ミラン、コンミッソ氏へのクラブ売却は白紙に!?
2018.06.28 04:40 Thu
▽イタリアメディアは現地時間26日、アメリカの実業家ロッコ・コンミッソ氏へのクラブ売却が間近だと報じていた。だが、その翌日には取引が破談になったと伝えている。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが報じた。
▽UEFAは27日、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)に抵触したミランからヨーロッパリーグ出場権をはく奪した。チームにとってもファンにとっても不安な夏となっている。
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▽ミランの現オーナーであるヨンホン・リー氏は、15~20%の株式を残してコンミッソ氏に譲渡し、筆頭株主がかわる見込みだった。しかし、ヨンホン・リー氏は直前で25~30%を残すことを要求。そうでなければ取引に応じない姿勢になったという。▽取引が完全に消えたわけではないものの、前日の報道で決定的と言われていたクラブ売却はかなり可能性が低くなったとみられている。一部メディアは、コンミッソ氏がほかのイタリアのクラブの買収を検討するとも報じた。PR
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