【プレミアリーグ・シーズンプレビュー】王者シティと積極補強リバプールの一騎打ちか

2018.08.10 18:00 Fri
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▽2018-19シーズンのプレミアリーグが8月10日(金)に開幕を迎える。昨シーズンは、優勝候補本命だったマンチェスター・シティが宿敵マンチェスター・ユナイテッドに19ポイント差を付ける独走劇で4年ぶりの5度目のリーグ制覇を成し遂げた。ワールドカップ(W杯)開催後、開幕前の移籍市場閉幕という2つの大きなトピックがあった中で臨む新シーズンは果たしてどんな結末を迎えるのか。

◆補強最低限も死角なし~マンチェスター・シティ~
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▽本命は昨季プレミアリーグ最多勝利(32勝)、最多勝ち点(100ポイント)、最多得点(106点)など記録尽くめの完勝劇を見せ、連覇を目指すシティだ。グアルディオラ体制3年目となる今シーズンに向けては大幅な刷新を行った1年目、守備陣に積極的な投資を行った2年目とは異なり、以前から獲得を希望していたレスター・シティMFマフレズを6000万ポンドで獲得したのみと、最低限の補強に留めた。

▽とはいえ、各セクションに各国のビッグクラブで主力を務められるレベルの選手を2人以上抱えており、プレミアリーグ2年目、3年目のMFザネやMFベルナルド・シウバ、DFメンディ、FWガブリエウ・ジェズスなど伸びしろのある若手とペップスタイルの熟成が進めば、2008-09シーズンに3連覇を達成したユナイテッド以来の連覇は十分に可能なはずだ。唯一の懸念は今夏にMFフレッジやMFジョルジーニョら獲得候補を逃した守備的MFの選手層だ。昨季はベテランのMFフェルナンジーニョがフル稼働しており、仮に同選手が負傷した場合、守備力が大きく劣るMFギュンドアンやMFデルフらが代役を担うことになる。また、グアルディオラ監督はその緊急事態に備えて本職センターバックのDFストーンズのコンバートも視野に入れている。
◆待望の新守護神獲得に選手層拡充でプレミア初制覇へ~リバプール
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▽対抗は、昨季4位ながらチャンピオンズリーグ(CL)でファイナリストとなったリバプールだ。昨季は脆弱な守備陣やボールを持たされる格下相手の取りこぼしが響き最終節で辛くも4位を死守したレッズだったが、クロップ3年目の継続路線に新エースのFWサラーの加入によって世界屈指のアタッキングユニットとなったサラー、FWマネ、FWフィルミノの超強力3トップが猛威を振るい、全世界にその強さを見せつけた。

▽国内リーグで18度の優勝回数を誇るリバプールだが、最後の優勝はフットボールリーグ時代の1989-90まで遡り、プレミアリーグでの優勝は1度もない。そのため、クロップ体制4年目となる今季はプレミア初制覇が求められるところだ。そして、フロントはサラーやマネの主力慰留に加え、当時GK史上最高額の6700万ポンドでローマから新守護神のアリソン、中盤と前線にMFファビーニョ、MFシャキリ、MFナビ・ケイタと4人の実力者を迎え入れる最高のアシストを行った。今やシティと並ぶ優勝候補筆頭に躍り出たマージーサイドの雄だが、“2年目のジンクス”と戦う昨季得点王のサラー、積極補強によって優勝が求められるプレッシャーに打ち勝てるが悲願達成のカギとなりそうだ。
◆モウ3年目で崩壊の兆し…~マンチェスター・ユナイテッド~
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▽3番手には昨季2位のユナイテッドを挙げたい。これまでのキャリアを通じて就任2年目に真価を見せてきたモウリーニョ監督だが、勝負の1年として臨んだ昨季は宿敵ペップ率いるシティのあまりの強さに早々と優勝争いから脱落。さらにCLでのセビージャ相手の敗退に国内の2つのカップでも優勝を逃すなど、屈辱の無冠に終わった。

▽今季は捲土重来のシーズンと位置付けられるものの、今夏の補強ではポジティブな要素を見いだすことはできず。移籍市場序盤にシティとのレースを制してMFフレッジ、右サイドバックの若き逸材ジオゴ・ダロト、第3GKリー・グラントと早々に3人の獲得に成功したものの、指揮官が臨んだ右ウイングに関してはMFベイルやMFウィリアン、FWペリシッチといったトップターゲットをことごとく逃した。さらに同じく補強ポジションだったセンターバックに関してもDFヴァランやDFボアテング、DFアルデルヴァイレルト、DFマグワイアの獲得交渉に失敗。イラ立ちを募らせたポルトガル人指揮官とウッドワードCEOの衝突が幾度となく報じられた。

▽また、MFポグバやFWマルシャルなど昨季から指揮官との確執が伝えられた一部主力に流出の可能性があり、スペインやフランス、イタリアと移籍市場閉幕までに時間を残すビッグクラブに引き抜かれるという最悪のシナリオも想定される。補強の停滞から「このままでは難しいシーズンになる」と語ったモウリーニョ監督の言葉通り、難しい1年となるか。それでも、本格フィットが期待されるFWサンチェスやW杯でも存在感を示したFWルカク、残留を決断した守護神デ・ヘアらが120パーセントの働きを見せられれば、十分に覇権奪還の可能性はあるはずだ。

◆補強ゼロに主力のW杯疲労で新本拠地での船出は?~トッテナム~
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▽直近3シーズンで3位、2位、3位と最も安定した成績を残してきたトッテナムも優勝候補の一角に挙げて差し支えはないが、現実を考えればトップ4フィニッシュが今季の目標となるはずだ。トッテナム・ホットスパー・スタジアム(仮称)で迎える新シーズンに向けて積極的な補強が期待された今夏だが、例年以上にスロースタートのクラブはポチェッティーノ監督やエースFWケイン、FWソン・フンミンら主力との契約延長、MFエリクセンら流出候補の慰留に成功した一方、新戦力補強はまさかのゼロに。

▽また、ここ数年は伸びしろのある若手主力の成長をそのままチーム力に転換してきたが、守護神ロリスやケインらイングランド代表勢、DFヴェルトンゲンらベルギー勢が揃って今夏のW杯でベスト4以上に進出した影響で疲労が懸念される。さらにソン・フンミンが兵役の問題からアジア大会への参加を決断し、序盤戦数試合の欠場も重なる。そのため、今季の成功のためにはMFルーカス・モウラやFWジョレンテら加入2年目の選手、長期離脱明けのMFラメラ(昨季終盤に復帰)やMFウィンクス、レンタルバックの逸材MFオノマーやプレシーズンでアピールしたMFエイモスら若手の台頭が必要となるはずだ。

▽なお、新スタジアム建設工事遅延の影響で第2節フルアムとの今季最初のホームゲームはウェンブリー・スタジアムでの代替開催となり、9月15日に行われる第5節のリバプール戦が新スタジアムでの初陣となる。

◆智将サッリ就任も主力の去就は?~チェルシー~
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▽一昨シーズンのプレミアリーグ王者のチェルシーだが、CL圏外の5位フィニッシュとなった今季も厳しいシーズンが予想される。昨季の最終盤にFAカップのタイトルを獲得した無冠を逃れたチェルシーだが、今夏にコンテ監督からサッリ新監督への監督交代が行われた。しかし、違約金を巡る契約解消交渉の停滞や後任監督の選定に手間取り、最終的にコンテ監督の退任とサッリ新監督の就任が決着したのはシーズン開幕まで1カ月を切った7月14日に。そのため、新戦力補強でも後れを取った結果、早期の補強は指揮官のナポリの教え子であるMFジョルジーニョの獲得、第3GKグリーンの獲得にとどまった。

▽その後、守護神クルトワのレアル・マドリーに流出に伴い、国外初の移籍に加えビッグクラブでプレー経験のないアスレティック・ビルバオGKケパをGK史上最高額の7200万ポンドで急遽後釜に据えることに。さらにクルトワ流出の副産物としてMFコバチッチのレンタルに成功したものの、エースのMFアザールやMFカンテに依然移籍の噂が燻るなど難しい状態でシーズンに臨む。

▽さらにグアルディオラ監督が絶賛する美しいフットボールを展開するサッリ監督だが、ボールを基準とするゾーンマークなど独特のスタイルを採用するため、ジョルジーニョを除く現有戦力の戦術浸透に時間を要する可能性が高い。とりわけ、新守護神ケパのフィット具合を含め守備面が懸念されるところだ。

◆ヴェンゲル退団後、初のシーズン!~アーセナル~
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▽優勝争いに絡めるかは微妙なところだが、在任22年のアーセン・ヴェンゲルが昨季限りで旅立ちエメリ新監督を招へいしたアーセナルは注目のチームの1つだ。2年連続トップ4圏外でシーズンを終えたアーセナルでは、“マネージャー”としてチーム全体を掌握したヴェンゲル体制から元バルセロナFDのサンレヒ氏、元ドルトムントのチーフスカウト、ミスリンタート氏の強化部門とエメリ新監督がオーガナイズする現場と役割分担が図られた。今夏の移籍市場においても新強化部門の意向が強く反映され、GKレノ、DFパパスタソプーロス、DFリヒトシュタイナー、MFトレイラ、MFグエンドウジの5選手が加入。そして、10番を背負ってきたMFウィルシャーがウェストハムに旅立った。

▽また、ピッチレベルでは同じ[4-2-3-1]、[4-1-4-1]の布陣を採用するも華麗なパスサッカーを志向した前体制から質実剛健のカウンタースタイルというエメリ監督のスタイルが見え始めている。前線にはカウンター向きのFWオーバメヤンやMFムヒタリアン、FWラカゼットが揃っており、前体制から課題とされた守備面が改善されれば、トップ4争いに十分に絡めるはずだ。

◆積極補強敢行でトップ6崩しに挑む~エバートン、ウェストハム、ウルブス~
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▽トップ6を除く中堅以下のチームで注目すべきは積極補強敢行でトップ6崩しを目論むエバートン、ウェストハム、昇格組ウォルバーハンプトンの3チームだ。昨季の積極補強が実らず、クーマン監督、アラダイス監督と指揮官交代が図られたエバートンは今季からワトフォード前指揮官のマルコ・シウバ監督を招へい。今夏の移籍市場ではFWリシャルリソン、DFディーニュ、DFミナ、MFアンドレ・ゴメス、MFベルナールら実力者を獲得。指導力に定評があるポルトガル人指揮官と昨季期待を裏切った2年目の選手を含めた新戦力の融合で上位進出を目指す。

▽また、シティ時代に2度のリーグ制覇に導いたペジェグリーニ監督を新指揮官に迎えたウェストハムはMFウィルシャー、GKファビアンスキ、FWルーカス・ペレスの元アーセナル勢に加え、FWヤルモレンコ、FWフェリペ・アンデルソンの両翼、逸材DFディオプと各ポジションに実力者を獲得。さらにMFアルナウトビッチらも現時点で残留が濃厚となっており、今季の躍進が期待される。

▽昨シーズンのチャンピオンシップ(イングランド2部)優勝チームのウォルバーハンプトンは、経営に携わる世界屈指の代理人、ジョルジュ・メンデス氏のコネクションを使い、GKルイ・パトリシオ、MFモウティーニョ、MFデンドンカー、FWラウール・ヒメネス、FWアダマ・トラオレなど実力者を次々と獲得。その戦力に加え、ポルトやバレンシアで手腕を発揮してきたヌーノ監督の存在によってダークホースの呼び声高い。

◆武藤がニューカッスルでプレミア初挑戦~日本人選手~
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▽最後に今季のプレミアリーグではレスター・シティのFW岡崎慎司、サウサンプトンのDF吉田麻也に続いてマインツからニューカッスルに加入したFW武藤嘉紀が新たなプレミアリーグ戦士に。マインツでの活躍を経て950万ポンドといわれる移籍金でプレミア初挑戦となる武藤は、[4-2-3-1]をベースに堅守速攻を志向するスペイン人指揮官のベニテス監督の下でまずはチーム内の争いを制することが求められる。今夏のニューカッスルの陣容を見ると、1トップにはターゲットマンタイプのFWロンドン、FWホセルの起用が濃厚となるため、武藤は左右のウイング、セカンドトップでの起用が想定される。同ポジションではMFアツやMFリッチーといったドリブラーに加え、多彩なプレーの引き出しを持つMFマーフィー、FWアジョセ・ペレスと難敵が揃う。

▽一方、チーム内で一定のポジションを築く岡崎と吉田に関しても今季は再びポジション争いに臨むことに。昨季準主力に甘んじた岡崎に関してはMFマフレズやFWムサがチームを去った一方、MFゲザルとMFマディソンが新たに加入。トップ下を本職とする逸材マディソンは直接のライバルであり、左右のウイングとトップ下でもプレー可能なゲザルも強力なライバルになりそうだ。吉田に関しては190cm超えの長身DFヴェステルゴーアが加入したものの、これまでの信頼やW杯での好パフォーマンス、チームが3バックを採用していることもあり、引き続き主力としての活躍が期待される。

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みんな気づいていた? プレミアリーグが中継時に使用する20クラブのゴールアニメーションを制作、各クラブを象徴したものに

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40歳C・ロナウドが約400億円で3年連続最も稼いだアスリートに! メッシが5位、ドジャース・大谷翔平は9位

アル・ナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(40)が、再び世界で最も稼ぐアスリートとなった。アメリカ『フォーブス』が伝えた。 サッカー界のスーパースターの1人であるC・ロナウド。初めて世界で最も稼ぐアスリートになってから9年。40歳になった中で、3年連続5度目のナンバーワンとなった。 スポルティングCPで才能を見出され、マンチェスター・ユナイテッドで輝きを放ち、レアル・マドリーで全盛期を迎えると、ユベントス、ユナイテッドでプレーし、現在はサウジアラビアのアル・ナスルでプレー。AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)では準決勝で川崎フロンターレに敗れてアジア王者は逃したが、その存在感は健在だ。 サッカー界のNo.1プレーヤーという肩書きは譲りつつあるものの、この1年間で稼いだ金額は推定2億7500万ドル(約399億6000万円)とのこと。これは自己最高記録であり、歴代でも2015年に3億ドル、2018年に2億8500万ドルを稼いだプロボクサーのフロイド・メイウェザーだけとなっている。 内訳としては2億2500万ドル(約326億9000万円)がアル・ナスルとの契約で手にしており、残りの5000万ドル(約72億7000万円)はピッチ外での収入となり、スポンサー契約などの収入と見られている。 サッカー選手ではトップ10にはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)が1億3500万ドル(約196億3000万円)で5位。8位に元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(アル・イテハド)が1億400万ドル(約151億2000万円)でランクイン。トップ50に広げると、フランス代表FWキリアン・ムバッペ(レアル・マドリー)が9000万ドル(約130億9000万円)で16位、ブラジル代表FWネイマール(サントス)が7600万ドル(約110億5000万円)で25位、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)が6200万ドル(約90億1000万円)で34位、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー)が5500万ドル(約80億円)で46位、セネガル代表FWサディオ・マネ(アル・ナスル)が5400万ドル(約78億5000万円)で48位となった。 全体では2位にNBAのゴールデンステート・ウォリアーズのステフィン・カリーで1億5600万ドル(約226億7000万円)、3位にイングランドのプロボクサーであるタイソン・フューリーで1億4600万ドル(約212億2000万円)、4位にNFLのダラス・カウボーイズに所属するダック・プレスコットで1億3700万ドル(約199億1000万円)、5位がメッシとなった。 なお、日本人では9位にはMLBのロサンゼルス・ドジャーズに所属する大谷翔平が唯一入り1億250万ドル(約148億9000万円)。フィールド上で250万ドル(約3億6000万円)、フィールド外で1億ドル(約145億3000万円)を稼いでいるとされている。 <h3>◆最も稼ぐアスリートランキング 2025</h3> 1位:クリスティアーノ・ロナウド(サッカー/ポルトガル/40歳) 総収益:2億7500万ドル(約399億6000万円) 2位:ステフィン・カリー(バスケットボール/アメリカ/37歳) 総収益:1億5600万ドル(約226億7000万円) 3位:タイソン・フューリー(ボクシング/イギリス/36歳) 総収益:1億4600万ドル(約212億2000万円) 4位:ダック・プレスコット(アメリカン・フットボール/アメリカ/31歳) 総収益:1億3700万ドル(約199億1000万円) 5位:リオネル・メッシ(サッカー/アルゼンチン/37歳) 総収益:1億3500万ドル(約196億3000万円) 6位:レブロン・ジェームズ(バスケットボール/アメリカ/39歳) 総収益:1億3380万ドル(約194億4000万円) 7位:フアン・ソト(野球/ドミニカ共和国/26歳) 総収益:1億1400万ドル(約165億8000万円) 8位:カリム・ベンゼマ(サッカー/フランス/36歳) 総収益:1億400万ドル(約151億2000万円) 9位:大谷翔平(野球/日本/歳) 総収益:1億250万ドル(約148億9000万円) 10位:ケビン・デュラント(バスケットボール/アメリカ/35歳) 総収益:1億140万ドル(約147億3000万円) 2025.05.16 17:40 Fri

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