左SB受難のアーセナルはメンディル獲得まであと一歩だった…獲得したシャルケSDも認める

2018.08.21 11:00 Tue
Getty Images
▽今夏リールからシャルケに加入したモロッコ代表DFハムザ・メンディル(20)だが、アーセナル行きにあと一歩のところまで迫っていたようだ。ドイツ『sport.de』が報じた。
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▽リール、そしてモロッコ代表で左サイドバックを務めるメンディルは、17日にシャルケへの完全移籍が発表。2023年6月30日までの5年契約を結んでいる。▽しかし、今夏シャルケよりも獲得に迫っていたのはアーセナル。しかし、労働許可の問題が解決できずに移籍手続きが間に合わず、破談となっていた。シャルケのクリスチャン・ハイデルSD(スポーツ・ディレクター)もその可能性を認めており、「彼はアーセナルに行っていたと思う」とコメントしている。
▽アーセナルは、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表DFセアド・コラシナツがシーズン開幕前に負傷し全治10週間と診断。開幕戦で左サイドバックとして出場したU-21イングランド代表MFエインズリー・メイトランド=ナイルズが腓骨骨折で最大8週間の離脱。第2節で復帰を果たしたものの、スペイン代表DFナチョ・モンレアルも負傷しており、アーセナルは左サイドバックの補強を検討。メンディル獲得は願ってもいないものだった。

▽しかし、今シーズンのプレミアリーグはシーズン開幕前に移籍市場が閉鎖。その結果、アーセナルはメンディルの獲得を諦めざるを得ない結果となった。一方のシャルケは、そのルールのお陰でメンディル獲得に成功。移籍期間のリーグ間差が出る結末となった。

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