CL初出場のホッフェンハイム、逃げ切り失敗でシャフタールにドロー《CL》

2018.09.20 03:49 Thu
Getty Images
▽チャンピオンズリーグ(CL)グループF第1節、シャフタールvsホッフェンハイムが19日に行われ、2-2で引き分けた。

▽マンチェスター・シティ、リヨンが同居しているグループF。本命のシティに次ぐ2位の座を目指す両チームの一戦だ。昨季ベスト16のウクライナ王者シャフタールはフレッジやベルナール、ファクンド・フェレイラら主力が抜けたものの、今季のウクライナリーグでは7勝1敗の戦績で首位を快走中。そのシャフタールはタイソンやマルロス、ラキツキら主力がスタメンとなり、新戦力のジュニオール・モラエスが先発となった。

▽一方、昨季のブンデスリーガでクラブ史上最高位の3位となり、初のCL出場を果たしたホッフェンハイムは、主力の流出がない中、CL史上最年少監督記録となる31歳のナーゲルスマン監督が指揮。ブンデスリーガでは1勝2敗スタートと躓いた中、1-2で敗れた直近のデュッセルドルフ戦と同様のスタメンで臨んだ。
▽試合は開始6分、ショートカウンターに転じた流れからビッテンコートのスルーパスをボックス中央で受けたグリリッチュがGKとの一対一をチップキックシュートで制して、ホッフェンハイムが先制した。

▽しかし、押し込むシャフタールは27分、左サイドを突破したイスマイリがボックス左に侵入して左足アウトでゴールに流し込み、試合を振り出しに戻した。
▽失点したホッフェンハイムは37分、N・シュルツの左クロスにビッテンコートが頭で合わせる決定機を迎えるも、GKピアトフの正面を突いてしまう。

▽それでも直後の38分、左CKからGKピアトフに競り勝ったノルトヴェイトのヘディングシュートが決まってホッフェンハイムが勝ち越しに成功し、前半を2-1で終えた。

▽迎えた後半、開始5分にクラマリッチがミドルシュートでGKピアトフを強襲したホッフェンハイムが良いリズムで試合を進める中、シャフタールは60分にステパネンコがネットを揺らすも、オフサイドに阻まれ同点には追いつけない。

▽その後、負傷明けのデミルバイを投入したホッフェンハイムがシャフタールの攻勢を受け止めて時間を進めていく。

▽75分にはサライを下げてツバーを投入し、守備を固めにかかったホッフェンハイムだったが、81分にシャフタールが同点に追いつく。横パスを受けたボックス手前中央のマイコンが強烈なシュートをゴール右に叩き込んだ。

▽終盤、勝ち越しを目指してネルソンを投入したホッフェンハイムだったが、2-2で終了。クラブ史上初のCLは引き分けとなった。

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