【CLプレビュー】大量アドバンテージのドイツ王者が完全アウェイの地でベスト8進出へ《ベシクタシュvsバイエルン》
2018.03.14 12:00 Wed
▽チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグ、ベシクタシュvsバイエルンが日本時間14日26:00にキックオフされる。1stレグを5-0と大勝したバイエルンがベスト8進出を確実にしている一戦だ。
▽前半16分のヴィダの退場もあって後半に大きく崩れ、ミュラーとレヴァンドフスキにそれぞれ2ゴールを許すなど大量5失点の惨敗に終わったベシクタシュ。ベスト8進出が絶望となった中、その後のリーグ戦ではフェネルバフチェ戦を含めて3連勝と、首位のガラタサライに3ポイント差とし、チーム状態は悪くない。ホームの大観衆の後押しを受けてバイエルンに一矢報いたい。
▽一方、5ゴールを奪って1stレグで勝負を決めたバイエルンは、その後のリーグ戦を2勝1分けと良好なチーム状態を維持。ブンデスリーガ6連覇も目前に迫っており、シーズン終盤に向けて順調な歩みを進めている。
▽ベシクタシュ予想スタメン
DF:ギョクハン・ギョニュル、メデル、D・トシッチ、アドリアーノ
MF:オズヤクプ、ハッチンソン
MF:クアレスマ、タリスカ、バベル
FW:ヴァグネル・ラブ
負傷者:DFペペ
出場停止者:DFヴィダ
▽1stレグで退場したヴィダが出場停止となる。また、ディフェンスラインの要であるペペが負傷により欠場見込みとなっている。
▽バイエルン予想スタメン
DF:ラフィーニャ、ジューレ、フンメルス、ベルナト
MF:ビダル、ハビ・マルティネス、チアゴ
FW:ミュラー、ワグナー、リベリ
負傷者: GKノイアー、トリッソ、FWコマン、ロッベン
出場停止者:なし
▽軽傷を抱えているロッベンと、直近の試合で負傷したトリッソがメンバー外となった。一方でハメス・ロドリゲスがメンバー入りしている。大量アドバンテージを得ていることもあり、主力を温存させる可能性がある。バックアッパーのラフィーニャ、ベルナト、ジューレ、ワグナーらをスタメン予想とした。
★注目選手
◆ベシクタシュ:FWヴァグネル・ラブ
◆バイエルン:FWトーマス・ミュラー
▽前半16分のヴィダの退場もあって後半に大きく崩れ、ミュラーとレヴァンドフスキにそれぞれ2ゴールを許すなど大量5失点の惨敗に終わったベシクタシュ。ベスト8進出が絶望となった中、その後のリーグ戦ではフェネルバフチェ戦を含めて3連勝と、首位のガラタサライに3ポイント差とし、チーム状態は悪くない。ホームの大観衆の後押しを受けてバイエルンに一矢報いたい。
▽一方、5ゴールを奪って1stレグで勝負を決めたバイエルンは、その後のリーグ戦を2勝1分けと良好なチーム状態を維持。ブンデスリーガ6連覇も目前に迫っており、シーズン終盤に向けて順調な歩みを進めている。
◆ベシクタシュ◆
【4-2-3-1】
【4-2-3-1】
▽ベシクタシュ予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:ファブリシオDF:ギョクハン・ギョニュル、メデル、D・トシッチ、アドリアーノ
MF:オズヤクプ、ハッチンソン
MF:クアレスマ、タリスカ、バベル
FW:ヴァグネル・ラブ
負傷者:DFペペ
出場停止者:DFヴィダ
▽1stレグで退場したヴィダが出場停止となる。また、ディフェンスラインの要であるペペが負傷により欠場見込みとなっている。
◆バイエルン◆
【4-3-3】
【4-3-3】
▽バイエルン予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:ウルライヒDF:ラフィーニャ、ジューレ、フンメルス、ベルナト
MF:ビダル、ハビ・マルティネス、チアゴ
FW:ミュラー、ワグナー、リベリ
負傷者: GKノイアー、トリッソ、FWコマン、ロッベン
出場停止者:なし
▽軽傷を抱えているロッベンと、直近の試合で負傷したトリッソがメンバー外となった。一方でハメス・ロドリゲスがメンバー入りしている。大量アドバンテージを得ていることもあり、主力を温存させる可能性がある。バックアッパーのラフィーニャ、ベルナト、ジューレ、ワグナーらをスタメン予想とした。
★注目選手
◆ベシクタシュ:FWヴァグネル・ラブ

Getty Images
▽とにかくゴールを奪うしかないベシクタシュとしては得点源のヴァグネル・ラブに注目したい。1stレグで先発した元ブラジル代表FWは、33歳となった今なお、高いアジリティとボールスキルを誇り、バイエルンのドイツ代表守備陣を相手に存在感を見せ付けていた。1月にベシクタシュ加入後2ゴールと結果は出ていないが、パフォーマンス自体は悪くなく、バイエルン相手に一矢報いるゴールを奪いたい。◆バイエルン:FWトーマス・ミュラー

Getty Images
▽バイエルンの注目選手にはハインケス監督就任後、完全に本来のパフォーマンスを取り戻したミュラーを挙げたい。アンチェロッティ体制ではゴールに絡むプレーが極端に減り、パフォーマンスレベルが低下していたミュラーだが、ハインケス監督が就任して以降は持ち味のゴールに絡むプレーが格段に増え、相手チームにとって怖い存在となっている。1stレグでも抜け目なくゴールを奪い、チームを大勝に導いた男は、2ndレグでも虎視眈々とゴールを狙う。バイエルンの関連記事
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