォルフスブルクとの残留争いに敗れて8試合勝ちなしとなり、残留プレーオフに回らなければならない16位に後退したボーフム(勝ち点27)は、ヴォルフスブルク戦で前半のみの出場となった浅野がベンチスタートとなった。 9位ホッフェンハイム(勝ち点39)に対し、ボーフムがアグレッシブな入りを見せると、立ち上がりの4、6分とホフマンが立て続けに決定的なシュートを浴びせる。 その後はトーンダウンしていったボーフムは24分にPKを献上しかける。CKの守備の流れでホフマンのハイキックがヴェグホルストの顔面に接触してしまった。しかしVARの末、オフサイドがあってPK判定は無効に。 すると助かったボーフムは34分、シュテーガーの直接FKが決まって先制する。さらに前半追加タイム、左クロスに反応したパスラックがシュートを蹴り込んで2-0とし前半を終えた。 迎えた後半、2選手を代えてきたホッフェンハイムに対し、64分にボーフムは3点目。ブロシンスキのポスト直撃のシュートのルーズボールをシュテーガーが押し込んだ。 その後、クラマリッチに1点を返されたボーフムは76分に浅野を左サイドに投入。しかし84分に1点差に詰め寄られる。ロングボールに抜け出したクラマリッチにループシュートを決められた。 追加タイムには浅野に好機があった中、3-2で逃げ切り。9戦ぶりの勝利を手にし、暫定14位に浮上している。 2024.04.27 05:33 Sat

板倉、福田が出場のボルシアMG、ホッフェンハイムと壮絶な打ち合いも劇的被弾で連敗…【ブンデスリーガ】

ボルシアMGは20日、ブンデスリーガ第30節でホッフェンハイムと対戦し3-4で敗戦した。ボルシアMGのDF板倉滉は93分までプレー、FW福田師王は93分からプレーしている。 前節ドルトムントに惜敗した11位ボルシアMG(勝ち点31)が、9位ホッフェンハイム(勝ち点36)のホームに乗り込んだ一戦。ボルシアMGの板倉は引き続き[3-4-3]のボランチで先発、福田は7試合ぶりのベンチ入りを果たした。 立ち上がりから一進一退の展開が続く中、ボルシアMGは32分にピンチ。プロメルの右クロスをファーサイドのバイアーがダイビングヘッドで合わせたが、このシュートは右ポストに弾かれた。 直後の34分にプレアが最初の決定機を迎えたボルシアMGだったが、36分に失点する。後方からのビルドアップのボールをグリリッチュにカットされると、こぼれ球をボックス左手前で拾ったクラマリッチの折り返しをボックス中央で受けたヴェグホルストにシュートを決められた。 先制を許したボルシアMGだったが、すぐに反撃に出る。39分、中盤での激しいボールの奪い合いからネッツが前線にボールを送ると、最前線のプレアがDFの裏へワンタッチパス。これに反応したハックがそのままゴール前まで切り込むと、左足でゴールネットを揺らした。 ハーフタイムにかけては幾つかピンチのあったボルシアMGだったが、同点のまま前半を終えた。 迎えた後半、ボルシアMGは開始早々の50分にピンチ。ボックス左から侵入したバイアーの折り返しをニアに走り込んだヴェグホルストが合わせると、これは左ポストを直撃。さらにこぼれ球をクラマリッチが狙ったが、これはGKニコラスの好セーブで難を逃れた。 ピンチを凌いだボルシアMGだったが、劣勢の展開が続くと58分に勝ち越しを許す。左サイドから中央に切り込んだスコフの横パスを受けたプロメルがボックス右手前から右足一閃。このシュートがゴール左に突き刺さった。 勝ち越しを許したボルシアMGは、66分にも自陣でのボールロストからショートカウンターを許すと、ペナルティアーク手前まで切り込んだオザン・カバクに強烈なミドルシュートをゴール左に決められた。 2点を追う展開となったボルシアMGは、69分にクヴァンカラ、エングム、スカリーを投入する3枚替えを敢行。すると78分、左クロスの流れたボールをボックス右で拾ったスカリーのクロスをハックがヘディングで流し込んだ。 さらにボルシアMGは90分にも、右CKの二次攻撃からヴァイグルのパスをボックス右で受けたハックが、クロスを警戒したGKバウマンの意表を突いて直接ゴールを狙うと、右ポストを掠めたシュートがゴールに吸い込まれ、ハットトリックを達成した。 このまま試合終了かと思われたが、ボルシアMGは直後に失点を許す。ベッカーのパスをボックス左で受けたベブが縦への仕掛けからマイナスに折り返すと、中央でフリーのシュタハがゴール右にシュートを突き刺した。 ボルシアMGは93分に板倉を下げて福田を投入したが、試合はそのまま3-4で終了し、リーグ戦連敗となった。 2024.04.21 00:45 Sun

ブレーメンが198㎝大型FWウォルトメイドの今季限りでの退団を発表

ブレーメンは2日、U-21ドイツ代表FWニック・ウォルトメイド(22)が今季限りで退団することを発表した。 8歳でブレーメンの下部組織に入団したウォルトメイドは、2020年2月1日に行われたブンデスリーガ第20節のアウグスブルク戦で当時クラブ最年少記録となる17歳11カ月16日でブンデスリーガデビューを飾った。 しかし、トップチームでは出場機会に恵まれず、2022-23シーズンはドイツ3部のSVエルフェアスベルクへレンタル移籍。ブレーメンに復帰した今季は準主力としてここまでブンデスリーガ23試合に出場していた。 ウォルトメイドの退団について、クラブのプロサッカー部門責任者であるクレメンス・フリッツ氏は以下のようにコメントしている。 「ニックがブレーメンから離れることを決めたのはとても残念だ。我々は彼に非常に良いオファーを出し、ブレーメンの今後の展望も伝えた。それが彼の決断の重要な要因となった。彼がヴェルダーを去るのはとても残念だが、もちろんニックの決断を受け入れるしかない」 なお、ドイツ『キッカー』によれば、今夏にフリーとなる198㎝大型FWウォルトメイドには、シュツットガルトやホッフェンハイム、ボルシアMGが獲得に動いているとのことだ。 2024.04.03 07:00 Wed

AZのオランダ1部最強ストライカーがトルコへ? 今季24得点のパウリディス

AZのギリシャ代表FWヴァンゲリス・パウリディス(25)に、トルコ行きの可能性があるようだ。トルコ『Fanatik』が伝えている。 菅原由勢が所属するAZのエース・パウリディス。若手時代をボーフム、ドルトムントB、ヴィレムⅡで過ごし、2021-22シーズンにAZ入りすると、加入1年目にエールディビジ16ゴール、昨季は12ゴール、今季はここまで24ゴールを叩き出す。 27試合24ゴールで得点ランキング首位にも立つなか、昨秋ごろはブレントフォードにウェストハムと、イングランド・プレミアリーグの中堅勢力が視察に訪れたことも報じられていた。 そんなパウリディスに対し、トルコ1部の強豪ベシクタシュもリストアップ。市場価値2200万ユーロ(約35億9000万円)の点取り屋は、その活躍から日増しに関心を寄せるクラブが増えているようだが、ベシクタシュはたとえ争奪戦でも獲得に本腰を入れる可能性があるとみられている。 ちなみに、ベシクタシュはパウリディス以外にも点取り屋を複数リストアップ。21-22シーズンにブンデスリーガ24ゴールの実績を持つレバークーゼンのチェコ代表FWパトリック・シック(28)はパウリディスと並ぶ獲得候補の1人。 22-23シーズン前半戦にレンタル移籍で在籍したバーンリー(ホッフェンハイムへレンタル移籍中)のオランダ代表FWワウト・ヴェグホルスト(31)の2度目となる獲得も考慮しているとのこと。こちらは選手本人に復帰の意志があることが判明している。 2024.04.01 16:00 Mon
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly