【リーガエスパニョーラ・シーズンプレビュー】王者バルサ優位もマドリ―ド勢との三つ巴の争い
2018.08.17 18:00 Fri
▽2018-19シーズンのリーガエスパニョーラが8月17日(金)に開幕を迎える。昨シーズンは、無敗優勝こそ逃したものの圧倒的な強さを見せたバルセロナが2年ぶりの覇権奪還を果たした。今季はバルベルデ体制2年目のバルセロナ、シメオネ体制8年目のアトレティコ・マドリーと継続路線の上位2チームと、フレン・ロペテギ新体制の新生レアル・マドリーの3強による覇権争いとなるはずだ。
◆戦力値は文句なしのトップ! 2年目バルベルデの新オプションに期待~バルセロナ~
▽今夏の移籍市場ではレジェンドのMFイニエスタの退団に加え、加入濃厚と思われたアトレティコのエースFWグリーズマン獲得失敗という2つのネガティブな話題があったが、補強ポジションだったセンターバックにセビージャからDFラングレ、イニエスタとMFパウリーニョが旅立った中盤に新星MFアルトゥールとバイエルンMFビダルを獲得。さらに、選手層に問題を抱えた前線には逸材レフティのFWマウコムをローマから強奪する形で確保。また、今月末の移籍市場締め切りを前に新戦力の加入も見込まれる。なお、今夏の移籍市場ではMFアンドレ・ゴメス(レンタル)やDFミナ、DFアレイシ・ビダル、DFディーニュ、FWデウロフェウら余剰人員をしっかりと換金できた点もプラスだ。
▽プレシーズンマッチで主力が揃ったのは12日のスーペル・コパのみだが、同試合では[4-4-2]ではなく伝統の[4-3-3]を採用しており、今夏の補強を見ても[4-3-3]がメインシステムとなりそうだ。その中で左ウイング、左のインテリオールに関してはメンバーが固定されておらず、残留を決断したMFデンベレや昨季途中加入のコウチーニョ、新戦力のビダルやアルトゥール、マウコム、カンテラ出身の18歳逸材MFリキ・プイグらの活躍がカギを握りそうだ。さらに、適材適所の用兵に定評があるバルベルデ監督の新たなオプション導入にも期待したい。
◆エース残留に的確補強で5年ぶりの優勝へ~アトレティコ・マドリー~
▽新シーズンに向けてはワンダ・メトロポリターノがファイナルの舞台となるチャンピオンズリーグ(CL)初制覇と共に5年ぶりのリーガ優勝が大きな目標となる。前述の積極補強によって二兎を追う戦力は十分に整っており、あとはシメオネ監督の采配次第だ。上位チームに強い一方、ボールを持たされる下位相手の取りこぼしを防ぐための新たなオプションの導入が必須だ。すでに同監督もロドリゴ・エルナンデスをアンカーに配した[4-1-4-1]の導入を構想しており、シーズン序盤のうちにある程度形にしていきたいところだ。
◆CR7の穴を埋められるか?~レアル・マドリー~
▽前述のライバルが継続路線を採用した一方、今季のレアル・マドリーはCL3連覇に導いたジダン監督の電撃辞任、C・ロナウドのユベントスへの電撃移籍によって大きな変革を強いられる夏となった。ジダン監督の後任には前スペイン代表監督のロペテギ監督を招へいするも、現時点でC・ロナウドの後釜となり得るワールドクラスのアタッカーの獲得には至っていない。ここまで名前が挙がっていたFWネイマール、FWムバッペのパリ・サンジェルマンコンビは早々にクラブの公式声明で獲得の可能性を否定し、エースストライカー候補だったFWレヴァンドフスキの獲得も見送った。移籍市場閉幕までに時間があるため、今後MFアザール、FWロドリゴ・モレーノらの獲得に動く可能性もあるが、ロペテギ監督はMFベイルやMFイスコ、FWアセンシオといった現有戦力でエースの穴を埋める構えだ。
