スパレッティ、インテル若手DFの成長を喜ぶ「R・カルロスのような素質のシュート」

2018.10.02 11:35 Tue
インテル指揮官のルチアーノ・スパレッティがカリアリ戦終了後、先制点をアシストしたブラジル人DFダウベルト・エンリケを称えた。

インテルは今シーズン、開幕戦でサッスオーロに敗れるなどスタート直後のつまづきがあったが、29日のセリエA第7節カリアリ戦に2-0で勝利し公式戦4連勝を飾った。1年前に高額の移籍金でインテルに加入したものの、イタリアサッカーへの適応に苦しみ続けていたダウベルトもカリアリ戦でFWラウタロ・マルティネスの先制点をアシストし、ようやく本領を発揮し始めた。

昨シーズンは日本代表DF長友佑都とポジションを争ったこともある25歳のブラジル人DFについて、スパレッティは世界最高峰の左サイドバックとして謳われた元ブラジル代表ロベルト・カルロス氏に例えて称賛した。

「彼は若いが、今日は観客も彼のことを信頼したようだ。走力は素晴らしいし、キックも良い。彼のシュートを見ると、ロベルト・カルロスのような素質がうかがえる。もちろんクオリティを磨いていかなければならないが、品格はある」

スパレッティの言葉を受け、ダウベルトは『インテルTV』で喜びを隠せない。

「嬉しい。監督には僕を信じてほしい。監督はいつも僕を擁護してくれた。今回のパフォーマンスは彼に捧げたい。昨年は、良いプレーができなかったが、どんなときでも家族が支えてくれた。ラウタロへのアシスト? ボールがゴールに入ってくれて良かったよ」

インテルは今夏、同じく左サイドを主戦場とするMFクワドウォ・アサモアを獲得しているが、チャンピオンズリーグに参戦するなど試合数も多いことから、ダウベルトの成長は指揮官にとって頼もしいことだろう

提供:goal.com

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