【セリエA第2節プレビュー】ユベントスvsラツィオ、ナポリvsミランの好カード開催

2018.08.25 12:00 Sat
Getty Images
▽先週開幕したセリエAではユベントスやローマが苦しみながらも白星スタートを切った。一方でユベントスの対抗馬本命と目されるインテルが格下サッスオーロに黒星スタートとなってしまった。新生ナポリはラツィオとの強豪対決を逆転で制し、好スタートを切っている。迎える第2節ではユベントスvsラツィオとナポリvsミランの好カードが組まれている。
PR
▽まずは土曜25:00開催のユベントスvsラツィオから。開幕戦のキエーボ戦を一時逆転されながらも後半追加タイムのベルナルデスキ弾で辛勝したユベントス。注目のロナウドはゴールこそなかったものの、随所に質の高いプレーを見せ、まずまずの存在感を放った。守備を固めてくることが予想されるラツィオ相手に、ロナウドはホームの観衆の前で移籍後初ゴールを決めることができるか。
▽一方、インモービレ弾で先制しながらもナポリに逆転負けを喫したラツィオは、2連敗スタートは避けたいところ。ナポリ戦の序盤で機能したショートカウンターがハマれば善戦が期待できるだけに、メリハリのある戦いで王者を揺さぶりたいところだ。

▽続いて土曜27:30開催のナポリvsミラン。ラツィオ戦ではハムシクを中盤アンカーに起用するアンチェロッティ監督の策がまずまず奏功し、逆転勝利を飾ったナポリ。サッリ前監督が築いたポゼッションスタイルも踏襲しており、チーム力を維持していることをアピールした。ミランも下して更なる勢いに乗れるか。

▽対するミランは開幕節のジェノア戦が高架橋の崩落事故により延期となり、ナポリ戦が開幕戦となる。試合勘の面で不利となるが、古巣対決となるイグアインがデビュー戦でゴールとなるか。押し込まれることが予想される中、ミランとしてはカウンターに活路を見出したい。

▽サッスオーロ相手に沈黙したインテルは、日曜の27:30からトリノとホームで対戦する。ラウタロ・マルティネスやポリターノ、アサモアといった新戦力を起用したインテルだったが、攻撃面での低調さが顕著で0-1と敗れた。ローマ相手に善戦したトリノに、1週間でどこまで連係面を改善させられるだろうか。
▽最後に月曜27:30キックオフのローマ vs アタランタ。ローマは途中出場クライファーフトのアシストで1-0と辛勝スタートを切った。内容は芳しくなかったが、結果が出たことでアタランタ戦に気持ちよく臨める状況だ。昇格組フロジノーネにA・ゴメスが全ゴールに絡む活躍を見せて4-0と快勝した難敵アタランタを撃破し、2連勝スタートとなるか。

◆セリエA第2節
▽8/25(土)
《25:00》
ユベントス vs ラツィオ
《27:30》
ナポリ vs ミラン

▽8/26(日)
《25:00》
SPAL vs パルマ
《27:30》
カリアリ vs サッスオーロ
ウディネーゼ vs パルマ
インテル vs トリノ
ジェノア vs エンポリ
フロジノーネ vs ボローニャ
フィオレンティーナ vs キエーボ

▽8/27(月)
《27:30》
ローマ vs アタランタ

PR
関連ニュース

シュチェスニーの後継者探すユベントス、イタリア代表入りも見えるモンツァGK獲得へ

ユベントスがモンツァのイタリア人GKミケーレ・ディ・グレゴリオ(26)の獲得に迫っている。イタリア『トゥット・スポルト』が報じた。 長らく正守護神を務めるポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーとの契約が2025年6月までとなっているユベントス。昨年9月あたりから契約延長交渉へ動いていると報じられた一方、イタリア代表入りが囁かれるディ・グレゴリオや、アタランタのイタリア代表GKマルコ・カルネセッキ(23)が後継者候補に浮上している。 シュチェスニーの年俸を650万ユーロ(約10億9000万円)+ボーナスから引き下げたいユベントスは、現在も契約更新に至っておらず。また、控えの元イタリア代表GKマッティア・ペリン(31)も先発を望んで移籍の可能性があるという。 チャンピオンズリーグ(CL)復帰が濃厚なユベントスは、シュチェスニーとディ・グレゴリオの2人体制で来シーズンに臨み、2025年夏のシュチェスニー退団にも備えるプランを立てている模様。24日にはユベントスのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるクリスティアーノ・ジュントリ氏とモンツァの最高経営責任者(CEO)を務めるアドリアーノ・ガッリアーニ氏がミラノで会談し、インテルやミランも注目する守護神の移籍に向け、交渉を行ったようだ。 ディ・グレゴリオに対しては、1月の移籍市場でニューカッスルが2000万ユーロ(約33億6000万円)を用意したものの、選手本人が移籍を拒否。モンツァはユベントスに同額の2000万ユーロを求めているようで、1500万ユーロ(約25億2000万円)+ボーナスなどの形もありえるという。 また、ユベントスはイタリア代表MFアンドレア・コルパーニ(24)にも好感。対するモンツァはU-21イタリア代表MFファビオ・ミレッティ(20)がかねてからお気に入りで、レンタルを望む可能性があり、両クラブの話し合いは今後も続きそうだ。 2024.04.26 17:25 Fri

