ユーベ、カンセロ獲得に動きを加速もバレンシアの値上げで交渉難航か

2018.06.08 22:15 Fri
Getty Images
ユベントスがDFジョアン・カンセロ(24)の獲得を真剣に検討しているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

▽2017-18シーズンにインテルで活躍したカンセロだが、レンタル元であるバレンシアの要求額が高く、完全移籍は成立していない。そこで、マンチェスター・ユナイテッドのイタリア代表DFマッテオ・ダルミアン(28)の獲得が微妙になっているユベントスが関心を強めている。

▽インテルは3500万ユーロ(約45億円)で獲得できる状態だったが、ファイナンシャル・フェアプレーに抵触するおそれがあるため動けなかった。ユベントスは当初、サウサンプトン所属のガボン代表MFマリオ・レミナ+1700万ユーロ(21億円)という条件をオファーしたが、現在のバレンシアの要求は4500万ユーロ(約57億円)だという。
▽これはウォルバーハンプトンが獲得に費やすとしている額とのことで、バレンシアとしてはなるべく高値で売りたい。ただ、選手がチャンピオンズリーグ出場を希望しているという点でユベントスには付け入るチャンスがあり、完全移籍を前提としたレンタルを提案しているようだ。

▽カンセロは右サイドバックのほか、3トップのウイングとして起用することもできる。すでにイタリアで活躍できることは証明した。ユベントスとバレンシアの交渉の行方に注目だ。

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40歳でCL最年長ゴールのペペや約4年ぶりに復帰のブラガFWブルマらポルトガル代表招集【ユーロ2024予選】

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再び残留希望を強めたシュチェスニー、クラブに失望したハイセンとデ・シリオ…ユベントスが抱える「3つの緊張」とは

イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、ユベントス内部には「3つの緊張」があるという。 ユベントスは今夏、ブラジル代表MFドウグラス・ルイス(26)、フランス代表MFケフラン・テュラム(23)、イタリア人GKミケーレ・ディ・グレゴリオ(26)などといった即戦力を獲得。 しかし、昨季中から「今夏の目玉」と言われてきたアタランタのオランダ代表MFトゥン・コープマイネルス(26)獲得には至らず。実現にはU-23アルゼンチン代表FWマティアス・スーレ(20)の売却による収益が必要だという。 そんななか、ディ・グレゴリオの加入に伴い、守護神の座を明け渡すことになるとされるのが、チームリーダーの1人でもあるポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニー(34)。 世代交代を図るユーベが根気強く続けてきたアル・ナスルへのシュチェスニー売却交渉は破談し、一時は不本意ながらも退団を覚悟していた選手本人が、破談により再び残留の意志を固くしているとされる。 また、昨季後半戦でローマへ武者修行していたU-21スペイン代表DFディーン・ハイセン(19)が、ユーベに対して失望しているとのこと。 昨季途中に下部組織から昇格し、ローマでの経験を経た今夏の本格的なトップチーム入りを期待していたそうだが、早々と移籍リストに入れられたことに呆れ、今やビッグクラブ移籍で気持ちが決まっているという。 また、古参の元イタリア代表DFマッティア・デ・シリオ(31)は、ドイツでのプレシーズン遠征メンバーから外されたことに失望。状況からして構想外なのは明白だが、こちらはモンツァへの移籍が濃厚とみられている。 残留ひいては「ユーベで引退」の意志が強いシュチェスニー、退団に傾くハイセンとデ・シリオ。ユベントスにとってとりわけ難しそうなのは、シュチェスニーへの対応か。 2024.07.23 15:25 Tue

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