【CLグループ第2節プレビュー①】泥沼ユナイテッドvsバレンシア開催、ケガ人続出の王者レアル・マドリーが西村CSKAと対戦

2018.10.02 17:00 Tue
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▽チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージの第2節が2日と3日に開催される。ここではE~Hの第2節のマッチプレビューを紹介していく。

★CLグループステージ第2節
▽10/2(火)

《25:55》
◆グループF
ホッフェンハイム vs マンチェスター・シティ
◆グループH
ユベントス vs ヤング・ボーイズ

《28:00》
◆グループE
バイエルン vs アヤックス
AEKアテネ vs ベンフィカ
◆グループF
リヨン vs シャフタール

◆グループG
CSKAモスクワ vs レアル・マドリー
ローマ vs ビクトリア・プルゼニ

◆グループH
マンチェスター・ユナイテッド vs バレンシア
◆グループE:下降気味バイエルンはアヤックスと対戦
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▽バイエルンの一強と見られるグループEでは順当にそのバイエルンが2位候補のベンフィカを敵地で下し、白星スタートとした。そしてアヤックスがAEKアテネに3発快勝発進としている。第2節では白星スタートを切ったバイエルンとアヤックスが対戦する。

▽開幕以降、コバチ新監督の下で順調な戦いを進めてきたバイエルンだったが、ブンデスリーガここ2試合を格下相手に1分け1敗と躓いた。アウグスブルク戦では守護神ノイアーがミスを犯して引き分けに持ち込まれ、直近のヘルタ・ベルリン戦ではJ・ボアテングが集中を欠いたプレーを見せて失点に関与し、今季初黒星を喫した。守備陣にミスが見られる中、AEKアテネ戦で新戦力のアルゼンチン代表左SBタグリアフィコが2ゴールを挙げる活躍を見せたアヤックスを撃破して悪い流れを断ち切れるか。

▽古巣対決となったレナト・サンチェスのゴールを許して黒星スタートとなったベンフィカは、グループ最弱と見られるAEKアテネとの一戦となるだけに必勝が求められる。

◆グループF:黒星スタートのシティがホッフェンハイムと対戦
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▽シティの一強と目されたグループFだったが、グアルディオラ監督が退席処分で不在だったシティが開幕節ではリヨンにまさかの敗戦を喫するスタートとなった。必勝のシティは第2節ではシャフタールと初戦で引き分けたホッフェンハイムとアウェイで対戦する。

▽デルフとフェルナンジーニョの軽率なミスを突かれてリヨンにまさかの敗戦を喫したシティだが、その後の公式戦ではさすがの3連勝としている。週末のリバプール戦も気になるところだが、まずはブンデスリーガとの両立に苦しむホッフェンハイムを下して1勝目を挙げておきたい。

▽シティを撃破する金星を挙げたリヨンは、シャフタールとのホーム戦に臨む。ここで勝利できればグループ突破へかなり有利な状況になるだけにリヨンとしては是が非でもモノにしたい一戦となる。

◆グループG:ケガ人続出のレアル・マドリーが西村CSKAと激突
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▽開幕節で突破候補であるレアル・マドリーとローマが激突したグループGでは、王者レアル・マドリーが貫録の勝利を見せた。そのレアル・マドリーはFW西村拓真が所属するCSKAモスクワと敵地で対戦する。

▽ローマ戦ではイスコの直接FKやマリアーノのスーパーミドル弾などで3-0と快勝したレアル・マドリー。ただ、先週のミッドウィークに行われたセビージャ戦ではベストメンバーで臨みながら相手のハイパフォーマンスに対応できず0-3と完敗してしまった。さらに今季初黒星を喫したチームはその試合でマルセロを負傷で失うと、0-0で引き分けた直近のアトレティコ・マドリーとのダービーでベイル、イスコ、セルヒオ・ラモスが負傷と、主力を複数欠いてロシア遠征に臨むこととなった。苦しい陣容の中、西村所属のCSKAを下して2連勝スタートとなるか。ビクトリア・プルゼニ戦では出番のなかった西村に出場のチャンスが訪れるかにも注目だ。

▽レアル・マドリーに敗れて黒星スタートとなったローマは、ビクトリア・プルゼニとホームで対戦する。開幕以降、新戦力がフィットせず波に乗れずにいたローマだが、先週のミッドウィークに行われたフロジノーネ戦で今季ベストと言える内容で4-0と快勝したチームは、直近のラツィオとのダービーを伏兵ペッレグリーニの大活躍で3-1と勝利してセリエA2連勝とした。ディ・フランチェスコ監督の首が危うい状況だったところからV字回復し始めている中、CSKA相手に内容で上回りながらも2-2の引き分けスタートとなったビクトリア・プルゼニを下してグループを優位に進められるか。

◆グループH:泥沼ユナイテッドがリーガ初勝利を挙げたバレンシアと対戦
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▽第1節ではC・ロナウドが退場しながらもユベントスがPK2本でバレンシアを敵地で下し、マンチェスター・ユナイテッドが順当にグループ最弱と見られるヤング・ボーイズを下したグループF。突破候補と見られる2チームが白星スタートを飾った中、第2節ではユナイテッドとバレンシアが激突する。

▽ヤング・ボーイズ戦では押し込まれる時間がありながらもポグバの2ゴール1アシストの活躍で、終わってみれば3-0と快勝したユナイテッド。しかし、そのポグバとモウリーニョ監督の確執が表面化したチームは、その後の公式戦3試合を1分け2敗(EFLカップはPK戦負け)と3試合勝利から見放されている。とりわけ直近のウェストハム戦では成す術なく1-3で完敗しており、開幕直後以来再びモウリーニョ監督の立場が危うくなっている状況だ。そんな中で迎える難敵バレンシアとの一戦で負の流れを止めることはできるか。

▽対するバレンシアはユベントスとの初戦ではC・ロナウドを退場に追い込みながらも不用意なPKで黒星スタートとなってしまった。リーガでも未勝利が続いて苦しんでいたが、直近のレアル・ソシエダ戦ではGKネトのPKストップもあって1-0の勝利を飾り、ようやく今季の初勝利を手にした。ユナイテッドとは対照的なチーム状況にある中、不振の相手を下して突破の可能性を高められるか。

▽C・ロナウドが退場した中、ピャニッチのPK2本で白星スタートとしたユベントスは、その後のリーグ戦でも好調をキープ。直近のナポリとのビッグマッチでもC・ロナウドが全ゴールに絡むなど貫録の試合を見せて開幕7連勝スタートとした。ヤング・ボーイズ戦ではC・ロナウドが出場停止で不在となるが、復調気配のディバラと好調を維持するマンジュキッチらの活躍で2連勝スタートとしたい。

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