クレスポ氏が古巣ミランとインテルに注目…ガットゥーゾには感激「嬉しいばかり」

2018.04.04 13:10 Wed
現役時代、インテルミランで活躍した元アルゼンチン代表のエルナン・クレスポ氏が2日、イタリアメディア『プレミアムスポーツ』のインタビューに応じ、ミラノダービーで対戦する2クラブについて見解を示した。

2012年に現役生活を退いたクレスポ氏は現在、古巣のセリエBパルマで親善大使を務めるが、4日に行われるミラノダービーで激突するミランおよびインテルについて語った。まずは両指揮官について言及している。長いキャリアを誇り、誰もがその仕事ぶりを知るルチアーノ・スパレッティについては多くを語る必要はないと判断。一方、同年代のジェンナーロ・ガットゥーゾの活躍には喜びをのぞかせた。

「ガットゥーゾについては、僕はただ嬉しいばかりだよ。偉大な元プレーヤーなら、チャンスさえ訪れれば上手くやれることを証明してくれた。スパレッティについては、真新しいことはほとんどない。彼のキャリアについては話す必要もないだろう」

続いてクレスポ氏は、アルゼンチン代表の後輩にあたるFWマウロ・イカルディについて、自身の見解を示した。

「突風のようにゴールを決める。だけど彼が得点を決められなければチームは勝てない。インテルが勝てないと、イカルディの実力不足だと言われる。彼がいなければ、彼がいなかったからとなる。どんな結果になろうと、彼のせいになるんだ。だけど私は、彼こそチームの要だと思っているよ。彼のようなアタッカーは他にいないからね」

一方で今シーズン、ミランで急成長を遂げ、注目を浴びた20歳のFWパトリック・クトローネについても言及。「彼はファーストオプションではなかったはずだ。序列では、その上にアンドレ・シウバ、ニコラ・カリニッチがいた。だけど彼は、その場でチームが何を必要としているかを理解できることを証明したと思う」と述べ、若きFWの成功の理由を挙げた。

提供:goal.com

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