「才能は無視できない」スペインメディア、日本は“格下”も、欧州組の実績に注目

2018.06.12 13:30 Tue
2018FIFAワールドカップ・ロシアに挑む日本代表について、スペインメディアが分析している。

スペイン『ABC』は「サムライブルーはロシアで誇りを守れるか」というタイトルで、日本代表について次のように伝えた。

「ロシアW杯において、日本はグループHの中で最も格下のチームと目される。それでも、日本が抱えている才能は無視できるものではない」

「西野朗監督に変わり、ロシアW杯を前に決して順調な状況ではない中、自分たちの信じるスタイルを磨こうとしている」

その一方で「明らかに弱点があるものの、アジアの代表チームとして、6大会連続でW杯に出場しており、もはやW杯常連チームの1つとなった。また、ヨーロッパのクラブで実績を残している選手が多数いることもあり、チームとしての質も向上している。サプライズを巻き起こす可能性があるかもしれない」と報道。中心選手としては本田圭佑、乾貴士、長友佑都の3人をピックアップし、次のように紹介している。

「本田圭佑は日本にとってコンパスのような存在。日本はミランで3年間プレーしたこのレフティーへの依存度が高い。パチューカのMFは試合において優れたプレービジョンを持っていて、プレースキックの場面では、そのキックは貴重な武器になるだろう」

「乾貴士は本田にとって、最高の味方の1人と言える。ロシアW杯においては、攻撃をリードする1つのポイントとなるだろう。創造性にたけ、足下のテクニックが優れていることもあり、相手守備陣にとって脅威の存在となる。彼はエイバルでも実績を残し、すでにベティスへの移籍を決めている」

「長友佑都は右利きだが、左サイドバックで実績を残している。90分間に渡ってフィールドを上下動し、攻撃面でも守備面でもチームに多大な貢献を果たす。彼は攻撃面でもアシスト能力が高く、攻撃参加にためらいを見せない。この日本人はインテルで長らくプレーしている」

ミランとインテルで実績のある本田と長友、またスペインでプレーしている乾の3人。これもスペインメディアならではのチョイスとなっているようだ。

 
提供:goal.com

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