【ELプレビュー】ラウンド32初戦! イタリアvsドイツの2つの好カード開催!

2018.02.15 12:00 Thu
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▽ヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド32の1stレグが15日に開催される。グループステージを勝ち抜いた24チームと、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ3位敗退となった8チームを合わせた計32チームで争われる今回のラウンド32。ドルトムントやアーセナル、アトレティコ・マドリー、ナポリ、ミランといった優勝候補、日本人選手所属クラブを中心にラウンド32初戦の見どころを紹介していく。

◆ラウンド32・1stレグ◆
▽2/13(火)
レッドスター 0-0 CSKAモスクワ

▽2/15(木)
《25:00》
アスタナ vs スポルティング・リスボン
《27:00》
ドルトムント vs アタランタ
ルドゴレツ vs ミラン
マルセイユ vs ブラガ
ニース vs ロコモティフ・モスクワ
エステルスンド vs アーセナル
レアル・ソシエダ vs ザルツブルク
スパルタク・モスクワ vs ビルバオ
《29:05》
AEKアテネ vs ディナモ・キエフ
セルティック vs ゼニト
ステアウア・ブカレスト vs ラツィオ
コペンハーゲン vs アトレティコ・マドリー
リヨン vs ビジャレアル
パルチザン vs ビクトリア・プルゼニ
ナポリ vs RBライプツィヒ
★イタリアとドイツの強豪クラブによる2つのビッグマッチ!
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▽今回のラウンド32の最注目カードは、ドルトムントvsアタランタ、ナポリvsRBライプツィヒという、イタリアとドイツの強豪クラブ同士の2つのカードだ。

▽トッテナムとレアル・マドリーと同居した“死のグループ”でCL3位敗退を強いられたドルトムントは、久々のEL参戦ながらリヨン、エバートンと同居した“死のグループ”を首位通過したアタランタと今季のEL初戦で激突する。直近のリーグ戦で2連勝を飾るなど、シュテーガー新監督の下で復調を見せるドルトムントは新加入のFWバチュアイの早期フィット、MFロイスの復帰と追い風が吹いており、下馬評は高い。
▽一方、国外や日本での認知度はいまひとつもイタリア国内、セリエAファンを中心に昨季から注目を集めるアタランタは、今大会屈指のダークホースだ。智将ガスペリーニ監督の下、DFカルダーラやMFスピナツォーラ、MFクリスタンテといった国産の若手有望株に加え、MFイリチッチやエースMFアレハンドロ・ゴメスといった実力者が揃う。[3-4-3]や[3-5-2]の布陣を採用し、前からハメていくアグレッシブなマンツーマンスタイルの守備と素早い切り替えからのカウンターはドルトムントを苦しめるはずだ。

▽また、ドルトムントと同様にCLグループステージでマンチェスター・シティ、シャフタールに屈したナポリは、同じくCL敗退組のライプツィヒと激突する。ただ、セリエAで絶対王者ユベントスと熾烈なスクデット争いを繰り広げているナポリは来季のCL出場権獲得が決定的な情勢となっており、プライオリティーの低い今大会で主力を温存する可能性が高い。メンバー固定傾向の強いサッリ監督といえども、MFウナスや今冬加入のMFマシャクらにチャンスを与えることも考えられるだけに、今後のセリエAの戦いに繋がる一戦になるかもしれない。

▽対してベシクタシュ、ポルトに屈してクラブ史上初のCLを不完全燃焼で終えたライプツィヒは、同じく初の参戦となるELの舞台でタイトル獲得を目指す。首位バイエルンの独走となっているブンデスリーガにおいて、2位に位置するライプツィヒだが、CL圏外の5位レバークーゼンとの勝ち点差はわずかに3ポイントと、こちらも国内リーグを軽視できない状況だ。それでも、ヨーロッパの舞台で力を証明したい野心溢れるクラブは、今大会屈指の強豪撃破に向けてエースFWヴェルナーやMFナビ・ケイタなど主力を送り出してくるはずだ。

★崖っぷちのアーセナル&ミランはアウトサイダーと激突!
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▽前述の2チームと共に優勝候補に挙がるのはアーセナル、ミラン、アトレティコ・マドリー、ラツィオの3チームだ。とりわけ、来シーズンのCL出場権獲得に向けて国内リーグで厳しい戦いが続くアーセナルとミランは、ここからのELの戦いに全力を注ぐ構えだ。

▽前節、ラストチャンスと目されたトッテナムとのノースロンドン・ダービーを落としたアーセナルは国内リーグでのトップ4フィニッシュが絶望的となった。これを受けて、ここまではプライオリティーが低かったEL優勝でのCL出場権獲得に照準を切り替えてきた。その重要な初戦となるラウンド32ではアスレティック・ビルバオやヘルタ・ベルリンと同居したグループJを首位通過したスウェーデンの伏兵エステルスンドと対戦する。地力の差を考えれば、アーセナルの優位は揺るがないが、極寒のスウェーデンという苦手アウェイの環境に苦しめば、思わぬ形でホームでの2ndレグを迎える可能性もある。また、FWラカゼットの長期離脱にFWオーバメヤンの登録不可のセンターフォワードの陣容に不安を残す。

▽一方、健全経営のアーセナルとは異なり、危ない橋を渡って昨夏の大型補強に踏み切ったミランは、来季のCL出場権を逃した場合、FFP違反の問題や主力大量売却の可能性も報じられており、EL優勝は至上命題ともいえる。ただ、ガットゥーゾ暫定政権で復調を見せているものの、EL制覇は非常に困難なタスクだ。幸い、今回の対戦相手はグループCをブラガに次ぐ2位通過したルドゴレツ(ルーマニア)という比較的恵まれた相手だけに、きっちり勝ち切りたい。ただ、ホームでの2ndレグ直後にはセリエAでローマ、コッパ・イタリアでラツィオとの強豪2連戦を控えており、今回の初戦でアドバンテージを手にしたい。

▽今大会出場チームで最多2度の優勝を誇るアトレティコは、デンマーク王者コペンハーゲンと対戦。実力差を考えれば、アトレティコの勝ち抜けは堅いもののCLグループステージ敗退後にキャプテンのMFガビが「くそな大会」と暴言を吐くなど、今大会に向けてのモチベーションは高くない。加えて、バルセロナ独走気配の漂っていたリーガエスパニョーラでは勝ち点差が7ポイントに縮まっており、逆転優勝の可能性も出てきた。それだけに、指揮官シメオネのメンバー選考にも注目が集まる。

▽その他の強豪チームではセリエA上位に付け、グループKを首位通過したラツィオがルーマニア王者のステアウア・ブカレスト、昨季セミファイナリストのリヨンがビジャレアルとの実力者対決に臨む。また、好調ロシア勢では元マンチェスター・シティ指揮官マンチーニ監督率いるゼニトが、元リバプール指揮官ロジャーズ監督率いるセルティックと対戦する。

★香川と酒井宏、南野の3選手が参戦!
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▽今シーズンのグループステージでは4人の日本人選手所属クラブが参戦していたものの、FW大迫勇也を擁するケルン、MF原口元気(現デュッセルドルフ)のヘルタ・ベルリンのドイツ勢が揃って敗退。その一方で、グループIで同居したMF南野拓実のザルツブルクとDF酒井宏樹のマルセイユは仲良くラウンド32進出を果たした。ここに前述したCL敗退組のドルトムントからMF香川真司が新たに参戦する。

▽シュテーガー監督の下でレギュラーポジションを完全に掴んでいた香川だが、直近のハンブルガーSV戦で左足首を負傷しており、アタランタとの初戦は欠場が濃厚となっている。

▽グループIを首位通過したザルツブルクはラウンド32でELと好愛称のスペイン勢、レアル・ソシエダと対戦する。南野はケガの影響でELグループステージは先発出場1試合にとどまったものの、直近のリーグ戦のアルタッハ戦で先発出場するなど、この初戦での出場が濃厚だ。なお、セレッソ大阪と日本代表の先輩であるMF乾貴士はソシエダと同じバスク地方のエイバルに在籍しており、ソシエダ対策と共にスタンドからの応援が期待できるかもしれない。

▽ザルツブルクに次ぐ2位通過を果たしたマルセイユは、グループステージで対戦したヴィトーリア・ギマランエスと同じポルトガル勢のブラガと対戦する。国内リーグで2位に位置するマルセイユはモナコ、リヨンと熾烈なCL出場権争いの真っただ中にいるが、サイドバックの選手層に不安があるチーム事情もあり、左右のサイドバックで主力を担う酒井が初戦で起用される可能性は高い。