▽一方、今夏の補強に関しては攻撃的サイドバックのDFオドリオソラ、ブラジルの次代を担う、FWヴィニシウス、FWロドリゴ、ウクライナの逸材GKルニンと将来を見据えた4人の新戦力を確保。さらに、以前から獲得を熱望していた新守護神クルトワをMFコバチッチをレンタルで貸し出す異例のオペレーションで獲得した。ただ、クルトワを除いて即戦力は1人もおらず、昨季までの現有戦力が屋台骨を支えることになりそうだ。
▽昨季からの伸びしろという部分では戦術家として知られるロペテギ新監督の采配だ。前指揮官のジダン監督は驚異的な勝負強さや選手交代の妙など百戦錬磨の閃きが評価された一方、目新しい戦術や起用法は皆無だった。一方、ロペテギ新監督はボールプレーヤーとグアルディオラ監督の流れを組むポゼッションスタイルのフットボールを志向しており、プレシーズンマッチではアセンシオやイスコを最前線に配す“ゼロトップ”の採用を窺わせる戦い方も見せていた。新エース候補のベイルの起用法を含めてその采配に大きな期待が集まる。
◆セビージャ勢とバレンシア勢に期待も二足の草鞋が懸念材料~オトラ・リーガ~
▽昨季マルセリーノ新監督の下で組織的な守備と高速カウンターを武器に4位フィニッシュを果たしたバレンシア。しかし、今夏の移籍市場では準主力クラスのFWビエットやMFアンドレス・ペレイラがレンタル元に戻り、パリ・サンジェルマンから完全移籍で買い取りを目指す主力FWゴンサロ・ゲデスに関しても現時点で交渉が難航中だ。もちろん、FWバチュアイ(レンタル)、FWガメイロ、MFチェリシェフ、MFヴァス、DFピッチーニ、DFディアカビと各ポジションで補強を行ったものの、リーガ一本の昨季と異なりリーガとCLを並行して戦うには厳しい選手層だ。そのため、攻守にフルパワーを求められるプレースタイルを含め何らかの策を講じる必要がありそうだ。
▽シーズン序盤に昇格したカジェハ監督の下で見事に立て直しを図り、最終的にELストレートインの5位に入ったビジャレアルに関してもバレンシア同様に選手層の面で問題を抱えている。今夏の移籍市場では昨季の躍進を支えたロドリゴ・エルナンデスがアトレティコに旅立つと、DFルカビナがアスタナ、FWバッカがレンタル元のミランに戻った。一方、補強に関してはDFフネス・モリ、DFラジュンと代表クラスの実力者と昨季途中に中国へ旅立ったFWバカンブを彷彿とさせる快速アタッカーのFWエカンビ、エスパニョールのエースFWジェラール・モレーノと前線と最終ラインのテコ入れに成功した。ただ、中盤に関してはケガの影響でアーセナルを退団しフリーとなったレジェンドMFカソルラの獲得を決めたものの、ロドリゴ・エルナンデスの後釜の確保に至っていないことが気がかりだ。
▽やや不安要素があるバレンシア勢と異なり、ポジティブな要素を感じさせるのはセビージャの2チームだ。昨季、ベリッソ、モンテッラと2人の監督を解任する混乱に見舞われながらもEL出場圏内の7位でシーズンを終えたセビージャは、ジローナで見事な手腕を発揮したマチン監督を新指揮官に招へい。今夏の移籍市場ではセルヒオ・リコとソリアの2人のGK、ラングレ、MFコレアと4人の主力クラスを放出した一方、フランスからDFニャニョン、MFアマドゥの逸材2選手とバーゼルの正GKバシリク、セルタの主力DFセルジ・ゴメス。前線はミランからのレンタルでFWアンドレ・シウバ、古巣復帰のアレイシ・ビダルを獲得した。また、EL予備予選やバルセロナとのスーペル・コパではマチン監督が得意とする[3-4-3]の新布陣も機能しており、シーズン開幕に向けて良い滑り出しを見せている。
▽昨季、セティエン監督の下で攻撃的なポゼッションスタイルに生まれ変わり6位フィニッシュを成し遂げたベティスは今夏の移籍市場で積極的な補強を敢行。正GKのアダンと生え抜きの逸材MFファビアン・ルイスが引き抜かれたものの、MF乾貴士、MFカナレス、GKパウ・ロペス、GKロブレスをフリーで獲得。さらにDFシドネイ、MFウィリアム・カルバーリョという実力者を完全移籍で獲得した。3バックと4バックを併用し、複数のシステムを操るセティエン監督が豊富なタレントをいかに使いこなすのか要注目だ。
▽そのほかのチームでは昨季いずれもボトムハーフに甘んじた中、ガリターノ監督、ベリッソ監督という新指揮官を迎えた昨季12位レアル・ソシエダと16位アスレティック・ビルバオのバスク勢、プリメーラ初昇格のウエスカやラージョ、バジャドリーの昇格組3チームにも注目したい。
◆~日本人選手~
▽エイバルでの充実した3年間を経て今夏フリーでベティスにステップアップを果たした乾は、W杯での印象的な活躍を受けて現地紙の選ぶ今夏のヒット補強に選出されるなど、大きな期待を背負ってのシーズンとなる。ただ、エイバルと大きく異なるプレースタイルへの順応やFWテージョやMFブデブス、カナレスらとの激しいポジション争いが待っている。前述のようにセティエン監督は複数のシステムを使い分けており、乾は[4-2-3-1]の左ウイングという最も得意とするポジションだけでなく、[3-4-2-1]の左シャドーあるいは[3-3-2-2]の2トップの一角など、新たな役割を求められる可能性が高い。
▽一方、現時点でヘタフェで開幕を迎えることが濃厚な柴崎だが、見事な活躍を見せたW杯の影響や守備的なボルダラス監督との相性の悪さから移籍市場閉幕までにポルトなどの新天地候補に移籍する可能性も十分にある。仮にヘタフェに残留する場合は昨季同様にトップ下かセントラルMFでのポジション争いが待っている。トップ下ではセンターフォワードに当てた後のセカンドボールの回収やゴールに直結する仕事、セントラルMFでは持ち味のキープ力と展開力に加えて、対人守備などでの力強さ泥臭さを出すなど、チームが求める仕事をいかに果たせるかがポジション奪取のカギになりそうだ。
◆戦力値は文句なしのトップ! 2年目バルベルデの新オプションに期待~バルセロナ~

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▽本命はバルベルデ体制1年目で28勝9分1敗の見事な戦績で優勝を果たしたバルセロナだ。昨季は開幕前にFWネイマールの退団と補強の失敗によってネガティブなスタートを切ったものの、指揮官の採用した[4-4-2]の新布陣が機能。さらにエースのFWメッシがシーズンを通して好パフォーマンスを披露したことで、最終節前のレバンテ戦でまさかの敗戦を喫したがリーガではほぼ完璧なシーズンを過ごした。▽今夏の移籍市場ではレジェンドのMFイニエスタの退団に加え、加入濃厚と思われたアトレティコのエースFWグリーズマン獲得失敗という2つのネガティブな話題があったが、補強ポジションだったセンターバックにセビージャからDFラングレ、イニエスタとMFパウリーニョが旅立った中盤に新星MFアルトゥールとバイエルンMFビダルを獲得。さらに、選手層に問題を抱えた前線には逸材レフティのFWマウコムをローマから強奪する形で確保。また、今月末の移籍市場締め切りを前に新戦力の加入も見込まれる。なお、今夏の移籍市場ではMFアンドレ・ゴメス(レンタル)やDFミナ、DFアレイシ・ビダル、DFディーニュ、FWデウロフェウら余剰人員をしっかりと換金できた点もプラスだ。
◆エース残留に的確補強で5年ぶりの優勝へ~アトレティコ・マドリー~

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▽対抗は、昨季の2位チームにしてヨーロッパリーグ(EL)王者のアトレティコだ。昨季は新本拠地ワンダ・メトロポリターノの最初のシーズンとして高いモチベーションで臨んだものの、FIFAからの補強禁止処分の影響やシーズン序盤の不振が響き早々に優勝争いから脱落。それでも、エースのグリーズマンの復調や1月から登録可能となったFWジエゴ・コスタらの活躍によって後半戦に盛り返し上々の2位フィニッシュとなった。▽今夏の動きではバルセロナ移籍濃厚とみられたグリーズマンがロシア・ワールドカップ(W杯)開幕直前に残留を宣言し多くのファンを喜ばせると、エースの心意気に応えたいフロントもMFレマル、MFロドリゴ・エルナンデス、FWカリニッチ、FWジェウソン・マルティンス、GKアダン、DFアリアスと6人の実力者を確保。さらに、守護神オブラクの慰留にも成功し、闘将ガビとFWトーレスという2人の頼れるベテラン、DFヴルサリコが旅立ったものの、昨季以上のスカッドを手に入れた。
▽新シーズンに向けてはワンダ・メトロポリターノがファイナルの舞台となるチャンピオンズリーグ(CL)初制覇と共に5年ぶりのリーガ優勝が大きな目標となる。前述の積極補強によって二兎を追う戦力は十分に整っており、あとはシメオネ監督の采配次第だ。上位チームに強い一方、ボールを持たされる下位相手の取りこぼしを防ぐための新たなオプションの導入が必須だ。すでに同監督もロドリゴ・エルナンデスをアンカーに配した[4-1-4-1]の導入を構想しており、シーズン序盤のうちにある程度形にしていきたいところだ。
◆CR7の穴を埋められるか?~レアル・マドリー~

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▽3番手は昨季の3位チームにしてCL3連覇のレアル・マドリーだ。昨季のリーガではエースFWクリスティアーノ・ロナウドの不振などによって年内に優勝の可能性がほぼ潰えると、以降はCL優先の戦いを選んだなか、最低限のノルマだった3位でシーズンを終えることになった。▽前述のライバルが継続路線を採用した一方、今季のレアル・マドリーはCL3連覇に導いたジダン監督の電撃辞任、C・ロナウドのユベントスへの電撃移籍によって大きな変革を強いられる夏となった。ジダン監督の後任には前スペイン代表監督のロペテギ監督を招へいするも、現時点でC・ロナウドの後釜となり得るワールドクラスのアタッカーの獲得には至っていない。ここまで名前が挙がっていたFWネイマール、FWムバッペのパリ・サンジェルマンコンビは早々にクラブの公式声明で獲得の可能性を否定し、エースストライカー候補だったFWレヴァンドフスキの獲得も見送った。移籍市場閉幕までに時間があるため、今後MFアザール、FWロドリゴ・モレーノらの獲得に動く可能性もあるが、ロペテギ監督はMFベイルやMFイスコ、FWアセンシオといった現有戦力でエースの穴を埋める構えだ。
▽一方、今夏の補強に関しては攻撃的サイドバックのDFオドリオソラ、ブラジルの次代を担う、FWヴィニシウス、FWロドリゴ、ウクライナの逸材GKルニンと将来を見据えた4人の新戦力を確保。さらに、以前から獲得を熱望していた新守護神クルトワをMFコバチッチをレンタルで貸し出す異例のオペレーションで獲得した。ただ、クルトワを除いて即戦力は1人もおらず、昨季までの現有戦力が屋台骨を支えることになりそうだ。
▽昨季からの伸びしろという部分では戦術家として知られるロペテギ新監督の采配だ。前指揮官のジダン監督は驚異的な勝負強さや選手交代の妙など百戦錬磨の閃きが評価された一方、目新しい戦術や起用法は皆無だった。一方、ロペテギ新監督はボールプレーヤーとグアルディオラ監督の流れを組むポゼッションスタイルのフットボールを志向しており、プレシーズンマッチではアセンシオやイスコを最前線に配す“ゼロトップ”の採用を窺わせる戦い方も見せていた。新エース候補のベイルの起用法を含めてその采配に大きな期待が集まる。
◆セビージャ勢とバレンシア勢に期待も二足の草鞋が懸念材料~オトラ・リーガ~

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▽今季も優勝争いは巨大な戦力を誇る3チームに限られることになるが、ヨーロッパの出場権を争う“オトラ・リーガ”も十分に魅力のある戦いとなりそうだ。その“オトラ・リーガ”の争いをけん引するのはバレンシアとビジャレアルのバレンシア勢と、セビージャとベティスのセビージャ勢の4チームだ。▽昨季マルセリーノ新監督の下で組織的な守備と高速カウンターを武器に4位フィニッシュを果たしたバレンシア。しかし、今夏の移籍市場では準主力クラスのFWビエットやMFアンドレス・ペレイラがレンタル元に戻り、パリ・サンジェルマンから完全移籍で買い取りを目指す主力FWゴンサロ・ゲデスに関しても現時点で交渉が難航中だ。もちろん、FWバチュアイ(レンタル)、FWガメイロ、MFチェリシェフ、MFヴァス、DFピッチーニ、DFディアカビと各ポジションで補強を行ったものの、リーガ一本の昨季と異なりリーガとCLを並行して戦うには厳しい選手層だ。そのため、攻守にフルパワーを求められるプレースタイルを含め何らかの策を講じる必要がありそうだ。
▽シーズン序盤に昇格したカジェハ監督の下で見事に立て直しを図り、最終的にELストレートインの5位に入ったビジャレアルに関してもバレンシア同様に選手層の面で問題を抱えている。今夏の移籍市場では昨季の躍進を支えたロドリゴ・エルナンデスがアトレティコに旅立つと、DFルカビナがアスタナ、FWバッカがレンタル元のミランに戻った。一方、補強に関してはDFフネス・モリ、DFラジュンと代表クラスの実力者と昨季途中に中国へ旅立ったFWバカンブを彷彿とさせる快速アタッカーのFWエカンビ、エスパニョールのエースFWジェラール・モレーノと前線と最終ラインのテコ入れに成功した。ただ、中盤に関してはケガの影響でアーセナルを退団しフリーとなったレジェンドMFカソルラの獲得を決めたものの、ロドリゴ・エルナンデスの後釜の確保に至っていないことが気がかりだ。
▽やや不安要素があるバレンシア勢と異なり、ポジティブな要素を感じさせるのはセビージャの2チームだ。昨季、ベリッソ、モンテッラと2人の監督を解任する混乱に見舞われながらもEL出場圏内の7位でシーズンを終えたセビージャは、ジローナで見事な手腕を発揮したマチン監督を新指揮官に招へい。今夏の移籍市場ではセルヒオ・リコとソリアの2人のGK、ラングレ、MFコレアと4人の主力クラスを放出した一方、フランスからDFニャニョン、MFアマドゥの逸材2選手とバーゼルの正GKバシリク、セルタの主力DFセルジ・ゴメス。前線はミランからのレンタルでFWアンドレ・シウバ、古巣復帰のアレイシ・ビダルを獲得した。また、EL予備予選やバルセロナとのスーペル・コパではマチン監督が得意とする[3-4-3]の新布陣も機能しており、シーズン開幕に向けて良い滑り出しを見せている。
▽昨季、セティエン監督の下で攻撃的なポゼッションスタイルに生まれ変わり6位フィニッシュを成し遂げたベティスは今夏の移籍市場で積極的な補強を敢行。正GKのアダンと生え抜きの逸材MFファビアン・ルイスが引き抜かれたものの、MF乾貴士、MFカナレス、GKパウ・ロペス、GKロブレスをフリーで獲得。さらにDFシドネイ、MFウィリアム・カルバーリョという実力者を完全移籍で獲得した。3バックと4バックを併用し、複数のシステムを操るセティエン監督が豊富なタレントをいかに使いこなすのか要注目だ。
▽そのほかのチームでは昨季いずれもボトムハーフに甘んじた中、ガリターノ監督、ベリッソ監督という新指揮官を迎えた昨季12位レアル・ソシエダと16位アスレティック・ビルバオのバスク勢、プリメーラ初昇格のウエスカやラージョ、バジャドリーの昇格組3チームにも注目したい。
◆~日本人選手~

