白石隼也の思い出のクラシコは「13-14の国王杯決勝」 松田るか、クラシコは「めちゃくちゃヤバい試合」

2018.05.05 14:30 Sat
©超ワールドサッカー
▽WOWOWは4日、『緊急開催!クラシコ歴代ドラフト会議』と題して、歴代のクラシコ出場選手の中から最高のメンバーをドラフト会議で選抜する異色のスポーツバラエティ番組を放送した。

▽今回の放送には、WOWOW解説者でもあり元日本代表でもある都並敏史さん、北澤豪さん、番組MCを務めるヒデの相方であるペナルティのワッキーさん、俳優で大のサッカー好きである白石隼也さん、「リーガダイジェストNEXT」のアシスタントを務めるリーガールの松田るかさん、そして、メキシコのパチューカに所属する日本代表MF本田圭佑のモノマネでおなじみのじゅんいちダビッドソンさんがイレブンを選んだ。

▽収録後、白石隼也さん、松田るかさん、じゅんいちダビッドソンさんが報道陣の囲み取材に応対。今回の収録を振り返ると共に、クラシコの魅力を語った。

──収録を振り返って
松田るか(以下、松田)「私は選手が何利きだとかまでは把握できていないので、とにかくビジュアルで選んで、後はマーケティング的な観点で北澤さんに全部任せようと思っていました」
「本当は、キーパーにカシージャスが欲しかったんですが、獲れなかったらテア・シュテーゲンにしようと話していました」

「昨日も(3日)も『リーガダイジェストNEXT』で北澤さんとご一緒させていただいていて、結構作戦会議ができたので、それが良かったんじゃないかなと思います」
(C)CWS Brains,LTD.

──今回の収録で楽しかった部分は
白石隼也(以下、白石)「今回は21世紀以降の選手だったので、僕が小さい頃からずっと見てきた選手から選ぶということで、非常に懐かしい選手だったり、幼少期に僕がサッカーやっているときにプレーを真似した選手がいたので、凄く楽しかったです」
──どの選手の真似をされていましたか
白石「フィーゴとかクアレスマとかジダンとか…そういった選手のドリブルを真似して良くやっていました」

──本田選手として収録の感想は
じゅんいちダビッドソン(以下、じゅんいち)「そうですね。僕自身、レアルでプレーするっていうイメージを描いたことがあるという中で、番組に参加させてもらったんですけど、バルサvsレアルのどっちが勝つかという事以上に、本田で答えるべきなのか、じゅんいちなのか、そこのせめぎ合いに一番苦労しました」

──リーガールとして1年間やられてきた感想は
松田「最初の頃は選手名もちゃんと知らず、イブラヒモビッチがまだバルサに居ると思っていたぐらいのレベルでしたが、選手の名前を覚えられたこと、この選手のこれがめっちゃ凄いというのが何となくわかってきているので、前回よりも(クラシコが)楽しみになりました」

「前回も良く分からないけど凄い試合だと言われて、そう思って観ていました。今回は、レアルが勝つと面白いけど、バルサも無敗だしな…とちょっと通ブレました」

──当初、同じ名前のルカ・モドリッチが好きだと言っていましたが、現在はいかがですか
松田「やっぱりモドリッチで変わりないです。なぜか、仲間だと思っています」

──思い出のクラシコは
白石「たくさんありますが、国王杯決勝(2013-14)のベイルが独走で決めたゴールが印象的です。あのシーズンにレアルにはベイルが来て、バルサにはネイマールが来て、新しいスターが北中で、ベイルの独走は覚えています」

「確か、リーグ戦のクラシコではネイマールが決めていたので、新しい2人のうちベイルもやったかという印象があります」
(C)CWS Brains,LTD.

──今回のクラシコでもドリブルの選手は注目ですか
白石「バルサはイニエスタがいなくなるので、新しい世代で誰が来るのかと考えると、コウチーニョがそういった役割かなと思うので、コウチーニョに期待しています」

──今日のパフォーマンスの出来は
じゅんいち「これだけサッカーが詳しい人が集まった中で、僕がサッカーを本気でチームを作るということではなかったので、面白いチームを作ろうと事前にやっていました」

「都並さんとどうせグチャグチャになるだろうなと思っていて、今日の収録に入ったらいがみ合いになって面白い感じになったなと思ったんですが、15分、20分ぐらいたったときに2時間は持たないなと思って、だんだん合わせていくようになりました」

「ピンポイントで本田選手のボケをすることで、改めて本田は頼れるなと思いました」
(C)CWS Brains,LTD.

──クラシコの魅力を初めて観る方に
松田「めちゃくちゃヤバいチームと、めちゃくちゃヤバいチームが対戦するので、それはめちゃくちゃヤバい試合になります。あとは、本当にアニメやゲームを見ている様な試合になります。エンターテインメントとしても楽しめるかなと。分からなくても凄いと思うことが起きるので、一回観てみろと。話はそれからだという感じです」

白石「レアルとバルサという世界で1、2のチームが在籍するリーグで、ハイレベルな試合が観られるリーグだと思います。今回のクラシコでは、世界でもトップレベルのイニエスタという選手が最後になるので、非常に注目度もあると思います。サッカーやっているちびっ子だったりにはたくさん観てもらいたいです」

じゅんいち「今何を求められているのかということを瞬時に判断して、じゅんいちで答えたり、パッと本田選手に切り替えたり、そういったことができるんで……あ、自分の魅力を言っていました(笑)」

──ドラフト会議で選手を獲られましたが、本当は欲しかった選手はいますか
松田「ベイルが欲しかったです。カッコイイ」

白石「ベイルはカッコイイんだ」

松田「カッコよくないですか?」

白石「結構別れるのかなと」

じゅんいち「悪役っぽいかっこよさですかね」

白石「僕は、ロベカル、カンナバーロ、カシージャス、ダニ・アウベス辺りですかね」

松田「今回の写真はバルサがあんまりかっこよくない写真が多く使われてません? 写真も悪かったかもしれない(笑)」

じゅんいち「僕は長友を獲るというボケを言いそびれました(笑)」

バルセロナの関連記事

バルセロナのジョアン・ラポルタ会長がハンジ・フリック監督の契約延長に改めて言及した。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 15日、ラ・リーガ第36節が行われ、バルセロナはアウェイでエスパニョールと対戦。同じ街のライバルであるエスパニョールとのダービーでは勝てばリーグ優勝が決まる中、前半はゴールレスに。それで 2025.05.16 20:20 Fri
バルセロナのスペイン代表MFフェルミン・ロペスが、リーグ制覇を喜んだ。 15日、ラ・リーガ第36節が行われ、バルセロナはアウェイでエスパニョールと対戦した。 同じ街のライバルであるエスパニョールとの対戦。勝てばリーグ優勝が決まる中、前半はゴールレスに。それでも後半に入ると、53分にヤマルが先制ゴール。後半ア 2025.05.16 15:25 Fri
インテル・マイアミは15日、元スペイン代表DFジョルディ・アルバ(36)との契約延長を発表した。契約期間は2027年末までとなる。 新契約にサインしたジョルディ・アルバは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「契約を更新できることを嬉しく思っている。なぜなら、僕には今後もプレーを続けたいという気持ちがあ 2025.05.16 13:30 Fri
バルセロナのブラジル代表FWハフィーニャがラ・リーガ優勝にコメントした。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 15日、ラ・リーガ第36節が行われ、バルセロナはアウェイでエスパニョールと対戦した。 同じ街のライバルであるエスパニョールとの対戦。勝てばリーグ優勝が決まる中、前半はゴールレスに。それでも後半 2025.05.16 12:05 Fri
バルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルがラ・リーガ優勝にコメントした。 15日、ラ・リーガ第36節が行われ、バルセロナはアウェイでエスパニョールと対戦した。 同じ街のライバルであるエスパニョールとの対戦。勝てばリーグ優勝が決まる中、前半はゴールレスに。それでも後半に入ると、53分にヤマルが先制ゴール。後 2025.05.16 11:05 Fri

バルセロナの人気記事ランキング

1

「ほぼバルサの同窓会」「5人もいるのすごい」インテル・マイアミ来日パーティーに集まった豪華面々にファン興奮「これは夢ですか?」

6日、来日しているインテル・マイアミの来日記念パーティーが開催。集まった豪華メンバーに注目が集まっている。 元イングランド代表MFのデイビッド・ベッカム氏が共同オーナーを務めるメジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミ。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシをはじめ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツ、DFジョルディ・アルバと元バルセロナの選手が多く所属している。 そのインテル・マイアミは、2024シーズンの開幕を前にプレシーズンツアーを実施。アル・ヒラル、アル・ナスルのサウジアラビア勢と戦った後、4日に香港選抜チームと対戦。7日には「Inter Miami in Tokyo 2024」にて国立競技場でヴィッセル神戸と対戦することとなっている。 6日の昼には、神戸戦に向けた記者会見も実施されていたなか、夜には来日記念パーティーが開催。「Inter Miami in Tokyo 2024」の公式X(旧ツイッター)がその様子を伝えている。 最高額は1人300万円というスペシャル・エクスペリエンス・シートのチケットを持っている一般の参加者もいる中、パーティーには、インテル・マイアミの選手だけでなく、メッシらとバルセロナでも一緒にプレーし、神戸でもプレーしていた元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(現エミレーツ・クラブ)や神戸の三木谷浩史代表取締役会長の姿もあった。 豪華メンバーの集まりには、ファンも「ほぼバルサの同窓会じゃん」、「これは夢ですか?」、「当時のスタメン5人が式典に居るって凄いです」、「メンツえぐすぎる」とコメント。3冠達成を果たした2014-2015シーズンなどバルセロナの黄金期の主力を担った選手たちの再会に喜びの声を寄せている。 <span class="paragraph-title">【写真】来日パーティーにバルサ黄金期のメンバーが集結!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">来日パーティー、始まりました<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%B7?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#メッシ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%96%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%84?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ブスケツ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B9%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%B9?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#スアレス</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#アルバ</a> そして対戦相手の <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%AB%E7%A5%9E%E6%88%B8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ヴィッセル神戸</a> で昨年までプレーした <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A4%E3%83%8B%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%82%BF?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#イニエスタ</a> と、<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%AB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ヴィッセル</a> のオーナーである <a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%B8%89%E6%9C%A8%E8%B0%B7%E6%B5%A9%E5%8F%B2?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#三木谷浩史</a> 会長にも出席いただいております<a href="https://twitter.com/InterMiamiCF?ref_src=twsrc%5Etfw">@InterMiamiCF</a> <a href="https://twitter.com/andresiniesta8?ref_src=twsrc%5Etfw">@andresiniesta8</a> <a href="https://t.co/iDlHv7q76K">pic.twitter.com/iDlHv7q76K</a></p>&mdash; 【公式】Inter Miami in TOKYO 2024 (@IM_Tokyo2024) <a href="https://twitter.com/IM_Tokyo2024/status/1754835689357930802?ref_src=twsrc%5Etfw">February 6, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.02.07 11:05 Wed
2

