「再びスペインでプレーしたい」スタンダールGKオチョア、セビージャに5失点も野望を明かす

2018.09.21 11:45 Fri
20日に行われたUEFAヨーロッパリーグ、セビージャvsスタンダール・リエージュは5-1でセビージャが勝利を収めた。この試合で、スタンダールの正GKとして出場したメキシコ代表GKギジェルモ・オチョアが「再びスペインでプレーしたい」という意向を明かした。

同選手はロシア・ワールドカップではメキシコ代表の守護神を務め、16強進出の立役者に。その活躍が評価され一時はセリエAナポリへの移籍話も取りざたされたが、EU圏内ビザの事情もあり、この移籍は実現せず。結局ナポリはコロンビア代表GKダビド・オスピナを獲得している。

オチョアは2017年に加わったスタンダール・リエージュに留まる形になったが、セビージャとの一戦の後に、今夏移籍する可能性があったことについて言及している。

「スタンダールの会長やみんなを失望させたくなかった。ナポリに行く話もあったけど、結局実現はしなかったね」

「またリーガ・エスパニョーラでプレーしたいと思っているよ。スペインは世界でもベストのリーグだからね。うまくいけばきっともう一度チャンスがあると思っている」

1985年生まれ、現在33歳のオチョアは母国のクラブ・アメリカで評価を高め、2011年にフランスのアジャクシオへ移籍。その後、マラガ、グラナダとスペインのクラブを渡り歩いた後、昨シーズンからスタンダール・リエージュに在籍している。20日の試合ではセビージャ相手に5失点してしまう形になったが、再びスペインでプレーするという野望を抱えているようだ。

「この結果は残念だったが、ヨーロッパリーグという舞台で戦えることを楽しんでるよ。それに、サンチェス・ピスフアン(セビージャのホームスタジアム)はいつも特別な雰囲気だからね」

オチョアは33歳となったが、メキシコ代表では96キャップを刻んでいる。果たして今一度スペインでプレーするという夢は叶うのか、ヨーロッパリーグでは次節以降、真価が問われることとなりそうだ。

提供:goal.com

スタンダール・リエージュの関連記事

ベルギーのスタジアムで爆発物が発見され、現場は騒然としていた。 事件が起きたのは6日に行われたジュピラー・プロ・リーグのプレーオフのシャルルロワvsスタンダール・リエージュの一戦。試合は1-0でシャルルロワが勝利していた。 激しいライバル関係にある両者。そんな中、1万5000人収容のスタッド・デュ・ペイ・ド 2025.04.08 22:10 Tue
今冬にウェステルロー入りしたFW坂本一彩がベルギーで早くも2ゴール目だ。 昨季のガンバ大阪で初のJ1リーグ二桁到達となる10ゴールを決め、この冬にウェステルローへレンタル移籍で欧州挑戦の坂本。9日に行われたジュピラー・プロ・リーグ第25節のスタンダール・リエージュ戦に先発すると、起死回生の同点ゴールをマークした。 2025.02.10 12:25 Mon
今冬からシント=トロイデン入りのFW小森飛絢がベルギーデビューを果たした。 昨季のジェフユナイテッド千葉で明治安田J2リーグの得点王とMVPに輝き、満を持してシント=トロイデンで欧州挑戦の小森。19日に行われたジュピラー・プロ・リーグ第22節のスタンダール・リエージュ戦でさっそくベンチ入りした。 久々の連勝 2025.01.20 18:50 Mon
シント=トロイデンは19日、ジュピラー・プロ・リーグ第22節でスタンダール・リエージュと対戦し1-2で敗戦した。 前節のウェステルロー戦でリーグ戦7試合ぶりの白星を飾った14位シント=トロイデン(勝ち点22)が、8位スタンダール・リエージュ(勝ち点28)をホームに迎えた一戦。 この試合ではGK小久保玲央ブラ 2025.01.20 09:20 Mon
スタンダール・リエージュは12日、ホッフェンハイムからハンガリー代表DFアッティラ・サライ(26)を今シーズン終了までのレンタル移籍で獲得したことを発表した。 サライはラピド・ウィーンの下部組織で育ち、ファーストチームに昇格する前に母国のメゼーケベジュドに加入。その後、キプロスのアポロン・リマソル、トルコのフェネ 2025.01.12 20:46 Sun

スタンダール・リエージュの人気記事ランキング

1

ミリンコビッチ=サビッチ弟のヴァンヤがスタンダールへ買取OP付きレンタル移籍

スタンダール・リエージュは29日、トリノのセルビア人GKヴァンヤ・ミリンコビッチ=サビッチ(22)を買取オプション付きのレンタルで獲得したことを発表した。 ラツィオのセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチの実弟であるGKのヴァンヤは、2017年夏にトリノに加入。しかし、正GKの座を掴めず、今季はSPALとアスコリへレンタルに出されていた。そのレンタル先でも出場機会を得られず、前半戦を過ごしたSPALではセリエAで2試合の出場、後半戦にプレーしたセリエBのアスコリではリーグ戦8試合の出場に留まっていた。 2019.06.29 23:57 Sat
2

S・リエージュがハンガリー代表DFを獲得! ホッフェンハイムで完全構想外

スタンダール・リエージュは12日、ホッフェンハイムからハンガリー代表DFアッティラ・サライ(26)を今シーズン終了までのレンタル移籍で獲得したことを発表した。 サライはラピド・ウィーンの下部組織で育ち、ファーストチームに昇格する前に母国のメゼーケベジュドに加入。その後、キプロスのアポロン・リマソル、トルコのフェネルバフチェでプレー。2023年7月にホッフェンハイムに完全移籍で加入した。 フェネルバフチェでは公式戦117試合に出場し、一時はビッグクラブの関心も伝えられたが、ホッフェンハイムでは出番を掴めず。昨シーズンの後半はフライブルクへレンタルに出されていた。 ハンガリー代表としても46試合に出場する左利きDFはレンタルバック後も出場機会を与えられないホッフェンハイムを離れ、ベルギーの名門へ移籍することになった。 2025.01.12 20:46 Sun
3

ベルギーのスタジアムで14個の爆発物が発見、激しいライバル関係の両者の対決…観客も避難

ベルギーのスタジアムで爆発物が発見され、現場は騒然としていた。 事件が起きたのは6日に行われたジュピラー・プロ・リーグのプレーオフのシャルルロワvsスタンダール・リエージュの一戦。試合は1-0でシャルルロワが勝利していた。 激しいライバル関係にある両者。そんな中、1万5000人収容のスタッド・デュ・ペイ・ド・シャルルロワのアウェイ席の座席下から遠隔操作の照明弾と発煙弾が発見されたとのこと。一部の人々が避難する事態となった。 『The Athletic』によれば、地元検察当局は専門チームをスタジアムに派遣し、自家製の爆発物14個を無力化したという。 検察当局は、スタンダール・リエージュのサポーターの1人が自分の席がしっかりと固定されていないことに気が付き、その際に爆発物に気がついたという。なお、爆発していた場合は、周囲の人がケガや火傷を負っていた可能性があったとのことだ。 シャルルロワは今回の件を受けて声明を発表している。 「スポルティング・シャルルロワは、遠隔操作で起爆する煙幕弾をアウェイスタンドの座席に仕掛け、爆弾を仕掛けようとした特定の人物たちの容認できない行為を、最も強い言葉で遺憾に思い、非難する」 「このような行為はまったく容認できないものであり、我々のスタジアムで行われるべきではない。また、スポルティング・シャルルロワが守る価値観にも反する」 「スポルティング・シャルルロワは、進行中の司法捜査において当局に全面的に協力しており、特に試合に至るまでの出来事の時系列を明らかにするために、月曜日にすでに複数の管轄当局と面会した。現時点では捜査がまだ続いているため、犯人はまだ特定されていない」 2025.04.08 22:10 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly