JFA田嶋幸三会長、日本代表新監督選考へ重視したのは「日本のサッカー環境で育った方」
2018.07.26 19:45 Thu
▽日本サッカー協会(JFA)は26日、日本代表の森保一新監督の就任会見を行った。
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)でベスト16入りを果たした日本代表。次なる2022年カタールW杯に向けて同日、U-21日本代表監督を務める森保一氏が就任することを発表した。
▽森保監督による就任会見を前に、JFAの田嶋幸三会長と関塚隆技術委員長が登壇。まずは田嶋幸三会長が、これまでの日本サッカー、そして先日まで行われていたロシア・ワールドカップ(W杯)での戦いを振り返り、今回の新監督を「日本のサッカー環境で育った方」ということを重視したことを明かした。
◆田嶋幸三会長
「このように多くの人に集まっていただき感謝いたします。後ほど新監督の記者会見を実施いたしますが、その前に今回の経緯等について関塚技術委員長と共に説明させて頂きます」
「私たちには2005年宣言があります。サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、人々の心身の健全な発達と社会に貢献する。このことを理念として私たちは活動しています。サッカーの普及に努めて、スポーツをより身近にすることで人々が幸せになれる環境を作り上げる。サッカーの強化に努め、日本代表が世界で活躍することで人々に勇気と希望と感動を与える。まさに日本代表はこのようなことを実現してくれました」
「そして、我々のバリュー、エンジョイ、プレイヤーズファースト、フェア、チャレンジ、リスペクト、まさにこのようなことを私たちが継続していることは、チームに反映されなくてはいけないと思っています。夢、ドリームがあるから強くなれる。このスローガンを糧に日々の活動を行っています。そして、Japan's Wayということを我々は常に言ってきました。私のメールの中にも『Japan's Wayが実現する可能性がありますね』『これをやっていけば世界につながると確信が持てた』というような意見をたくさん頂いております」
「ご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、2006年以降、岡田武史が技術委員長時代にこのJapan's wayというものを作りました。その都度、変化をさせてきています。日本は1993年にJリーグ、2002年にW杯があった中で、世界に追いつけ追い越せ、日本に足りないものはたくさんあるんだ、そういう気持ちで代表の活動に取り組んでまいりました。そして、世界をリスペクトしてそこに追いつけ追い越せだけでは、世界に追いつけることができない、日本の良さを生かして日本らしさを追求し、確立する必要があると考え、これを言っているのが我々のJapan's wayです」
「Japan's wayは世界の中でも秀でている部分、技術力、俊敏性、持久力、組織力、勤勉性、粘り強さ、フェアであることという部分は、我々が思っている以上に評価されていることが、デュソーさんやオシムさん、ザッケローニさん、FIFAのテクニカルレポート等にも記載されています。海外からも認められているということです。それをまず実現してくれたのがなでしこJAPANであり、2011年のワールドカップで優勝してくれました。そしてその後、女子も含めた男子の多くの選手たちがヨーロッパのトップクラブでプレーするようになったのも、このJapan's wayを行ってきたからだと思っています」
「そして今回、足りないものは高めていかなくてはいけない。ただ、それ以上に日本が世界基準と比べてもあるものを伸ばしていく、ということを努める必要があると思っています。それが日本人らしいスタイルを持って戦っていくということだと思っています。そして同じように私たちはオールジャパンで戦っていくということで、分析力(6大会連続でW杯に出場したことで培った力)、コンディショニング、対応力、理解力、オールジャパンの結束力、フェアプレーが優れているというと分析してきました。逆にGKとCBの部分ではもっと努力しないと世界に追いつかないかという分析もしています」
「ボールスピードという部分では芝の長さが若干長いということで少しとまどった部分がありましたが、本当にそういう中でもパワーを持って蹴れるかということは、日本がやらなくてはいけないことだと思っています」
「Japan's wayはシステムを決めたり、戦術を決めるというものではありません。日本人の良さを生かしていくことで発揮される、それがJapan's wayだと思っています。まさにそれを西野朗監督が示してくれたと思っています。そして、日本人の良さを生かした基本、テクニック、攻守に関わり続ける個人戦術、持久力は育成年代でこそ身につけられるものであり、それを共有して取り組まなくてはいけないことは事実です。それを私たちはやってきましたし、これからもやり続けていかなくてはいけないと思っています」
「そして、監督を決める際、日本のサッカーの方向性を決める際に、属人的であってはならないと思っています。それはある監督が来る、その大会が終わるとまた一度下まで下がってから歩み始める、このような形では上に上がっていけません。我々はトルシエ監督、ジーコ監督、ザッケローニ監督、オシム監督、岡田監督、ハリルホジッチ監督、そういう方たちから継続しながら得てきたものを積み重ねて私たちの今があると思っています。西野さんもハリルホジッチ監督時代に技術委員長としてついていたものを積み上げた中で、戦い、今回このような成績をできました」
「もちろんベスト8に入れなかったことは事実ですが、素晴らしい試合を展開したことも事実だと思っています。そして、これを共有するという意味では育成年代にしっかりとベクトルが合っていなければ、この推進力は弱まってしまいます。世界の分析をしながら、我々日本人の良さを出していくことにより、その推進力をより強いものにしていきたいというのが、私たちの考え方です」
「三位一体(日本代表、ユース年代、指導者)、そして普及でサッカー界の底上げをしていく。これが整っていなければ代表チームが強くなることはありません。そして、育成年代をしっかりとやっていくためには指導者をちゃんと育てていかなくてはいけない。このことをやっていかなくてはいけないと思っています」
「Japan's wayの確立というのは、属人的なシステムではありません。三位一体の強化策をしっかりとやっていくこと、90年代に我々は謙虚に学び、世界に追いつけ追い越せとやってきました。それだけではない。日本人の誇りを胸に闘う、これはどちらかではなく、両方ともやっていくことがJapan's wayだと考えています」
「そのために、これは西野技術委員長時代にも日本のサッカーを熟知した、日本のサッカーのシステムを熟知した人が監督に相応しいのではないかと考えてきました。Jリーグが始まって25年。ワールドカップに6大会出ています。そういう中で、日本のサッカー環境で育った方に監督をして頂くことが望ましいのではないかということは、今回のW杯での分析をしたうえでも関塚技術委員長のもとでの結果としても同じ方向が出されました」
「その中で私たちは新しい監督を選んできました。リスペクトをする気持ち、そういうものをしっかりと私たちは継続して、推進していきたいと思います」
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)でベスト16入りを果たした日本代表。次なる2022年カタールW杯に向けて同日、U-21日本代表監督を務める森保一氏が就任することを発表した。
▽森保監督による就任会見を前に、JFAの田嶋幸三会長と関塚隆技術委員長が登壇。まずは田嶋幸三会長が、これまでの日本サッカー、そして先日まで行われていたロシア・ワールドカップ(W杯)での戦いを振り返り、今回の新監督を「日本のサッカー環境で育った方」ということを重視したことを明かした。
「このように多くの人に集まっていただき感謝いたします。後ほど新監督の記者会見を実施いたしますが、その前に今回の経緯等について関塚技術委員長と共に説明させて頂きます」
「私たちには2005年宣言があります。サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、人々の心身の健全な発達と社会に貢献する。このことを理念として私たちは活動しています。サッカーの普及に努めて、スポーツをより身近にすることで人々が幸せになれる環境を作り上げる。サッカーの強化に努め、日本代表が世界で活躍することで人々に勇気と希望と感動を与える。まさに日本代表はこのようなことを実現してくれました」
「残念ながらベスト8に進むことはできませんでしたが、日本にサッカーで盛り上がるという雰囲気を作ってくれました。常にフェアプレーの精神を持ち、国内、世界との友好を深め、国際社会に貢献する。私たちがポーランド戦の後にベスト16に入ったのは、まさにフェアプレーでした。セネガルと比較してイエローカードが少なかったこと、これは我々ミュージアムの地下2階に来ていただければ分かる通り、フェアプレー賞は本当に多く頂いております。そういうこと、我々がやってきたことが間違いでなかったことは明らかだと思っています」
「そして、我々のバリュー、エンジョイ、プレイヤーズファースト、フェア、チャレンジ、リスペクト、まさにこのようなことを私たちが継続していることは、チームに反映されなくてはいけないと思っています。夢、ドリームがあるから強くなれる。このスローガンを糧に日々の活動を行っています。そして、Japan's Wayということを我々は常に言ってきました。私のメールの中にも『Japan's Wayが実現する可能性がありますね』『これをやっていけば世界につながると確信が持てた』というような意見をたくさん頂いております」
「ご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、2006年以降、岡田武史が技術委員長時代にこのJapan's wayというものを作りました。その都度、変化をさせてきています。日本は1993年にJリーグ、2002年にW杯があった中で、世界に追いつけ追い越せ、日本に足りないものはたくさんあるんだ、そういう気持ちで代表の活動に取り組んでまいりました。そして、世界をリスペクトしてそこに追いつけ追い越せだけでは、世界に追いつけることができない、日本の良さを生かして日本らしさを追求し、確立する必要があると考え、これを言っているのが我々のJapan's wayです」
「Japan's wayは世界の中でも秀でている部分、技術力、俊敏性、持久力、組織力、勤勉性、粘り強さ、フェアであることという部分は、我々が思っている以上に評価されていることが、デュソーさんやオシムさん、ザッケローニさん、FIFAのテクニカルレポート等にも記載されています。海外からも認められているということです。それをまず実現してくれたのがなでしこJAPANであり、2011年のワールドカップで優勝してくれました。そしてその後、女子も含めた男子の多くの選手たちがヨーロッパのトップクラブでプレーするようになったのも、このJapan's wayを行ってきたからだと思っています」
「そして今回、足りないものは高めていかなくてはいけない。ただ、それ以上に日本が世界基準と比べてもあるものを伸ばしていく、ということを努める必要があると思っています。それが日本人らしいスタイルを持って戦っていくということだと思っています。そして同じように私たちはオールジャパンで戦っていくということで、分析力(6大会連続でW杯に出場したことで培った力)、コンディショニング、対応力、理解力、オールジャパンの結束力、フェアプレーが優れているというと分析してきました。逆にGKとCBの部分ではもっと努力しないと世界に追いつかないかという分析もしています」
「ボールスピードという部分では芝の長さが若干長いということで少しとまどった部分がありましたが、本当にそういう中でもパワーを持って蹴れるかということは、日本がやらなくてはいけないことだと思っています」
「Japan's wayはシステムを決めたり、戦術を決めるというものではありません。日本人の良さを生かしていくことで発揮される、それがJapan's wayだと思っています。まさにそれを西野朗監督が示してくれたと思っています。そして、日本人の良さを生かした基本、テクニック、攻守に関わり続ける個人戦術、持久力は育成年代でこそ身につけられるものであり、それを共有して取り組まなくてはいけないことは事実です。それを私たちはやってきましたし、これからもやり続けていかなくてはいけないと思っています」
「そして、監督を決める際、日本のサッカーの方向性を決める際に、属人的であってはならないと思っています。それはある監督が来る、その大会が終わるとまた一度下まで下がってから歩み始める、このような形では上に上がっていけません。我々はトルシエ監督、ジーコ監督、ザッケローニ監督、オシム監督、岡田監督、ハリルホジッチ監督、そういう方たちから継続しながら得てきたものを積み重ねて私たちの今があると思っています。西野さんもハリルホジッチ監督時代に技術委員長としてついていたものを積み上げた中で、戦い、今回このような成績をできました」
「もちろんベスト8に入れなかったことは事実ですが、素晴らしい試合を展開したことも事実だと思っています。そして、これを共有するという意味では育成年代にしっかりとベクトルが合っていなければ、この推進力は弱まってしまいます。世界の分析をしながら、我々日本人の良さを出していくことにより、その推進力をより強いものにしていきたいというのが、私たちの考え方です」
「三位一体(日本代表、ユース年代、指導者)、そして普及でサッカー界の底上げをしていく。これが整っていなければ代表チームが強くなることはありません。そして、育成年代をしっかりとやっていくためには指導者をちゃんと育てていかなくてはいけない。このことをやっていかなくてはいけないと思っています」
「Japan's wayの確立というのは、属人的なシステムではありません。三位一体の強化策をしっかりとやっていくこと、90年代に我々は謙虚に学び、世界に追いつけ追い越せとやってきました。それだけではない。日本人の誇りを胸に闘う、これはどちらかではなく、両方ともやっていくことがJapan's wayだと考えています」
「そのために、これは西野技術委員長時代にも日本のサッカーを熟知した、日本のサッカーのシステムを熟知した人が監督に相応しいのではないかと考えてきました。Jリーグが始まって25年。ワールドカップに6大会出ています。そういう中で、日本のサッカー環境で育った方に監督をして頂くことが望ましいのではないかということは、今回のW杯での分析をしたうえでも関塚技術委員長のもとでの結果としても同じ方向が出されました」
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