浦和がバルサ、リバプールと並ぶ!! 『世界の熱狂的なサポーター5選』に浦和サポーターが選出!

▽世界各国のフットボールシーンにおいて、熱狂的なサポーターを抱えることで知られるクラブがいくつかある。日本を代表する熱狂的なサポーターと言えば、浦和レッズサポーターだが、『Fox Sports』が選ぶ『世界の熱狂的なサポーター5選』に見事選ばれた。 ▽浦和が選ばれた『世界の熱狂的なサポーター5選』には、リーベル・プレート(アルゼンチン)、ガラタサライ(トルコ)、リバプール(イングランド)、バルセロナ(スペイン)が入っており、浦和サポーターは世界でも“熱狂的”なファンで知られるクラブと肩を並べることとなった。 ▽浦和については「Jリーグの20シーズン中、14シーズンで最高の平均入場者数を誇り、サポーターが作る最高のコレオグラフィーがある」と紹介。「次東京に行く際は、埼玉スタジアムでの試合を観て欲しい」と、観戦を勧めている。以下、4クラブのサポーターの特徴を紹介。 ◆リーベル・プレート(アルゼンチン) ▽リーベル・プレートは、アルゼンチンで最もサポーターが多いクラブの1つで、ボカ・ジュニアーズとの激しいライバル関係は有名だ。ロス・ミジョナリオス(億万長者)の愛称でも知られ、ボカ・ジュニアーズとのダービーは、死人が出るほどの激しい試合になるとも言われている。 ◆ガラタサライ(トルコ) ▽ガラタサライは、ファンの大声援が地響きを起こすとも称されるほど。悪名高い「Wellcome to Hell(地獄へようこそ)」というバナーは広く知られている。1993年のマンチェスター・ユナイテッド戦、2001年のパリ・サンジェルマン戦ではサポーターが衝突し、まさに“地獄”となってしまった。 ◆リバプール(イングランド) ▽サポーターを「12人目の男」と考えるリバプール。「You'll Never Walk Alone」の大合唱は有名であり、スタジアムが素晴らしい雰囲気で包まれる。2005年のチャンピオンズリーグ決勝のミラン戦では、ビハインドで迎える後半にサポーターの大声援が選手の背中を後押しし、逆転での優勝に繋がったとも。 ◆バルセロナ(スペイン) ▽かつては「ソシオ」がチームを支えるほど、サポーターとの関係が重要視されているバルセロナ。近年、胸スポンサーを入れるようになったが、それまではサポーターの会員費と入場料収入でクラブは運営されていた。かつて、レアル・マドリーへ禁断の移籍をしたルイス・フィーゴが凱旋した時には、豚の頭が投げ込まれるほど熱狂的だ。 2017.10.12 22:45 Thu
3

マジョルカ相手に前半だけでハットトリックの若きメッシがカメラに向かって決めポーズ【ハットトリック・ヒーローズ】

サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い) サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。 今回は、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが2011年10月29日に行われたラ・リーガ第11節のマジョルカ戦で決めたハットトリックだ。 <div id="cws_ad">◆若きメッシがカメラに向かってウインク<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiIxeG9SMnRsTCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 当時24歳のメッシは、FWダビド・ビジャ、FWイサック・クエンカと3トップを組み先発出場。13分に、相手のハンドからPKのチャンスを獲得すると、これをゴール右上に蹴り込み先制点を記録する。 ゴールを決めたメッシは、テレビカメラに向かって右手親指を立て、人さし指、中指と続けて3カウントした後にカメラを指す、新ゴールパフォーマンスも披露。 すると、21分には左からの折り返しを冷静に右足で流し込み、早くも2点目記録した。止まらないメッシは、30分にも右サイドのDFダニエウ・アウベスからのアーリークロスに抜け出し、それをダイレクトで沈め、前半の30分だけでハットトリックを決めてしまった。 髭のないスッキリした顔に、楽しそうなゴールパフォーマンスと、今よりも少し若さを感じさせるメッシだったが、フットボールの実力は当時から圧倒的だった。 2020.07.20 11:00 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly