W杯決勝のPK判定に疑問も…G・ネビル氏が優勝したフランスを称賛「今大会のベストチームが勝った」

2018.07.16 12:31 Mon
元イングランド代表のギャリー・ネビル氏は、ベストチームがワールドカップを制したとフランス代表を称賛した。

15日に行われたワールドカップ決勝でフランス代表はクロアチア代表と対戦。オウンゴールで先制に成功したフランス代表は、一時は同点とされるもビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の力を借りてPKから勝ち越しに成功する。その後もポール・ポグバ、キリアン・ムバッペが得点を重ね、4-2で勝利したフランス代表が1998年以来となる2度目の優勝を飾った。

この試合について『ITV』で解説を務めたネビル氏は「前半のペナルティの場面に関しては少しばかり不透明だが、全体を通してベストなチームが勝った」とVARによるPKの判定を少しばかり厳しいと考えているものの、終始クロアチア代表を圧倒したフランス代表の優勝を評価した。

「リオネル・メッシ擁するアルゼンチンを破り、ルイス・スアレスとディエゴ・ゴディンのいるウルグアイをも圧倒した。エデン・アザール、ケビン・デ・ブライネ、ロメル・ルカクのベルギーも破った。彼らは全てを通り抜け、どんな状況の試合にも勝利した」

一方の敗れはしたもここまで素晴らしい躍進を遂げたクロアチア代表について「クロアチアは称賛に値するが、この試合はミドル級対ヘビー級の戦いのようだった。フランスが終始打撃を加え、パワフルだった」と決勝戦では実力差が明白だったと主張。

「我々はスペインやペップ・グアルディオラが成果を残してきたからポゼッションサッカーが試合を支配すると考えてきたが、このワールドカップで少しばかりその考えが変わったと思う。フランスのカウンターアタックは、ポゼッションサッカーに大きなダメージを与えた。彼らは今大会のベストチームで、優勝に値したんだ」


提供:goal.com

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