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src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 若き主将が新生ガナーズを牽引。加入3年目で名門の新キャプテンに指名された24歳MFは、経験豊富なジャカやシティから新加入のジンチェンコ、ガブリエウ・ジェズスらのサポートを受けながら若手の多いチームをリーダーとして引っ張った。キャリアハイを大きく更新する15ゴールに加え、7アシストとアタッキングサードで違いを生み、スマート且つ泥臭い守備で攻守一体型のアルテタのスタイルをピッチ上で見事に体現。サカやマルティネッリの両翼、守護神ラムズデールの活躍も光ったが、今季のアーセナルの躍進に最も貢献した選手だった。 MF カゼミロ(31歳/マンチェスター・ユナイテッド) 出場試合数:28(先発:24)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 百戦錬磨のMFが赤い悪魔の新たな象徴の一人に。獲得可能なすべてのタイトルを獲得したレアル・マドリーでの挑戦を終え、復権目指す新生ユナイテッドに加入したブラジル代表MF。加入当初は30歳を超えた年齢もあり、消耗激しいプレミアリーグへの適応に対して懸念の声も挙がっていたが、世界屈指のセントラルMFは苦もなく適応。ダブルスタンダードと批判の声も挙がったレフェリングによって2度の一発退場という不運こそあったが、出場試合では攻守両面で圧倒的なクオリティを発揮。前半戦ではフィルター役、繋ぎ役としての貢献がメインだったが、チーム全体の機能性が増した後半戦では4ゴールを挙げるなど攻撃面での活躍も印象的だった。 MF ロドリ(26歳/マンチェスター・シティ) 出場試合数:36(先発:34)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 影のMVP。今シーズンの優勝チームで最も多くのプレータイムを得たスペイン代表MFは、攻守両面で卓越した戦術眼とポジショニングセンス、フィジカルの強さを発揮。稀代の戦術家の下で進化系偽SBや偽CBと新たなスタイルに着手した中、優れたバランス感覚で全体の歪みを巧みに修正しながら常に的確なプレー選択でゲームをオーガナイズし続けた。また、重心は後ろに置きながらも2ゴール6アシストと数字面での貢献も見事だった。 MF ケビン・デ・ブライネ(31歳/マンチェスター・シティ) 出場試合数:32(先発:28)/得点数:7 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新たな相棒との連携構築で最多16アシストを記録。CL決勝終了後に終盤戦を通じてハムストリングの問題を抱えていたことを明かすなど、シーズンを通して万全のコンディションではなかったが、卓越した戦術眼とテクニックを武器にチームの攻撃を牽引。例年に比べてプレス強度や個での打開はやや劣ったが、それを補って余りある高精度のクロスやラストパスでハーランドらに多くの決定機を演出した。また、ビッグマッチを中心に勝負所での決定的な仕事も光った。 FW ハリー・ケイン(29歳/トッテナム) 出場試合数:38(先発:38)/得点数:30 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 苦境のチームにおいて孤軍奮闘。昨シーズンは得点王を獲得した相棒ソン・フンミンに加え、クルゼフスキの活躍でフィニッシャー、チャンスメーカーとしてバランスの良い活躍を見せたが、今シーズンはその相棒たちの不振に加え、ディフェンスラインから中盤の繋ぎの質の低下によって自身に対する依存傾向が顕著に。そういった中、1シーズンでのプレミアリーグ新記録となる26試合ゴールに、ヘディングでの最多ゴール記録を樹立し、2017-18シーズン以来の30ゴールの大台に到達。アシスト数は「3」にとどまったが、味方が決定機を決めていれば二桁アシストの可能性も十分にあった。 FW アーリング・ハーランド(22歳/マンチェスター・シティ) 出場試合数:35(先発:33)/得点数:36 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季のMVP。ドルトムントでの実績、多くの優れたチャンスメーカーの存在によってある程度の成功は約束されていたが、当初の予想を軽く上回る圧巻のペースでゴールを量産。加入1年目にしてプレミアリーグ新記録の1シーズン36ゴールを記録。また、一時はプレー関与数や得点以外の貢献度の低さを指摘する声も挙がったが、最終的に8アシストを挙げるなどチャンスメーク、ポストワークの部分でも著しい成長を示した。 2023.06.12 18:01 Mon

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