ネイマールを強く抱き寄せたアンリのやさしさ…母国との対戦が決まった複雑な心境の中でも相手を気遣う
2018.07.07 21:35 Sat
現役時代にフランス代表やアーセナル、バルセロナなどで活躍したティエリ・アンリ氏が、ブラジル代表FWネイマールに対して見せた行動が称賛されている。
現在ベルギー代表のコーチを務めているフランス代表のレジェンドであるアンリ氏は、FWロメル・ルカクのプレーに影響を与えていることが報じられるなど、その仕事ぶりが評価されている。そんな中、6日にはベルギー代表がロシア・ワールドカップ準々決勝でブラジル代表と対戦。セレソンに対して2-1で勝利し、ベスト4入りを決めた。
しかし同時に、アンリ氏にとって次の準決勝で対戦する相手が母国のフランスとなることが決まった。ホイッスルが鳴った瞬間の心境は複雑なものがあったことが推測されたが、アンリ氏は試合後、失意の中にいた相手エースのネイマールを強く抱き寄せ、慰めた。
アンリ氏も現役時代、フランス代表のエースとして多くの責任を背負う立場だった。バルセロナでプレーしたという共通点もあるネイマールが抱える“王国のエース”としてW杯を戦う重圧を理解しているからこその行為だろう。それでも、自らが難しい心境を抱える中で相手を気遣うことができるのは、アンリ氏の人間性の素晴らしさを改めて示す場面となった。
提供:goal.com
現在ベルギー代表のコーチを務めているフランス代表のレジェンドであるアンリ氏は、FWロメル・ルカクのプレーに影響を与えていることが報じられるなど、その仕事ぶりが評価されている。そんな中、6日にはベルギー代表がロシア・ワールドカップ準々決勝でブラジル代表と対戦。セレソンに対して2-1で勝利し、ベスト4入りを決めた。
しかし同時に、アンリ氏にとって次の準決勝で対戦する相手が母国のフランスとなることが決まった。ホイッスルが鳴った瞬間の心境は複雑なものがあったことが推測されたが、アンリ氏は試合後、失意の中にいた相手エースのネイマールを強く抱き寄せ、慰めた。
アンリ氏も現役時代、フランス代表のエースとして多くの責任を背負う立場だった。バルセロナでプレーしたという共通点もあるネイマールが抱える“王国のエース”としてW杯を戦う重圧を理解しているからこその行為だろう。それでも、自らが難しい心境を抱える中で相手を気遣うことができるのは、アンリ氏の人間性の素晴らしさを改めて示す場面となった。
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