あと一歩及ばずコッパ・イタリア準決勝敗退…それでもラツィオ指揮官は「パフォーマンスに満足している」

ラツィオのイゴール・トゥドール監督が、コッパ・イタリア敗退を嘆くも前向きな姿勢を示した。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。 23日、ホームでユベントスとのコッパ・イタリア準決勝2ndレグを迎えたラツィオ。1stレグを0-2で落とす厳しい状況の中で、12分にFWタティ・カステジャノスのゴールで先制すると、後半開始直後に再びカステジャノスが決めてトータルスコアは同点に。その後はさらなる得点を目指すも83分に痛恨の失点を許すと、2-1で試合を終えた。 試合自体は勝利するも、2戦合計スコア2-3でコッパ・イタリア準決勝敗退が決定。トゥドール監督は敗退を悔やみつつも、チームの見せたパフォーマンスには満足感を示している。 「結果は残念だが、ゴール、競争心、メンタリティの面でチームのパフォーマンスには満足している。これで(就任してから)ユーベとは3回対戦することになったが、そのうち2回で我々は勝利した」 「この試合は、チャンピオンズリーグ出場権を得るための大きな力となるだろう。そして我々は夏になれば、適切なプロフィールを備えたチームを完成させることができるはずだ」 「我々は今日、素晴らしい試合をしたがそれだけでは十分ではなかった。相手を祝福するしかないね。彼らは終盤のゴールで勝ち上がりを決めたんだ。それでも、カステジャノスの2ゴール、競争心、メンタリティなど、多くのことに満足している」 「我々はここからしっかり回復しなければならない。この試合で全てを出し切った後、土曜日再びピッチに立つことになるのだ。今日は目標に届かなかったが、メンタリティや意欲には指導者として満足している」 2024.04.24 11:20 Wed

「難しい試合になると理解していた」コッパ・イタリア決勝進出のユベントス、アッレグリ監督「選手たちはこれに値する」

ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、苦しみながらのコッパ・イタリア決勝進出を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。 23日、敵地でラツィオとのコッパ・イタリア準決勝2ndレグに挑んだユベントス。1stレグを2-0で制したチームだったが、12分に失点を許すとハーフタイムを挟んで迎えた後半も開始早々に追加点を奪われ2戦合計スコアで同点に。その後は拮抗した展開が続いたが、83分のFWアルカディウシュ・ミリクの得点が決勝点となり、試合自体は1-2で敗れるも2戦合計スコア3-2でコッパ・イタリア決勝進出が決定した。 クラブを通算22度目の決勝へ導くことになったアッレグリ監督は、難しい試合を戦ったチームを称賛。選手たちは決勝進出に相応しいパフォーマンスを見せたと誇っている。 「難しい試合になることは理解していたつもりだが、試合開始してすぐに失点してしまった。それでも、後半はフィジカル面で成長できていたと思う。選手たちは素晴らしかったし、簡単な試合ではなかったからこそ、彼らは決勝戦に相応しい。今は、チャンピオンズリーグ出場権獲得に直結するミラン戦に集中すべきだろう」 「現在はいろいろな理由で、ここ1年半経験してこなかったタフな試合をしている。勝利に困難はつきものだ。今晩は結果を残さなければ、敗退する可能性があっただろう。成長を試すいいテストになり、結果として我々は試合に留まることができた」 2024.04.24 10:10 Wed

