ミュラー躍動のバイエルンが10人のベシクタシュに5発完勝! ベスト8進出をほぼ手中に《CL》
2018.02.21 06:40 Wed
▽チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1stレグ、バイエルンvsベシクタシュが20日に行われ、5-0でバイエルンが完勝した。
▽パリ・サンジェルマンとの一騎打ちとなったグループBを2位で通過したバイエルンはブンデスリーガで首位を独走中。名伯楽ハインケス監督就任でチーム状態がV字回復したチームは2位ドルトムントに19ポイント差を付け、3月中の優勝が確実な情勢となっている。守護神ノイアー以外にケガ人がいない磐石のチームは、ロッベンとリベリをベンチスタートとし、ミュラーとコマンをウイングに起用した。
▽一方、ポルトやライプツィヒ、モナコといった実力伯仲のグループGを4勝2分けの無敗で首位通過し、クラブ史上初の決勝トーナメント進出を果たしたベシクタシュは、トルコリーグで首位のイスタンブール・バシャクシェヒルと5ポイント差の4位と、まずまずのチーム状態を維持。グループステージで4ゴールを挙げたエースFWのトスンがエバートンに引き抜かれた中、新戦力のヴァグネル・ラブがスタメンとなった。
▽ベシクタシュが自陣に引くことなく勇敢な戦いを選択したため、一進一退の攻防で試合は立ち上がっていく。最前線のヴァグネル・ラブとトップ下のタリスカのキープ力を生かしてベシクタシュは攻撃に繋げていった。
▽一方、前に出てくるベシクタシュを相手にバイエルンはミュラーのヘディングシュートやコマンのカットインシュートなどでゴールに迫ると、16分に数的優位となった。レヴァンドフスキがハッチンソンのパスミスを拾って突進。するとヴィダにボックス際で後方から倒され、ヴィダには一発レッドカードが提示された。
▽ひやりとしたバイエルンが数的優位を生かしてハーフコートゲームを展開すると、30分にビッグチャンス。CKの流れから左サイドのハメス・ロドリゲスのアーリークロスをフンメルスがドンピシャのヘディングシュート。しかし、GKファブリシオのビッグセーブに阻まれた。
▽すると39分、ベシクタシュにもチャンス。ロングカウンターからクアレスマが個人技でフンメルスを突破してボックス右へ侵入。角度の厳しい位置からシュートを放ってGKウルライヒを強襲した。
▽しかし43分、バイエルンが順当に先制する。左サイドをコマンが突破してマイナスのクロスをゴールライン際から上げると、アラバに当たってゴールエリア左にいたミュラーのもとへ。ミュラーはすかさず反転シュートをゴールに流し込んだ。先制後、ハメス・ロドリゲスが負傷したのかロッベンとの交代となったバイエルンが1点をリードして前半を終えた。
▽迎えた後半開始5分、レヴァンドフスキの直接FKが右ポストを直撃したバイエルンはその2分後に追加点を奪いきる。ミュラーのスルーパスでボックス右のスペースを突いたレヴァンドフスキがマイナスに折り返し、最後はコマンが難なく蹴り込んだ。
▽その後もロッベンの右サイドを起点に攻勢を続けると66分、キミッヒの右サイドからのクロスをニアのミュラーがボレーで蹴り込んで3-0とした。さらに79分、フンメルスのミドルシュートのルーズボールをレヴァンドフスキが詰めて4-0としたバイエルンは、88分にミュラーのアシストからレヴァンドフスキが決めて5発圧勝。
▽ベシクタシュのホームで行われる2ndレグを前にバイエルンがベスト8進出を決定付けている。
▽パリ・サンジェルマンとの一騎打ちとなったグループBを2位で通過したバイエルンはブンデスリーガで首位を独走中。名伯楽ハインケス監督就任でチーム状態がV字回復したチームは2位ドルトムントに19ポイント差を付け、3月中の優勝が確実な情勢となっている。守護神ノイアー以外にケガ人がいない磐石のチームは、ロッベンとリベリをベンチスタートとし、ミュラーとコマンをウイングに起用した。
▽一方、ポルトやライプツィヒ、モナコといった実力伯仲のグループGを4勝2分けの無敗で首位通過し、クラブ史上初の決勝トーナメント進出を果たしたベシクタシュは、トルコリーグで首位のイスタンブール・バシャクシェヒルと5ポイント差の4位と、まずまずのチーム状態を維持。グループステージで4ゴールを挙げたエースFWのトスンがエバートンに引き抜かれた中、新戦力のヴァグネル・ラブがスタメンとなった。
▽一方、前に出てくるベシクタシュを相手にバイエルンはミュラーのヘディングシュートやコマンのカットインシュートなどでゴールに迫ると、16分に数的優位となった。レヴァンドフスキがハッチンソンのパスミスを拾って突進。するとヴィダにボックス際で後方から倒され、ヴィダには一発レッドカードが提示された。
▽10人となったベシクタシュは選手交代をせずにボランチのメデルをセンターバックに下げて対応。そんな中、19分に決定機。ヴァグネル・ラブがフンメルスを突破してボックス内へ。シュートに持ち込んだが、枠の上に外してしまった。
▽ひやりとしたバイエルンが数的優位を生かしてハーフコートゲームを展開すると、30分にビッグチャンス。CKの流れから左サイドのハメス・ロドリゲスのアーリークロスをフンメルスがドンピシャのヘディングシュート。しかし、GKファブリシオのビッグセーブに阻まれた。
▽すると39分、ベシクタシュにもチャンス。ロングカウンターからクアレスマが個人技でフンメルスを突破してボックス右へ侵入。角度の厳しい位置からシュートを放ってGKウルライヒを強襲した。
▽しかし43分、バイエルンが順当に先制する。左サイドをコマンが突破してマイナスのクロスをゴールライン際から上げると、アラバに当たってゴールエリア左にいたミュラーのもとへ。ミュラーはすかさず反転シュートをゴールに流し込んだ。先制後、ハメス・ロドリゲスが負傷したのかロッベンとの交代となったバイエルンが1点をリードして前半を終えた。
▽迎えた後半開始5分、レヴァンドフスキの直接FKが右ポストを直撃したバイエルンはその2分後に追加点を奪いきる。ミュラーのスルーパスでボックス右のスペースを突いたレヴァンドフスキがマイナスに折り返し、最後はコマンが難なく蹴り込んだ。
▽その後もロッベンの右サイドを起点に攻勢を続けると66分、キミッヒの右サイドからのクロスをニアのミュラーがボレーで蹴り込んで3-0とした。さらに79分、フンメルスのミドルシュートのルーズボールをレヴァンドフスキが詰めて4-0としたバイエルンは、88分にミュラーのアシストからレヴァンドフスキが決めて5発圧勝。
▽ベシクタシュのホームで行われる2ndレグを前にバイエルンがベスト8進出を決定付けている。
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