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▽最後に今季のリーガエスパニョーラではMF乾貴士とMF柴崎岳の2選手が昨季に続いてプレーすることになる。▽エイバルでの充実した3年間を経て今夏フリーでベティスにステップアップを果たした乾は、W杯での印象的な活躍を受けて現地紙の選ぶ今夏のヒット補強に選出されるなど、大きな期待を背負ってのシーズンとなる。ただ、エイバルと大きく異なるプレースタイルへの順応やFWテージョやMFブデブス、カナレスらとの激しいポジション争いが待っている。前述のようにセティエン監督は複数のシステムを使い分けており、乾は[4-2-3-1]の左ウイングという最も得意とするポジションだけでなく、[3-4-2-1]の左シャドーあるいは[3-3-2-2]の2トップの一角など、新たな役割を求められる可能性が高い。
▽一方、現時点でヘタフェで開幕を迎えることが濃厚な柴崎だが、見事な活躍を見せたW杯の影響や守備的なボルダラス監督との相性の悪さから移籍市場閉幕までにポルトなどの新天地候補に移籍する可能性も十分にある。仮にヘタフェに残留する場合は昨季同様にトップ下かセントラルMFでのポジション争いが待っている。トップ下ではセンターフォワードに当てた後のセカンドボールの回収やゴールに直結する仕事、セントラルMFでは持ち味のキープ力と展開力に加えて、対人守備などでの力強さ泥臭さを出すなど、チームが求める仕事をいかに果たせるかがポジション奪取のカギになりそうだ。
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文句なしのコパ・トロフィー受賞者ヤマル、感謝とともにバロンドール獲得へ思い「できるだけ早く」
コパ・トロフィーを受賞したバルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルが自らの思いを述べた。スペイン『アス』が伝えた。 28日、フランスのフットボール専門誌『フランス・フットボール』が主催する2024バロンドール授賞式がパリで行われ、マンチェスター・シティのスペイン代表ロドリが受賞。21歳以下の選手を対象とした若手のバロンドールとも称されるコパ・トロフィーにはヤマルが輝いた。 2018年に新設されたコパ・トロフィーを獲得したのはバルセロナで3人目。2021年のスペイン代表MFペドリ、2022年のスペイン代表MFガビに続くこととなった。 さまざまな最年少記録を塗り替え、スペインのユーロ2024制覇にも大きく貢献した17歳は、受賞に際してコメント。周囲のサポートに感謝した。 「父、母、祖母に感謝したい。そして監督にも。以前はチャビ(・エルナンデス)、今はハンジ(・フリック)。さらにチームメイトにも。ビスカバルサ(バルサ万歳)、そしてキャピタル304(育ったカタルーニャ州・ロカフォンダ地区マタロの郵便番号)」 また、『Movistar+』のインタビューにも対応。今回は8位にノミネートしたバロンドール獲得への思いも語っている。 「この授賞式に参加できるなんて信じられないことだし、さらに多くを目指す。多くというのは、ラ・リーガ、チャンピオンズリーグ(CL)、カップ戦など手にできるすべてを意味する。僕らはすべてを狙う」 「個人としては、結局すべての選手がそこ(バロンドール)を目指している。できるだけ早く獲得できることを願っているし、それは僕が念頭に置いていることだ。そこに向かって進んでいる」 <span class="paragraph-title">【動画】トロフィーを手に笑顔のヤマル</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/DBroUKqo5fr/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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