レーティング:ミラン 0-2 アーセナル《EL》
2018.03.09 05:15 Fri
▽ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16の1stレグ、ミランvsアーセナルが8日にサン・シーロで行われ、アウェイのアーセナルが2-0で先勝した。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。
▽ミラン採点
99 ドンナルンマ 5.5
2失点も責任はなし。止められる枠内シュートはきっちりセーブした
DF
2 カラブリア 4.5
1失点目に絡むなど対面のムヒタリアンに翻弄される。守備を気にして攻撃にも出られなかった
(→ボリーニ -)
19 ボヌッチ4.5
ポジショニングや判断ミスなど精彩を欠き、守備を全く統率できなかった
相手の流動的な攻撃をなかなか捕まえ切れなかった
68 R・ロドリゲス 5.0
攻守に凡庸な出来に終始。とりわけ、守備は緩かった
MF
79 ケシエ 5.5
球際で強さをみせ、守備ではまずまず奮闘。しかし、攻撃ではアイデア不足が顕著
21 ビリア 5.0
守備では後手の対応が目立ち、攻撃ではなかなかスイッチを入れられず
5 ボナヴェントゥーラ 5.0
積極的にフィニッシュに絡んだが、シュート精度など質を欠いた
FW
8 スソ 4.5
カラブリアのサポートを受けられず、完全に沈黙。イージーなミスも散見
63 クトローネ 5.0
序盤はチャンスに絡んだものの、以降は攻撃面で存在感を放てず
(→アンドレ・シウバ 5.0)
流れを変えるようなプレーは皆無
10 チャルハノール 5.0
クトローネ同様に時間の経過と共に消える場面が目立った
(→カリニッチ 5.0)
コシエルニーらの壁を最後まで打ち破れず
監督
ガットゥーゾ 5.0
7戦ぶりの失点で公式戦14試合ぶりの敗戦。就任当初に逆戻りしたような低調な出来に
▽アーセナル採点
13 オスピナ 6.0
相手のシュートミスが目立った中、果敢な飛び出しで幾つかのピンチを阻止
DF
21 チャンバース 6.5
立ち上がりこそバタついたが、その後は足が攣るまで攻守に安定したプレーを見せた
(→エルネニー -)
20 ムスタフィ 6.5
コシエルニーと共に鉄壁の守備を披露。相手ストライカーに自由を与えず
6 コシエルニー 7.0
再三の好守を連発するなど、ほぼ完璧な仕事ぶりだった
31 コラシナツ 6.0
後半序盤に負傷交代するまでスソを完璧に抑え込んだ
(→ナイルズ 6.0)
緊急出動も攻守に危なげなし
MF
11 エジル 6.5
後半はペースを落としたものの2アシストの活躍で勝利に大貢献。嫌らしいポジショニングと正確なパスで再三のチャンスを創出
(→ホールディング -)
8 ラムジー 7.0
貴重な追加点を奪取。豊富な運動量と球際で強さを見せるなど抜群の存在感
10 ウィルシャー 6.5
フィニッシュの局面で判断ミスこそあったものの、攻守に多くの仕事をこなした
29 ジャカ 6.0
味方に後押しされて攻守に上々のパフォーマンス
77 ムヒタリアン 7.0
値千金の先制点を挙げるなど、前半のパフォーマンスは圧巻の一言
FW
23 ウェルベック 6.5
ゴールこそなかったが、サイドに流れてボールを引き出すなど機動力を生かしたプレーで周囲をうまく生かした
監督
ヴェンゲル 6.5
試合最終盤のジャカの不用意なプレーに激昂するなど、ホールディングの投入を含めて勝負へのこだわりを見せた
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ムヒタリアン(アーセナル)
▽移籍後初ゴールとなる先制点にポスト直撃のシュートなど、フィニッシュの局面で精度の高いプレーを披露。とりわけ、前半は異次元のパフォーマンスだった。
ミラン 0-2 アーセナル
【アーセナル】
ムヒタリアン(前15)
ラムジー(前49)
▽ミラン採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK99 ドンナルンマ 5.5
2失点も責任はなし。止められる枠内シュートはきっちりセーブした
DF
2 カラブリア 4.5
1失点目に絡むなど対面のムヒタリアンに翻弄される。守備を気にして攻撃にも出られなかった
19 ボヌッチ4.5
ポジショニングや判断ミスなど精彩を欠き、守備を全く統率できなかった
13 ロマニョーリ 5.0
相手の流動的な攻撃をなかなか捕まえ切れなかった
68 R・ロドリゲス 5.0
攻守に凡庸な出来に終始。とりわけ、守備は緩かった
MF
79 ケシエ 5.5
球際で強さをみせ、守備ではまずまず奮闘。しかし、攻撃ではアイデア不足が顕著
21 ビリア 5.0
守備では後手の対応が目立ち、攻撃ではなかなかスイッチを入れられず
5 ボナヴェントゥーラ 5.0
積極的にフィニッシュに絡んだが、シュート精度など質を欠いた
FW
8 スソ 4.5
カラブリアのサポートを受けられず、完全に沈黙。イージーなミスも散見
63 クトローネ 5.0
序盤はチャンスに絡んだものの、以降は攻撃面で存在感を放てず
(→アンドレ・シウバ 5.0)
流れを変えるようなプレーは皆無
10 チャルハノール 5.0
クトローネ同様に時間の経過と共に消える場面が目立った
(→カリニッチ 5.0)
コシエルニーらの壁を最後まで打ち破れず
監督
ガットゥーゾ 5.0
7戦ぶりの失点で公式戦14試合ぶりの敗戦。就任当初に逆戻りしたような低調な出来に
▽アーセナル採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK13 オスピナ 6.0
相手のシュートミスが目立った中、果敢な飛び出しで幾つかのピンチを阻止
DF
21 チャンバース 6.5
立ち上がりこそバタついたが、その後は足が攣るまで攻守に安定したプレーを見せた
(→エルネニー -)
20 ムスタフィ 6.5
コシエルニーと共に鉄壁の守備を披露。相手ストライカーに自由を与えず
6 コシエルニー 7.0
再三の好守を連発するなど、ほぼ完璧な仕事ぶりだった
31 コラシナツ 6.0
後半序盤に負傷交代するまでスソを完璧に抑え込んだ
(→ナイルズ 6.0)
緊急出動も攻守に危なげなし
MF
11 エジル 6.5
後半はペースを落としたものの2アシストの活躍で勝利に大貢献。嫌らしいポジショニングと正確なパスで再三のチャンスを創出
(→ホールディング -)
8 ラムジー 7.0
貴重な追加点を奪取。豊富な運動量と球際で強さを見せるなど抜群の存在感
10 ウィルシャー 6.5
フィニッシュの局面で判断ミスこそあったものの、攻守に多くの仕事をこなした
29 ジャカ 6.0
味方に後押しされて攻守に上々のパフォーマンス
77 ムヒタリアン 7.0
値千金の先制点を挙げるなど、前半のパフォーマンスは圧巻の一言
FW
23 ウェルベック 6.5
ゴールこそなかったが、サイドに流れてボールを引き出すなど機動力を生かしたプレーで周囲をうまく生かした
監督
ヴェンゲル 6.5
試合最終盤のジャカの不用意なプレーに激昂するなど、ホールディングの投入を含めて勝負へのこだわりを見せた
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ムヒタリアン(アーセナル)
▽移籍後初ゴールとなる先制点にポスト直撃のシュートなど、フィニッシュの局面で精度の高いプレーを披露。とりわけ、前半は異次元のパフォーマンスだった。
ミラン 0-2 アーセナル
【アーセナル】
ムヒタリアン(前15)
ラムジー(前49)
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