19歳の守護神ドンナルンマ、対立していたミランサポと和解?伊メディアが指摘

2018.10.02 20:10 Tue
ミランの19歳GKジャンルイジ・ドンナルンマが、ミラン公式チャンネル『ミランTV』のインタビューに応じ、ファンに感謝した。イタリア『メディアセット』は1日、確執があったサポーターとの和解ではないかと伝えている。

■エースを欠いてのサッスオーロ戦が転機に?ミランは30日、セリエA第7節でサッスオーロと対戦。エースのFWゴンサロ・イグアインを欠く中、敵地で4-1と大勝を収めた。ドンナルンマ自身も0-0の場面において、FWフェデリコ・ディ・フランチェスコのシュートに対し、素晴らしいセービングを見せ、1カ月ぶりとなるチームの勝利に貢献した。ミランの若き守護神は、サッスオーロ戦が転機になるはずだと考えている。

「僕らにとって転換点になるかもしれない。上手く行かない時期を乗り越えて勝利し、自信になった。サッスオーロは良いチームで上手い試合をするから簡単ではなかったが、非常に良い試合運びができた。今はこの勝利を喜びたい。試合中、耐え抜かなくてはならない場面があるが、失点しないためにも全員が一丸となり、戦わなければならない。前線でも冷静で良かったと思う。1試合1試合に集中し、このままハードに取り組んでいきたい。次はヨーロッパリーグ(EL)、日曜にはリーグ戦があるが、その後はひと休みできる」

最後にドンナルンマはサポーターに対し、「サポーターの皆には感謝している。ウォーミングアップのときから試合を通して最高だったよ。この調子で行けることを願っている」と感謝の言葉を綴っている。昨年はミランの1度目の契約延長オファーを拒否したことでサポーターと対立。その後、一転してミラン残留を決めたことで緊張感は解けたかに見えた。しかし昨シーズンの終盤、コッパ・イタリア決勝で2度のミスを犯したことに加え、直後のアタランタ戦において試合終了間際に同点弾を献上。試合終了後、ミラン守護神はサポーターにユニフォームをプレゼントしようとすると拒否され、溝が深まっていた。今回のドンナルンマのメッセージによりイタリアメディアは、「サポーターと和解できたのでは?」と見解を示している。


提供:goal.com

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