鎌田欠場のラツィオがホームで意地の勝利もユベントスが22度目の決勝進出!【コッパ・イタリア】

コッパ・イタリア準決勝2ndレグのラツィオvsユベントスが23日に行われ、2-1でラツィオが勝利。2戦合計スコア3-2でユベントスが決勝へ駒を進めた。ラツィオのMF鎌田大地はベンチ外となった。 2日に行われた1stレグを0-2で敗れたラツィオは、直近のジェノア戦からスタメンを4人変更。鎌田やラッツァーリ、パトリックらに代えてゲンドゥージやカタルディ、ロマニョーリらをスタメンで起用した。 一方、ホームで先勝したユベントスは、直近のカリアリ戦からスタメンを4人変更。ウェアやアルカラス、GKシュチェスニーらに代えてコスティッチ、マッケニー、GKペリンらをスタメンで起用した。 試合は立ち上がりからホームチームが積極的な入りを見せると、12分にスコアが動く。ルイス・アルベルトの右CKをファーサイドで競り合ったカステジャノスがヘディングシュートを叩き込み、ラツィオが先制に成功した。 早い時間に1点を返されたユベントスは23分、アレックス・サンドロの鋭い縦パスから敵陣でワンタッチパスを繋ぐと、ラビオのループパスでボックス左に抜け出したキエーザの折り返しをニアに走り込んだヴラホビッチが左足で合わせたが、シュートはGKマンダスが左足でブロック。 さらにユベントスは、32分にもコスティッチの左CKからボックス中央に走り込んだブレーメルがドンピシャヘッドでゴールに迫ったが、これは枠の上に外れた。 ハーフタイムにかけては一進一退の好ゲームが続く中、ラツィオは44分に決定機。左サイドのL・アルベルトが供給したスルーパスからボックス左に抜け出したカステジャノスがGKとの一対一を迎えたが、シュートはGKペリンのファインセーブに防がれ、前半は1-0で終了した。 迎えた後半、再びラツィオは早い時間にスコアを動かす。49分、フェリペ・アンデルソンのくさびのパスを敵陣中盤のL・アルベルトがワンタッチで繋ぐと、上手くDFの裏に抜け出したカステジャノスがボックス内まで侵入しシュートを流し込んだ。 2戦合計スコアで2-2のタイに戻った中、両者は選手を入れ替えて勝ち越しゴールを目指すが拮抗した展開が続く。するとユベントスは、83分に左クロスの流れたボールをボックス右で拾ったウェアがワントラップから右足を振り抜くと、ゴールから逸れたボールをゴール前に走り込んだミリクがゴールに押し込んだ。 結局、この得点が決勝点となり、2-1でタイムアップ。2戦合計スコア3-2でラツィオを下したユベントスが22度目の決勝進出を決めた。 2024.04.24 06:05 Wed

上田綺世のライバルFWヒメネスに3つのビッグクラブが関心? 今季はエールディビジで21ゴール

フェイエノールトのエースであり日本代表FW上田綺世のライバルでもあるメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネス(23)だが、今夏のステップアップを目指しているという。メキシコ『レコルド』が伝えた。 ヒメネスは母国の名門クルス・アスルの下部組織出身。2022年7月にフェイエノールトへ完全移籍し、ヨーロッパでのキャリアをスタートさせた。 初挑戦となったヨーロッパの舞台では、エールディビジで32試合15ゴール、ヨーロッパリーグ(EL)で9試合5ゴールを記録するなど、公式戦45しいあで23ゴールを記録。チームをリーグ優勝に導くと、2年目となった今シーズンはさらに飛躍し、エールディビジでは29試合で21ゴール、チャンピオンズリーグ(CL)でも4試合2ゴールを記録している。 名実共にフェイエノールトのエースとなり、メキシコ代表でも活躍するヒメネスにはビッグクラブが関心を寄せている。 『レコルド』によれば、3つのビッグクラブが関心を持っているとのこと。それはアーセナル、ユベントス、アトレティコ・マドリーだという。 フェイエノールトも売却に関しては前向きに検討しているとのこと。その中で、スペイン語が通じるラ・リーガでのプレーをヒメネス本人が希望しているということもあり、アトレティコ行きが有力という見方があるという。 また、バルセロナ、レアル・マドリーに関しては、バルセロナは財政面の問題で獲得に動くことができず、マドリーはクラブでプレーするにはまだ力が足りないと考えており、獲得に動く気はないという。 いずれにしても、結果を残した今シーズンの成績を見れば、引く手数多になることは明らか。ステップアップを果たせるのか注目だ。 2024.04.21 23:10 Sun
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly