「なぜノイアー?」「エジルが行方不明」王者ドイツが敗退した10の理由をスペイン紙が分析
2018.06.30 12:30 Sat
スペイン紙『マルカ』は、ドイツ代表がロシア・ワールドカップのグループリーグで敗退した理由を分析している。
2014年のブラジルW杯を制したドイツだが、今大会では初戦でメキシコに敗れる最悪のスタート。2戦目のスウェーデン戦こそ土壇場の決勝弾でモノにしたが、最終節で韓国に黒星を喫し、屈辱のグループ最下位で大会をあとにした。
前回王者がグループリーグで姿を消すのはこれが3大会連続となる。ドイツのヨアヒム・レーブ監督はかねてより、「スペインは2010年大会で優勝したが、同じようなチームで臨んだ2014年はグループリーグで敗退した。2014年大会で優勝した我々は改革しなければならない」と警鐘を鳴らしていたが、敗退の憂き目にあった。
スペイン紙『マルカ』は、以下の10項目をドイツ失敗の理由としている。
1.マッツ・フンメルスとジェローム・ボアテングの脆弱さ
フンメルスは負傷し、ボアテングはスウェーデン戦で退場した。
2.リロイ・サネの不在
サネの代表落選は不可解。ウインガーの彼がいれば、より幅を取ることができた。
3.攻撃の基準点となる選手の不在
ドイツは今大会だけでなく、予選の時から絶対的なストライカーがいなかった。
4.ヨシュア・キミヒへの依存
予選で最高の9アシストを記録したキミヒを相手に抑えられ、攻撃面で影響力を出せなかった。
5.トニ・クロースの孤立
ビルドアップの責任をクロースが背負い過ぎた。サミ・ケディラは彼のサポートを怠った。
6.雑音の多さ
メスト・エジルとイルカイ・ギュンドアンはトルコ大統領を表敬訪問して物議を醸した。
7.なぜマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンではなくマヌエル・ノイアーだったのか
負傷明けとしては頑張ったノイアーだが、バルセロナで輝いていたテア・シュテーゲンを差し置いて先発させたレーブの判断は理解しがたい。
8.エネルギーを欠いたチーム
ユリアン・ドラクスラーとサミ・ケディラに代表されるように、チームのフィットネスが万全ではないようだった。
9.エジルとトーマス・ミュラーはどこにいたのか?
ドイツの攻撃をけん引することが求められるエジルとミュラーが完全に行方不明だった。
10.レーブの判断ミス
2014年大会を制した大物に頼り、いくつかの修正を試みたが移行は困難を伴った。
提供:goal.com
2014年のブラジルW杯を制したドイツだが、今大会では初戦でメキシコに敗れる最悪のスタート。2戦目のスウェーデン戦こそ土壇場の決勝弾でモノにしたが、最終節で韓国に黒星を喫し、屈辱のグループ最下位で大会をあとにした。
前回王者がグループリーグで姿を消すのはこれが3大会連続となる。ドイツのヨアヒム・レーブ監督はかねてより、「スペインは2010年大会で優勝したが、同じようなチームで臨んだ2014年はグループリーグで敗退した。2014年大会で優勝した我々は改革しなければならない」と警鐘を鳴らしていたが、敗退の憂き目にあった。
スペイン紙『マルカ』は、以下の10項目をドイツ失敗の理由としている。
1.マッツ・フンメルスとジェローム・ボアテングの脆弱さ
フンメルスは負傷し、ボアテングはスウェーデン戦で退場した。
2.リロイ・サネの不在
サネの代表落選は不可解。ウインガーの彼がいれば、より幅を取ることができた。
3.攻撃の基準点となる選手の不在
ドイツは今大会だけでなく、予選の時から絶対的なストライカーがいなかった。
4.ヨシュア・キミヒへの依存
予選で最高の9アシストを記録したキミヒを相手に抑えられ、攻撃面で影響力を出せなかった。
5.トニ・クロースの孤立
ビルドアップの責任をクロースが背負い過ぎた。サミ・ケディラは彼のサポートを怠った。
6.雑音の多さ
メスト・エジルとイルカイ・ギュンドアンはトルコ大統領を表敬訪問して物議を醸した。
7.なぜマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンではなくマヌエル・ノイアーだったのか
負傷明けとしては頑張ったノイアーだが、バルセロナで輝いていたテア・シュテーゲンを差し置いて先発させたレーブの判断は理解しがたい。
8.エネルギーを欠いたチーム
ユリアン・ドラクスラーとサミ・ケディラに代表されるように、チームのフィットネスが万全ではないようだった。
9.エジルとトーマス・ミュラーはどこにいたのか?
ドイツの攻撃をけん引することが求められるエジルとミュラーが完全に行方不明だった。
10.レーブの判断ミス
2014年大会を制した大物に頼り、いくつかの修正を試みたが移行は困難を伴った。
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